A new type of TOEFL Task 2 campus conversation (Part 2): How to answer it

In a previous post, I introduced a new type of Task 2 campus conversation in which the student agreed with the basic idea of the plan to close down the computer lab because students had their own laptops, but she didn’t like the idea of adding more books to the library. If you haven’t seen the first post, please go back and look at this new type of Task 2.

How should we organize our answer? It could look something like this:

The university is planning to get rid of the computer lab in the multimedia department because they argue that most students have their own laptops, and it will give them more space to expand the book section.

The woman mostly agreed with this plan. First of all, she said that most students in the multimedia department had their own laptops because they were quite inexpensive and everyone needed them for homework. As a result, the computer lab was hardly ever used these days.

However, she didn’t think it was a good idea to expand the number of books as published books in the multimedia field are typically soon out-of-date.  She suggested that the space would be better utilized as a meeting area for groups working on projects.

So, it’s not widely different from what we are used to. We can add ‘mostly’ to ‘agreed’ and use a contrasting linking word to introduce the second point, such as ‘However’.

In conclusion, you are still more likely to see the old pattern, but please be aware that this new pattern above is possible.

Writingセクション攻略のために(その1):日本語で思いついたことを整理し直す — by 米田

TOEFLにしてもIELTSにしても、高スコア獲得のためには作文力即ちWriting力を高めなければいけませんよね。高得点につながるWriting力には幾つもの要素があります。語彙力や文法力、説得力のある論理展開、IELTSであれば図表の正確な解釈(Task1)、TOEFLであれば高精度なListening理解力(Integrated Task)などなど・・・。
両方の試験でWritingセクションを教えていると、異なる部分も勿論ありますが、根底にある、地力を成す力は同じなんだな〜と感じさせられますし、求められる技能の普遍性を痛感します。

さて、お題を与えられて考えて、「こういうことを書こう」と頭に思い描き、タイピングをし始める、または鉛筆を走らせます。そうして自分で書いたものを添削してもらった経験がある方ならよく分かる通り、頭の中で考えた時には全く違和感のなかった文でも、それをネイティブグレーダー的な視点で見ると不自然な英語、説明不足な英文だったりすることがよくあります。

その原因はどこにあるんだろう?・・・と考えてみると、一つは我々が頭の中で思いつく日本語の文がある意味高度で、また端折るのがデフォルトになっていることに気付かされます。日本語ってそういう意味では抽象的で動詞がメイン、対して英語はより具体的かつ説明的であり、名詞がメインと言えるかもしれません。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」・・・とまで抽象的(かつ詩的で美しい)な和文は流石に考えないかもしれませんが、「都会に住んでいるとなかなか緑に接する機会がない」といった文、違和感なく思いつきます。

でもこれを自然な英文にするとなると、なかなか難しいかもしれません。そういう時に役立つのが、敢えて“説明調”に“和文和訳”する、という考え方です。勿論実力を上げるにつれて、英語でイメージして書いていくことを目指しますが、その前段階として、です。先程の文で言うと、

「都会に住んでいるとなかなか緑に接する機会がない」
→和文和訳:「都会にはあまり緑がないので、都会で緑を見ることはとても難しい」
It is very difficult to see green places because there aren’t many in the city.

趣は損なわれるかもしれませんが、一旦“和文和訳”を経由すると、自然な英語にしやすくなります。因みに上記の元々の和文をGoogle翻訳にかけると・・・。是非確認してみて下さい。

これから留学準備をしたいという皆さんへ。「いきなり長文はダメ!」の話 — by 柳澤洋美

英語の勉強には順番があります。

まず1つ目は「英単語の暗記」です。まずは1カ月かけて、とにかく単語集を1冊それだけやる。文法は? 長文読解は?と焦る気持ちを抑えて、単語の暗記に専念しましょう。

その次は「英文法の習得」です。これも1カ月かけて、中高の文法問題集を1冊やってみましょう。忘れていた文法を思い出しましょう。文法に自信がないと言う方は中学の英文法問題集1冊を2週間でやる。そして、少し難易度が上がった高校の英文法問題集1冊を2週間で解く。これで1カ月です。

いきなり長文を解いたところで、単語も分からない、文法がしっかり入っていないので訳せない…それでは長文をやってもあまり意味がないし、第一、見直しするのに辞書を引きながら、文法書を見ながらでは効率が悪すぎます。まずは単語と文法をこなして英語の基礎力をつけましょう。

ただし、アゴスにも「時間がないんです!」という生徒さんがたくさんいらっしゃいます。そうすると、単語・文法・長文と並行して学ぶしかないですね。特にお時間のない社会人の皆さんにとっては仕方ないかもしれません。そういう「時間ないんです」という皆さんへのカリキュラムでクラスを進めていきます。確かに大変ですが、宿題などをこなしていただければ、志望校の合格も勝ち取れる自慢のカリキュラムです!

でも~、もし今、このブログを読んでいただいている方で、留学までの時間が比較的ある方…。並行して学ぶ方法はスーパー大変です。同時進行で3つをやるよりは、1つずつ丁寧にこなしていった方が絶対に頭に入っていきます。そして、学習の定着もいいです。「単語→文法→長文」…これが理想の英語の勉強の順番です。

英単語学習法(その3):派生語と共に覚える! — by 加藤

これまでの記事で、私がお勧めしている英単語学習法は以下であると述べてきました:

(1)例文や用例の中で覚える (→ 連語や語のニュアンスも身に付く)
(2)強勢の位置と正しい発音を意識しながら、例文や用例を口ずさんで覚える
(3)分かる場合は語源の理解と共に覚える
(4)分かる場合は派生語と共に覚える

今回は、上記の(4)に光を当てます。

たとえば、『TOEFLテストボキャブラリー+例文3900』 (アゴス 岡田&松園著/The Japan Times社刊)のp.189に、80点突破レベルの単語として、次の項目が載っています:

「endure:(動)耐える、持ちこたえる  (名)endurance:忍耐、持続」

これだけでも、endureという動詞を、その名詞形のenduranceと一緒に覚えられて、一挙両得ですね。ですが、さらにできる方は、辞書でendureを引いてみましょう。その前後に次のような派生語が見つかるはずです:

endurable:(形)耐えられる、がまんできる
enduring:(形)忍耐強い(patient);持続する(permanent)

これらもすべてまとめて覚えてしまいましょう。endureという単語を糸口に、その3つの派生語も一緒に覚えられて、一石二鳥ならぬ「一石四鳥」です!
私の辞書には、たまたまenduringの同義語として、上記のようにpatientとpermanentも載っているので、これらも一緒に覚えると、なんと「一石六鳥」です!!

私は常日頃から、「辞書は引くものではなく、読むものである」と言っています。ある英単語の意味を調べたらすぐにとじてしまうのではなく、せっかく労力をかけて開いた辞書(電子辞書やネット辞書の場合は、検索した語句)は、そう簡単にはとじません。その語が持つ意味を隅から隅まで確認し、特に知らなかった意味についてはその例文を確認し、口ずさんで覚えます。さらにその派生語(名詞(簡単な例では、energy)の場合は、その動詞形(energize)、形容詞形(energetic)、副詞形(energetically)など)も一緒に覚えるようにします。

このようにして、貪欲に英語の語彙力増強に励んでみてはいかがでしょうか。語彙力が飛躍的に向上します!

英単語学習法(その2):語源で覚える!– by 加藤

前回の私の記事で、お勧めしている英単語学習法は以下の様に述べました:

(1)例文や用例の中で覚える (→ 連語や語のニュアンスも身に付く)
(2)強勢の位置と正しい発音を意識しながら、例文や用例を口ずさんで覚える
(3)分かる場合は語源の理解と共に覚える
(4)分かる場合は派生語と共に覚える

今回は、上記の特に(3)に光を当ててみます。
覚えようとする英単語の語源が一部でも分かれば、その単語を覚えやすく、また、忘れにくくなります。

まずは、前回も例に出した「synthesize:(動)合成する、統合する」で考えてみます。
実は、接頭辞のsyn-やsym-は、con-やco-と同じく「(2つ以上のものが)共に、同時に、一緒に」という意味を表すのです。この接頭辞を含む他の単語には、次のようなものがあります:

synchronize:(動)同時に発生する、同時性をもつ
synonym:(名)同義語、同意語
symmetry:(名)左右対称
sympathy:(名)同情、共感

これらはすべて、「2つ以上ものが一緒になる」イメージを含みますよね。
話はもどりますが、よって、synthesizeは「2つ以上のものを合成させる」イメージで覚えやすくなります。

ちなみに、皆さんの中には、シンセサイザー(synthesizer)という楽器をご存じの方もいらっしゃると思います。電子的に音響を合成する装置のことですね。

どちらにしても、英単語を覚える、そして、その意味を思い出すには、「手がかり」や「糸口」が多いに越したことはありません。ぜひ、上記に述べた方法で、英語の語彙力増強を図ってください!

「リーディング・スコアの伸び悩み」の原因とは?– by 柳澤洋美

生徒さんから、「一通り単語集の暗記はしました。英文法も復習しました。でも、TOEFLでReadingが20点(あるいはIELTSでバンド6.5)から伸び悩んでいます」…というご相談を受けます。

原因の一つとして「複雑な構文」に弱い…というのがあります。比較的簡単な英文は難なく訳せても、少し複雑な文章の意味を取るのに時間がかかってしまうのです。そして、実はそこに限って設問になっています(汗)。
これは「自分の知っているパターンの構文」が出てくれば、す~っと読めるのですが、「知らない」構文パターンが出てくると、その文章の単語が全部わかっていても理解不可能になります。

これを克服するには、「自分の知っているパターン構文」を増やしてしていくことが大切です。

たとえば
It was the news that made me happy. をどう訳しますか?


答「私をハッピーにしたのはその知らせだった。」
「it is ~ that …」の強調構文をパッと見抜けますか? it wasとthatを取ると、The news made me happy. という英文ができます。これが強調構文の見分け方です。訳すときは「(that以下)なのは、(it was以下)だ。」です。

では、このような難易度の高い構文パターンの知識をどのように増やしていけばいいのでしょうか? 

それは過去問公式問題集に出てくる文章をしっかりと読めるようにすることです。長文問題を解いてみて、ミスしたところがあったら、本文中に解答の書いてあるところを探します。そして、その場所(文章)をしっかりと訳してみましょう。その文の型(SVOC)を捉えて、分析する…そうすることで「自分の知っている構文パターン」がどんどん増えていきます。構文のインプットも高得点の秘訣です。

ETS Japanが設立されました

本年6月15日より、ETSの子会社として、ETS Japanが設立されました。
以下のご連絡がありましたので、皆さまに共有いたします。

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このたび一般社団法人CIEE国際教育交換協議会は、令和3年6月14日をもちまして、TOEFL®テストに関する事業を修了し、翌6月15日以降はETS Japan合同会社が同事業を運営していくことについて同社との間で合意に至りましたことをここにお知らせいたします。
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以上が、CIEE代表理事の磯田太郎様名義でのご連絡です。

なお、以下がETS Japanのウェブサイトです:

https://www.toefl-ibt.jp/

Home Edition用ノートテイキングセット(TOEFL iBT®︎)

受講生の中でも、公開会場だけではなく自宅受験版のHome Editionで受験しスコアを報告して下さる方が本当に多くなってきました。

このシステムが始まった当初は、受験者側も実施側もかなりの試行錯誤が求められたと思います。多くの質問も寄せられました。

公開会場とは異なる制約(通常の紙は使用できない)がある“メモ取り”ですが、公式教材ショップ(TOEFL®︎  テスト日本事務局が運営する公式オンラインショップ)では以下のような製品が販売されています。

https://www.ciee-onlineshop.jp/fs/cieeonlineshop/shenote

興味深いのは、「実際に受験した方の声を参考に開発」したもので、「実際にスタッフが商品を試して厳選した」アイテムだというところです。紹介動画もありますので是非参考になさって下さい。

適度な硬さと柔軟性のある紙製のホワイトボードに、書きやすい極細のマーカー、そして消しやすいイレーザーをセットにして繰り出しています。使用した方の感想が寄せられたらまた情報共有したいと思います。

(米田)

英単語学習法(その1):例文の中で覚える!– by 加藤

TOEFL®にしてもIELTSにしても、高スコア獲得のためには語彙力の増強が欠かせません。私が自分でも実践し、生徒さん達にもお勧めしている英単語学習法は以下です:

(1)例文や用例の中で覚える (→ 連語や語のニュアンスも身に付く)
(2)強勢の位置と正しい発音を意識しながら、例文や用例を口ずさんで覚える
(3)分かる場合は語源の理解と共に覚える
(4)分かる場合は派生語と共に覚える

今回は上記の特に(1)と(2)に光を当てます。
たとえば、『TOEFL®テストボキャブラリー+例文3900』(アゴス 岡田&松園著/The Japan Times社刊)のp. 153に、80点突破レベルの単語として、次の項目が載っています:

synthesize:(動)合成する、統合する
Scientists are trying to synthesize the two metals.
科学者たちはその2つの金属を合成しようとしている。

単純に「1語1語訳」(英単語1語につき、1つか2つの日本語の訳語)だけで暗記するとなると、「synthesize:(動)合成する、統合する」だけを見て覚えることになります。

しかし、例文を見ると「~ synthesize the two metals.(下線部は加藤)」とあります。これで、「2つ(またはそれ以上)の異なるものを合成する、合わせる」ことだと分かります。

つまり、synthesizeという単語の日本語訳だけを暗記していたのでは分からないかもしれない

(A)語の使い方(他動詞であること。連語(コロケーション)のパターン)や、
(B)より深いニュアンス、
と共に覚えることができ、
(C)実際に自分でもその単語をアウトプット(writingとspeaking)する時に、自信をもって文の中で使える(!)
ことにも繋がります。
さらに、「1語1語訳」で覚える場合よりも、

(D)その単語の意味を覚えやすく、かつ、忘れにくくなります。

英単語を例文の中で覚えると、なんと、以上(A)~(D)の利点があるのです。
是非、英単語は例文の中で口ずさんで体得するようにしましょう!

TOEFL iBT®︎ 本試験、受験料改定! 245$へ↑

本日、日本事務局であるCIEEより、以下のお知らせを頂きました。

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TOEFL(R)テスト日本事務局をしております一般社団法人CIEE国際教育交換協議会です。

TOEFL iBT(R)テスト(インターネット版TOEFL(R)テスト)につきまして、2021年2月より受験料等が下記の通り改定されましたので、皆様にお知らせいたします。

・Regular registration(オンライン/電話:受験日の7日前まで):245米ドルLate registration(オンライン:受験日の2日前まで):285米ドル(受験料245米ドル+手数料40米ドル)
・Additional Score Report(Official、Test taker共に):20米ドル

上記の料金表示は、 TOEFL(R)テスト主催団体Educational Testing Service(ETS)のWebサイト(http://www.ets.org/toefl)上で受験者が作成する「My TOEFL Home」でご確認いただけます。
なお当協議会サイトで掲載している主なページは以下になります。

https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/fees.html
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/faq2.html

これからTOEFL iBTテストを受験される方のために、ホームページ、E-mail、掲示板などでご案内いただけますと幸甚に存じます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
  
一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会 // CIEE Japan  
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・・・とのことです※(赤太字等で強調は当ブログ執筆者)。数年おきに値上げがありますが、貴重な資金を無駄にしない為にも、
しっかり学習し対策を講じた上で受験したいものです。

(教務部)