LLM留学の入学審査

LLMプログラム 4つの入学審査基準

  1. 法学士(2010年以前の取得者)法科大学院卒業および司法研修所卒業資格を取得していること
  2. TOEFL(R)TESTで出願校の規定点以上のスコアがあること
  3. GPA(卒業大学の成績)
  4. 出願書類(レジュメ、エッセイなど)

入学審査は加点法

世界中から優秀な出願者の集まり、合格率が1/5とも1/10ともなるトップLLMの入学審査の考え方は、どれだけ自分の魅力を積み上げられるかという加点法です。ただし、これは、決してそれぞれの項目に対しての審査比重が決まっている(何に対して○%というような)訳ではありません。各出願者の状況に合わせて、様々な審査項目でプラスの評価となる面が積み上げられていき、最終的には総合的な評価で「合格させたい」と思わせる水準に達するか/達しないかという判断になります。入学審査官に聞くと、出願者の半分程度は「合格させてもよい人」だそうです。しかし、その中で合格するのは、「合格させてもよい人」ではなく「合格させたい人」なのです。

よく、「○○をしたら/しなければ不利になりますか?」という質問を受けます。これは、入学審査を積み上げ式ではなく、減点法で考えているからです。出願時の基本は「指示されていることはすべてする」そして「学校から『○○するな』と指示されていること以外で自分に有利なことはすべてする」となります。

大切なのは、自分にとって何が有利になることかをよく把握することです。

入学審査比重

当校のスタッフが、国際会議などに参加した入学審査官から直接収集した情報をグラフ化してみました。職歴の長さなどによってもその比重は変わってきますので、あくまでも参考としてください。

LLM入学審査の特徴

ただし、上記審査項目の比重は個々のバックグランドによって異なります。

テストの役割

TOEFL(R)TEST

TOEFL(R)TESTスコアは、出願者の英語力を示す重要な数字です。総合スコアだけでなく、Reading/Listening/Speaking/Writingのサブスコアのバランスが大切であり、同じiBT100点でもバランスの取れたスコアの提出が目標です。学校の要求する最低スコア取得がまず必要ですが、プログラムによっては、特定のサブスコアの最低スコアを設定している場合もあります。トップスクールにその傾向が強く、TOEFL(R)TESTのスコアでは、総合105以上、リスニングセクションのスコアは25以上、ライティングでは25以上が一応の目安といえます。

成功するTOEFL(R)TEST学習プラン~早期開始の重要性~https://www.agos.co.jp/test/toefl_test/toefl_ibt_taisaku.html

出願書類作成前の下準備

意外とおろそかにしてしまうのが、この出願書類を作成する前の下準備です。下準備とは、プログラムに関する情報収集とパーソナルブランディングです。

プログラムに関する情報収集では、書籍やインターネット、入学審査官、在校生、卒業生、知人などのネットワークといったあらゆるリソースを利用してプログラムに関する情報を集めます。WEB上での情報から各プログラムのカリキュラムの調査、キャンパス訪問などをして実際にクラスを見学したり、在校生の話を聞いたりと、様々な方法をとることができます。多くの情報を収集し、各自がLLMで得たいものを整理することによって、より質の高い出願書類を作成できるネタが増える(=他人と差がつく)という意味から必要不可欠なプロセスです。

パーソナルブランディングとは、現在までの実績やLLM留学の目的、将来のキャリアビジョンといった、以下の4つの"WHY"をまず書き出すことから始まります。こういった自己分析を継続して実施することで、自分の強み/弱みが整理されて、出願書類を作成する際に役立ちます。

自分のプロフィール

アゴス・ジャパンでは、出願前の下準備に関する情報を含むセミナーを随時開催しております。

出願パッケージの理解

入学審査官は、学校側から指定されている提出書類、およびインタビューの機会を使って、出願者がプログラムに貢献でき、プログラムが求めている人物であるかどうかを審査します。つまり出願項目全体をパッケージとして「自分」というひとりの人物像を描き出すわけです。よって、出願パッケージ作成にあたっては、各項目の役割を理解し、それぞれの項目でアピールすることを整理してから、作成を開始することが重要です。

成績証明書 アカデミック分野における過去の実績
TOEFL(R)TEST LLMの授業に対応できる英語力の証明
レジュメ 過去の実績(achievement/accomplishment)のハイライト
エッセイ 長所・資質・経験やビジョンなど具体例をあげながら示す、将来の第一線の専門家/研究者として成功するかどうかを測る材料
推薦状 入学審査官に出願者の魅力を「信憑性」高く伝える役割。出願書類で語っている出願者の強みを実証し、出願者の人望が高いかどうか証明する材料

アゴス・ジャパンのLLM対策

トップスクールの合格に不可欠な2つの柱「テスト対策」「出願対策」をトータルにサポートします。テスト対策プログラムでは、独自の攻略法「Strategy」が短期間でのスコアアップを可能にし、出願対策プログラムでは、長年に渡る指導経験や、海外教育機関とのネットワークなど最新の情報を基に受講生の力を最大限に引き出す指導で、志望校合格をサポートします。

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