プレスリリース

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2007年11月20日
気になる法則!!『2年目と8年目がキャリアの分岐点~女性がMBA/大学院留学を選ぶ時~』

株式会社アゴス・ジャパン(東京都渋谷区 代表取締役会長:横山 匡)は、10月に女性限定セミナー「女性の大学院・MBA留学の価値と意義を考える」を開催した。これは海外の大学や大学院、ビジネススクールの留学指導・留学試験対策予備校を運営するアゴス・ジャパンが、海外の大学院やMBA留学を考えている女性へ向けて行ったイベント。当日は台風最接近という悪天候の中ではあったものの、アゴス・ジャパン受講者以外にも、現在海外留学を考える女性が多く参加し、熱心に耳を傾けていた。


■結婚・出産・仕事と、しっかり向き合ったキャリアデザインが必要

このセミナーは、MBA留学経験者であり、現在は日産自動車で執行役員市場情報室室長を務める星野朝子さんが基調講演を行ったもの。彼女がMBA留学を選んだ経緯や、帰国後のキャリア形成についての経験が語られた。今なぜ女性がMBAや大学院留学を選ぶのか。そして進んだ先には何が必要なのか。

【1】 Do Your Job …今与えられている仕事をしっかりとすること。今の領域で一番になる
【2】 Market Yourself …少なくとも自分の時間の5%は自分のPR活動する時間に使うこと
【3】 国際的な経験をもつ …キャリアの候補として大企業で働くことがあるなら、これからは必須
【4】 優先順位づけを明確にする …結婚、仕事を含む、すべてのことに関して優先順位を付け、それに従う

この4点は、星野さんから受講者へ送られた『女性がキャリアについて考えるとき』に必要な4つのメッセージ。特に女性が意識すべきは、自分のおかれている状況によってその都度、目標が変わってしまうということ。またそれはキャリアデザインの上でも注意すべきだと言う。女性は結婚・出産・育児など、“仕事を離れなくてはならない時期”に直面し得るので、国際的な経験を積むのであれば男性よりも早い時期に行った方が良いなど、キャリアを築いた先輩女性としてのアドバイスがあり、心に響く講義となった。アゴス・ジャパンはこの様なセミナーも定期的に行っている。

■女性の感性や視点は海外経験によってさらに飛躍できる

消費動向という点から見ても、女性の視点や観点が重要視されるようになり、女性のマンパワーが企業でも必要とされる時代になった。今後、さらに希少価値のある存在となるために、海外経験を積むという女性はますます増えることが予想される。それを自覚する女性たちも多くなってきている。

今回のセミナーに参加した人の職歴年数は2~3年が最も多く、次に8年という回答であった。キャリアを改めて見つめ直すタイミングと傾向が、ここにうかがえた。また、セミナー後に集計した参加者へのアンケートには、「具体的な話を聞くことができて、留学後のキャリアについてイメージすることができた」という声が多く、女性がキャリアについて真剣に、そして広い視野で考える姿が、今を象徴するようでもあった。

※ 女性のMBA・大学院留学経験者への取材も受け付けています! 
この度行ったセミナーでは、受講生の、特に女性からの率直な意見を伺うことが出来ました。 その内容や、星野さんの講演内容についてなど、取材時にお伝えする事も可能です。 また、以下のURLから当日の模様が一部ご確認いただけます。

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