合格者の方の出発前準備について

進学先を決められた皆様、合格おめでとうございます。ほっとしたのも束の間、今までの出願準備とは違う、出発前準備が必要になります。海外に出張、旅行で頻繁に行かれている方であっても、学生として海外で学ぶためには、ビザ、学校の要求する項目に対して適切な準備、日本での諸手続き変更が必要になります。十分に余裕を持って準備を開始してください。


 ビザ申請について

学生として、留学先に一定期間在住するためには、「学生ビザ」取得が必要になります。留学先の国によって、ビザの種類、取得方法、取得までにかかる期間は大きく異なります。また、家族を同行で留学される方は、同行家族についてもビザ申請が必要になります。下記を参考の上、早めに準備を開始されることをお勧めします。

■アメリカ留学の方
多くの方は学生ビザ(F-1)申請となります。また、特定の財団の援助、アメリカ教育機関で客員研究員として留学する場合には交流訪問ビザ(J-1)が必要となります。ご自身の必要なビザを申請してください。

ビザ申請情報 (日米教育委員会)
ビザに関するよくある質問 (アメリカ大使館)
■イギリス留学の方   ビザ申請情報
■カナダ留学の方 <カナダ大使館>   ビザ申請情報   ビザに関するよくある質問
【その他の国のビザ情報】   フランス政府留学局    オーストラリア大使館

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 入学前英語研修について

■ELS Language Centers (http://www.els.edu)
全米に53ヶ所、カリフォルニア州だけで10ヶ所のセンターを持つアメリカ最大手 語学教育機関。上海・マレーシア・韓国など、アジア中東からの留学生増加に対 応し、それぞれの国にオフィスを設置しています。センターの多くは大学キャン パス内にあり、図書館などキャンパス施設も利用できるためキャンパスライフに 慣れることができるのもメリットです。英語コースは初級から上級まで12レベル に細かく分かれています。レベル12修了を入学条件と同等と認められ、 TOEFL(R)TEST免 除の大学・カレッジ数も600に及ぶことからクオリティーの高さがうかがえま す。またビジネスパーソンを対象としたBusiness Executive programs が充実 し、プライベートレッスンとグループレッスンを組み合わせたカスタムコースな ど、企業派遣短期研修に人気があります。

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 サマースクールについて

学校の開始時期は様々ですが、一般的に秋から学校が始まる場合、その前の6-7月の夏休みを使って、サマースクールに行く方が多いです。プログラムは大学院向け/大学向け/特定の専攻の留学生に対して英語コース/一般的な英語コース/など多彩なコースが用意されています。サマースクールに行く効果は下記が挙げられます。

  • 基礎科目の勉強や英語力強化を行うことで、秋からの授業に備えることができる。
  • 留学先の生活に慣れ、生活基盤を早めに整えることが可能。
  • クラスメート、教授に早く会えることで、早くネットワークが築ける。

今まで、様々な英語の試験やエッセイを始めとした出願書類、インタビューに取り組んでこられた方も、実際に英語で授業に参加し、ディスカッションに参加、レポート作成となると、多くの方がさらなる英語力強化や基礎科目の学習が課題となります。進学先の学校がサマースクールを用意していない場合でも、多くの場合、サマースクールは進学先と別の学校でも受講が可能です。学校の受講条件をよく読み、ご自身にあったプログラムをお選びください。

参照:MBA/大学院 入学前準備プログラム一覧

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 海外留学生保険について

通常、進学先の学校にて履修登録を行う際に、「保険」に加入していることが義務付けられています。進学先の学校が学校指定の「Health Insurance」を義務付けている場合もありますが、学校指定外の保険でも内容が同等であれば認められる場合は、日本出発前に加入でき、緊急時は日本語で24時間年中無休でサポートが受けられる留学生保険の方が安心といえます。また、ご家族を帯同される場合は、ご自身だけでなくご家族も一つの保険で加入できる留学生保険(家族用)もあり便利です。海外の治療費は高額ですので、保険に加入することは万一に備え、必須といえます。

アゴス・ジャパンはAIU保険会社の取り扱い代理店です。AIUでは、すべてオンラインで保険加入の手続きができるほか、「治療費・救援費を無制限保障*」するサービスもあり、安心して留学生活を送ることが出来ます。*無制限とは、治療・救援費用特約の保険金額(支払限度額)を無制限とすることであり、治療・救援費用を終身補償するものではありません。

>>「AIU海外留学生保険」詳細・オンライン申し込みはこちら
(AIU保険会社のサイトへジャンプします)

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 進学先での携帯電話について

日本の携帯電話を海外で使用する「国際ローミングサービス」もありますが、留学生として長期間海外に滞在する場合、通話料も着信料も割高になり、かなりの通信料がかかります。また現地のご学友が電話をかけてこられた場合、国際通話をすることになるため、通話相手にも負担をかけることになります。一般的に現地で携帯電話を新たに契約するほうが得策です。

なお、アメリカで現地の会社の携帯電話を購入する場合、アメリカ発行クレジットカードの支払い履歴がなければ、多額の保証金を支払う必要があることや、海外特有のスムーズでないサービスに英語で対応しなければならないといったデメリットもあります。

KDDI America社の米国携帯電話サービス「KDDI Mobile」では、パスポートとクレジットカード(日本発行のクレジットカードも可)さえあれば、保証金を必要とせず、渡米前に日本で契約が可能となり、米国到着後すぐに携帯電話を使用することが可能です。また、24時間日本語カスタマーサポートが利用できますので帯同されるご家族の方も安心してご利用可能です。

>>米国携帯電話サービス「KDDI Mobile」詳細はこちら

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 予防接種/健康診断について

留学先によっては、予防接種の証明を提出し、免疫を持っていることの証明が必要な場合があります。 学校から送られてくる入学のための書類、WEBサイトをよく読み、必要な場合は用意してください。また、学校によっては健康診断書の提出も求める場合があります。同様に英文での作成を依頼してください。健康診断書は学校に提出するだけでなく、留学後に現地で医療機関にかかる際に用意しておくと便利です。(既往症や処方箋など)

  • かかりつけの医師から免疫性の予防接種証明を発行してもらう
  • 母子手帳に記録があれば、最寄りの保健所で予防接種証明書の発行を依頼する

Overseas Medical Consultants (OMC)
医療機関ではありませんが、「母子手帳」「健康診断書」「病状経過診断書」の翻訳、海外保健医療情報の提供を行っています。

日本渡航医学会
日本全国のトラベルクリニックサービスを行う医療機関(各種ワクチン接種、英文診断書、渡航前健診、熱帯病診療、マラリア予防薬処方など海外渡航に関連する医療サービス)のリストが掲載されています。

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 各種保険、年金、税金の手続きについて

様々な変更諸手続きが必要となります。詳細は、各所轄の行政機関にお問い合わせください。

■住民票について
住民税は所得がある人に課せられる税金です。留学中は日本での所得がないので請求はありませんが、住民税は前年の所得に対して課せられるため、留学中に請求がくる可能性はあります。1年以上留学する場合は、「国外転出届」を役所に出して住民票を抜いておくほうがよいでしょう。    国外転出(移住)届の申請方法 「渋谷区の場合」

■所得税について
年末調整を行うことでその年の納付額が確定し精算されます。1年以上留学する場合は、年末調整を出国の時点で行うことができます。勤務先の会社で調整してもらうか、自分で所轄の税務署で確定申告を行います。1年未満で帰国する場合は帰国後に確定申告を行います。

■その他諸手続き
医療保険・年金(外務省)    運転免許(外務省)

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