GMAT 単語学習: 本 vs アプリ

アゴス・ジャパンの中山です。

「GMAT単語学習を本格的に開始したいのですが、本とアプリのどちらを使うべきか迷っています。どちらが学習効果が高いでしょうか?」という質問を受けましたので、以下、「GMAT重要単熟語」と「GMAT Test 単語帳」のそれぞれの特長について、比較したいと思います。

<「GMAT重要単熟語」の利点>
・1つ1つの単語や熟語に対して、著者&編集者が厳選した定義のみが掲載されている
・重要単語には例文や憶え方のコツ、類義語や反意語等の関連事項が掲載されている
・実際にアメリカ人が発音した音声ファイルが付属している
・数学単語に図がある
・Reading 分野別単語集に、RCトピックについての簡単な解説がある
・暗記用の赤シートが付属
・Kindle版なら、ノートPCやiPad、Android端末など、いろいろなデバイスで参照可能

<「単語帳 – GMAT Test」の利点>
・収録語数が本よりも多い(本:3989  <  アプリ:5000以上)
・ほとんどの単語について、iOS内蔵辞書の詳しい定義や用例を参照できる(より深い語彙力の養成が可能)
・スマホは本よりコンパクトで常に携帯しているので、場所を問わず勉強しやすい
・一通り学習した後、未記憶単語のみをリスト化して、一気にまとめて復習できる
・アプリに予め収録されていない単語も、辞書で意味を調べたりリストに追加したりすることができる(My List 機能)

以上を総合的に検討しますと、机の上やパソコン上などで本格的に単語学習したい場合は「GMAT重要単熟語」、外出先などの小刻みな隙き間時間を利用するには「単語帳 – GMAT Test」という使い分けがベストなのではないでしょうか。

ちなみに、本の単語を全部憶えれば V. 45 以上、アプリの単語を全部憶えれば V. 51 を取るのに十分な語彙力になることを意図して作成してあります。

本でしたら Level B まで90%以上と Level C の半分くらい、アプリでしたら基礎レベルまでと上級レベルの20%くらいを憶えていれば十分に V. 40 以上を取るレベルの語彙力になります。

自宅受験 GMAT Online で「実物」ホワイトボードが選択可能になりました

自宅で受験する GMAT Online では、今まで筆記用具の使用は許可されず、画面上のオンライン・ホワイトボードを使用しなくてはいけなかったのですが、2020年6月11日以降の予約から、実物ホワイトボードが選択可能になりました。

Whiteboard Options for the GMAT™ Online Exam

今まで通りオンラインホワイトボードも使用可能ですが、自分で用意した30×50cm以下のホワイトボード、マーカー、イレイサーも使用できることになります。(mba.comの説明に「配送時間も考慮して申し込むように」とあったので、公式のセットが自宅に送られるのかと思っていましたが、自分で購入する場合の配送時間のことだったようです)

GMAT Onlineのスコアは会場受験のスコアレポートには記載されず、AWAがないので時間も短く、かつ自宅で受験できることで、会場受験よりも緊張感やプレッシャーが大きく緩和されるというメリットがあります。

今回のポリシー変更により、GMAT Onlineが不評だった唯一の原因であるオンライン・ホワイトボードを使わなくて済むようになったことで、GMAT Onlineを受験するメリットがさらに高まることになりました。

それにしても、、、6/10以前にGMAT Onlineを受けて、オンライン・ホワイトボードが原因でスコアが低くなってしまった受験者は、今回の変更には大いに不公平感を抱くのではないかと思います。

GMAT Online の受験チャンスは1回だけですが、「特例として6/10以前に受けた方だけ、追加受験料を払えばもう1回チャンスを与えられる」ということになったりしそうな予感がします。

GMAT Online Whiteboard公式練習ツールが公開されました

自宅で受験するGMAT Online Examでは、机の上にメモ用紙や筆記具を用意することは許されず、画面上のonline whiteboardを使ってメモや計算をする必要があります。

ペンタブレットも禁止で、マウスまたはトラックパッド等を使用して画面上に書かなければなりません。タッチスクリーン搭載のパソコンを使う場合、タッチペンまたは指の使用も禁止です。

GMAT Online Examに関しては、「ペンとメモボードが使用できる会場受験と比較して、GMAT Online Examはあまりにも不公平ではないか。試験当日にいきなりマウスで字を書けと言われても無理だ」というような批判がネット上を駆け巡っています。

そのような声を受けて、GMACがOnline Whiteboardの練習用ツールを公開しました。

Using the Online Whiteboard

下の画像のような練習ツールです。

私自身、ペンタブレットで字を書くことは非常に慣れているのですが、トラックパッドで真剣に字を書くのは今回が初めてでした。

実際に、MacBookのトラックぱどでMath問題を解こうとしてみましたが・・・

ペンで書く場合と比較して、何倍も時間がかかり、また、時間をかけてゆっくり書いても、ところどころ判読不能になってしまいました。

マウスで字を書くコツを掴んだ人の話によると、5〜7時間の訓練が必要だったそうです。

タイプ打ちもできるのですが、キーボードのみで数字を打って計算するのにも慣れと時間が必要です。

練習をした数分後・・・

少しはマシになりましたが、やはりペンと比較するとはるかに時間がかかります。

結論として、今回公開されたオンライン・ホワイトボード訓練ツールを少し試しただけの現段階では、私自身、GMAT Online Examを受験する勇気は全く持てませんでした。

これから GMAT Online Examの受験を予定している方は、マウスとキーボードでスラスラ計算できるようになるまで十分に訓練してから、試験当日を迎えられるように準備することをお奨めします。

私の希望的推測では、GMAT Online Examがもし6月15日以降も提供され続ける場合、世界中のGMAT受験者からの猛抗議を受けて、GMAT Onlineでペンタブレットやタッチスクリーン&スタイラス等の使用を許可するようにルール変更されるのではないかと思いますが、、、当面の間は、マウスで字を書く練習に励むしかなさそうです。

GMAT Onlineではメモ用紙や筆記具が使えません

【追記】2020年6月11日以降、実物ホワイト・ボードが使用可能になりました。

GMAT Online 試験と会場試験との違いについて補足情報です。

自宅で受験するGMAT Onlineでは、会場試験とは違いメモ用紙や筆記具を使用することが許されないため、オンライン・ホワイトボードを使用することになるようです。

このオンライン・ホワイトボードはSurface PenやApple Pencil、あるいはペンタブレットなどを使えれば便利ですが、GMAT Onlineでは、それらの器具を使用することも許されず、マウスまたはトラックパッドだけを使って字を書いたり図形や数直線を描いたりすることになるようです。

マウスで数字や文字を書きながら計算をするとなると、そもそも会場試験との公平性が全く保たれないということで、既にオンライン・ホワイトボードの廃止を求める署名活動が行われ、1000人近くの賛同者が出ています。

Allow Use of Pen-paper in the GMAT Online Exam

POETS & QUANTSの以下の記事で、この問題に関して詳細に紹介されています。

MBA Applicants Frustrated With At-Home GMAT Exam

GREオンライン試験ではメモボードとペンの使用が許されているとのことなので、GMAT Online も同様のルールにすべきだと思いますが、、、現時点では物理的な筆記用具が使えないことを覚悟して GMAT Onlineを受験するしかなさそうです。

GMAT Online(自宅受験)と会場受験との違い

 

GMAT Online と会場受験との主な違いは、次の通りです。(2020年10月2日現在)

会場試験と自宅受験の違い

GMAT Onlineは「2回しか受験できない」ことや「スコアのキャンセルができない」ということで、どのタミングで受験するか迷う方が多いのではないかと思います。

おすすめの受験方法や GMAT Online に向けての心構え等については、クラスの中でも詳しく紹介していきたいと思います。

また、上記の情報は2020年10月2日現在のものです。最新情報については公式サイトでご確認ください。

About the GMAT Online Exam

GMAT が自宅で受験できるようになります!

2020年4月20日から6月15日までの間、暫定的な特別措置としてGMATを自宅で受験できるようになります。

Welcome to the GMAT Online

AWA を除いた2時間45分の試験で、AWAがない点を除いては通常の試験と同じアルゴリズムで採点されます。

スコアは通常通り5年間データに残ります。

「12か月間に5回」「一生に8回」という受験制限にはカウントされないとのことですが、GMAT Onlineを受験できるのは1回だけという制限があります。

受験料は$200で、通常より50ドル安くなっています。

科目の順序は選択できず、Quantitative → Verbal → IR の順序で受験し、休憩時間は IR の前に5分間が許されるのみという点も、通常の試験と異なる点です。

試験前に顔写真、身分証明書の写真、試験環境である部屋の写真を送付し、試験中はWebカメラとマイクを通して試験官が監視するシステムになります。試験中に部屋を出たり、試験官の視界から出ることは許されません。試験中に質問がある場合は、チャットを通じて試験官に質問します。

GMAT Online に関する FAQ は以下のページで参照できます。

About the GMAT Online Exam

GMAT Onlineに関して追加の情報がわかりましたら、このブログでお知らせしていきます。

GMAT Official Guide 2019/2020 オンライン問題 (IR, Verbal, Math) へのアクセス方法

(受講生の方からのご指摘で、このブログ記事での OG  オンライン問題へのアクセス方法の説明記事が 2017版までしかなかったことに気づきました。)

以下、OG 2019 / 2020 版オンライン問題(IR, Verbal, Quantitative共通)へのアクセス方法を解説します。

1.gmat.wiley.com (www.なし) にアクセス

2.OG出版社 Wileyのアカウントを作成した後、ログインします。

3. 上の画像の赤丸 “Activate PIN”をクリックして、アクセスコードを入力します。

本の表紙の袋の中の「ISBN番号」が書かれた紙の裏側に「Access Code」が記載されていますので、それがPIN番号になります。(表紙に袋がついている代わりに、コインで削って番号を確認する場合もあります)

4. ログインした後、Official Guide 2019 または 2020 の「Launch」ボタンをクリックします。

5. ページ下の方の「Go to Practice Set Builder」をクリックすると、練習問題の画面に移動します。

6. 各科目の左側にある三角ボタン(上の画像の赤丸)をクリックすると、詳細な科目選択ができます。

7. ページ下の方の「Number of Questions」で練習したい問題数を選択して学習を開始します。

8. “Study Mode”を選択すると解答後すぐに正解と解説が表示され、”Exam Mode”を選択すると 選んだ問題数のセットが終了した後に正解と解説を確認できます。

 

ご不明な点がありましたら、アゴス・ジャパン中山まで、お気軽にお知らせください。

GMAT Official Guide 公式モバイル・アプリ

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

OG 2019 / 2020 の問題をオフラインでも練習できるGMAT公式モバイル・アプリが登場しましたので、ご紹介します。

(※ Official Guide Books はアゴスのクラスで配布しますので、クラスを受講予定の方は購入される必要はありません。)

 

iPhone / iPadをお使いの方は、以下のリンクからダウンロードできます。

App Store でWiley Efficient Learning ™ アプリをダウンロード

Androidスマホ / タブレットをお使いの方は、以下のリンクからダウンロードできます。

Google Play でWiley Efficient Learning ™ アプリをダウンロード

Wiley.comのオンライン問題同様、科目や問題数を選んで学習を開始します。

 

選べる科目は Verbal SC, CRとQuantitativeのみで、IR と Verbal RC問題は収録されていません。

問題の見え方は以下のような感じです。

 

ちなみにiPadでは以下のような感じで、タブレットでもスマホと視野が同じ仕様になっています。

 

オンライン問題の “Study Mode” 同様、選択肢をタップするとすぐに正解・不正解と解説が表示されます。

 

指定した問題数を終えると、回答結果のレビュー画面を見てパフォーマンスを分析することができます。

 

フラッグを付けた問題だけレビューしたり、間違えた問題だけをレビューすることもできます。

しかし、この復習する段階での解説の配色デザインには、賛否両論があるかもしれません・・・正解問題は背景が緑色、不正解問題は背景が赤色になり、白い文字で解説が表示されます。

学習者の立場としては、正解・不正解はすでにわかっていることなので、ここでは「あなたは正解でした!(緑!)」「あなたは不正解でした!(赤!)」と強調されるよりも、目が疲れないような背景色と文字色で、じっくりと解説を読み込みたいところなのではないでしょうか。最初に選択肢をタップした時に表示される解説画面のように、白の背景に黒の文字という配色の方がよかったのではないかと個人的には思います。

この最後の解説画面の奇抜な背景色には少し驚かされましたが、全体的には、オフラインでサクサクと問題演習をできる公式アプリということで、非常に有用な学習教材であると言えると思います。

同じくオフラインで OG 問題を参照できる VitalSourceのe-Bookモバイル・アプリでは、問題を解いた後、正解を確認するためにたくさんスクロールする必要があって不便に感じていた人もいたかと思います。

今回紹介した Wiley Efficient Learning アプリGMAT OG問題では、問題を解いた後すぐに正解と解説を確認することができるので、効率よく学習を進めることができます。

また、アプリでの正解・不正解の学習記録は Wiley.comサイトのオンライン問題と自動的に同期するので、外でスマホ等で学習した成果を帰宅してからパソコン上でじっくりと分析することも可能です。

通勤中などの隙間時間を利用してGMATを学習したい方にとっては、たいへん便利な学習アプリです。

OG 2020発売は5月7日に延期

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

4月末に予定されていたOfficial Guide 2020の日本でのリリースが延期されて、発売予定日が5月7日に変更されることになったようです。

ゴールデンウィークの前に OG 2020 を購入して、連休中にたっぷり勉強しようと計画していた方々にとっては、ちょっと予定が狂ってしまったかもしれません。(「代わりにGMATは何を勉強しよう・・・」という方には、GW集中コースがお奨めです。)

さて、出版社Wileyの御好意で、発売に先行してOG 2020オンライン問題のアクセス権を頂きましたので、少しだけ内容をご紹介します。

Official Guide 2020 は、2019 から問題数が各科目10%以上増加しています。

<OG 2019> Quantitative: 404問、Verbal: 403問、IR: 66問

<OG 2020> Quantitative: 459問、Verbal: 447問、IR: 74

オンライン問題の操作方法や外観は、OG 2019 と全く同じです。

サマリー画面では、OG 2019同様、各問題の正解・不正解、レベル、正解率、解答時間、フラグ、メモの有無などを一覧することができます。

OG 2020には、オフラインでも問題を解くことができるモバイルアプリが無料で付くようです。こちらについては発売日を待ってレビューしたいと思います。


Official Guide 2020 の発売は延期されてしまいましたが、「GW を利用して GMAT Verbal を仕上げたい!」という方には、GMAT Verbal Strategy Intensiveクラスがお奨めです。

GMAT Verbal 初級レベルから、5日間で一気に上級レベルに到達することを目指した集中コースです。

GMAT対策に必要な学習時間の目安

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

これからGMAT学習を開始しようとする方からよくあるご質問の1つに「GMAT対策にはどのくらいの時間がかかりますか?」というものがあります。

以下、一問一答形式で、よくあるご質問にお答えします。

Q1. GMAT対策にかかる合計時間はどのくらいですか?

A1. 大雑把にいえば、300時間くらいになるのではないでしょうか。

数学が得意か苦手か、英語が最初から得意か勉強して伸ばすか等で、この時間は大きく変わります。少ない方で100時間以内、多い方で500時間くらいです。

Q2. 1週間の学習時間の目安は?

A2. 最低で3〜5時間、平均で5〜10時間くらいになると思います。

通学またはオンラインのクラス受講を開始した後、授業の復習と宿題をこなすのに3〜5時間かかります。それ以外に、単語を覚えたり読解の訓練をしたり、数学であれば公式や解法等の必要事項を自分で学習したりするのに2〜5時間かける方が多いようです。

平日の平均学習時間は1時間程度で、週末にまとめて学習するというパターンが最も多いです。

Q3. GMAT対策を開始してから目標達成までの期間は?

A3. 3〜6か月くらいが目安です。

試験結果のご報告をお送りいただいた方のデータのうち、最終的に目標スコアを達成できた方の統計を取ると、GMAT Verbalクラス初回授業の受講開始から目標スコア達成した試験日までの平均期間は5.4か月です。

早い方で学習開始から3か月以内、仕事の都合で学習休止期間等も挟みながら対策をした場合等、遅い方で2年くらいです。


以上は、アゴスのクラスを受講した場合の一般的な日本人の方の学習時間の目安です。数学・英語に得意・不得意の差が大きい場合は、上記の目安が当てはまらないケースも多いです。

また、学習期間について上記以外のご質問がありましたら、回答を追記しますので、お知らせください。