GMAT 学習体験記: 初回受験で 770 点

GMAT 初回受験で 770 点を獲得された方から体験記をいただきましたので、紹介します。(公開のご承諾をいただいています)


幸運にも初回受験でTotal 770という望外のスコアを達成できたため、簡単ではありますが、体験談を共有させていただきます。

【スコア推移】

 

【スケジュール・使用教材】

2022年1月 Verbal Strategy Advanced受講

マスアカ(年末年始で1周)

某塾文法コース受講

業務多忙につき、Verbalは宿題・復習が精一杯

2022年2月 Verbal Strategy Advanced受講

Manhattan GMAT Advanced Quant

GMAT重要単熟語(以降も継続)

1月同様、業務多忙につき、Verbalは宿題・復習が精一杯

2022年3月 Verbal Practice(A)受講

Problem Sets (White Book)

OG(本体・Verbal Review)の未着手部分

Prep初回

学習時間が確保できないため上司に相談したところ、3月下旬から1か月業務負荷を軽くしてもらえることに

2022年4月 Verbal Practice(B)受講

AWA Strategy

Prep

初回受験

過去の体験記を見て、1st Roundで出願するためには、GW明けの試験で730が目標となると判断しました。そのため、GW明けに予約をした後、試験慣れのためそこから逆算して1回目の受験日を定めました。

【Verbal】

①全体

Qと異なり、満点を狙うセクションではありません。いかに3分野合計で8割を達成するかという戦略が重要な試験だと思います。8割を達成すればV40が期待でき、Q50とあわせれば730は達成可能です。その中で、試験当日も、勉強時間も、SC/CR/RCにそれぞれどれだけ時間をかけるかのバランスを考える必要があります。

本番では幸運にもV46という信じられないスコアが出てくれましたが、目標としては上記の通りV40+、Q50+で730を目指しておりました。

②SC

余計なものには手を出さず、中山先生のマニュアル・OG2冊・Problem Sets(White Book)・Practice2冊の内容をすべて理解することに努めました。SCの出題分野はロングテールで、個別の細かいトピックを追いすぎるといくら時間があっても足りないと思っており、中山先生の「2割は知らない問題が出てしまう、残りの8割を確実にとることが重要」というお言葉がまさに核心を突いていると思います。そういった意味では、SCに時間をかけすぎてしまうのはリスクだと感じます。

先人に倣い、エクセルで解いた問題を管理し、〇(根拠も含めて正解)、△(正解も根拠あいまい〜なんとなく正解)、×(間違い)で管理し、△以下の問題は3回以上解くようにしました。逆に〇はわかっている内容なので、大体2回以下しか解いておりません。ある程度記憶にも残ってしまうので、間違えたものを集中的に復習しました。

上記のスコア推移を見ていただくと、3月にVが大幅に改善していることがわかりますが、これはマニュアルをほぼ完璧に理解できたことが主因だと思っています。△や×が出るたびにマニュアルに立ち返って復習し、曖昧な点をなくすことで8割程度の正答率まで上げることができました。

③CR

こちらも使った教材はOG2冊・Problem Sets(White Book)・Practice2冊です。こちらはSCと異なり、正解を見つけるタイプの問題ですので、ひとつひとつ選択肢を落とすというよりは、5つの選択肢からぴったりの正解を見つけ出す感覚で解いておりました。わからないものは多少時間を使ってもわからないので、時間を使いすぎないことが肝要かもしれません。

④RC

使った教材はこちらも同じです。もともとTOEFLのRは30点を複数回取っていたので、RCについてはそれほど苦手意識はありませんでした。RCの特徴的な点としては、(1)頻出テーマと(2)選択肢を意図的にわかりにくくしている点かと思います。いずれも慣れが重要かと思いますので、毎日1パッセージはRCを解くように心がけていました。(1)については、各分野の単語も重要ですが、民族・動植物の名前それ自体を覚えることよりも、それぞれのテーマや論理展開に慣れることが重要だと感じました。(2)についても、ぱっと見選びづらい抽象的な選択肢がしばしば正解になるのでGMATの癖に慣れていけば正答率が上がってくると思います。

⑤試験戦略

SC 2:00、CR 2:00、RC 2:00(8分/パッセージ)を目標としました。ここは個人差のあるところだと思います。私はCRが相対的にスムーズに解けていたため、CRを削ってその分SCに時間を使い、悩ましい問題の正答率を上げる方針としました。実際にESRレポートを見ると、SC 1:49、CR 2:06、RC 2:03でしたので、おおむね目標通りだったかと思います。全問解くと間に合わないペースですので、RCについては中山先生が講義内でおっしゃっていたランダムクリックをしております。RCは全問正解でしたので、この手法は引き続き有効なようです(ただしこれから受験される皆様は必ず最新の情報を確認してください)。

【Math】

マスアカを1周し、問題形式を理解した後、ManhattanのAdvanced Quantに取り組みました。Advancedに取り組んだ意味がどこまであったかはわかりませんが、あまり(日本人には)馴染みのない解法も解説されているので、問題に対するアプローチの幅は広がったかと思います。

Prepが毎回51点だったので、本番も51点を期待しましたが50点でした。ESRを見る限り1ミスのようなので、やや不運だったかもしれません。

【IR】

AGOSのパッケージを契約していたので、講座受講は可能でしたが、結局受講しないまま終わりました。重要性が低いこと、Prepが毎回8点(正解数は9/12〜12/12)だったことから特段対策はしておりません。本番も1ミスでした。スコアが気になるようであれば、講座を受講して、最低限対策すれば十分かと思います。

【AWA】

AGOSの講座を4月に受講しました。この講座で解き方と型を理解すれば、4.0以上は難しくないと思います。皆さんのいう通り、CRが一定程度の水準に到達していれば、Argumentの問題点を見つけるのは容易だと思いますので、後回しにするのが賢明です。

【試験当日】

とにかく体調管理を優先して、多少勉強時間を削ってでもほぼ完璧なコンディションで会場入りすることを優先しました。前日は午後休をとり、9時間睡眠を確保したうえで臨みました。Prepでの経験上、集中力・体力次第で10秒/問以上差がでるように感じていたので、この戦略は正解だったと思います。

試験順はQ→V→IR/AWAとしました。Qが苦手でない限りはやはりこの順序が一番実力を発揮しやすいのではないかと思います。

Qについてはマスアカ、OG、Prepよりやや難しいと感じました。感覚的にはPrepからすべての問題が5レベルずつ程度上がっているような感じでした。幸い時間はぴったり終わりましたが、Prepでぎりぎりの方はもう少しペースアップが必要です。

Vについてはずっと辛い時間帯が続きました。1問目のSCから迷ってしまい、2:30かけるところからスタートしました。その後もずっと自信のない問題が続いていましたが、なんとか粘っていたところ、3rdクオーターあたりでBoldface問題がでてようやくある程度の正答率を取れていることが確信でき、一安心しました。

何がいいたいかと言いますと、体感とスコアは必ずしも一致しないので、最後まであきらめずに解き続けることこそスコアアップの一番の近道です。

【最後に】

まだ受験プロセス自体は半分も来ておりませんが、いったんGMATのスコアメイクに目途がついたのは、中山先生のご指導のおかげに他なりません。あえて成功の要因を挙げるとすれば、①中山先生のご指導に従って学習をつづけたことと、②運がよかったことの2点に尽きるかと思います。

今後もエッセイ等の準備を進め、良い結果をご報告したいと思います。本当にありがとうございました。

GMAT Online に AWA が追加されます

2021年4月8日以降、GMAT OnlineにAWAが追加され、休憩時間も含めた試験時間が会場試験と同じになります。

https://start.mba.com/starting-april-8-gmat-online-exam-enhancements

変更点は、以下の通りです。

  1. 試験直後に、スコアを見ることができるようになります。
  2. 科目の順序を選ぶことができるようになります。
  3. 休憩時間が8分×2回に増えます。
  4. AWA (Analytical Writing Assessment)が追加されます。

新しいフォーマットのGMAT Onlineは2月17日以降に予約可能になりますが、4月7日以前に受験する場合は、AWAがない現行のGMAT Onlineを受けることになります。(出願審査においては、新旧 GMAT Onlineの間で評価に差をつけないことになっています)

今回の公表では Enhanced Score Report (ESR) についての言及はありませんでしたが、科目が統一された後は GMAT Onlineでも ESR が入手可能になることと思われます。

GMAT Online(自宅受験)永続化が受験者にもたらすメリット・デメリット

【追記】本記事は、2021年4月7日までの GMAT Online に関するものです。2021年4月以降は、GMAT Onlineと会場受験の科目や試験時間は同じになります。

コロナ禍のための暫定措置として実施されていたGMAT Online(自宅受験)ですが、2021年1月からは終了期限が廃止され、無期限で実施されることになりました。

今後はGMAT受験者に会場試験とオンライン試験という2つの選択肢が与えられることになります。

そこで今回は、自宅受験に焦点を当てて会場試験との違い、メリット、デメリット等を紹介したいと思います。

まず、会場受験と自宅受験の主な違いは、次の表の通りです。(2021年1月現在)

<GMAT Online(自宅受験)のメリット>

1. AWA(作文)がない

会場試験には、1つの主張に対して30分で批評するAnalytical Writing Assessment (AWA)という作文がありますが、自宅受験にはAWAがありません。その分、試験時間も短くなり、また、MBA出願審査では会場試験も自宅受験も平等に審査されることになっていますので、AWAが得意でない受験者にとっては有利です。

2. 試験時間が約30分短い

AWAがなく休憩も5分間1回だけなので、試験全体の時間が会場試験と比較して30分以上、短くなっています。

3. 早朝4時台から深夜23時台までの予約枠

試験会場までの交通時間が節約できるだけでなく、試験時間も早朝から深夜まで予約枠があるため、平日でもスケジュール調整が容易です。

4. スコア送付は何校でも無料

会場試験では受験前に5校まで無料で選択することになりますが、自宅受験では試験後にスコアが送られてきた後で、どのスクールにスコアを送付するかを決めることができます。無料で送付できるスクールの数が無制限である点も会場試験との大きな違いです。

5. 会場試験とは独立したスコア・レポート

自宅受験と会場試験とは、それぞれ独立したスコア・レポートになっています。

たとえば、仮に自宅受験で低いスコアになり記録に残ってしまった場合でも、会場試験で高得点を取ってスクールに送付した際に、自宅受験の不本意なスコアはスクールに送付されないことになります。

6. 自分で用意したホワイトボードを使える

会場試験では、既に用意されてあるプラスチックボード5枚と水性ペン2本を使用することになりますが、自宅受験では、自分でホワイトボード(30×50cm以内)、水性ペン(2本まで)、イレイサー(1個まで)を準備することになります。

指定されたサイズ内でしたら、自分で使いやすいものを自由に入手して使用することができます。

<GMAT Online(自宅受験)のデメリット>

1. 休憩時間が短い

会場試験では8分の休憩が2回ありますが、自宅受験では5分間の休憩が1回のみです。ただ、会場試験では試験会場に出入りする度にパスポート提示と静脈認証といった手続きがあり、5分程度で戻らないと休憩時間が切れて次の科目が自動的に始まってしまいますが、自宅受験では静脈認証等の手続きがないため、実質的な休憩時間の長さは自宅受験でも会場受験でもそれほど変わりはないと思います。

2. 一生に2回しか受験できない

会場受験は12か月間に5回受験できますが、自宅受験は一生に2回しか受験できないという厳しい制限があります。2回のチャンスを有意義に使うため、慎重に試験計画を立てておくことが重要です。

ちなみに、自宅受験の回数は「12か月間に5回」に合算されますので、たとえば自宅受験を12か月間に2回受けてしまうと、会場受験は残り3回ということになります。また、会場受験と自宅受験を合計して、GMATは生涯に8回までしか受験できません。

3. 受験科目の順序を選べない

会場試験では、3通りの試験科目順序を選択することができますが、自宅受験では常に Quantitative(数学)→Verbal(英語)→ IR(統合推理)の順序で受けることになります。

ただ、会場試験では Q→V→IRが最も人気がある順序でもあり、ほとんどの受験者にとって科目の順序が固定されている点が不利に作用することはほぼないように思います。

4. スコアの確認は受験後7日以内

会場試験では受験直後にスコアを見ることができますが、自宅受験では受験後7日以内にスコアを確認できるようになったことがメールで通知されます。

この点については、出願締め切りが切迫していない時期でしたら全く影響ありません。一方、出願書類にGMAT Onlineのスコアを記載する必要がある場合は、締め切りの7日前までに受験しておく方が安全です。

5. スコアのキャンセルができない

会場試験では、受験直後にスコアを確認してから「スクールにスコアを送付する」か「スコアをキャンセルする」かを選択できます。しかし自宅受験では受験後にスコアをキャンセルすることはできません。自宅受験のスコアは5年間データに残ることになります。

ただ、自宅受験の場合は会場試験とは異なり、スコアを確認してから送付するスクールを決めることができますので、実質的にそれほど不利になることはありません。スコアが低かった場合でも、スクールに送付しなければ良いだけなので問題ありません。

唯一、気になるケースとしては、1回目の自宅受験が低いスコアで2回目の自宅受験のスコアが高得点だった場合に、2回目の高得点だけをスクールに送付することはできず、1回目と2回目の両方のスコアがスクールに送られることになるという点です。ただ、その場合でも、2回目に十分なスコアを獲得していれば「1回目に低いスコアだったから、不合格です」ということになるケースは考えにくいです。

したがって、スコアをキャンセルできない点は、それほど考慮に入れる必要はないと思います。

6. ホワイトボード、水性ペン、イレイサーを自分で用意する必要がある

前述の通り、会場試験では、既に用意されてあるプラスチックボード5枚と水性ペン2本を使用することになりますが、自宅受験では、自分でホワイトボード(30×50cm以内)、水性ペン(2本まで)、イレイサー(1個まで)を準備することになります。

この点は、自分で好きなものを選択できるのでメリットにもなりえますが、たとえば、「明日、自宅で受験したい」というような場合、すぐに準備することは困難だと思います。

GMAT Onlineの受験可能性がある方は、「できるだけ早くオンライン受験を予約したい」という緊急の場合のためにオンラインショップ、ホームセンター、または百円ショップなどで、お気に入りのホワイトボード、水性ペン、イレイサーを準備しておかれると良いと思います。

7. 試験官が不慣れな場合がある

4月にGMAT Onlineが開始された当初は、試験官が不慣れであったり、人員不足だったりしたため、試験開始までに30分くらい待たされたり、試験中に余計な声かけをされたり、ルール以上の厳しい注意をされたりといったトラブルが多かったようです。

しかし最近は、オンライン受験の運営もスムーズになり、手際が悪い試験官に当たったというケースはほとんど耳にしなくなってきました。


以上、今回の記事はGMAT Onlineのメリットおよびデメリットの紹介でした。

オンライン試験が永続化することで、仮に一生に8回GMATを受験するとすれば、「2回をオンライン、6回を会場試験」という組み合わせも可能になり、もちろん「会場試験のみを8回受験する」という選択肢も依然として可能です。

自宅受験の恒久化は、受験者にとってメリットの方がはるかに大きいと言えるのではないでしょうか。

単語アプリで意味を簡単に表示できるようになりました

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT単語学習アプリ「単語帳 – GMAT®テスト」(旧「GMAT単語帳5000」)で、全単語の主な意味を簡単に表示できるようになりました。

国旗の下の地球の形をしているボタンを押すと意味を表示します。(もう一度押すと、単語に戻ります)

    

これまで、「単語や熟語の意味は1つだけではないので、用例も含めて辞書の隅々まで目を通して学習するのがベスト」という方針から、あえて意味を簡単に表示する機能は排除してきました。

しかし iOS 13 になってから iOS 内蔵辞書の起動に5〜6秒もかかるようになり、「平易な単語の意味をちょっと確認するのにも数秒ずつかかるのはあまりにも不便。単語の代表的な意味だけでもすぐに表示できるようにしてほしい」というご提案をいただき、もっともなご意見だと思い、機能追加することにしました。

アプリの自動アップグレードがオフになっている方は、ぜひ App Store から手動でアップグレードすることをお奨めします。

今回追加した機能で「日常レベル」や「準備レベル」の単語はスイスイ学習していき、「基礎レベル」「上級レベル」の重要な語彙に関しては、今まで通り画面をダブルタップして辞書でじっくり定義を一通り目を通して学習することをお奨めします。

GMAT 単語学習: 本 vs アプリ

アゴス・ジャパンの中山です。

「GMAT単語学習を本格的に開始したいのですが、本とアプリのどちらを使うべきか迷っています。どちらが学習効果が高いでしょうか?」という質問を受けましたので、以下、「GMAT重要単熟語」と「GMAT Test 単語帳」のそれぞれの特長について、比較したいと思います。

<「GMAT重要単熟語」の利点>
・1つ1つの単語や熟語に対して、著者&編集者が厳選した定義のみが掲載されている
・重要単語には例文や憶え方のコツ、類義語や反意語等の関連事項が掲載されている
・実際にアメリカ人が発音した音声ファイルが付属している
・数学単語に図がある
・Reading 分野別単語集に、RCトピックについての簡単な解説がある
・暗記用の赤シートが付属
・Kindle版なら、ノートPCやiPad、Android端末など、いろいろなデバイスで参照可能

<「単語帳 – GMAT Test」の利点>
・収録語数が本よりも多い(本:3989  <  アプリ:5000以上)
・ほとんどの単語について、iOS内蔵辞書の詳しい定義や用例を参照できる(より深い語彙力の養成が可能)
・スマホは本よりコンパクトで常に携帯しているので、場所を問わず勉強しやすい
・一通り学習した後、未記憶単語のみをリスト化して、一気にまとめて復習できる
・アプリに予め収録されていない単語も、辞書で意味を調べたりリストに追加したりすることができる(My List 機能)

以上を総合的に検討しますと、机の上やパソコン上などで本格的に単語学習したい場合は「GMAT重要単熟語」、外出先などの小刻みな隙き間時間を利用するには「単語帳 – GMAT Test」という使い分けがベストなのではないでしょうか。

ちなみに、本の単語を全部憶えれば V. 45 以上、アプリの単語を全部憶えれば V. 51 を取るのに十分な語彙力になることを意図して作成してあります。

本でしたら Level B まで90%以上と Level C の半分くらい、アプリでしたら基礎レベルまでと上級レベルの20%くらいを憶えていれば十分に V. 40 以上を取るレベルの語彙力になります。

自宅受験 GMAT Online で「実物」ホワイトボードが選択可能になりました

自宅で受験する GMAT Online では、今まで筆記用具の使用は許可されず、画面上のオンライン・ホワイトボードを使用しなくてはいけなかったのですが、2020年6月11日以降の予約から、実物ホワイトボードが選択可能になりました。

Whiteboard Options for the GMAT™ Online Exam

今まで通りオンラインホワイトボードも使用可能ですが、自分で用意した30×50cm以下のホワイトボード、マーカー、イレイサーも使用できることになります。(mba.comの説明に「配送時間も考慮して申し込むように」とあったので、公式のセットが自宅に送られるのかと思っていましたが、自分で購入する場合の配送時間のことだったようです)

GMAT Onlineのスコアは会場受験のスコアレポートには記載されず、AWAがないので時間も短く、かつ自宅で受験できることで、会場受験よりも緊張感やプレッシャーが大きく緩和されるというメリットがあります。

今回のポリシー変更により、GMAT Onlineが不評だった唯一の原因であるオンライン・ホワイトボードを使わなくて済むようになったことで、GMAT Onlineを受験するメリットがさらに高まることになりました。

それにしても、、、6/10以前にGMAT Onlineを受けて、オンライン・ホワイトボードが原因でスコアが低くなってしまった受験者は、今回の変更には大いに不公平感を抱くのではないかと思います。

GMAT Online の受験チャンスは1回だけですが、「特例として6/10以前に受けた方だけ、追加受験料を払えばもう1回チャンスを与えられる」ということになったりしそうな予感がします。

GMAT Online Whiteboard公式練習ツールが公開されました

自宅で受験するGMAT Online Examでは、机の上にメモ用紙や筆記具を用意することは許されず、画面上のonline whiteboardを使ってメモや計算をする必要があります。

ペンタブレットも禁止で、マウスまたはトラックパッド等を使用して画面上に書かなければなりません。タッチスクリーン搭載のパソコンを使う場合、タッチペンまたは指の使用も禁止です。

GMAT Online Examに関しては、「ペンとメモボードが使用できる会場受験と比較して、GMAT Online Examはあまりにも不公平ではないか。試験当日にいきなりマウスで字を書けと言われても無理だ」というような批判がネット上を駆け巡っています。

そのような声を受けて、GMACがOnline Whiteboardの練習用ツールを公開しました。

Using the Online Whiteboard

下の画像のような練習ツールです。

私自身、ペンタブレットで字を書くことは非常に慣れているのですが、トラックパッドで真剣に字を書くのは今回が初めてでした。

実際に、MacBookのトラックぱどでMath問題を解こうとしてみましたが・・・

ペンで書く場合と比較して、何倍も時間がかかり、また、時間をかけてゆっくり書いても、ところどころ判読不能になってしまいました。

マウスで字を書くコツを掴んだ人の話によると、5〜7時間の訓練が必要だったそうです。

タイプ打ちもできるのですが、キーボードのみで数字を打って計算するのにも慣れと時間が必要です。

練習をした数分後・・・

少しはマシになりましたが、やはりペンと比較するとはるかに時間がかかります。

結論として、今回公開されたオンライン・ホワイトボード訓練ツールを少し試しただけの現段階では、私自身、GMAT Online Examを受験する勇気は全く持てませんでした。

これから GMAT Online Examの受験を予定している方は、マウスとキーボードでスラスラ計算できるようになるまで十分に訓練してから、試験当日を迎えられるように準備することをお奨めします。

私の希望的推測では、GMAT Online Examがもし6月15日以降も提供され続ける場合、世界中のGMAT受験者からの猛抗議を受けて、GMAT Onlineでペンタブレットやタッチスクリーン&スタイラス等の使用を許可するようにルール変更されるのではないかと思いますが、、、当面の間は、マウスで字を書く練習に励むしかなさそうです。

GMAT Onlineではメモ用紙や筆記具が使えません

【追記】2020年6月11日以降、実物ホワイト・ボードが使用可能になりました。

GMAT Online 試験と会場試験との違いについて補足情報です。

自宅で受験するGMAT Onlineでは、会場試験とは違いメモ用紙や筆記具を使用することが許されないため、オンライン・ホワイトボードを使用することになるようです。

このオンライン・ホワイトボードはSurface PenやApple Pencil、あるいはペンタブレットなどを使えれば便利ですが、GMAT Onlineでは、それらの器具を使用することも許されず、マウスまたはトラックパッドだけを使って字を書いたり図形や数直線を描いたりすることになるようです。

マウスで数字や文字を書きながら計算をするとなると、そもそも会場試験との公平性が全く保たれないということで、既にオンライン・ホワイトボードの廃止を求める署名活動が行われ、1000人近くの賛同者が出ています。

Allow Use of Pen-paper in the GMAT Online Exam

POETS & QUANTSの以下の記事で、この問題に関して詳細に紹介されています。

MBA Applicants Frustrated With At-Home GMAT Exam

GREオンライン試験ではメモボードとペンの使用が許されているとのことなので、GMAT Online も同様のルールにすべきだと思いますが、、、現時点では物理的な筆記用具が使えないことを覚悟して GMAT Onlineを受験するしかなさそうです。

GMAT Online(自宅受験)と会場受験との違い

 

GMAT Online と会場受験との主な違いは、次の通りです。(2020年10月2日現在)

GMAT Onlineと会場受験との違い

GMAT Onlineは「2回しか受験できない」ことや「スコアのキャンセルができない」ということで、どのタミングで受験するか迷う方が多いのではないかと思います。

おすすめの受験方法や GMAT Online に向けての心構え等については、クラスの中でも詳しく紹介していきたいと思います。

また、上記の情報は2020年10月2日現在のものです。最新情報については公式サイトでご確認ください。

About the GMAT Online Exam

GMAT が自宅で受験できるようになります!

2020年4月20日から6月15日までの間、暫定的な特別措置としてGMATを自宅で受験できるようになります。

Welcome to the GMAT Online

AWA を除いた2時間45分の試験で、AWAがない点を除いては通常の試験と同じアルゴリズムで採点されます。

スコアは通常通り5年間データに残ります。

「12か月間に5回」「一生に8回」という受験制限にはカウントされないとのことですが、GMAT Onlineを受験できるのは1回だけという制限があります。

受験料は$200で、通常より50ドル安くなっています。

科目の順序は選択できず、Quantitative → Verbal → IR の順序で受験し、休憩時間は IR の前に5分間が許されるのみという点も、通常の試験と異なる点です。

試験前に顔写真、身分証明書の写真、試験環境である部屋の写真を送付し、試験中はWebカメラとマイクを通して試験官が監視するシステムになります。試験中に部屋を出たり、試験官の視界から出ることは許されません。試験中に質問がある場合は、チャットを通じて試験官に質問します。

GMAT Online に関する FAQ は以下のページで参照できます。

About the GMAT Online Exam

GMAT Onlineに関して追加の情報がわかりましたら、このブログでお知らせしていきます。