合格者の声

2014年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:S.N.さん
合格校:London Business School(UK)
入学校:London Business School(UK)


1.留学を志したきっかけ

現在は投資銀行でトレーディング業務を担当していますが、今後は間接的に企業や政府機関の資金調達だけでなく、より直接的に金融を企業の経営に活かせる仕事をしたいと考えています。金融ビジネスでの経験をベースに経営の戦略や評価を学び、自分の可能性を広げるキャリアシフトをするためにMBA留学が最適だと感じました。またビジネスにおいて利益最大化の価値観だけでなく、収益性と社会性を両立する重要性が増しており、MBAを通じての自分の価値観を広げたいと思います。MBA後のキャリアとして国際機関で途上国の民間セクターや様々な国の公共性の高い事業と金融市場をつなげる仕事をしたいと考えています。
現在の仕事を続けるか、退職して私費でMBA留学するか迷っている時に、20s is hard, 30s to 35s will be a smooth ride if you don`t be careful, and at 40s you have to find a way to put your life. との高校の先生のアドバイスでMBA留学を決意しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

学部の時に米国のカーネギーメロン大学に交換留学しているため、グローバル(多面的)な視点でビジネスを学べるロンドン・ビジネス・スクールに大変魅力を感じました。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

LBS、LSE、Oxford、Harvard、MIT、Colombiaを訪問して、プログラムの1)国際性、2)実践的な授業、3)自分へのフィット感、を基準にして出願する学校を決めました。特に授業で感じた、一つの切り口から世界を評価して批判するのではなく、世界を多角的に捉えるロンドンの素晴らしさが、学校を選ぶ決め手でした。以下のポイントからLBS がDream Schoolとなりました。
1)学生の9割近くが留学生で圧倒的な多様性があるMBAプログラム。またMBAの卒業条件に2か国語以上話せることが条件のため、国際的なバランス感覚のある学生が集まっている
2)学生の平均勤続年数が6年程度で他の学校よりも高く、より成熟した議論が可能
3)ロンドンの中心にあり、豊富なゲストスピーカーではなく、企業へのコンサル・プロジェクトなどの実践的なプログラムから学べる。またロンドンの利便性から中近東やアフリカへのスタディーツアーに参加できる
4)グループワーク主体のプログラムのため、異なる価値観を持つ人々とのチームワーク、リーダシップの実践的な特訓ができる
5)交換留学制度が充実している
6)1年目と2年目の間でインターンシップを経験できる2年間のプログラム(vs. INSEAD、Oxfordは1年間)
また出願の2年前から日本行われる学校説明会には参加してMBA情報や学校の雰囲気を調べていました。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

出願1年前(2012年の11月)に腕試しのつもりで一度GMATを受けて、Verbalで苦戦することが早くも予想できました。2013年の1月から3月にかけてアゴスのVerbalクラスで学んだものの、テクニックをすぐに自分のものにできず3月のGMATでは目標が届きませんでした。急遽、作戦を変更して、夏にGMATに集中できるように先にTOEFLで目標スコアを出せるようにしました。5月初めにTOEFLで109を出せ、TOEFLは終了しました。5月から8月にかけてはGMATを徹底的に勉強して、Verbalを34まで上げることができました。結局GMATは4回受けることになり、かなり苦戦しましたがアゴスで学んだテクニックをしっかり理解し、実践できるまでは練習あるのみでした。9月と10月はエッセーに専念して、LBSの1stラウンドに間に合わせることができました。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について [印象に残っている授業、苦労したこと、工夫したことなど]

TOEFLは基本に忠実にOfficial Guideを勉強して、試験のパターンやポイントをつかみました。またTOEFLのReading(長文例)の本を利用して、自然科学、文化歴史などの知識と単語を勉強しました。スピーキングは自分の回答を録音して、しゃべり方、間合い、要点のまとめ方などを練習しました。
GMATはVerbalの文法テクニックの習得に時間がかかったので、CRでの問題パターンの勉強にも力を入れて、スコアを稼ぐようにしました。上述した通り、SCは大変苦戦して練習あるのみでした。アゴスの教科書(マニュアル)をノートに書き写して、内容をしっかり理解することに努め、授業のテキスト、GMAT Review 13th Edition、GMAT Verbal Reviewで練習しました。またPCでのGMAT Prepも試験前の演習に重宝しました。またCRとReadingのために単語帳を作って、勉強の合間に単語を覚えると、問題の正解率が上がりました。
Mathでも45から50近くまでスコアを伸ばすために、練習問題を多く解きました。細かい話ですが、試験センターでのノートがビニールの紙に油性マジックで記入するタイプなので、今までの計算問題で慣れていた鉛筆と消しゴムとは大きく異なり、初めは効率的なペースで問題を解けませんでした。そのためホワイト・ボードとマジックを買って、練習しました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強をはじめてからどの位で取得したか

TOEFLは学部時代の留学での知識の貯金があったので、2回試験を受けて109のスコアを取得できました。GMATは2012年の11月に初めて受けて(Verbal20台中盤)、目標スコア(Verbal34)を取得するには2013年8月後半までかかりました。

7.出願準備について  [印象に残っているアドバイス、苦労したこと、工夫したことなど]

GMATの試験勉強に週末はもちろんのこと、平日は仕事前の早朝に計算問題を1時間解き、Verbalは仕事後の深夜まで2時間程度勉強しました。毎日コツコツ勉強することで、多くの問題を練習できたと思います。
GMAT同様にEssayも根気のいる作業でした。ただEssayを書いているときは大変でしたが、今思えばEssayを通じて将来のビジョン、なぜMBAが必要なのか、「MBAに行けたらカッコいいな」から「MBAに行かなければならない」と意志が固まるレベルまで、深く思考を掘り下げる素晴らしい時間でした。

8.アゴス講師/コンサルタントへのコメント

無知な質問に対しても、親身に真剣に向き合っていただき、大変感謝しています。GMAT Verbalクラスで教えていただいた中山先生、 Essayのアドバイスをしていただいたクリスティーナ先生、本当にありがとうございます。

9.留学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

安全校を1stラウンドで受けて、第一志望は2ndラウンドとの考え方もありますが、トップスクールは1stラウンドの方が競争率低いのに対してと学校が応募者を真剣に見てくれることからが断然有利だと思います。
私は会社での採用活動を担当していますが、1次募集である程度のレベルとしっかりした志望動機があれば、オファーを出しています。2次募集は1次のレベルがたたき台にあり、それ以上の魅力がないと採用しません。また応募者が増えている一方で、1次募集で採用する人が決まっている安心感から候補者を探す緊張感は2次募集の方が1次募集よりも低いです。また会社としてはオファーを出した人に他社に逃げられるのが一番怖いので、1次募集で真剣に応募してくる候補者の方が、2次募集で明らかに複数の会社を受けている候補者よりも、大切にしたい風潮があります。MBAのアドミッションも同じような力学が働いているように感じました。
時間的には制約がありますが、できる限り第一志望の学校を1stラウンドで受けられることをお勧めします。
また家族やパートナーとのMBA留学の意義を共有することはとても大切で、留学準備で家族は負担ではなく力になりました。GMAT試験でスコアが下がり、精神的にボロボロの時に、妻から「ここまでやっているのだから、諦めるってことはないよね」との一言に救われました。

10.留学・留学後に向けての抱負

ロンドン・ビジネス・スクールMBAの国内合格者との集まる機会があり、今までで自分がまったく交流のなかった業界やバックグランドを持った人(それぞれの業界のトップレベルの人)と話すことができ、すごく刺激的です。このような環境とネットワークを日本国内だけでなく世界中の人々と得られるのは、MBAの醍醐味だと感じ始めています。8月からの留学にむけて日本の魅力や素晴らしさ、今までの自分のやってきたビジネス、将来のビジョンについてしっかり語れるように準備したいと思います。

11.今後留学を目指す方へのメッセージ

夢の実現!

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