TOEFL iBT(R)TEST攻略法 無料セミナー

3回シリーズ第1回 TOEFL iBT(R)TEST攻略法 Writing編


Writing学習の心得

1. タイピングでWritingを行う

TOEFL(R) Writingセクションで目標スコアを狙うためには、
「書いて練習する」ことが不可欠です。まずは書く時間をきちんと確保しましょう。
その際に、タイピングでWritingを行うことで、タイピング力の強化も図れます。
本試験ではタイピングでエッセイを作成することを踏まえて、日頃からタイピングでWritingを行いましょう。

2. 英借を意識したWritingを行う

日本人が作成するセンテンスには、日本語から英語へそのまま変換
してしまい、英語として不自然に仕上がる傾向が見られます。
この傾向から徐々に脱却し、英語で考えて英語で表現できる力を磨く
ことが、目標スコア取得には必要です。この力を磨くには、サンプル
センテンスや具体例等をパターン化し、そのパターンを基にして無数の
センテンスや具体例を生み出すことが効果的だと言えます。このような
手法を「英借(えいしゃく)」と言います。

具体的には、サンプルセンテンスやサンプルエッセイを活かして、
以下のように書く方法が英借になります。

サンプル:During my freshman year at Osaka University in 2007,I took a German language class.

英借:During my sophomore year at the University of Tokyo in 2008, I took an English writing class.

サンプル:I studied English literature in college, and it was very interesting because I learned all about human nature.
The instructor, Mr. Bones, was a very wise person who often used examples from his own experiences in class.

英借:I studied music in high school, and it was very interesting because I learned many new aspects of music.
The instructor, Mrs. Mozard, was a very talented person who often played the piano for the class.

アゴスの授業で使用する教材には、ネイティブが作成したサンプルを多く取り入れていますが、これらは全て「英借の源」として活用することを目的としています。
良質なサンプルに数多く触れて、それらを元に英借する行為こそ、Writing力向上の核になると捉えて、是非実践していきましょう。

3. 基礎ミスの特徴を把握する

エッセイでは多かれ少なかれ文法・表現レベルのミスをしてしまう、ものですが、「日本人によくある文法・表現ミス」や「減点対象になりうる文法・表現ミス」の特徴を事前に把握しておくことで、ミスの、少ないエッセイが作成できるようになります。
また、ミスの特徴を把握した上でエッセイを作成した後に見直すことで、ミスを素早く発見・修正することができます。

以下は、アゴスの授業で使用する教材から抜粋した、基礎ミスを含むセンテンスとミスを修正したセンテンスです。
修正前と修正後のセンテンスを比較して、どのようなミスがあるかを確認してみてください。

ミス修正前:
・ I disagree this opinion.
・ Eating at home is more comfortable and relax.
・ Dr.Tanaka received a Ph.D.from Princeton university.
・ We discussed about a wide range or issue.
・ I took biology course when I was junior of Keio university.

ミス修正後:
・ I disagree with this opinion.
・ Eating at home is more comfortable and relaxing.
・ Dr. Tanaka received a Ph.D. from Princeton University.
・ We discussed a wide range or issues.
・ I took a biology course when I was a junior at Keio University.