合格者の声

2011年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:I.T.さん
合格校:Claremont Graduate University
合格校:University of California, Irvine
合格校:Thunderbird School of Global Management
合格校:University of Pittsburgh
合格校:Hult International Business School
合格校:University of California, Riverside
入学校:Claremont Graduate University

1.留学を志したきっかけ

勤務する不動産会社でIR業務を担当していますが、外国人持ち株比率が高いこともあり、年間400件程度のミーティングの約半分は外国人とのものでした。その過程において、高い視座と広い視点を以ってビジネスに接する重要性を痛感し、また、より有益かつ双方向のコミュニケーションができる知識とノウハウを修得したいと思ったことが留学を志したきっかけです。
加えて、勤務する会社が、グローバル化に向けて大きく舵を切ったこともあり、留学後に現在の会社に戻り、そのリーダー役を担いたいという願望がありました。不動産会社の場合、とかく、その需要の大半が国内需要に偏重しますが、総人口が減少に転じた日本にあって、強い危機感を会社のみならず、自分自身も抱いたことも、その背景にあります。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

グローバルなネットワークを拡充すること、さらに、グローバルな視点、感覚を体得したいという想いから海外の学校しか考えませんでした。
地縁性や行政とのパイプの有無、地域毎の商慣習が強く影響する不動産事業の場合、海外で事業を展開するには、各国で信頼の置けるパートナーを見つけることが重要な要素となります。自身の将来の目標、即ちグローバル事業をリードする役割を担える人材になるには、グロバールネットワークを構築することは欠かせない要素と判断し、そのためには世界各国の学生と交流できる海外で学ぶことが最適と思った次第です。

また、海外での生活経験が無い私にとって、グローバルな視点を修得するための最も効果的な方法は、実際に現地で生活し、様々な苦労や文化、慣習の違いを体験することだと考えました。自身のIR業務を通じて出会ったMBA取得者の先輩方からも、海外での留学・生活経験が如何に貴重なものであるか、教示頂いたことも大きく影響しています。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

夏から秋にかけて開催されたMBAフェアや個別の学校説明会に参加したうえで、志望校を絞っていきました。私の場合、TOEFL(R)TEST・IELTS・GMAT(R)ともスコアメイクにとても苦労しましたので、夏の段階では、正直なところ、「志望校を探す、選ぶ、絞る」というフェーズには至っていませんでした。ただ、情報収集や、その後の勉強へのモチベーション維持のために、各校のアドミッションや卒業生の方々と早いタイミングで会えたことは有益だったと思っています。

最終的に、秋のMBAフェアに参加したうえで、自身のスコアを睨みつつ①人的なネットワークをグローバルに構築しやすい環境や風土が整っていること、②プログラムの特徴に共感できる特徴があること、③家族同伴で行く私にとって生活環境が整っていること、この3点を注視し、Claremont Graduate University(The Peter Drucker School)に決めました。

4.TOEFL(R)TEST/GMAT(R)/GRE(R)TEST等テスト対策について

とにかく苦労しました。と申しますか、結果的に満足いく結果は出せませんでした。
受験した2週間後に結果が届く都度、気落ちしていたことは、今でも鮮明に覚えています。
とりわけ、私の場合、リスニングの点数が上がらず、幾度と無く挫折しかけましたが、救ってくれたのは、松園先生の授業でした。内容の分かりやすさと、伝わる熱心さは言うまでもありませんが、加えて、授業の合間に話してくれるエピソード(ご自身の海外での経験や、嘗ての教え子に関わる逸話など)は、なかなか留学後の状況がイメージできない(そんな心理的な余裕すらない)私にとって、ゴールをイメージさせ、またモチベーションの維持に繋がりました。ちょっと気持ち悪いかも、ですが、クラスの最後に提出したアンケートのコメントに後日、直接、先生からご返信頂いたメールは今でも保存してあります(笑)。

5.テスト対策の目標スコアは勉強をはじめてからどの位で取得したか

最後まで目標スコアは出ませんでした。これまで英語との接点が限られていた私にとって、5月にアゴスに通い始めたという事実は、あまりに充てる時間と目標スコアの乖離があったのかもしれません。スタートが遅かったことは、大きな反省点です。よって、志望校の最小要求スコアは何とかクリアしたのは出願間際の12月でした。その時点で、更なるスコアメイクは諦め、後の面接やエッセイでカバーする準備に入りました。

6.出願準備について

スコアの低かった私にとっては、エッセイや面接を如何に高いレベルで準備出来るかが大きな要素になる、というアドバイスを、コンサルタントをお願いしたクリスティーナ先生、岡田先生から頂き、出願までに残された時間も考慮し、年末から準備に宛てるウェイトを重くしました。出願書類も、最終的には相応のものに仕上がったと思っていますし、また、余念無く練習を行った結果、いずれの学校でも、面接はとても手応えのあるもので終えられました。

後日談ですが、アドミッションの方からも、テストのスコア以外の点も、当然に重視しており、私の場合、出願関連書類や面接でのやり取り、それまでのコンタクトの回数などに表される熱意を斟酌してもらったようです。限られた時間を最大限有効に活用すべく、勉強と出願準備への割当てウェイトをどこかで変えていく必要性が高いことは、振り返ってみると理解できるのですが、どこも合格できないのでは?と不安に駆られていた時期に、適切なアドバイス頂けたことは、とても有意でした。

7.留学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

熱意を伝えることだと思います。頻繁にアドミッションとコンタクトをとり、加えて、卒業生の方からも多々、情報を頂きました。些細なことかもしれませんが、こうした積み重ねが、結果的に、熱意として受け入れてもらったものと理解しています。また、私の場合、業務の都合上、キャンパスビジットはしなかったのですが、インタビューに呼ばれた際には、直接キャンパスを訪問し、フェイストゥフェイスで面接してもらいました。これは有効だったと思います。

8.今後留学を目指す方へのメッセージ

必ずや努力が報われるゴールがあると信じて、留学を実現してください。

多くの方が、仕事をしながらの留学準備になると思います。私の場合、仕事に加え、共働き下での2児の育児との並立でしたので、相応の苦労がありました。どなたも、それぞれ固有の事情や苦労を抱えての準備になると思いますが、その際、アゴスの授業で友達を作ることを強くお勧めします。私自身、同じ苦労や効率的な勉強方法、各種情報をシェアできたことは、とっても心強いものでした。

9.留学・留学後に向けての抱負

当然ながら、渡米後こそが本番、と認識しています。初期の目標を達成すべく、限られた留学中の2年間で、最大限のことを吸収するよう、常に、新しいことに貪欲になり、何事にも臆せない姿勢を貫きたいと思っています。また、社費留学ということもあり、留学後は、現在の勤務先に戻りますが、その際、自身よりも更に若い世代に対して、刺激を与えられるまでに成長できるよう頑張りたいです。

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