GMAT 学習体験記: 初回受験で 770 点

GMAT 初回受験で 770 点を獲得された方から体験記をいただきましたので、紹介します。(公開のご承諾をいただいています)


幸運にも初回受験でTotal 770という望外のスコアを達成できたため、簡単ではありますが、体験談を共有させていただきます。

【スコア推移】

 

【スケジュール・使用教材】

2022年1月 Verbal Strategy Advanced受講

マスアカ(年末年始で1周)

某塾文法コース受講

業務多忙につき、Verbalは宿題・復習が精一杯

2022年2月 Verbal Strategy Advanced受講

Manhattan GMAT Advanced Quant

GMAT重要単熟語(以降も継続)

1月同様、業務多忙につき、Verbalは宿題・復習が精一杯

2022年3月 Verbal Practice(A)受講

Problem Sets (White Book)

OG(本体・Verbal Review)の未着手部分

Prep初回

学習時間が確保できないため上司に相談したところ、3月下旬から1か月業務負荷を軽くしてもらえることに

2022年4月 Verbal Practice(B)受講

AWA Strategy

Prep

初回受験

過去の体験記を見て、1st Roundで出願するためには、GW明けの試験で730が目標となると判断しました。そのため、GW明けに予約をした後、試験慣れのためそこから逆算して1回目の受験日を定めました。

【Verbal】

①全体

Qと異なり、満点を狙うセクションではありません。いかに3分野合計で8割を達成するかという戦略が重要な試験だと思います。8割を達成すればV40が期待でき、Q50とあわせれば730は達成可能です。その中で、試験当日も、勉強時間も、SC/CR/RCにそれぞれどれだけ時間をかけるかのバランスを考える必要があります。

本番では幸運にもV46という信じられないスコアが出てくれましたが、目標としては上記の通りV40+、Q50+で730を目指しておりました。

②SC

余計なものには手を出さず、中山先生のマニュアル・OG2冊・Problem Sets(White Book)・Practice2冊の内容をすべて理解することに努めました。SCの出題分野はロングテールで、個別の細かいトピックを追いすぎるといくら時間があっても足りないと思っており、中山先生の「2割は知らない問題が出てしまう、残りの8割を確実にとることが重要」というお言葉がまさに核心を突いていると思います。そういった意味では、SCに時間をかけすぎてしまうのはリスクだと感じます。

先人に倣い、エクセルで解いた問題を管理し、〇(根拠も含めて正解)、△(正解も根拠あいまい〜なんとなく正解)、×(間違い)で管理し、△以下の問題は3回以上解くようにしました。逆に〇はわかっている内容なので、大体2回以下しか解いておりません。ある程度記憶にも残ってしまうので、間違えたものを集中的に復習しました。

上記のスコア推移を見ていただくと、3月にVが大幅に改善していることがわかりますが、これはマニュアルをほぼ完璧に理解できたことが主因だと思っています。△や×が出るたびにマニュアルに立ち返って復習し、曖昧な点をなくすことで8割程度の正答率まで上げることができました。

③CR

こちらも使った教材はOG2冊・Problem Sets(White Book)・Practice2冊です。こちらはSCと異なり、正解を見つけるタイプの問題ですので、ひとつひとつ選択肢を落とすというよりは、5つの選択肢からぴったりの正解を見つけ出す感覚で解いておりました。わからないものは多少時間を使ってもわからないので、時間を使いすぎないことが肝要かもしれません。

④RC

使った教材はこちらも同じです。もともとTOEFLのRは30点を複数回取っていたので、RCについてはそれほど苦手意識はありませんでした。RCの特徴的な点としては、(1)頻出テーマと(2)選択肢を意図的にわかりにくくしている点かと思います。いずれも慣れが重要かと思いますので、毎日1パッセージはRCを解くように心がけていました。(1)については、各分野の単語も重要ですが、民族・動植物の名前それ自体を覚えることよりも、それぞれのテーマや論理展開に慣れることが重要だと感じました。(2)についても、ぱっと見選びづらい抽象的な選択肢がしばしば正解になるのでGMATの癖に慣れていけば正答率が上がってくると思います。

⑤試験戦略

SC 2:00、CR 2:00、RC 2:00(8分/パッセージ)を目標としました。ここは個人差のあるところだと思います。私はCRが相対的にスムーズに解けていたため、CRを削ってその分SCに時間を使い、悩ましい問題の正答率を上げる方針としました。実際にESRレポートを見ると、SC 1:49、CR 2:06、RC 2:03でしたので、おおむね目標通りだったかと思います。全問解くと間に合わないペースですので、RCについては中山先生が講義内でおっしゃっていたランダムクリックをしております。RCは全問正解でしたので、この手法は引き続き有効なようです(ただしこれから受験される皆様は必ず最新の情報を確認してください)。

【Math】

マスアカを1周し、問題形式を理解した後、ManhattanのAdvanced Quantに取り組みました。Advancedに取り組んだ意味がどこまであったかはわかりませんが、あまり(日本人には)馴染みのない解法も解説されているので、問題に対するアプローチの幅は広がったかと思います。

Prepが毎回51点だったので、本番も51点を期待しましたが50点でした。ESRを見る限り1ミスのようなので、やや不運だったかもしれません。

【IR】

AGOSのパッケージを契約していたので、講座受講は可能でしたが、結局受講しないまま終わりました。重要性が低いこと、Prepが毎回8点(正解数は9/12〜12/12)だったことから特段対策はしておりません。本番も1ミスでした。スコアが気になるようであれば、講座を受講して、最低限対策すれば十分かと思います。

【AWA】

AGOSの講座を4月に受講しました。この講座で解き方と型を理解すれば、4.0以上は難しくないと思います。皆さんのいう通り、CRが一定程度の水準に到達していれば、Argumentの問題点を見つけるのは容易だと思いますので、後回しにするのが賢明です。

【試験当日】

とにかく体調管理を優先して、多少勉強時間を削ってでもほぼ完璧なコンディションで会場入りすることを優先しました。前日は午後休をとり、9時間睡眠を確保したうえで臨みました。Prepでの経験上、集中力・体力次第で10秒/問以上差がでるように感じていたので、この戦略は正解だったと思います。

試験順はQ→V→IR/AWAとしました。Qが苦手でない限りはやはりこの順序が一番実力を発揮しやすいのではないかと思います。

Qについてはマスアカ、OG、Prepよりやや難しいと感じました。感覚的にはPrepからすべての問題が5レベルずつ程度上がっているような感じでした。幸い時間はぴったり終わりましたが、Prepでぎりぎりの方はもう少しペースアップが必要です。

Vについてはずっと辛い時間帯が続きました。1問目のSCから迷ってしまい、2:30かけるところからスタートしました。その後もずっと自信のない問題が続いていましたが、なんとか粘っていたところ、3rdクオーターあたりでBoldface問題がでてようやくある程度の正答率を取れていることが確信でき、一安心しました。

何がいいたいかと言いますと、体感とスコアは必ずしも一致しないので、最後まであきらめずに解き続けることこそスコアアップの一番の近道です。

【最後に】

まだ受験プロセス自体は半分も来ておりませんが、いったんGMATのスコアメイクに目途がついたのは、中山先生のご指導のおかげに他なりません。あえて成功の要因を挙げるとすれば、①中山先生のご指導に従って学習をつづけたことと、②運がよかったことの2点に尽きるかと思います。

今後もエッセイ等の準備を進め、良い結果をご報告したいと思います。本当にありがとうございました。

GMAT学習体験談:540→560→580→710点

今年、CEIBS (China Europe International Business School)に合格された方から受験体験記を頂きましたので、ご紹介します。
(公開のご承諾をいただいています)


【進学先】

CEIBS (China Europe International Business School)

 

【スコア推移】

1回目(2020/2/9)           540(V 18/Q 48/IR 3/AWA N/A)     スコアキャンセル

2回目(2020/8/5)           560(V 17/Q 50/IR 6/AWA N/A)     スコアキャンセル

3回目(2020/9/14)         580(V 19/Q 50/IR 1/AWA N/A)     スコアキャンセル

4回目(2020/11/30)       710(V 34/Q 51/IR 5/AWA 4.0)       出願スコア

 

【スケジュール】

2020年2月 GMAT初受験 540点(V 18/Q 48)

当時TOEFLを独学してたのみで、完全なる試し受験。

2020年5月 GMAT学習開始(TOEFL目標未達も、時間切れでGMATに切り替え)

AGOS GMAT(R) 対策総合パッケージ (V)受講開始

2020年6月 Prep初トライ 620点(V 25/Q 50)

Verbalは速読力が圧倒的に足りていないと感じ、Economistの多読を始める。

2020年7月 Prepのスコアは650点付近で推移。

SCは反復。CR,RCはAGOS教材とOGを一通り演習。

2020年8月 GMAT2回目 560点(V 17/Q 50)

完全敗北。試験終了後に表示された点数を見てしばらく動けなくなる。

第1ラウンド出願が厳しくなり、焦りだす。

中山先生に相談し、GMAT特有の選択肢吟味を意識したCR,RC強化に取り組み始める。

教材としてManhattanにも手を付け始める。

2020年9月 GMAT3回目 580点(V 19/Q 50)

ほとんど点数が伸びず、第1ラウンドでの出願を諦める。

2020年10月 藁にも縋る想いで中山先生の個別レッスンを受講。

意外にも私には読解力があると肯定され、少し自信を取り戻す。

読めないとの思い込みから、普段から理解度優先で時間をかけて問題を解くクセがついてしまっていたことに気づき、厳しく時間制限を設けて解く練習を始める。

2020年11月 GMAT4回目 710点(V 34/Q 51)

Prepでは700超えをコンスタントに出せるようになっていたが、これまでの受験でPrepの点数は全くあてにならないと感じていたので、試験終了後に点数を見たときは何度も目を疑い、8月のときとは違う意味で動けなくなった。

 

【予備校】

・AGOS GMAT(R) 対策総合パッケージ (V)

ビデオ教材で、何度でも視聴可能なのが良かったです。期間も延長してもらえるので、受験終了まで中山先生の声を聴かない日はないくらい繰り返し学習に活用していました。

・G-Prep 中山先生の個別レッスン(2回受講)

オンラインでのマンツーマンによる指導。SC,CR,RCの実力の見極めと個人に合わせた学習の方向性を示してもらえます。点数が伸び悩んでいる方は是非一度受講してみることをお勧めします。

・DMM英会話

オフィシャルにはGMAT対策コースは無いのですが、先生によっては対応してくれます。私は毎朝のルーティーンとしてGMAT問題(CR,RC)を先生と解いていました。

 

【教材】

-Verbal

・OG

過去問なので演習問題としてはベストです。ただ解説がわかりづらい部分があるので、中山先生の解説と組み合わせると学習効果が高まると思います。

・AGOS教材

上述の通り。

・Manhattan/Manhattan Prep

ネットでの評価が高かったため活用してみましたが、私にはそこまで合いませんでした。Manhattan PrepはPC上で演習出来る数少ない良質な教材で重宝しました。ただこれは個人的見解ですが、OGとはロジックパターンがやや異なる感じがしたので、これをメインに学習するのはあまり得策ではない気がします。

・iKnow(GMAT単語対応)

単語はこれだけで十分です。詳細は後述します。

・GMAT重要単熟語

iKnowに単熟語を追加するために活用しました。

・Economist

良質な英語を多読する目的で活用しました。記事毎に時間を計測し、wpmを把握するようにしていました。読解力向上に一定の効果はあったと思います。

 

-Quantitative

・OG

一通り学習して、誤答した問題と解答時間が2分を超えた問題に絞って復習しました。

・Manhattan Prep

難易度が高く、非常に良い演習教材です。

・iKnow(GMAT単語対応)

GMAT Quantitativeの単語も網羅されています。

 

【勉強時間】

受験勉強開始時の英語力によると思いますが、私の場合は7年程前に受けたTOEIC で750点を取ってからまともに勉強していない状態から始めたので、非常に厳しい状況でした。短期間で一気にレベルを上げる必要があったため、英語の学習に毎週約50時間(平日5時間、休日12時間)を確保しました。睡眠時間も削りましたが、コロナ禍でリモートワーク中心になり、往復2時間の通勤時間が減った影響は大きかったと思います。ただ仕事もしながら、このペースで勉強すると息切れも起こすので、ときどき休憩がてら英語の映画やドラマを見たりしていました。

 

【単語力】

単語力が無ければ話にならないと思ったので、受験勉強開始と同時に単語力強化は始めました。今の世の中様々なツールがありますが、私はiKnowを使っていました。機械が忘却曲線を考慮して自動的(強制的)に復習をさせてくれるという秀逸なアプリです。(単語を覚えるペースが速すぎると、復習量が多くなりすぎて忙殺されるので注意が必要です。)AGOSと共同作成のTOEFL,GMATのコースがデフォルトで用意されており、その中に「GMAT重要単熟語」の多くの単熟語が収録されています。私はそれらのコースを学習後、追加で「GMAT重要単熟語」からデフォルトで入っていない単熟語も手動で追加して学習しましたが、基本的にはデフォルトのみでも十分戦えると思います。

 

【Verbal SC】

全選択肢のエラーパターンを説明出来るようになることを目標に演習しました。OG、AGOS教材を4-5周したあたりで、頻出エラーパターンに関しては、中山先生の解法をそのまま言えるくらいになりました。また試験対策の後半(10月以降)では1問1分20秒という制限時間内に解くリズムを体に刻み付けました。これを数百問も繰り返すと、制限時間内に解けないリズムになったときに気持ち悪くなります。本番ではそれを合図にその問題に見切りをつけるようにしました。なお、GMAT文法は一般的には問題無い文法がエラーになる極めて特殊な文法で、GMAT以外では役に立たないと言われていますが、これまで英文法を疎かにしてきた私にとっては、非常にロジカルで逆にとても良い学習機会になりました。

 

【Verbal CR】

当初CRは同じ問題を解いても意味が無いと考えて初見の問題ばかり解いており、演習量がSCに比べて圧倒的に少ない状況でした。さらに2周目を解くつもりがなかったため、時間をかけてでもしっかり理解してから解こうとしており、1問に5分以上かけることもありました。しかし、10月に受けた中山先生の個別レッスンで読解力を肯定されたことで、まず自分の理解度に疑いを持つことを止めることにしました。そして、SC同様CRも1問2分という制限時間内に解く訓練をしました。時間を制限すると全く理解出来ない問題も出てくるのですが、意外と解ける問題も多いことに気づき、自信に繋がりました。さらに同じ問題についても繰り返し解くことにしました。やり始めて気づきましたが、これがCRの読解力向上に寄与したと考えています。たしかにCRは一度解くと正解を覚えてしまう側面はありますが、2回目以降は制限時間内に問題文、選択肢をきちんと理解し、正解以外の選択肢がなぜ正解にならないのかを考えることで、1回目よりも問題のロジックへの理解が数段深まります。(結局SCと一緒なんです!)この訓練を2ヵ月続けた結果、11月に受けたPrepではCRの正答率が最も安定して高くなっており、最後に受けた本番でもその効果を実感しました。

 

【Verbal RC】

RCの難しいところは選択肢だと思います。理解度が少しでも低いと正解を選べないように作られています。理解度を高めるために、Manhattanを参考にBig pictureをメモ書きするようなことも試しましたが、一定の効果はあるものの、その代償として時間がかかり過ぎました。10月の中山先生の個別レッスン後からは、自分の読解力を信じて頭の中で整理しながら読み切ることを意識しました。ここで意外にも上述のCRの訓練が効きました。時間制限の訓練のおかげで、返り読みのクセが減り、さらにやや難解な文章の読解力が上がってきていました。理解度が高まったところで、最初に述べた選択肢についても取り組みました。選択肢はSCやCRと異なり、どういうものが正解/不正解かは今でも明確に答えられる自信がありません。私の場合は、多くのGMAT問題の選択肢の吟味を繰り返すことで徐々に会得した感じです。問題文に出てくる単語や表現を直接使用している選択肢に惑わされず、本質的な意味をきちんと捉え、問題文には直接書かれてはいないが間違ってはいないというような選択肢が正解になりやすいと思います。最後に、問題文のテーマによって難易度が大きく変化するということもあります。私の場合は、アメリカ史などが大の苦手でした。これは当日の運にもよるのですが、もしも苦手なテーマの問題が出て、少し読んでやはり難しそうならスッパリ諦めて、他の問題に時間をかけると決めていました。(RC1問目なら頑張って解くしかないですが。)

 

【Quantitative】

OG、Manhattan Prepを一通り解きました。特にManhattan PrepはQuantitativeのレベルが高く、良い練習になりました。また、誤答した問題と解答に2分以上要した問題については、どうやれば2分以内に解けるのかを研究し、2分以内に解けるようになるまで繰り返し復習しました。後半はOGの難問に絞ってルーティーンとして毎日10-20問ずつ解きました。

 

【4回目受験の振り返り】

突然ですが、体調管理は大切です。実は当日の体調は最悪でした。前日の夜に辛い料理を食べてしまい、夜全く寝付けず、2時間ほどの浅い睡眠だけで朝を迎えてしまったのです。しかもお腹の調子まで悪いという始末。試験は午後だったため、朝になってからも少しでも眠ろうとしましたが、ダメでした。10時くらいには開き直って、逆にギンギンに目を覚ます方向に切り替えました。試験直前、試験の休憩中にはレッドブルとブラックチョコレートを注入して、次の試験に臨むという格好です。幸い試験終了まで眠くなるようなことはありませんでしたが、あれで4回目も点数が出ていなければ目も当てられない状況でした。食事も含めて、体調管理には是非気を付けましょう。

肝心の試験戦略ですが、下記2点です。(Verbalのみ)

・RC2,4問目は捨て、それ以外は全部解く。(結局最後のCR2問、SC1問はランダムクリックしました。)

・訓練で刻み込んだリズムで解けないときは最も確からしい選択肢を選んでさっさと次へ行く。

振り返って言えることは、「正答率よりもEasyからMediumレベルの問題を確実に取ることの方が重要」だということです。下の8月(V最低点)と11月(V最高点)のESRを用いて解説します。

正答率を比較するとFIRSTクォーターにおいて11月の方が8月より1問正解が多くなっています。しかし、真に大事なポイントは下の折れ線グラフ(AVERAGE DIFFICULTY)のINCORRECT(紫線)です。8月は最初から紫線がMediumを下回っており、簡単な問題を落としていることがわかります。そのため、8月はFIRSTクォーターでいきなり問題レベルが低くなってしまって、最後まで低空飛行のままです。一方で、11月は紫線が非常に高いところから始まっており、SECOND,THIRDクォーターでも比較的高めを維持しています。終盤でランダムクリックが増えた影響でLASTクォーターの正答率が極めて低くなり、紫線も下がっていますが、逆に言えばそれでも30点を超えることは出来るということです。この比較から、どんな難易度の問題を間違えるかがとても重要だということがよくわかります。また11月の項目別正答率の横棒グラフを見ても、Verbal Strategyで目標とされるような正答率には届いていないことがわかります。従って、「正答率よりもEasyからMediumレベルの問題を確実に取ることの方が重要」だということです。

では、どうすればEasyからMediumレベルの問題を確実に取ることが出来るのかについては、様々なアプローチがあると思いますが、私の場合は、10月以降に取り組んだ時間制限付きで問題を繰り返し解く訓練が効いたと考えています。時間感覚が養われるという点は述べましたが、実は同時に難易度感覚も養っていたのだと思います。結局リズムに乗って解けない問題は難しいのです。自然とEasyからMediumレベルの問題はきちんと解いて、Hardな問題には時間をかけ過ぎないということが身についていたのだと思います。「練習は本番のように、本番は練習のように」と言いますが、正にその通りだと思います。

8月                                                                               11月

 

 

 

 

 

 

 

【最後に】

コロナ禍で残念ながら実際にお会い出来る機会はありませんでしたが、中山先生には何度も救われました。8月に受けた2回目のGMATの結果に打ちひしがれていたときに、真夜中にフィードバックのメールを送ってくださり、気持ちを切り替えるきっかけになりました。あのときは本当にその年一番の落ち込みで、すっと手を差し伸べてもらった感じがして感動しました。10月に初めてレッスンを受けたときにも、その直前に受けたGMATで全くスコアが改善しておらず、完全に自信を無くしていたのですが、中山先生に実力を肯定していただき、自分のやっていることが無駄にはなっていないと前向きになれました。あのレッスンがきっかけで毎日の自分の勉強を信じてやり抜くことが出来たと思っています。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

最後に、受験生の皆さんにおかれましては、コロナ禍で先の見えない、ストレスの高い環境下で日々奮闘されていることと思います。何卒お身体には気を付けて、目標に向かって頑張ってください!

GMAT学習体験記: 580 → 660 → 560 → 630 → EA 169 → 700

 

今年、Northwestern University Kellogg School of Managementに合格された方から受験体験記を頂きましたので、ご紹介します。
(公開のご承諾をいただいています)


【進学先】

Northwestern University Kellogg School of Management

 

【スコア推移】

1回目(2020/9/9)  580(V 21/Q 49/IR 5/AWA 5.0)

2回目(2020/10/1) 660(V 28/Q 50/IR 8/AWA 4.0) R2当初出願スコア

3回目(2020/11/9) 560(V 19/Q 49/IR 6/AWA N/A) スコアキャンセル

4回目(2020/12/9) 630(V 29/Q 47/IR 7/AWA N/A) スコアキャンセル

EA(2021/1/6)     169(V 13/Q 18/IR 18) 一部学校への出願スコア

5回目(2021/1/26) 700(V 35/Q 50/IR 5/AWA 5.0) R2アップデートスコア

 

【スケジュール】

2020年 7月 GMAT学習開始と同時にAGOS GMAT(R)対策総合パッケージ(V)受講開始

英語力:IELTS7.0レベル

8月 Verbal:基礎固め期間。週1の通学で習ったマニュアル部分を週3復習
Math:マスアカの教え通り、間違った問題を繰り返しIR:AGOS講義後OGを使って復習(週1~2時間程度)AWA:AGOS講義後テンプレート暗記(週1~2回練習)

英語力:IELTS7.5レベル

9月 GMAT1回目580点と失敗。Mathは及第点

実力+メンタル+戦略の3つを揃えるゲーム?という感想

10月 GMAT2回目660点。この時点での自分の実力通り

単語力不足解消のため「GMAT重要単熟語」に時間を割き始める

11月 GMAT3回目560点。Online Practiceでも出たことのない過去最低点に恐怖で震えた

中山先生の個別レッスン(G-prep)受講開始

「いつもその速さで回答しているのですか?・・・・そうですか・・・」と回答の異様な早さへの指摘を受け、丁寧に読む練習を開始
IELTS速読とGMAT精読との相性が悪いと感じ、IELTS受験終了

12月 GMAT4回目630点。スコアメイクに失敗。「悔しいがやれることはやった」と達成感を抱いた

R2出願のためにGMAT勉強を完全休止。エッセイに集中

1月からの勉強再開を誓い、EAとGMAT5回目を予約

2021年 1月 エッセイに手間取り、数日の勉強のみでEA受験。奇跡のEA169

急遽EAで出願できる学校3校(CBS等)へ出願
勉強不足のまま、GMAT5回目700点。最後の最後で自己ベスト更新

GMAT受験翌日にKellogg面接

3月 Kelloggから合格通知受領。進学先決定

 

【予備校・教材】

*予備校

・AGOS GMAT(R)対策総合パッケージ(V)

・G-prep SC上級コース

・中山先生 個別レッスン4回

 

*Verbal教材

・AGOS教材(白本等)

・OG

・Manhattan Prep

・GMAT重要単熟語

 

*Math教材

・マスアカ

・OG

・GMAT club(解説参照)

 

【予備校選び】

GMAT勉強開始から出願まで半年しかなかったため最短距離で結果を出す必要がありました。独学で勉強を始め、失敗したら予備校へ行くというやり方が遠回りとなるリスクを感じ、勉強開始と同時に受講を開始しました。

AGOS中山先生に弟子入りした理由は、個別レッスンを過去に受講した先輩からの高い評価コメントがきっかけです(社費のため各予備校受講者のコメントが手に入る環境)。

個人的な意見としては、自分に合いそうな予備校を初期段階で吟味し、ひとつの予備校に通い続けたほうが良いと思います。複数の予備校を活用すると異なる解法で混乱してしまう恐れがあります。

誤解を恐れずに言えば、予備校選択は宗教選択と一緒です。どの予備校でも、どの解法でも正しいです。ただ互いには相容れないのでまぜこぜにすると混乱します。そして、一途に解法を信じて演習を続けてやっと解法が自分のものになっていきます。

 

【中山先生について】

僭越ながら「中山先生はどのような方か?」私が感じたことを紹介します。

一言で言うと、GMAT研究家です。質問させて頂いた際の回答が秀逸・鳥肌モノで、「OG2021のxxx番の問題と同じパターンですね」と回答が来たときは頭の中がデータベース状態なのだろうなと感じました。他予備校に通ったことはありませんので相対評価ではない中でも「日本語で解説してくださる中ではNo.1」だと思います。Verbalに限らず、GMAT自体に精通しているため、スコアメイク以外のことについても質問させて頂きました(コロナ禍でのGMACの対応等)。

余談ですが、スコアメイク苦戦で精神的に追い込まれてたため中山先生の優しい雰囲気にも助けられていました。

 

【Math】

Verbalで点数が稼げない純ドメの場合、Mathを時の運に任せず、きちんと対策をして点数を50点以上で安定させるべきです。

勉強開始後2-3か月は、量を解くのではなく「素早く解けるようになるまで間違えた問題&回答に時間がかかった問題を繰り返し解く」ことにしていました。Manhattanレベルの難問で高地トレーニングをするよりもOGレベルを “絶対に”取りこぼさないよう訓練することの方が断然大切です。

 

下図は50点取得時のEnhanced Score Reportです。Percent Correctから読み取れる内容は「5/28問も間違えても、50点がとれている」ということです。ただしAverage Difficultyをご覧頂くと、間違えている問題の難易度が全てHighであることが分かります。難問を解けることよりも普通以下を取りこぼさないことが大切だと主張する所以はここにあります。

【Verbal SC】

「中山先生の解法を自分の中にすり込み、中山先生の完全コピーを目指す」をテーマにしていました。とにかくビデオ解説を何度も見て、わからないところは中山先生に質問させて頂き解決、の繰り返しです。

AGOSマニュアルにはイディオムの他、正解になりにくい怪しい言葉や一発切りなどのノウハウが詰まっています。インターネットでは「マニュアルの知識だけでは正解できない」と批判する意見を見たことがありますが、中山先生はこの知識だけで正解できるとは仰っていません。マニュアルの知識は「知っていて当たり前の常識」のような位置づけだと私は理解しています。マニュアルの知識だけで正解できる問題は少ないもののの、ほとんどの問題で選択肢を絞り込むことができるので回答時間の節約に繋がります。

スコアメイクは苦しくて辛かったのですが、SCの勉強は英語力向上が実感できて楽しく、根本的に英文法を勉強できたことが幸せでした。これからのMBA生活でも大いに役立つと思います。

 

【Verbal CR】

「日本語なら解ける」レベルの論理構成が多いので、英語読解力に依存する部分が大きいと感じました。

英語読解力を埋めるためのテクニックとして、AGOSでは9パターンに分類したうえで正解になりやすい・なりにくい言葉を学びます。授業では記号や単語を使って、ArgumentのPremise・Conclusionを書き記し文章の論理構造を理解します。難しい英語の4-5行の文章も、中山先生の手にかかれば下図のようにシンプルにまとまります。

(例)

勉強初期段階は真似をしてPremise・Conclusion書き出しながら問題を解いていました。慣れてくると英文を読みながら頭の中で構造を理解できるようになります。ただし、問題を解き続けてドツボにはまった時期もあったので、油断せず、きちんとPremise・Conclusionを把握する意識を持ち続ける必要があると思いました。

 

【Verbal RC】

AGOS講義はSC:CR:RC=6:3:1くらいで、RC読解のコツやテクニックを教わります。RCの文章を「仕事で他人にプレゼンする題材と捉えて、関連知識を調べて自分のものにする。わからない言葉は画像検索して映像として覚える」等のエッセンスを教わりました。

基礎的読解力やGMAT RCは自力で問題量をこなして習得していきました。勉強前期は本当にちんぷんかんぷんで泣きながら勉強していました(日本語でもいまいちピンとこない単語も多く出てきて辛かったです)。ただ、我慢して多くの文章をこなしていくうちに前提知識がついてきて話が理解できるようになってきます。加えて、問題を多くこなしていくと、「GMATの癖(こういった選択肢が正解になりやすいという感覚)」が掴めてきた感覚がありました。

 

また、中山先生との個別レッスンは「勉強方法の軌道修正手段」としても大いに役立ちました。RCが苦手な理由=単語力と読解スピードの遅さと自己分析していたのですが、「単語力も読解力もスピードも問題ない。むしろ読解スピードが速すぎて雑になり、話を勘違いして読み進めることがある」とのご指摘を受け、弱点を自分で把握できているつもりで勘違いしていたことに気づきました。その後、速読から精読に勉強方法を切り替えたことで正しい方向へ軌道修正していきました。

 

【IR】

正直なところIR受講は不要では?と当初思っていたのですが、自力で取り組む場合と比べ大幅に時間と労力を節約できたので受講して良かったです。中山先生の講義はIRの基礎的な知識・コツ(表の順番並べ替えのコツ等)ランダムクリックする場合の問題の選び方等について学べます。特にEAを受験する可能性がある方・効率的にIR対策を済ませたい方におすすめです。

 

【GMAT EAについて】

コロナ禍でテスト条件が緩和され、EAで出願できる学校が増えたため4回目GMATでのスコアメイクに失敗した時点でEAを試しに受験することを決めました(2020年はMIT、CBS、NYU、Duke、Darden、Owen等はEAでの提出可能でした)。GMATの勉強をしていれば、追加学習ゼロで対応できます。EA対策という意味では、テスト前日に模擬テストを1回受けたのみでしたが、169点と競争力のあるスコアが出ました。

 

GMATとの難易度差・EA独自の戦略についての個人的な感触は下記の通りです。

IR:難易度差はなく、前の問題に戻れる点以外の違いは感じず。

Verbal:やや易しい印象。おそらく時間制限がGMATよりも緩いことが要因。問題を行き来できるメリットを活かし、セット内SCをまとめて全部解く→次にCR全部→残った時間でRC、という戦略を採用。

Math:かなり易しい印象。OGレベルのオーソドックスな問題のみ。

 

【ラストチャンス5回目でのスコアメイク】

社費のためMBA受験を翌年に延期する選択肢はなかったためチャンスは5回のみでした。4回目まで失敗が続くと、それまでと同じやり方で良い点数がとれるとは到底思えず、開き直って諸条件を変える賭けに出ました。

 

5回目の変更点や意識したことを列挙してみます。

・テストの順番変更(~4回目:Math→Verbal→AWA・IR、5回目のみ:AWA・IR→Math→Verbal)

・開始時間変更(~4回目:11時スタート、5回目のみ:8時スタート)

・会場変更(新宿→日比谷)

・AWAとIRは頑張ることを禁止!朝一なのでただの眠気覚まし扱い

・Mathは欲を出さず49点でOK、と自分に言い聞かせる

・Verbalは全方位注力しない!強みをのばし、弱みは適当にやり過ごす覚悟。

・Verbalは全問解こうとしない!RCの2パッセージ目&最後数問ランダムクリックを覚悟。

・SCは1問2分(体内時計)かけてもわからなければ”絶対に”諦める

・調子の良いCRは全問正解狙い

・調子の悪いRCは正答率5-6割でOK

 

5回目ははじめて緊張せずに臨めました。なぜ緊張せずに済んだのかは明確にはわかりませんが、朝一で眠い状態だった点、勉強をあまりしなかったので実力出し切りたいという欲がなかった点、4回目までに達成感を抱いていたのでオマケの1回だと思っていた点などが理由だと思います。

 

テストが終わり画面にVerbal35、Total700が表示されたとき、急に緊張で心臓がバクバクしました。憧れ続けたスコアにやっと出会えた緊張だったのだろうと思います。嬉しいという気持ちが湧いてくるまでに15分くらいかかりました。

 

【CATの罠】

CAT方式の影響を表す事例を紹介したいと思います。間違えるタイミングによって点数がかなりブレるのがCAT方式で、GMATが“運”も必要だと言われる所以はここにあると思います。しかし、その“運”は戦略で多少はコントロール可能ですので、その点を伝えたいです。

2つのグラフを見比べてください。

35点(上図)は10/30問不正解、そのうち5問がLast Quarterでした。一方の28点(下図)も不正解数は10/30問で同じですが、間違えたタイミングがQuarter満遍なく散らばっています。

つまり、『正答率が同じでもCAT効果でVerbalで7点も点数が異なり、それがTOTALスコアでは660と700の40点もの差になった』のです。

35点(上図)の時は全問に力を分散させるのではなく、端から最後数問をランダムクリックすると心に決めて、前半をしっかり解く戦略を採用しました。(ちなみに35点の方も、1stの正答率が62%と低いので決して綺麗なスコアとは言えません。本来ならば 1stは全問正解を狙いたいところです。実際それができる実力がないから苦労したのですが・・・)

 

【最後に】

GMAT勉強期間の半年、何度も何度も心が折れました。それでも「GMATで良いスコアをとりたい」という思いは消えることはなく、「努力してもスコアメイクできるか分からないけれど、努力しなければゼロチャンス!」と自分に言い聞かせて耐え続けました。

苦しい日々のなかで、中山先生の豊富な知識と困った時に質問できる環境に本当に助けられました。改めて感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

受験生の皆様にとって、後悔ない受験準備期間となりますよう陰ながら願っております。

 

以上

 

GMAT学習体験記: 720点(HBS合格)

今年、Harvard Business School に合格された方から受験体験記を頂きましたので、ご紹介します。
(公開のご承諾をいただいています)

———-(引用ここから)——————————————————

1回目 (2018.06.18) :620 (V 27/Q 49/IR 4/AWA unknown) ⇒ キャンセル
2回目 (2018.10.09) :690 (V 32/Q 50/IR 7/AWA unknown) ⇒ キャンセル
3回目 (2018.10.28) :620 (V 28/Q 47/IR 7/AWA unknown) ⇒ キャンセル
4回目 (2018.11.18) :640 (V 30/Q 48/IR 5/AWA unknown) ⇒ キャンセル
5回目 (2019.06.09) :720 (V 38/Q 49/IR 7/AWA 5.5) ⇒ 出願スコア

上記の通り、私はGMATのスコアメイクに約1年間を要しました。4回目のスコアが出た後、当年度の出願を断念し、翌年度の1st Round出願へ切り替えるというプロセスを辿りました。スランプに陥っていた私は、4回目の受験後、藁にもすがる思いで「GMAT Verbal 35点突破プライベートレッスン」にて中山先生のご指導を仰ぎました。そこから半年間、腰を据えて徹底的に基礎からVerbalの復習を行ない、5回目の受験でようやく目標を達成することができました。少し長くて恐縮ですが、以下の自身の反省と、最後の半年で見出した自分なりの勉強法が、受験生の皆さまの一助になりましたら幸いです。

< 各セクションの勉強法:Quant >
1. 高難易度問題に日頃からチャレンジ
マスアカやOfficial Guide等で基礎力を固め、Practice Examでも50-51点が安定して出る状態になってから初回を受験しましたが、本番の点数は49点。本番の難易度の高さに愕然としました。以降は巷で高難易度とされる問題集でCATテストを繰り返し、日々コテンパンに打ちのめされながら(30点台や20点台後半はザラ)、本番でもくじけないメンタリティと、難問が続いてもペースを崩さず31問やり抜くタイムマネジメント力を養いました。

2. 間違えた問題の反復演習
間違えた問題はノートに書き出し、「なぜ間違えたのか」「次に同様の問題が出たときに2分半以内に回答するにはどうしたらよいか」を手書きで徹底的に分析しました。定期的にそのノートの問題を解き直し、時間内に回答できるようになるまで反復しました。この勉強法は弱点の克服だけでなく、自身の得意・不得意の理解にも役立ちました。そのおかげで、得意問題で勝負し、不得意問題は潔く回答して先に進むといった、冷静に問題を取捨選択する実践的な姿勢を身に着けることに繋がりました。

< 各セクションの勉強法:Verbal >
1. 英文に心から興味を持って読む
RC/CR/SCいずれのパートも苦労しましたが、最も苦手意識が強かったのはRCです。RC攻略法は身に着けていると自負していたにも関わらず、点数が安定せず暗中模索状態でした。中山先生に自身の弱点と改善法をご指導頂き、「どのように正答を導き出すか」ではなく、「どのように英文を読むか」ということに集中して練習を重ねたところ、RCだけでなくCRでも点数が安定するようになりました。驚くべきことに、私にとっては正答を導き出すことを戦略的に考えるのではなく、「どんなに面白いことが書いてあるのだろうか」と心から興味を持って読解に臨むメンタリティが点数UPへの最大の攻略法だったようです。

2. 正解した問題も徹底的に復習する
点数が低迷していた頃は、なんとなく正解できた問題に対し「なぜ正解だったのか」を問わず、一貫しない思考でその場しのぎの解答を繰り返していました。この為、身に着けるべき基礎知識の定着がまばらになり、Verbalの点数安定に苦しんだと反省しています。当初は「毎日何問」とノルマを設定して勉強していた結果、数をこなすことが目標化し、質より量を重視してしまっていたことも、上記のような勉強に陥っていた要因だったのではないかと感じます。
後半の勉強では、1パート1日1-2問という日すらあるほど、徹底して量より質にこだわり、自身の正解・不正解に関係なく、少しでも疑問に思ったことはその場でとことん究明する姿勢を貫きました。その為、自力で解決が難しい多くの場面で、中山先生に大変お世話になりました。数は少なくても各パート毎日欠かさず問題に触れるようにし、解答の感触をキープしていたことも大切だったと感じています。

< 本番の攻略法 >
1. タイムマネジメント
4回目の受験までは深入りする癖が治らず、難易度の高い問題で時間を浪費したことが後半の焦りの要因となっていました。結果、後半に難易度の低い問題を落としたり、時間切れになる等の失敗を繰り返していました。5回目の受験では、時間内に全設問に触れる為に3分以内で解けそうに無いものに対して深入りせず、「はい、次~」とランダムクリックして先に進むことを大切にしました。結果、後半も一問一問丁寧に向き合う事ができ、正解すべき設問を確実に取れたことが重要だったと痛感しています。

2. 適度な開き直りの精神
どんなに上手く行かなくても途中で諦めたり、逆に焦って空回りしたりせず、目の前の問題に淡々と取り組むメンタリティが成功に繋がりました。いつもQuant → Verbal → IR → AWA の順に受験していたのですが、5回目の受験の際、冒頭のQuantが大変難しく、分からない問題が10問、ランダムクリックが5問と危機的状態でした。「しくじったかな…」とも思いましたが、半ば開き直って淡々とVerbalを解くことにより、Quantから続いたタイムマネジメントのリズムを維持し、練習通りのパフォーマンスを発揮できたように思います。4回目までの私は、Quantの失敗を引きずってVerbalの集中力を欠いたり、RCの文章が頭に入ってこないなど、負のスパイラルに陥っていたと思います。適度に開き直り、前だけを見て、落ち着いて目の前の問題に取り組むのみ、です。

< スコアメイク期間の振り返り >
TOEFLから数えれば約2年という、大変長いスコアメイク期間を過ごしてしまいました。短期決戦を目指して鼻息荒く勉強を開始した自分が懐かしいです(笑)。昔から試験が得意ではなく、トップスクールの合格者の中でも決して点数が高い方ではありませんが、時間が掛かっても結果にこだわって受験を続けてよかったと心から感じています。正直、「GMATのテクニックを身に着けてこの先何の役に立つのだろう」と思うことさえありました。ですが、その過程を乗り越えた「自信」や、その過程で得た「自分自身への理解 (自分のダメなところ、思考の癖、マインドコントロール方法など)」は、一生モノの学びだったと感じています。

中山先生にはラスト半年、最も辛いところで根気強く背中を押して頂き、細やかにご指導頂きましたことを心から感謝しております。AGOSのアドバイザーの皆さまにも、長い受験期間を通して大変お世話になりました。最後に、受験生の皆さまが、今は苦しくても最後に一生モノの成果を掴み取れるような、充実した受験生活を過ごされることを切に願っています。

GMAT学習体験記: 570 → 580 → 660 → 740点

GMAT 740点を達成してトップ校に合格された方から学習体験記を頂きましたので、ご紹介します。

(ESRも含めて、公開のご承諾をいただいています)

———-(引用ここから)——————————————————

以下私のGMAT体験をお送りいたします。

私費で30代と厳しい状況でしたが、Dream校(○○○)に奇跡的に合格できたのは、中山先生のおかげです。

改めて本当にありがとうございました。

GMATは英語(特に読解力)を徹底的に鍛えるいい機会だったと思っています。MBA校から出される課題図書も、昔では読めなかったような難解な英文がスラスラ読めるので、中山先生の指導のもとGMATを頑張ってよかったと今でも思っております。

ご参考になるかわかりませんが、以下記します。 

570580660740点

1回目(2018年10月28日) 570(V22,Q47,IR,AWA5)

2回目(2018年11月25日) 580(V25,Q45,IR,AWA4)

3回目(2019年1月6日) 660(V35,Q47,IR,AWA5)

4回目(2019年4月7日) 740(V42,Q49,IR,AWA.5)

 

TOEFLが100点近くまで取れたため、9月からGMATの勉強をスタートしました。アゴスの中山先生のビデオクラスを取りました。

また、1月には中山先生の個別授業も1度受けさせていただきました。

 

RC

RCはとにかくまず単語力だと思いました。

1回目と2回目満足のいくスコアが取れなかったのですが、中山先生にメールで相談したところ、「ボキャブラリーが大事だ」とアドバイスいただいたため、単語帳を増やしました。

TOEFLの際Rank4まで覚えた3800英単語に加えて、TOEFLテスト英単語4000(河野太一氏)を丸暗記しました。暗記のポイントは、前日やった単語を次の日必ず再確認することです。毎朝必ず再確認するようになってから単語の定着が劇的に進みました。

また、単語の暗記は隙間時間にできるので、単語帳はどこに行くにも常に持ち歩くようにしていました。タクシーの中、人を待つ時など、少しずつ覚えました。

また、読解力はリスニングと同じく、毎日続けないとすぐ衰えてしまうと気づいたため、毎日どんなに忙しくても必ず時間を計ってRCを一問以上解くようにしました。OG、昔のOGPrepのほか、マンハッタンなどのいわゆる似ている問題でいいので、とにかく量をこなすことが大事だと思います。

そして解き終わった問題のわからなかった表現、単語は調べて、ワードに全て残しておきました。ワードメモは、定期的に目を通すと、知らない単語が定着していきます。

また、問題の傾向をつかむため、問題は必ず数週間後に再度解きました。これを繰り返していくと、ある時RCがスラスラ読めるようになっています。

 

CR

CRRCと同様に読解力、単語力だと思います。

RCと同様、とにかく多くの問題に触れることが大事だと思います。ただ、パターンを丸暗記しても意味ないので解くのは1回限りです。

 

SC

巷には多くの解法が転がっていますが、中山先生のメソッド以上のものはないと思います。私は何度も中山先生にしつこくメールで質問してしまいましたが、納得いかなかった解法は一つもありませんでした。

 

ビデオクラスを受講した後、OGWHITE BOOKPractice ABを4周しました。

1周目は全問解き、2周目で

(完璧に理解)

(正解したが完璧ではない)

×(間違えた)の印をつけ、

3周目からは×のみ解きました。

とにかく全ての問題で、「正解はこういう理由でこれだ」と完璧に説明できるまで理解するようにしました。理解できたものにはをつけて、次は一切ときません。

わからなかったポイントについて、中山先生に数日に一回まとめてメールで聞けたのが本当に助かりました。何度もしつこくメールしてしまい、本当に迷惑おかけしたと思いますが、あのご指導があったからこそSCは最後にはほとんどわかるようになりました。

 

SCは短時間でそれぞれ解けるので、iPhoneに問題を写真で撮って保存し、隙間時間で解いていきました。3周目からは、ほとんどの問題が自分で説明できるくらい頭に入ってきました。また、「これは重要」というポイントは、ワードにメモで残して、テスト前日に緑色のテキストと一緒に一気に見るということをやりました。

 

Math

Mathは正直あまりスコアが伸びなかったのですが、マスアカとジェイマスを2周した後、RCと同様で、とにかく問題を集めて解きまくりました。「このパターンの問題解いたことあるな」と思うようになってきたところで、49点に達したと思います。

 

テスト本番

時間配分が大事なので、テストスタートと同時に以下の時間表をメモの右端に記してペースメイキングしました。

 

V 65-36

60 3

55 7

50 10

40 16

30 22

20 28

10 34

5 36

 

math 62-31

60分 3問

50 8

40 13

30 18

20 23

10 28

5 31

 

解き方について

740点という自分でも信じられないスコアが取れたのは、1月に660点を取った後、中山先生の個別授業を受講させていただいたおかげです。

その時は、2問目のRCを解かないという戦略を取っていたのですが、中山先生から「今のボキャブラリー力があったら全問解ける」とおっしゃっていただいて、そこから戦略を変えました。

そうは言っても、最初は全く時間内に解けなかったのですが、1週間も演習を続けているうちにだんだん時間内に解けるようになってきて、Prepでも730点などを連発するようになってきました。慣れてくるとペース配分がわかってきました。

また、個別授業でもう一つ非常に印象的だったアドバイスが、RCCRでは「中途半端に6割の理解で解かず、時間をかけて8割の理解になってから解く」ということです。自分では気がつかなかったポイントなのですが、RCCRはわかった気になってなんとなく解いていた問題が多かったのです。全ての問題について「こういう意味だからこれが正解」としっかり理解して解くように心がけるようになりました。この方法も、最初は時間がかかりましたが、演習問題を何度も解くごとに慣れてきて、スピードが増していくのがわかりました。

 

以上乱文で失礼いたしました。

本当にありがとうございました。

———-(引用ここまで)——————————————————

上記の体験記を頂いた後に、以下の補足を頂きました。

「ちなみに、特に3回目と4回目の受験の間で、間隔が大きく(3ヶ月)開いていますが、実はその時期仕事が非常に忙しくて、数週間GMATにほとんど手をつけられない時期もあったため、3回目から4回目の間に投じた時間は見かけほど多くはなかったです。
ただ、その時期も、10分でもいいので毎日英文を読解するようにはしました。」

ESR公開のご承諾もいただきましたので、以下に要点を抜粋いたします。

まず、前半でしっかり正解率を上げ、最後に残った時間でさらに正解率を大きく向上させたことが Verbal で「ホームラン・スコア」を出せた原因となったようです。

4th quarter には1問平均1分弱しかかけていないにもかかわらず88%の正解率は素晴らしいです!

1st quarter 100%, 2nd 88%の正解率であるにもかかわらず、最後までHighには届かずMedium-Highになっていますが、40点以上の高得点が出る場合になぜかよく起こる現象です。(Mathでも同様の現象がよく起こります)

科目別でも、CR, RC, SC全て Verbal スコア40点相当以上の評価が出ています。

Verbal 1問あたりの平均解答時間は全受験者の平均と同様だったようです。CRは平均よりも長く時間をかけ、SCは4th quarterでの即答もあったためか平均解答時間が非常に短くなっています。

Verbal Strategy/ Practiceビデオを繰り返しご覧いただき、非常に多くの時間をGMAT学習に費やしながらも、最初の2回は習得したGMAT知識やスキルを試験で発揮しきれずに伸び悩んでいらっしゃいましたが、、、その後、語彙力を徹底的に強化して読解力が大きく向上したことでブレイクスルーが訪れ、3回目以降の飛躍的なスコアの伸びにつながったようです。

GMAT学習体験談: 610 → 660 → 640 → 710点

今年、複数のトップ校に合格された方から、ESR 付きの非常に詳細なGMAT学習体験談および受験結果の自己分析をいただきましたので、ご紹介します。(公開のご承諾をいただいています)

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<スコア>

1回目(8月19日):610点(V28,Q45,IR8,AWA5)

2回目(9月9日):660点(V34,Q47,IR8,AWA4.5)

3回目(11月5日):640点(V29,Q48,IR7,AWAキャンセル)

4回目(11月25日):710点(V36,Q49,IR5,AWA5)⇒出願スコア

 

<1度目の受験前>

2018年4月から土日のコースで中山先生のVerbalの授業を受講開始しました。真剣にMBA対策を始めたのもこの時期です。同時にQuant、IR、AWAのクラスもAGOSで受講し、GMATの全体感を把握することが出来ました。

私費留学の為、出願できる奨学金は全て出願していたこともあり5月~8月はほとんど奨学金のエッセーに時間と労力を費やしていました。その為、土日はAGOSでGMATの勉強をしていましたが、自習する時間はありませんでした。

一方で、2017年末頃から、毎日かかさず朝30分・夜30分は単語の勉強に充てていました。単語は本で対策する方が多いですが、私は個人的に本やカバンを持ち歩くのが好きではないので、気軽にどこでも隙間時間で勉強出来る携帯アプリを活用しました。iKnow及び中山先生のGMAT英単語アプリは重宝しました。3,000単語は暗記したと思います。海外経験が長いこともありTOEFLは特に対策せずに108点を出すことが出来ましたが、初回の103点から出願スコアの108点まで上がったのは、慣れだけでなく英単語の暗記による部分が大きいと思います。

数学は得意ではなく、最初の受験では45点、最終的に49点まで上がりましたが、Verbalと同じくらい対策に時間を割いてしまいました。Quantは不得意でも対策すればPrepで安定して49-50点は出せるようになるので、苦手な方はVerbalと並行してどれだけ時間をうまく割けるかだと思います。

 

<1度目受験>

あわよくば1st Roundでの出願を狙っていた為、8月末に奨学金に出願し終わってすぐ、1週間程度みっちりVerbalとQuantを対策して1度目のGMATを受験しました。年5回までという制限がある中、無駄打ちはよくないというアドバイスも頂きましたが、まずは自分の実力がどの程度なのかを図る上でも、躊躇せずにまずは一度受けてみる判断をしました。

結果、610点(V28,Q45)と惨敗。早速ESRを購入し、分析を試みました。

SCの正答率は非常に高く、CRは悪くなかったものの、RCが大きく足を引っ張っていました。

また、最も大事とされる最初の方のパート(FIRST)の正答率が5割と非常に低い正答率でした。SECONDのパートでは正答率が9割近かったのですが、難しい問題を数問落としてしまったことで、THIRD,LASTのパートでもスコアが上がりませんでした。

1度目の受験で得た教訓は「FIRSTパート(最初の10数問)」と「難問」の重要さでした。また、この際、中山先生に個人カウンセリングをお願いし、私の分析が正しいかどうかに加え、2度目の受験に向けた対策をご相談させて頂きました。

カウンセリングでは、中山先生が選んだ問題を目の前で解き、私の得手・不得手を把握した上で、各問題に費やした時間からも私の課題を読み解き、細かく指摘して下さり有難う御座いました。特に「単語力と読解力はあるものの、CRとRCは、焦ってしまった際に問題文と解答の選択肢を表面的にしか読んでおらず、深い部分まで読み取れていない。問題文と選択肢の内容を焦らずに集中して読んで意図を汲み取ればスコアは上がる」というアドバイスは、自分では認識していなかった部分で目に鱗でした。

カウンセリング後、2週間後の2度目の受験に向け、AGOSのテキスト(Strategy, Practice A&B)を繰り返し使用してSCは難易度が高い問題を解き続けました。克服が必要であったCRとRCは先生のアドバイスに従い、多くの問題を解きました(AGOSだけでなく、オフィシャルガイドやインターネットで共有されている問題も非常に役に立ちました)。感覚としてはRCに半分以上の時間を費やしました。

 

<2度目受験>

1st Round出願の為にはこの回で700点超えを出す必要があったものの、660点(V34,Q47)。しかし確実に実力が身についていることが確認できた為それほど落ち込みませんでした。再度、ESRを購入しました。

1度目の受験とは全く異なる結果に驚きましたが、前回の受験の失敗を見事に克服していて安心しました。

CRは壊滅的でしたがRCに関しては非常に高い正答率で、先生のアドバイスがかなり効きました。

FIRST Partは正答率100%という結果でした。難易度が急上昇したSECOND Partでは正答率3割と低い結果でしたが、それほどスコアは下がらず、THIRD Partでそれなりの正答率を出して着地したというイメージです。SECOND、LASTでこれだけ低い正答率であるにも関わらず34点を出せるということは、やはりそれだけFIRST Partで正答率を上げることが重要であるということかと思います。

1st Round出願は諦め、気晴らしに10月に米国のトップスクールをキャンパスビジットし、その後はCRに重きを置きつつ、前回と同様の対策を進めました。また、2度目の受験では最後に時間がかなり足りなくなってしまったため、Prepの有料パッケージを購入し、各問題一度ずつ模擬試験を実施しました。

また、3度目の試験は11月頭、4度目は11月に予約していたこともあり、これを落としてしまうと今年中の出願が危ぶまれる為、空き時間を100%GMATのみに割くようにしました。CRはAGOSのテキストで答えを覚えてしまうほど対策してしまった為、RCと同様、インターネット上にある問題を解くと共に、隙間時間が1分でもあればGMAT Toolkitというスマホアプリで対策しました。平日は朝6時起床で8時半まで勉強、夜は19時から24時まで勉強という毎日でした。しかしQuantが一向に伸びないため、Quantにはその半分以上の時間を割いており、Verbalには中々完全に集中出来ていませんでした(Quantは最後の最後まで足を引っ張りました)。

 

<3度目受験>

Prepでは安定して700点前後が出るようになったところで3度目の受験でした。本番中、Class of 2021に出願するには後がなくなってきたことで緊張してしまい、最初の方のパートで焦りながら解答を選んで進めてしまっていたことを実感しつつも解き終え、結果640点(V29,Q48)。Quantはなんとか目を当てられるスコアになってきたものの、Verbalは初回受験と変わらないスコアを出してさすがに落ち込みました。当然ESRを購入しました。

CR,RC,SCと初めてそれなりにバランスの良い結果となったものの、案の定FIRST Partでの正答率が50%と、初回の受験と同じ過ちを繰り返してしまいました。SECOND, THIRDで取り戻すべく9割~10割の正答率を出したものの出題難度(スコア)へのインパクトは少なく、また、最後は6問ほどランダムクリックとなってしまい、結果29点でした。

各セクションで実力が付いたことは実感できた為、あとは時間配分とプレッシャーへの慣れであると考え、4度目の受験に向けては単語・読解力・SCの知識ではなく、ひたすら模擬試験を行うことにしました。

オフィシャルPREPに加え、ManhattanのPREPも購入(ManhattanではVerbalパートのみ繰り返し実施)し、全てを使い切りました。

すると、高得点が出るのはやはりFIRST Partで10割、SECOND Partで7-8割の正答率が出たときであり、THIRD,LAST Partでどんなに正答率が下がってもVerbalで高得点(40点前後)を出すことが出来ることがわかりました。GMAT本番の時間配分は人それぞれですが、私は「FIRST Partには時間をかけすぎと思うほどかけ、答えを絞った後にも再度10~20秒かけて他の選択肢をもう一度読み直す」「SECONDで難易度が高い問題が出たら3分を超えても何としても正解する」ことで、THIRDとLASTの正答率を下げることとなったとしても、FIRST, SECONDパートの正答率を上げることを戦略としました。

結果、模擬試験では安定して750±20点が出るようになり、自信を持って4度目の受験に臨みました。

 

<4度目受験

本番中、FIRST,SECOND Partだけで時間の2/3程度を使いましたが明らかに問題の難度が高くなっており、手ごたえがある状態でスコアを見たら710点(V36,Q49)。PREPではVerbal40点前後を出せていたこともあり、また、本番も同様の手ごたえはあったものの36点と期待よりは下回りましたが、取り合えず出願スコアを手に入れました。嬉しさよりも安心感の方が強かったです。記念にESRを購入。

各セクションの正答率だけ見るとパッとしませんが、その次のグラフを見て頂けるとわかる通り、作戦通りFIRSTでは88%正解、難易度が急激に上がったSECONDでも9割正解することが出来ました。RCの正答率が低いのは、後半に問題文を丸々一つランダムクリックしたからだと思います。

半分を解き終えた時点で時間が1/3しか残っていなかったこともあり、THIRDでは難問を落としてしまいましたが、出題難度はそれほど大きく下がることなく、LAST Partでも正答率は4割と低いですが最終的に36点に着地しました。序盤・難問の重要性がこれほどハッキリとわかるESRは中々珍しいのではと思います。

 

<結論>

CRとRCは読解力が全てだと思います。読解力は単語力を身に着けた上で、確りと内容を理解するようにする癖をつけたらスコアが上がりました。中山先生から頂いたアドバイスは本当に有難かったです。GMATで700点を超えるためには最低でもTOEFLの難しい単語及びGMAT対策に必要な単語合計で3,000単語は覚える必要があると思います。私は携帯アプリの学習を習慣づけて乗り越えました(一気に量を詰め込むようにはせず、2017年末から1年間弱、隙間時間で一日30-60分間の勉強を継続しました)。CRに関しては未だに答えに納得のいかない問題もありますが、GMATの傾向を掴むしかないのではと思います。私は最後まで掴みきれませんでした。

SCに関してはAGOS以外の塾も通いましたが、基礎と小手先の技術を身に着けた上でひたすら問題を解く以外に方法はないと思います。やはり本番の問題は過去の問題と似た傾向の問題が大半を占めます(一部カバーしきれていない問題もありましたが)。私は、SC用のノートを作り、問題を間違えた際に、その傾向を纏め、試験前に読み直していましたがこれは試験前に頭を活性化させるのに非常に役に立ちました。

各セクションの対策をしっかりと行って実力を身に着けた上で、最後に非常に重要になるのは「時間配分の感覚と慣れ」だと思います。中山先生も授業で何度も繰り返して仰っていましたが、序盤の正答率を上げることは本当に重要です。ペーパーテストとは異なり、CATを用いたGMATは非常に癖があるので、私は4度目の受験の前に何度も何度も模擬試験を行い、高得点が出る時間配分を身に染み込ませました。

また、テキストやインターネットで調べてもわからない問題が出た際、中山先生にメールで質問させて頂きましたが、すぐに返答を頂くことが出来て有難かったです。答えて頂いた内容がそのまま本番に出題されたこともありました。AGOS受講生の皆さまは、答えに納得がいかない問題を見つけた際や、勉強・対策方法に悩んだ際にはメールやカウンセリングで中山先生に相談頂くことをお勧め致します。本当に有難う御座いました。

———— (引用ここまで)————–

ESR を存分に活用して1回1回の試験戦略やパフォーマンスの成否を具体的に分析し、次の試験に役立てることで着実に目標スコアを達成された典型的な成功例と言えると思います。

語彙力・読解力が高いレベルに達しているにも関わらず、試験中に少しだけ急いで解いてしまうと全科目を通じてやや粗い読み方・解き方になってしまうという方は多いです。そのような場合は、この方のように模擬試験や ESR で納得のいく時間配分や試験戦略を研究し、どこで100%本来の解答力を発揮すべきかを確認しておくことでベスト・パフォーマンスを発揮できるものだと思います。

※  体験談の中の「カウンセリング」は、「GMAT Verbal Tutor」のことを指しています。

GMAT学習体験談: 640→610→610→700点

アゴス・ジャパンの中山です。

今年オックスフォード大学に合格された方から学習体験談をいただきましたので、ご紹介します。(公開のご承諾をいただいています)

———— (引用ここから)————–

以下の通り、これまでの報告をさせていただきます。

4回目(11月29日):700 (V:37, Q49)
3回目(11月5日):610 (V:23, Q50)
2回目(9月25日):610 (V:25, Q49)
1回目(8月29日):640 (V:27, Q50)

4月下旬のアゴスの講座の開始日から本日まで、約7ヶ月間で約500時間を必要といたしました。何とか結果を出せて安堵しております。これまで何十回と質疑応答のメールにご対応いただきありがとうございました。

GMATのためだけに毎月80時間程度の時間が積みあがっていき、これで初回のスコアを更新できなかったらという損得勘定が働いたこと、前日に初めて解いたStarter Kit 3で690(1, 2は何度も700以上)を取ったことから、3回目は非常に緊張いたしました。もちろん4回目も緊張いたしましたが、3回目の精神的なダメージが残っていたこと、前日に初めて解いたStarter Kit 4で640を取ったことから、初めから半ば諦めムードであり、程よい緊張で臨めたことが功を奏したのかもしれません(15問目あたりでbothのイディオムだけで解ける問題、30問目あたりで二重所有格だけで解ける問題が現れ、途中からは負け戦の作業感覚で解きました)。

あるいはスコアが高かった1, 4回目は9時開始、2, 3回目は14, 11時開始と少し遅かったのですが、当日は朝起きてからすぐに緊張し始めるため、精神的に疲れ切らずに即臨めたことが頭の回転的に良かったのかもしれません。

これまでにStrategyのビデオは2回、Manualの冊子は約10回、そしてOfficial Guide, Problem Sets, Practice A&Bの問題は3周ずつを回しました。IELTS組であるためか、PC読解に慣れるまでも数十時間が必要でした。

現時点においてもVerbalの約半数の問題に対しては確固たる自信がなく、RCに至っては問題、設問ともに完全に理解できたのは1/4パッセージでしたが、以前にアドバイスをいただきました「完全に理解していなくとも正解できる力」という意味がようやく掴めた気がいたします。問題文をあまり理解できていなくとも選択肢は2, 3択に絞れますので、そこからStrategyおよびManualの知識やアゴスの講座の大量の問題で養ってきた勘で対応できたのだと思います。

8月に授業が終了してからも幾度となくメールの問い合わせにご対応いただきありがとうございました。GMATに留まらず、MBA受験についても良い報告ができるよう引き続き努力いたします。

———— (引用ここまで)————–

 

難関試験である GMAT 試験において、緊張感をどのように克服するかは多くの方にとって非常に大きな課題だと思います。

特に、今まで何百時間も試験対策のために費やしてきた場合は、なおさら1回1回の試験に対するプレッシャーも大きくなるものだと思います。

この方の場合は、前日の模擬試験スコアがそれほど高くなかったことで「半ば諦めムード」的な気分で試験に臨めたことと、朝一番の試験で雑念が蓄積しなかったことが大きな勝因となったようです。

 

GMAT 学習体験談: 初回受験で710点

アゴス・ジャパンの中山です。

ビデオコースを受講されて初回受験で710点を達成された方から体験談をいただきましたので、ご紹介します。(公開のご承諾をいただいています)

多くの方の感想とは逆に、模擬試験よりも本試験の方が易しく感じたとのことで、本試験で模擬試験を大きく上回るスコアを出されている点が興味深いです。


お世話になっております。オンデマンドにて受講をしておりました、〇〇と申します。

4月に受講していて、やっとこぎつけた初回受験でV 35, Q 50 Total 710というスコアを取ることが出来ました。本当にありがとうございます。

GMAT PrepではV 27, Q 48 Total 630付近で行き来をしていたので、自分にとっては全く以て信じられない水準のスコアでした。

が、実際の試験ではGMAT Prepよりもずっとやさしく感じ、苦手なRCはほぼ自信を持って解答でき、時間も1-2分残して終えることができました。

これも体に染みつくまで繰り返したホワイトブック、OGのおかげに他なりません。

ありがとうございました。

【追記】

もう一点、受験の順番について奏功した点を申し上げたいです。

ずっとGMAT PrepではQ, V, AWA/IRの順でエネルギーがあるうちに重い2つを片付けていたのですが、本番ではAWA/IR, Q, Vの順にしました。

朝一の試験であったため、中山先生が講義中に仰っておられた立ち上がりの悪さを軽減するためにAWA/IRで肩慣らしをしたのですが、これが良かったと思います。

緊張と慣れない大きいモニターでただでさえパフォーマンスが普段より落ちるはずなので、まずAWA/IRで体を慣れさせたことが個人的にはフィットしました。

中山先生のブログで本番はこんな感じなんだろうな、とイメージできたこともたいへん助かりました。ありがとうございました。

引き続き精進してまいります。