IELTS Listeningの語数制限 ― by 土橋

IELTS Listeningの空欄補充問題には、解答に対する語数制限が設けられています。例えば問題文に以下のような指示があった場合、解答として何単語まで書いてよいか、分かりますか?

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Complete the notes below.
Write NO MORE THAN TWO WORDS for each answer.
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この場合、各設問に「二単語以内」で答える必要があります。言い換えれば、それぞれの設問に対して「一単語」もしくは「二単語」で解答するということですね。

IELTS初学者の中には、この“NO MORE THAN TWO WORDS”という表現に、一瞬戸惑われる方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに、英和辞典で意味を調べると、“no more than ~”は「(数量が)~しかない、たった、わずか」といった定義が出てきます。

さて、上記のような指示があった場合、その制限語数(この場合は二単語以内)を超えて解答すると誤答扱いになります。

例えば、ある問題の正解が“leather boots”(革のブーツ)だったとしましょう。これを“boots made of leather”と書くと不正解です。どちらの表現も意味するものは同じですが、後者は語数制限違反となります。

せっかく正しい内容を聞き取っているのに、誤答扱いとなっては悔しいですね。空欄補充問題では、語数制限を必ず確認しましょう。