LLM学校調査はコース調査から開始

本日は前回の続きとしてColumbia Law Schoolのサイトを引用しながら、LLM学校調査の確認ポイントについて解説いたします。

★専門分野(領域)の調査は入念に!

まずColumbia Law Schoolが注力している専門分野(教育内容の強み)を確認してみましょう。

Areas of Study

Constitutional Law, Regulation, and Public Policy
Corporate, Business, and Transactional Law
Criminal Justice
Data Analytics
Environment and Energy
Family, Gender, and Sexuality
Intellectual Property and Technology
International and Comparative Law
Law of the Workplace
Leadership
Legal History
Litigation and Dispute Resolution
National Security and Privacy
Social Justice and Human Rights

その後はコース関連サイトを使い、各分野(領域)に関するコース内容を調査しましょう。
Courses | Columbia Law School

★ Columbia Law’s New Courses (2020)

下記にコースは2020年秋にColumbia Law Schoolで新たに開講されたものです。このように生徒のニーズにあわせてコースが新設されることはよくあることです。

New Courses for the Fall 2020 Semester | Columbia Law School

Movement Lawyering: A Social Justice Critique, taught by Alexis Hoag, Associate Research Scholar and Lecture in Law
Comparative and International Law Workshop, taught by Anu Bradford, Henry L. Moses Professor of Law and International Organization
Advanced Issues in the First Amendment, taught by Columbia University President Lee C. Bollinger
The Antimonopoly Tradition: Law, Policy and History, taught by Associate Professor Lina Khan
Columbia Law School and Slavery, taught by Katherine Franke, James L. Dohr Professor of Law
Constitutional Interpretation, taught by Philip C. Bobbitt, Herbert Wechsler Professor of Federal Jurisprudence
Global Political Thought, taught by Akeel Bilgrami and University Professor Michael W. Doyle

コース調査はパーソナルステートメント(エッセイ)を作成する際に必ず必要になります。7月以降から出願書類の作成準備を円滑に開始できるよう、徐々に学校調査をスタートいたしましょう。

【Zoomにて開催】2022年トップLLM入学希望者対象  出願戦略コンサルティング個別クイックアドバイス~3-4月の出願戦略について~

Eiki Satori

2022年LLM合格にむけてVirtual information sessionの活用の勧め

2020年LLMの出願を振り返って、例年と大きく異なったのが、Virtual information sessionの活用です。特に、コロナの影響による2021年9月の入学枠への影響、テストスコアに関する情報を収集し、いち早く出願戦略に活用されている点が印象的でした。

22年にLLM留学を検討されている方にも、志望校合格の確率を高めるため、各ロースクールのVirtual information sessionの活用をお勧めいたします。一例として、今回は、毎年多数のアプリカントが出願するColumbia Law Schoolのイベントを取り上げてみます。

Columbia LLM 2020年Virtual information session セッションの日程

https://www.law.columbia.edu/admissions/graduate-admissions/llm-admissions-events

昨年度のスケジュール等を参考にしながら、どのイベントへ参加することが自分にとって最適かを考えていきましょう。

(修了したものですので参加はできません。今後の日程の参考用に掲載いたします)

Friday, September 4
LL.M. Virtual Fair
Saturday, September 26
LSAC Digital Law School Forum
Saturday, November 14
e-fellows.net LL.M. Day
Monday, November 16
LL.M. Admissions Online Information Session
Monday, November 9
5 Negotiation Strategies That Will Get You More and Change Your Life
Monday, December 7
LL.M. Admissions Online Information Session
Friday, December 11
What You May Not Know About Columbia LLM Degree Programs
Saturday, December 12
LSAC Digital Law School Forum

■入学審査官による情報提供の機会
LL.M. Admissions Online Information Session
入学審査官が、入試情報を提供してくれます。さらに、入試にあたり質問がある場合にはその場質問をすることが可能です。

■教授や学生によるパネルセッション
What You May Not Know About Columbia LLM Degree Programs
We will provide some perhaps surprising information on our programs, share tips on completing the application process, have our students share the real Columbia experience and answer any questions you may have.

■教授による模擬クラス
5 Negotiation Strategies That Will Get You More and Change Your Life
Most of us are approaching a negotiation all wrong. Thankfully, we have Columbia Law School Professor Alexandra Carter to save us from ourselves! Join Prof. Carter for this practical session on five easily adaptable strategies to employ to walk away with more from any negotiation, be it with your clients, employer, spouse or kids.

■その他のイベント
LSAC Digital Law School Forum
LSAC( Law School Admissions Council)が主催するイベントですので、一度に多くの学校とのアクセスが可能になります。

2020年開催時の参加校リスト
https://www.lsac.org/SchoolList

Virtual information sessionの活用も含めた2022年LLM入学にむけた出願準備プラン立案を!

Agosでも様々なイベントを用意しております。ぜひご活用ください

■オンラインLLM出願対策セミナー(pre-recorded いつでも視聴可能です)
基本的な出願プロセスの理解を深めてください。
https://youtu.be/OauWDbTfIjg

■LL.M.クイックコンサルティング
LLM専任コンサルタントによるトップLLMプログラム進学志望者向けの出願戦略アドバイスを提供

上述のオンラインLLM出願対策セミナーを視聴いただいた後、各自のLLM出願に際しての質問を個別に承ります。

相談対象校
・Columbia University ・ Georgetown University ・ New York University ・ Stanford University・ University of Pennsylvania・ University of California, Berkeley ・ University of Chicago

4月のご相談内容(例)
・出願校合格に必要なTOEFL(R)、IELTSなどのテストスコアの考え方
・出願準備(Early roundを検討するなど)を開始すべきタイミング
・推薦者の人選、出願書類(レジュメ・エッセイ・推薦状)を作成の準備方法

7月以降にエッセイや推薦状の準備に専念するためにも、一日も早い目標スコアの達成が求められます。各自の目標プログラムにあわせたTOEFL/IELTSテストスコア目標の設定とその対策、出願書類対策の両面から一人ひとりの状況にあわせたアドバイスを行います。

【Zoomにて開催】2022年トップLLM入学希望者対象  出願戦略コンサルティング個別クイックアドバイス~3-4月の出願戦略について~

Eiki Satori

Covid-19禍でのMBA学生のソーシャルライフについて

6 Ways To Make The Most Of The Covid MBA Experience

2/6付のPoets and Quantsに面白い記事が掲載されていました。
Coronavirus has changed the MBA experience. But it doesn’t have to ruin it

今回は皆さんにとって参考になりそうな点を記してみます。

■コロナ禍においてもネットワーキングをMBA学生は価値を置いている

Stanford大学組織行動学教授のリサーチによると、「選択肢が限られているとき、人はより多くの多様な解決策を生み出す」ことが示されています

これまでのようにface to faceコミュニケーションを図ることは難しくなりましたがバーチャル上でのネットワーキングは非常に活発です

-Virtual tours of the school & town for international students who could not make it to campus;
-Small outdoor socially distanced get togethers (e.g., BBQs);
-Virtual (and in-person outdoor) workout classes taught or hosted by classmates;
-Virtual (and in-person) small group volunteering events for local charities;
-Voting drives for the November Elections

ユニークな事例がいくつか掲載されていますが、その中でMBA時受験生にとても有益な情報がありましたので紹介します。

At Duke University’s Fuqua School of Business, Fuqua MBA Association Co-President Mike Treiser recognized a potential concern among onboarding the incoming Class of 2022 MBA students due to the constraints of Covid-19. Working alongside admissions personnel and numerous other Fuqua administrators, they set up weekly virtual onboarding events for their incoming MBA students on topics ranging from life in Durham, how the Administration was handling changing safety regulations, and how incoming students could prepare for business school. The responses of these sessions were overwhelmingly positive from both students and administrators. Even after things return to normal, Fuqua still hopes to utilize this approach.

留学を検討されている皆さんにとって、MBA留学に対して不安になることもあるでしょう。この時期だからこそ、皆さんが目指しているMBAコミュニティに対しての理解を深めていただきたいと思います。そしてそのコミュニティにアクセスすることをお勧めします。上述のように皆さんの考える以上にサポーティブなコミュニティが皆さんを待っています。そして、オンラインコミュニティだからこそ気軽にアクセスできることもぐっと増えています。

https://poetsandquants.com/2021/02/16/6-ways-to-make-the-most-of-the-covid-mba-experience/?pq-category=business-school-news&pq-category-2=students&utm_campaign=PQNL&utm_medium=email&_hsmi=111651915&_hsenc=p2ANqtz-_QjpW0V9330SEiyMC2CG8f_jHUYBBZyUbYkSKsrtWfgiFCRy16hqDpYXl29AAzBObJ0aHJg36QbRtvOkBHHkI5EllCCQ&utm_content=111651915&utm_source=hs_email

Chizuko Okada

Virtual information sessionの活用方法-合格につながる活用方法とは-

夏は多くの学校の説明会が開催される時期です。
MBAプログラム合格にむけて必ず質問される why MBA? why this program? why you? に適切に回答するためには学校調査が欠かせません。

Covid-19の影響を受けて、どの学校もオンラインでの学校説明会に変化しています。今回はこのオンラインの学校説明会の活用方法をお伝えします。

■イベントの種類について

オンラインで開催されるイベントには大きく分けて以下の5種類です。目的に応じて使い分けることが重要です。

①一般的なプログラム説明
②特定のトピックに絞ったプログラム説明
③クラスビジット
④在校生とのカジュアルチャット(Q&A)
⑤入学審査官とのQ&A

①一般的なプログラム説明
プログラム内容、入試情報の概要の説明と参加者からのオンライン上でのQ&Aに回答が得られるものです

②特定のトピックに絞ったプログラム説明
特定の産業へのキャリアに興味がある方むけ、クラス以外のクラブ活動にフォーカスしたもの、特定のグループ(地域性や性別など)
など、学校によって実に様々なものが提供されます。
パネリスト(在校生や卒業生など)が登壇し、自身の経験を共有いただける場合が多いです。

①②については、過去の実施セッションをrecorded sessionをwebsite上で公開しているおり、いつでもアクセスできるように
してある学校も多くあります。特に時差を気にして参加しなくていけない留学生にとってはうれしい情報です。以下に主だったプログラムのリンク先を記します。
主なTop MBA プログラム コロナウィルスへの対応方法 -学校説明会運営状況-はこちら

③クラスビジット
オンライン上でクラス見学、もしくは、模擬授業を経験することが可能です。

④在校生とのカジュアルチャット(Q&A)
⑤入学審査官とのQ&A もしくは One to One Consultation

こちらは少人数制での開催がほとんどです。

■オンラインイベントのメリット/デメリット

メリット:
参加しやすい。さらにイベントの開催頻度が高いので時差さえコントロールできれば調整しやすい。これまで特にクラス参加などは、オンキャンパスでないと難しいことも多かったのですが、バーチャルワールドではどなたでもオンラインであればアクセス可能となり、イベントへの参加へのハードルは各段に下がりました

デメリット:
イベントのパネリストや参加者同士の交流機会がオンライン開催の中で限定されるため、受け身になりがちです。「合格レベルにつながる情報収集」には努力と工夫をしないと合格への可能性を高めることが難しい状況に陥ります。

■事前準備の重要性

上述のそれぞれのイベントの特性を理解した上で、みなさんの目的に応じてイベントを使い分けること、そして、入念な事前準備とイベント参加後のフォローを行うことが重要です。この活動により、「合格レベルにつながる情報収集」への成功の可否が分かれます。

■少人数制イベントでは、あなたのことを理解してもらうことが参加目的であることを意識する!

④在校生とのカジュアルチャット(Q&A)
⑤入学審査官とのQ&A もしくは One to One Consultation

これらのイベントは、「少人数」で開催されます。参加者は、1人から数人単位で実施されることが殆どです。少人数である分だけ、予約が埋まりやすくなります。そして、こちらのイベントでは、参加者の積極性が求められます。なぜならこのイベントの目的は、あなたのことを在校生/卒業生/入学審査官に印象づけることだからです。

このイベントで最低限準備すべき事項を記します。

A.ビジネス上での自己紹介
B.具体的な質問の準備
C.今後のコミュニケーション方法の確認

A.ビジネス上での自己紹介-相手に自分を正しく理解してもらう/相手を理解する準備が重要-

特定の学校のミーティングルームに入室すると、他参加者とパネリストと交流ができるようになります。簡潔に自分のプロフェッショナルバックグラウンドと今回のQ&Aセッション参加の目的を述べることはマナーの1つです。

また、予めパネリストのバックグラウンドが分かっている場合には、相手を事前に理解することも重要です。学校関係者でしたら、MBAプログラムのwebsiteにベーシックな情報は掲載されていますし、在校生や卒業生であればlinkedin などビジネス上のSNSに簡単にアクセスすることが出来ます。

相手に自分を正しく理解してもらう/相手を理解する準備が、イベントの中で参加者やパネリストとの適切なコミュニケーションに繋がります。

B.具体的な質問の準備

このイベントの目的は、「聞きたいことを聞くこと」にあります。他の参加者の質問から新たな気づきを得られることも、もちろん重要ですが、あなたの質問が他の参加者に同じように新たな気づきを与えることにも貢献すべきです。そして何よりも、その質問により得られる情報があなたのプログラムへの合格の可能性に影響を与えることを忘れないでください。

イベント参加の目的は、入試のプロセスにおいて、出願先プログラムへの興味を伝える上で必要な情報収集、特に、あなたがそのプログラムで起こすことができる違い(貢献)を明確にすることです。さらに、パネリストとのコミュニケーションを重ねていくことは、出願プロセスの中の1つであるインタビューの事前練習であるともとらえることが出来ます。

例:クラスの実際の様子をしりたいのであれば、興味あるクラスの事前リサーチを行っておきましょう

各学校のカリキュラム、クラスシラバスに目を通し、興味あるコースのリストアップとその中で知りたいことの整理が必要です。
その際の情報源としては、各学校の公式サイトだけではなく、student blogや日本人在校生による非公式にアクセスすると実際の受講者の経験談、感想などを得ることができます。詳細はMBA 効果的な学校説明会の活用方法をご覧ください。

チェックポイント:
あなたのその質問は、あなたの出願者としての魅力を高めることにつながるか?(プログラムへの貢献をつたえることにつながるか?)常にこの意識を持って臨むことが重要です。

C.今後のコミュニケーション方法の確認

イベント後も皆さんに有益な情報提供をしてくれるサポーターを探す事も意識ください。イベントで出会った方の氏名/卒業年度/業界や職種/連絡先のメモを必ず取るようにしましょう。限られた時間、かつ他の参加者もいる中で、質問しきれなかったこと、もしくは、イベント後に新たなに思い付いた質問に追加で回答いただける方を探すことはとても重要です。

ビジネスマナーとして、イベント参加後、連絡先を交換できた方には、簡潔にお礼とイベントを通じて具体的な志望動機が高まったことを伝えておくことも忘れないように。

2021年の入学を目指す皆さんにとっては夏は志望校リサーチの山場です。準備項目がぐっと増えてくる時期でもあります。どうぞ時間を有効活用くださいね

Chizuko Okada

【MBA在校生レポート】Harvard在校生に聞いたコロナ渦での留学生活

新型コロナウィルスの影響により、HBS学校生活も大きく変わることとなりました。その状況をお伝えできればと思います。

授業への影響、学校の対応状況

<春学期>
3月の春休み以降、全ての授業がOnlineでのライブ授業となりました。また、5月に実施される予定であったFGIと呼ばれる発展途上国でのコンサルティングプロジェクトもキャンセルとなりました。オンラインに移行したため、93から94人にも及ぶRequired curriculumのクラスメイトと直接的に顔を合わせることは少なくなったことは少々残念でした。

一方で、HBSはオンラインであっても対面の授業に極力変わらないよう、様々なアプローチで学生をサポートしています。HBSは、ケースメソッド形式を取り入れており、また成績も相対評価であることから、学生は授業中にディスカッションを高める発言をすることが求められております。学生の間ではオンラインに移行することによる発言点への影響を不安視する意見も聞かれましたが、HBS側は①相対評価の最下位評価の縮小、②Zoomの機能を最大限に利用した授業の展開(手を挙げる機能、ブレイクアウトルーム、Pollによる投票機能)、③その他自国に帰国に帰国した学生や子持ちの学生に対する授業内外でのサポートを実施し、結果的には授業の質が維持された印象があります。

個人的には、ファイナンスなどの科目は、自身で作成したモデルを参考にしながら授業に臨めるため、授業への理解が大きく飛躍した印象があります。一方で、リーダーシップ関連などのソフトスキル養成の科目は、学生間の発言に対する情熱が伝わりづらく、臨場感に欠けた印象がありました。

<秋学期>
HBSの場合、秋学期に学校に戻るか、または1年~数年間、学校に戻ることを遅らせることができるDefer制度を導入しております。実際のところ、9割以上の学生が学習を継続する予定ですが、一部の学生はライブ授業やその他HBSのネットワーキングの側面を重要視し、Deferの選択するようです。
HBSはハイブリッド方式の授業を選択しており、オンラインとハイブリッドクラス(ライブ+オンラインが交互)の選択をすることとなります(2年生)。

インターン
私の周囲では、ファイナンス関連のインターンで一部キャンセルが出たと聞いておりますが、大手の企業の選考には特段影響がない印象です。それはコロナの影響が出始めたのが3月ごろであり、大方の大手企業の選考が終了していたことが背景にあると思います。コンサルティングファームなどでは、インターン自体が選択式となったほか、無条件にフルタイムのオファーを付与する動きもありました。

今感じていること&メッセージ
コロナウィルスによる影響やそれに関連した米国政府による様々な規制など、若干ネガティブな情報もみられましたが、夫々のビジネススクール毎に様々な対策を継続しながら留学生の環境を整えようとしております。

HBSについては、学校側の学生とのコミュニケーションの取り方を拝見する中で、危機状況下でどの様に組織を前に進めていくのかを目の当たりにしました。このような状況下だからこそ、私たち留学生はただ待っているだけではなく、進んでリーダーシップを取る必要がありますし、それが求められているのだと感じました。コロナ前のような学業や課外活動に忙しい日々が懐かしまれますが、ポストコロナの生活様式に適応しながら、より深い人間関係を構築していきたいと思っております。

秋学期の様子

春学期の様子

Chizuko Okada

【MBA在校生レポート】Cambridge在校生に聞いたコロナ渦での留学生活 &在校生及び卒業生によるMBA説明会 (オンライン) 8/9(日) 開催

CambridgeMBA在校生の方から、コロナ渦でのプログラムの目玉の一つであるGlobal Consulting Project の様子を共有いただきました

12カ月のプログラムの中で、数多くのConsulting Projectを提供しているCambridgeMBAのプログラムの様子、現状のCovid対応、就活状況など盛りだくさんな内容を聞けるチャンスです。ご興味のある方、ぜひご活用ください

CJBS非公式オンライン学校説明会
8/9(日) 20-22時(日本時間)
事前登録が必要です

Global Consulting Project の振り返り

第2学期 (Lent term: 1/14 ~ 3/13)が終わり次第、息の付く暇もなく始まるのがCJBS MBAプログラムの目玉の一つであるGlobal Consulting Project (以下、GCP)です。GCPとは4週間をかけて、スクールまたは自分でソースした企業に対してMBA生4~5人でコンサルティングしていくプロジェクトです。今回は、COVID-19の拡大に伴い英国が3月25日からロックダウンを敷いたことにより、基本オンラインでの対応となりました。私が参画したプロジェクトを振り返りながら、このブログを読んでくださっているCJBS MBA応募者/合格者の皆様の参考になるような情報をご提供できればと思います。

続きはこちら
Global Consulting Project の振り返り

また、在校生によるサイトには、多くの情報が公開されています。必見です!
https://cambridgembajapan.wordpress.com/

Chizuko Okada

【MBA在校生レポート】LBS在校生に聞いたコロナ渦での留学生活 &LBS 在校生及び卒業生によるMBA説明会 (オンライン) 8/1(土)開催

現在LBS1年生の方から、3月からのコロナ渦の中での授業の様子、生活の様子を共有いただきました。クラス、課外活動、インターンシップなどいろいろな面での情報を共有いただいています。

LBSの特長を知りたい方、留学生活の最新情報を知りたい方、どうぞ積極的に在校生にコミュニケーションをとってみてください。

LBSについて知ろう! 人気校ですのでお早目にご予約ください
LBS 在校生及び卒業生によるMBAプログラム説明会 (オンライン)
8/1(土)14:00-16:00(日本時間)

主催:London Business School Japan Club
LBS側参加者:在校生並びに卒業生(合計約20名を予定)

登録はこちらから
https://lbsjapanseminar2020.peatix.com/

◆授業への影響、学校の対応状況
英国では3/23からロックダウンが始まり不自由な生活が余儀なくされていましたが、7/4から一段と緩和が進み、プレミアリーグ、パブやレストランのイートイン、美術館や博物館も再開するなど、街は活気を取り戻しつつある状況です。

LBSでは、3月頭からオンライン授業がスタートしています。
始めは教授含めてZoomでのオンライン授業の経験がほぼないということもあり、双方手探りの状況でしたが、徐々にBreak out room や投票機能やリアクションボタン等をオンライン授業特有のツールを使用して、学びの質を高めようと努力してきました。

20年度の新入生向けオリエンテーションはオンラインでの開催となりますが、9/7からキャンパスを開放、9/21からキャンパスでの対面授業を再開する予定(そのタイミングで入国できていない学生向けにはオンラインでの受講も提供予定)とのことで、再びキャンパスに集う日を一同心待ちにしています。

LBSの特徴の一つでもある世界各国のビジネススクールへの交換留学についても、オンラインでの開講と併用できるように受け入れ側の学校とも調整されていますし、GBE(Global Business Experience:海外での短期実地プログラム)についても、延期や行先の変更で継続検討が行われています。

夏期インターンが今回の混乱で取れなかった・中止になってしまった学生もいますが、学校側もCareer Centreを中心に、また学生主体で運営するProfessional Clubも積極的に、インターンのジョブ・ポスティングが継続して行っており、難しい環境でも少しでも生徒の学びを損なわないような支援体制が整っています。

◆学校側の対応について学生の反応
英国政府が高等教育機関の授業料返還は行えない旨を通達していることから、LBSでも授業料の減額等の大きな動きはありませんが、Academic Rep (学級委員)を中心に学校側への要請を行った結果、履修していない選択科目の録画の期間限定開放、オンライン科目の枠数増設、2年生のスケジュールの柔軟性の確保(pre-autumn term導入により、夏休み取得時期を柔軟にすることでインターン期間を確保できる)等、こういった状況でもMBAを通じて得られる経験を最大化できるように学校側とも最善の策を模索してきました。

また、学生主体のクラブや教授陣の尽力で、 FC バルセロナのJosep会長、BPのBernard CEO、ランボルギーニの Stefano CEO、SoftBank Vision Fundの Rajeev CEO、等々、各界トップをZoomでお招きするなど、「今だからこそできる活動」を積極的に行っています。Japan Clubでもロックダウン中に桂三輝師匠(カナダ人落語家)をお招きしてZoom英語落語ライブを開催し、大勢の学生とその家族にご参加いただき、日本伝統のユーモアを楽しんでもらいました。

◆今感じていること&メッセージ
世界中で先が見通せない中、安全衛生面でも恵まれている日本、および慣れた仕事を離れ、留学を決断するのは普段以上に難しいのではないかと思います。しかし、MBA留学を通じて得られるのは、まさに現在のような混乱した世界を見通す力、それを仲間と生き抜く力だと思います。

確かにこのような状況ですと例えば、大変な思い入れをもって準備してきたJapan Trek を中止にせざるを得なかった等、できなくなってしまったことについ目がいってしまいますが、この中でも何かできることはないかとチャリティーやバーチャルイベントに挑戦する同級生とともに過ごすことで大変刺激を受けますし、この特殊なタイミングで日本や仕事を離れた環境にいることで、日本にいては見えなかっただろう気付きや経験も多々得られています。

このタイミングに海外で学ぶことに不安は尽きないと思いますが、様々な要素・リスクを熟慮いただいたうえで、是非ともMBAへ挑戦していただけると、またLBSを選んで頂けると嬉しいです。我々LBS Japan Clubメンバー一同、全力で応援しています。

※LBS Japan Clubが運営するWeb Page(https://www.lbsjapan.com/)やTwitterアカウント(@LbsClub)を通じて情報を発信しておりますので、そちらからご連絡頂ければ、いろいろなご相談ができると思います。お気軽にご連絡ください。

Chizuko Okada

IE business school fall term MBAプログラム運営状況 7/6現在

IE business school 日本事務局の方から7/6現在のクラス運営状況のアップデートを共有いただきました。コロナウィルスへの対応状況の最新情報です。

【フルタイムMBAの状況】

キャンパスは7月から再オープンし、日本人在校生も現地に戻り始めています。9月入学の方々も順調にビザが取得できつつあり、フルタイムMBAの日本人学生はオンキャンパスでの授業で開始する方が多そうです。なお、IEはLiquid Learningモデルを確立し、現地に到着後も、今後の感染拡大状況や各自の状況に応じオンラインで授業や課外活動に参加することも可能です。

尚、オンライン・通学クラス分けされることはなく、これまで通りのクラス分けで両方のスタイルで学ぶ学生が一つのクラス・授業に混在する形となりますため、教室内設備もそれに合わせてアップデートしています。

【オンラインMBAの状況】

Global Online MBAの3回あるResidential Weeksのうち、最初については9月~10月に実施予定です。日本から渡航の際には、あらかじめ「シェンゲンビザ」を取得していただくことが必要となります。

これまでは、90日間は日本人はビザ不要で渡航できましたが、国境を開けたといっても普通の旅行客として入国することが出来ないといわれているため、万全を期して1週間の滞在であっても、シェンゲンビザ取得をお願いしております。

シェンゲンビザは渡航15日前までに取得していただく必要がありますため、GMBAの出願もこれまで以上に余裕をもって行っていただけるようお願いしております。また、現地到着後の隔離はありませんが、帰国後に隔離などの措置が必要になる場合がございますので、国内に関する情報は各自でご確認いただけるようお願いします。

Global Online MBAのResidential Weekも、状況によっては各自でオンライン参加の選択をしていただくことも可能です。

IE Business Schoolについて
スペイン・マドリッド 発、 起業家精神をもつリーダー教育では世界最高クラスの評価を得ているスクール。70年 代に若い起業家集団がローンチ。ベンチャー気質のカルチャーで、常に最先端のビジネスのエッセンスを教室に迅速に取り入れ、 世界 で初めてアントレプレナーシップをMBAに必須科目として導入

Chizuko Okada

Top MBA プログラム コロナウィルスへの対応方法 -学校説明会運営状況-

コロナウィルスへの対応として、各学校ともにオンライン学校説明会を開催しております。説明会の提供方法は、ライブストリーミングとして決められた日程で開催するものに加えて、過去の説明会の様子を録画したものを公開している学校も多くあります。さらに、説明会の内容も、information session, class visit, chat with students/admissionsというように参加者の目的にあわせて開催されています。皆さんの目的にあわせてこういったオンライン説明会を開催しましょう。

今回は、各主要校の学校説明会の情報サイトをご案内いたします。次回はこういったオンライン説明会の活用方法をご案内予定です。

Harvard
Admission events
https://www.hbs.edu/mba/admissions/admissions-events/Pages/default.aspx
Recorded Virtual Events
https://www.hbs.edu/mba/admissions/Pages/webinars.aspx

Stanford
https://www.gsb.stanford.edu/programs/mba/admission/events/types

Wharton
Admission events
https://mba.wharton.upenn.edu/events/
Recorded Virtual Events
https://mba.wharton.upenn.edu/view-virtual-events/

Columbia
Admission events
https://www8.gsb.columbia.edu/programs/mba/admissions/events
Recorded Virtual Events
https://www8.gsb.columbia.edu/programs/mba/admissions/events/spotlight-on

MIT
Admission events
https://mitsloan.mit.edu/admissions-events?custom_end_date[min]=1578027600&custom_end_date[max]=1924905600&program[0]=MBA%20Program

Chicago
Admission events
https://www.chicagobooth.edu/mba/full-time/admissions/events

Kellogg
Admission events & Recorded Virtual Events
https://www.kellogg.northwestern.edu/programs/full-time-mba/admissions-events/virtual-events.aspx

Michigan
Admission events
https://michiganross.umich.edu/graduate/full-time-mba/admissions/events

UC Berkely Haas
Admission events
https://mba.haas.berkeley.edu/admissions/upcoming-events
Recorded Virtual Events
https://mba.haas.berkeley.edu/admissions/recorded-webinars

UCLA
Admission events
https://www.anderson.ucla.edu/degrees/full-time-mba/admissions/events

LBS
Admission events
https://www.london.edu/masters-degrees/mba/information-events#sort=%40eventstarts%20ascending

INSEAD
Admission events
https://www.insead.edu/master-programmes/mba/events

Cambridge
Admission events
https://insight.jbs.cam.ac.uk/event-category/admissions/

さらに、日本人受験生むけの、在校生/卒業生/入学審査官によるオンライン説明会も要チェック
https://www.agos.co.jp/blog/news/category/agos-school-seminar/

Chizuko Okada

【MBA在校生レポート】Wharton在校生に聞いたコロナ渦での授業の様子 &Wharton Japan Club Virtual Event 7/9(木)

現在Wharton1年生の方から、3月からのコロナ渦の中での授業の様子、生活の様子を共有いただきました。

Wharton Japan Club Virtual Event 7/9(木)開催

日本人出願者に向けての特別イベントです。プログラム説明から生活の様子などを知るチャンスです!

Thursday, July 9, 2020
9:00 PM – 11:00 PM JST
https://www.agos.co.jp/blog/news/2020/06/30/wharton20200709/

・授業への影響、学校の対応状況

2020年3~5月の春学期は、全授業オンラインへ移行。同年8月から始まる1年生のオリエンテーション(pre-term)もオンラインでの実施を決定。秋学期以降の方針については現在検討中。
米国の夏季インターンについては、establishな業界(金融・コンサルティング等)や大手techについてはリモートで実施されていると聞きます。他方、startup界隈は、一部で業況の厳しさから内定取消の動きが見られているようです。

・学校側の対応について学生の反応

大統領が非常事態宣言を発出してから約1週間で春学期の全授業をオンライン化した迅速な対応は好評価。
また、今後の方針について大学は、国や州の方針や感染状況を注視しつつ検討しており、6月末時点ではまだ回答は出ていませんが、この間、学生に対して議論が進み次第状況をこまめにコミュニケーションしてくれるところは信頼感があります(transparency)。もっとも、対面機会の逸失に伴い多くの学生が授業料の一部返還を求めている状況。それに対して大学側は、春学期については返還を認めず。その代わり、夏学期の開講や、オンライン課外プログラムの拡充等で対応しており、一部の学生から不満が聞かれています。

・今感じていること&メッセージ

この間、2020年入学を検討している方々とdeferment(入学延期)についてたくさん話す機会がありました。
確かに、MBAの価値の多くは対面機会で得られると思います。ただし、過去に類を見ない危機下だからこそ、学べること・感じることも多いと、この半年間を過ごしてきて感じています。
最終的には、その瞬間にご自身の「心」が赴く方向に従えば良いと思います。今年入学される方も、deferされる方も、後悔のない素晴らしいMBA生活を送られることを心より祈っております。

Chizuko Okada