GMAT(R)各セクション別学習アドバイス

◇ Verbal Sectionの攻略のコツ

攻略パターンの徹底理解が重要

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GMAT(R) は、過去50年以上にわたって、問題のフォーマットや出題傾向に一貫したいくつかの特徴があります。 それらの特徴を体系的に分析・習得していくことで、「Verbal攻略に必要な事項」と、「学習する必要がない事項」とを明確に区別できるようになります。

独学でGMAT(R)を勉強してきた経験が深ければ深いほど、クラスを受講して「あっ」と驚かされる経験も多くなるはずです。各セクションの学習すべき基本攻略法を理解した後は、 弱点補強、タイムマネジメント強化に努めてください。

セクション別の正答率目標を持つ!

日本で教育を受けた方にとって、Verbalセクションでハイスコアを目指すには、Sentence Correction(SC)をいかに「速く」「確実」に解くかが重要になります。SCを効率よく解答していくことで、Critical Reasoning(CR)やReading Comprehension(RC)に時間的な余裕を与え、正解率をさらにアップすることが可能となります。

そして、SCセクションでは正答率80%以上、CRで70%以上、RCで60%以上、合計70%程度でVerbalセクション30~35程度、合計80% 程度の正解率で、35以上達成が1つの目安となります。

(※GMAT(R)試験はCAT試験です。単純な問題正解率でスコアが決まるわけではありませんので、目安としてお考えください)

<Sentence Correction>

「文法を制する者がGMAT(R) Verbalを制する」とも言われるほど重要な科目です。1つ1つの選択肢を吟味して「正しいか、間違っているか」を考えるのではなく、選択肢を互いに比較して「ビジネス英語として、より適切な表現は?」という視点を持つことができれば、格段に解答が楽になるはずです。

SCで出題される文法は、日常的に新聞や雑誌、文学作品で用いられている英語よりもルールが厳格な部分も多く、特に高得点を目指すためには、英語文法の得意な方でも、そうでない人でもある程度まとまった学習時間が必要になるはずです。

クラスでは、そのような GMAT(R)に必要な独特の知識や解答のエッセンスを、本格的に文法を学習したことがない方にも理解しやすいように豊富な例文を使って紹介していきます。

<Critical Reasoning>

論理的読解力が試される科目です。精読力・速読力を向上させていくと同時に、独特の出題形式と論理パターンに慣れていくことが必要です。問題文において、Assumption、Inferenceといった用語が日常的な用法よりも狭い意味で使われていることなど、基本的な用語の定義を正確に理解しているかどうかが大きなポイントになるとも言えます。

<Reading Comprehension>

Reading Comprehensionは、語彙力と速読力・精読力を大きく伸ばすことで、結果的に正解率も伸びていくものです。しかし、正しい解法を身につけた上で 問題数をこなす場合と、自己流の解法でどんどん問題数をこなす場合とでは、学習効果や学習期間、試験における得点効率という点で、大きな差が出てしまうのも事実です。

英語力のスタートラインに個人差はあっても、最大限の得点効率を図るためにテスト・スキルを身につける重要性は同じです。読解力レベルに応じた適切な解法を身につけることが、非常に重要な試験戦略につながります。

◇ Math Sectionの攻略のコツ

安定した高スコア取得が鍵

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Mathセクションでは、48以上の高得点を狙いたいところです。出題範囲としては、ほとんどが中学校レベルまでです。自然数の性質、方程式・不等式、図形、数列、確率・統計等から基礎的なものを題材として出題されます。微分積分や三角関数などは含まれません。

GMAT(R) Math セクションで試されるのは、基礎的な数学能力・基礎的な数学的コンセプトの理解と、それをベースとした論理的な分析力、推論力です。必要な数学知識自体はベーシックなものですが、問題はいろいろ工夫されていて、論理的で柔軟に考える能力を要求されます。

高得点を目指すには、公式を暗記し、型どおりの解法を覚たりするのではなく、数式などで表されたものが何を意味しているかを正しく理解し、それを基に考える能力を身につけましょう。

出題形式としては、Problem Solving (PS)とData Sufficiency (DS)の二つのタイプがあります。PSは通常の五者択一の問題ですが、DSはGMAT(R)特有の出題形式で、最初は戸惑うかも知れません。ここでは、 GMAT(R)特有のDSについて説明します。

<Data Sufficiency (DS)>

DSでは、まず「問い」が書かれ、その後に条件が2つ与えられます。それらの条件のそれぞれで最初の「問い」に答えが出せるかどうか、また、二つを組み合わせたときにどうか、を吟味します。ほとんどの数学の問題は条件が出されてそこから答えを導いていきますが、DSでは答えを出すために与えられた条件が十分かどうかを判断しなければなりません。

一つ例を見てみましょう。

If n and m are positive integers, what is the value of nm?
  (1) n = 1
  (2) n + m = 2
(A) Statement (1) ALONE is sufficient, but statement (2) alone is not sufficient.
(B) Statement (2) ALONE is sufficient, but statement (1) alone is not sufficient.
(C) Both statements TOGETHER are sufficient, but NEITHER statement ALONE is sufficient.
(D) EACH statement ALONE is sufficient.
(E) Statements (1) and (2) TOGETHER are NOT sufficient.

「nmの値は?」という問いに対し、(1)や(2)の条件で答えられるかどうかチェックします。

まず(1)はn = 1とありますが、mの値は分りません。1かもしれないし、55や100億かも知れませから、nmの値は決まりません。従って(1)は不十分です。

次に、(2)を見ると、「nとmを足して2だから、(1)のn = 1とあわせると、m = 1と分る」から、答えは(C)、と早合点してはいけません。その前に、(2)だけでnmの値が決まるかどうかチェックします。一見、「nとmを足して2と いう数は色々あるからこれもダメ」に見えますが、問題の最初にある「n and m are positive integers」を忘れないように。両方正の整数だから、nもmも1以上でなければなりません。とすると、一方が1より大きかったら、足したものは2より大きくなってしまいます。

つまり「2つの正の整数を足して2」になるためにはnもmも1しか取りえません。従って(2)条件だけでnmの値が決まります。つまり、(2)だけで十分ですから、答えは(B)の「(2)だけで十分で、(1)だけでは不十分」です。

この例をみてもわかるように、通常の「与えられた条件から答えを出す」タイプの問題とは違った考え方が求められます。

GMAT(R) Mathで高得点を目指すには、まずは、無闇に急いでたくさんの問題をやろうとするのではなく、一つひとつの問題をじっくり考える習慣をつけることが大切です。じっくり考えてみると色々面白いことも見えてきますし、理解も深まります。その上で、演習をこなし、早く、正確に正当を導き出すためのタイムマネジメントを行うようにしましょう。

◇ AWA Sectionの攻略のコツ

正しいアプローチ方法の習得が鍵

AWAセクションでは、ある筆者の主張を読み、その主張の論理展開を分析・批評するエッセイを書きます。

多くの初心者がしてしまいがちな誤りは、筆者の結論に対して賛成または反対の意見を述べてしまうことです。AWAでは、筆者の結論の妥当性に対して賛成または反対の意見を述べることは要求されていません。

求められるのは、筆者がある結論を導くために挙げている「根拠と結論との間の論理的な飛躍を指摘」し、必要に応じて批判したり論理を補強したりすることです。

したがって、たとえば自分の経験を例に挙げて、それを根拠として結論に対する賛成や反対の議論を展開してしまったりすると、どんなに立派な作文を書いても非常に低いスコアにしかならない可能性が高いです。VerbalセクションのCritical Reasoning同様、AWAの問題で要求されているロジックに十分に慣れておくことが必要になります。

試験で実際に出題されるエッセイの題目は、GMAT(R)公式Webサイトにあらかじめ公表されています。受験前までに計画的に一通りのトピックに目を通しておき、出題されると困りそうな内容に関しては事前に時間をかけてアイディアを考えておくとよいでしょう。

◇ IR Sectionの攻略のコツ

戦略的アプローチで効率よく学習

2012年6月に新しく導入されたIntegrated Reasoningセクションでは、数学的なスキルと英文読解スキルの両方が総合的に問われます。グラフ、表、文章といった資料の中から、速く正確に必要な情報を探して解答するスキルが要求されることになります。

IR問題は4種類あり、それぞれ難易度も問題に対するアプローチの仕方も大きく異なります。難問の中には非常に難しいものもありますので、ほとんどの受験者にとっては時間内に全問題を解答するのは困難です。したがって、自分の得意・不得意に応じて、どの種類の問題にどの程度の時間をかけるか、明確な戦略をあらかじめ立てておくことが重要です。

また、IRはGMAT(R)の中で電卓を使用することができる唯一のセクションです。ただし、PC画面上の電卓は非常に使い勝手が悪いため、使い方を工夫しないと逆に多くの時間がかかってしまい、非効率になることもあります。電卓の使用法に関しては、少なくとも受験前までには具体的な方針を決めておくことが重要です。

IRセクションの一般的な対策としては、問題のパターンごとの特徴を十分に理解して、易しい問題を短時間で正確に攻略し、難しい問題にどのようにアプローチすべきかの戦略を知ることが大きな鍵になります。

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