この3点を判断するのに大きな役割を果たすのが下記となります。
出願者に対して合格率が1/5とも1/10ともなるトップ大学院プログラムの入学審査の考え方は、どれだけ自分の魅力を積み上げられるかという加点法です。これは、決して「何に対して○%」という基準はありません。すべての出願者に、様々な項目でプラスの評価となる面が積み上げられて行き、最終的には総合的な評価で「合格させたい」と思わせる水準に達するか、または達しないかという判断になります。入学審査官に聞くと、出願者の半分程度は「合格させてもよい人」だそうです。しかし、その中で合格するのは、「合格させてもよい人」ではなく「合格させたい人」なのです。
よく、「○○をしたら/しなければ不利になりますか?」という質問を受けます。これは、入学審査を積み上げ式ではなく、減点法で考えているからです。出願時の基本は「指示されていることはすべてする」そして「学校から『○○するな』と指示されていること以外で自分に有利なことはすべてする」となります。
大切なのは、自分にとって何が有利になることかをよく考えて把握することです。
当校のスタッフが、国際会議などに参加した入学審査官から直接収集した情報をグラフ化してみました。これは、よりプロフェッショナルな専攻でGREが要求される場合の目安ですが、学校のプログラムの目的や、出願者の職歴の長さなどによってもその比重は変わってきますので、あくまでも参考としてください。
TOEFLスコアは、出願者の英語力を示す重要な数字です。総合スコアだけでなく、各セクションのスコア、特にリスニングやライティングのスコアが極端に悪いと英語力の懸念材料となります。基本的には、学校側から指示されている最低スコアに達すればよいのですが、最近、最低スコアを明確にしていない学校や、TOEFLを必須としていない学校もあり、TOEFLの他にも様々な方法で英語力を審査するプログラムが増えています。トップスクールにその傾向が強く、TOEFLのスコアでは、総合iBT100(Paper Basedでは620)以上、リスニングセクションのスコアは25(Paper Basedでは60)以上、ライティングでは25(Paper Basedでは5.0)以上が一応の目安といえます。
GREはGRE General TestとGRE Subject testから成り立ちます。GRE General Testは必須で、Verbal・Math(Quantitative)・Analytical Writingの3つのセクションに分かれています。GRE Subject Testは、学校から指定された科目の試験になります。ここでは、GRE General Testを中心にご説明します。
GREは、大学院の授業における成功を示唆するものですので、アカデミックな面におけるもうひとつの審査対象である成績(GPA)とのバランスによって求められるGREスコアや、そのプログラムで多用するスキルによっても求められる要素が異なってきます(ジャーナリズムでは高いVerbalスコアが求められるのに対し、コンピュータサイエンスでは、高いMathスコアが求められるなど)。
GPAとGRE、両方高いに越したことはありませんが、GPAが低い場合には、GREで高いスコアを出せば、ある程度はアカデミックにおける懸念を補うことができます。また、求められるGREスコアは、目指すプログラムのレベルによっても違います。なお、GREスコアのみで合格、不合格が決定されるわけではありませんのであくまで目安として参考にしてください。
意外とおろそかにしてしまうのが、この出願書類を作成する前の下準備です。下準備とは、プログラムに関する情報収集と自分のプロフィール作成です。
プログラムに関する情報収集では、書籍やインターネット、在校生、卒業生、知人などのネットワークといったあらゆるリソースを利用してプログラムに関する情報を集めます。各プログラムのカリキュラムを比較したり、キャンパス訪問などをして実際にクラスを見学したり、在校生の話を聞いたりといったことも貴重な情報となります。なるべく多くの情報を収集することによって、よりパーソナルな出願書類を作成できるネタが増える(=他人と差がつく)という意味から必要不可欠なプロセスです。
自分のプロフィールとは、現在までの実績や大学院留学の目的、将来のキャリアビジョンといったもの、大きくわけると以下の4つの「WHY」をまず書き出しておくことです。こういった自己分析を行うことで、自分の強み、習得したい部分などが整理されて、出願書類を作成する際に役立ちます。

なぜあなたが合格すべきなのかを整理しておくことが下準備では大切になります。アゴス・ジャパンでは、出願前の下準備に関する情報を含むセミナーを随時開催しております。
入学審査官が審査するもの、それは提出する出願書類のすべてです。学校側から指定されている提出物、およびインタビューの機会を使って自分がプログラムに貢献できる、プログラムが求めている人物である、と証明します。つまり出願パッケージ全体で「自分」というひとりの人物像を描き出すわけです。では、その各項目の役割を簡単に説明します。
| 成績証明書 | アカデミック分野における過去の実績 | ||
|---|---|---|---|
| TOEFL | 大学院の授業に対応できる英語力の証明 | ||
| GRE (General Test) |
数学、英語、分析能力、 ライティングスキル |
= | 学問に対応できる アカデミックスキルの証明 |
| 与えられた共通課題に対して どう取り組みどういう結果を出したか |
= | 大学院プログラムに対する コミットメントや計画性の表れ |
|
| レジュメ | 過去の実績 (achievement/accomplishment)のハイライト | ||
| エッセイ | 長所・資質・経験やビジョンなどを具体例をあげながら示す | ||
| 推薦状 | 第三者から見た自分に対するコメント。自分自身が他の書類で訴えてきたことを証明する役割もある | ||
トップスクールの合格に不可欠な2つの柱「テスト対策」と「出願対策」をトータルにサポートします。テスト対策プログラムでは、独自の攻略法「Strategy」が短期間でのスコアアップを可能にし、出願対策プログラムでは、長年に渡る指導経験や、海外教育機関とのネットワークなど最新の情報を基に受講生の力を最大限に引き出す指導で、志望校合格をサポートします。