Executive AssessmentとGMATのスコア換算表

 

Executive Assessment (EA)とGMATとのスコア換算の目安がわかる対照表です。

GMAT Score EA Score
800 174
790 173
780 172
770 171
770 170
760 169
760 168
750 167
750 166
750 165
750 164
740 163
730 162
720 161
720 160
710 159
710 158
700 157
690 156
680 155
660 154
650 153
640 152
620 151
600 150
570 149
550 148
530 147
510 146
490 145
470 144
450 143
430 142
410 141
400 140
370 139
360 138
320 137
310 136
300 135
290 134
260 133
250 132
220 131
210 130
200 129
200 128
200 127
200 126

(※ percentileのみに基づいて作成した比較表です。実際の出願審査においては、EAとGMATのスコアやpercentileのいずれをどれだけ重視するかは各スクールの基準によって異なります。)

GMATスコア復活の料金も一時的に無料になりました

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT では、一度スコアをキャンセルしてスクールに送らない選択をした後も、通常は追加料金を50ドル支払うことでスコアを復活させスクールに送付することができます。

現在、コロナウイルスのため世界各国でGMAT試験会場が閉鎖されている状況を受け、過去に受験して一度キャンセルしたスコアを復活させる料金が、一時的に無料になりました。

mba.com の My Account からスコア・キャンセルした試験も含めて過去5年以内の GMAT 受験履歴を見ることができますので、そこからキャンセルしたスコアを復活できます。

コロナウイルス関連の GMAT 公式の最新情報は以下のページで公開されています。

https://www.mba.com/articles-and-announcements/announcements/update-on-coronavirus

IR (Integrated Reasoning)の採点の仕組み

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

2012年に AWA が1つに減り IR が導入された直後に、IRセクションで何問正解すれば何点になるかを当時の公式模擬試験 GMATPrepで検証したことがあります。

その時に作成したのが以下の表です。

スコア 正解数 スコア 正解数
8点 9~12問 4点 5問
7点 7~9問 3点 4問
6点 7~8問 2点 2~3問
5点 6~8問 1点 0~1問

ところが先日、授業後に「IRセクションに採点されない問題が3問あるにもかかわらず、正解数が4問と5問の場合だけ必ず3点または4点になるのは矛盾しているのではないでしょうか」という趣旨のご質問がありました。(上表の赤字部分)

実は、2012年にこの表を作成した当時は IR にダミー問題があることが明言されていなかったため、「問題の難易度によってスコアの重みが違うということだろう」と納得して不思議に思わなかったわけでした。

しかしその後の「IRにはダミー問題が3問含まれている」というGMACの発表を考慮に入れると、確かに「正解が5問の場合にはそれらのうち何問かが採点されてもされなくても必ず4点になる」というのはおかしなことです。

そこで、本当に上の表が正しいのか、現行の Official Practice Examsで再検証してみました。

いくつかパターンを変えて、12問のうち最初の方を間違えたり最後の方を間違えたりと正解・不正解問題を変えて試してみたところ、上の表と全く同じ結果になりました。(IRセクションは Computer Adaptiveではないため、公式模擬試験では何度受験しても全く同じ問題が順序を変えて出題されます。)

つまり、現行の本試験でも、GMATPrep 時代と採点アルゴリズムには変更がないようです。

どうやら、正解数が5問以下だった場合は「ダミー問題」は存在せず全問題を採点していて、6問以上正解した場合のみダミー問題を計算に入れるという仕組みになっているようです。

「採点されない問題が含まれている」および「難問の方が易しい問題よりも重みが大きい」という公式発表と、今回の再検証結果を踏まえると、結論として、IR の採点の仕組みは以下のようになっているようです。

・正解数3問以下・・・1問あたり0〜1点

・正解数4〜6問・・・1問1点

・正解数7〜12問・・・1問あたり0〜1点

以上、IR 採点の仕組み再検証結果のご報告でした。

採点の仕組みを踏まえた上での目標スコア別の最適な試験戦略については、IR Strategy クラスの中で具体的に解説しています。

GMAT Verbalスコアと正解率の不思議な関係

アゴス・ジャパンの中山です。

Verbal / Quantitative はご存知の通りCATでスコアが算出されます。具体的な計算方法については、「非常に複雑なアルゴリズムを使っている」とだけ公表されていて、正確な採点方法はわかっていません。

ただ、本試験の多くのESRを比較してみると、一般的なVerbal目標スコアを取るための必要正解率の目安を知ることができます。

目標スコアのための必要正解率の大雑把な目安は、以下の通りです。

  • V. 25点: 50%
  • V. 30点: 60%
  • V. 35点: 70%
  • V. 40点: 80%

すなわち、Verbalスコアを2倍した数字が大まかな目標正解率の目安になります。

ただし、上の数字は実は±10-15%くらいの誤差があります。実際の本試験はCATで採点されるため、難問の方が加点率が高く、易しい問題は加点率が低くなるからです。

易しい問題を間違えた場合は、高い正解率でも高得点が出ない場合があります。

たとえば、極端なケースとしては以下のような例があります。(右上の「Total」正解率は私の加筆です。)

上の2つの試験結果では、前半の正解率が全く同じだったにも関わらず、合計正解率が15%以上低い方が10点もスコアが高くなっています。

Verbalでは36問中6問(約17%)が採点されないダミー問題ですが、ダミー問題で正解だった場合と不正解だった場合との運・不運を考慮に入れたとしても、このような差が出るのは驚くべきことです。

おそらく、約67%の正解率で25点だったケースでは、低いレベル設定の問題を間違えた可能性が高く、60%以下の正解率で35点だったケースでは、ほとんど難問だけを間違えたという可能性が高いのではないかと推測しています。

本試験や模擬試験で、なかなか30点を超えられなかった受験者の方ほど、「本試験ではOfficial Guideのような易しい問題は出ないから、もっと難しい問題で訓練する必要がある」などと学習体験談に書いていたりすることがありますが、大きな誤解です。

Verbal 45点を目指したい場合は別ですが、一般的な目標スコアである30〜35点前後を取るためには、多くの難問に正解することよりも、平均レベル以下の基本問題を落とさないことの方がはるかに重要だと言えるのではないでしょうか。

本当は怖い GMAT Verbal 採点法

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

本試験や模擬試験を何回か受験すると、実力はそれほど変わっていないのに、Verbalスコアが10点くらい変動するということは非常によくあります。

スコアが大きくブレる原因の1つに、GMAT独特の採点方法があります。

GMAT VerbalとQuantitativeセクションは、Computer Adaptive Test (CAT)と呼ばれる仕組みで採点されます。最初に平均レベルの問題が出題され、正解するとよりレベルの高い問題、間違えるとよりレベルの低い問題が出題され、最後に解いた問題のレベルによってスコアが決まります。

問題の重要度は最初の方が高く、最後の方に行くにしたがい徐々に問題の重要度が下がっていくことがわかっています。

ただし、CATである点はよいのですが、コワいのは、VerbalセクションでのReading問題の出題順序です。

下記の表は、本試験と同じプログラム / 採点アルゴリズムを使用しているGMAT Official Practice Examで起きた Verbal 3科目の出題順序(SC: Sentence Correction, CR: Critical Reasoning, RC: Reading Comprehension)です。

Exam 1 → 2 → 3 に行くにしたがって、Reading Comprehensionが最初の方に集中しています。

RCが苦手な一般的な日本人受験者にとっては、最初にRCが連続して出題されると体感的な難易度が大きく上昇するはずです。

実際、本試験や模擬試験でも、「最初の方のReadingで時間をかけすぎてしまい、途中からあせって集中できなかった」というような失敗談は多いです。

Verbal 3科目の順番は全くランダムだとされているため、Exam 3 のように偏った出題順序は十分にありえることだと覚悟しておく必要があります。

以上を踏まえた試験戦略としては、心構え的なことになりますが、「試験中にどこでRCに出会っても動揺しない」「序盤でRCが連続で出ても、中盤で出ても、RC戦略(何パッセージ目を捨てるか等)を変えない」ということが重要だと思います。

CATでは試験の最初の方の問題の方が重要度が高いとは言っても、普段の問題練習で正解率70%の実力の方が、最初の方の問題で時間をかければ80-90%以上正解できるということは期待できません。

第2パッセージが Verbal 5問目で出ても、15問目で出ても、試験会場で不運を嘆いてもしかたがありませんので、普段と同じテスト戦略で、最初から最後まで淡々と目の前の1問1問に集中するのがお奨めです。

過去のGMAT本試験スコア履歴の参照方法

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

最近まで、GMATの本試験スコアはEメールで送られてきたURLをクリックして受験番号(Authentication code)を入力しないと参照することができませんでした。

上記 URL からダウンロードしたPDFを紛失してしまったり、URLがわからない場合は、過去の本試験スコアを見ることができなかったため非常に不便でした。

しかし現在では、公式サイトmba.comのMy Account にログインし、”My GMAT & Scores”ページから過去5年分のスコア履歴を簡単に見ることができるようになりました。

<過去のGMAT本試験スコアの参照方法>

1. mba.com にログインします。

2. My Accountのページ・メニューの”My GMAT & Scores”をクリックします。

3. “VIEW OFFICIAL SCORES” をクリックします。

view-official-scores

4. 本人確認のため誕生日を入力する画面が出ますので、自分の誕生日を入力します。

5. 過去5年分のスコアレポートPDFをダウンロードすることができます。

以上です。

 

GMATスコア キャンセル方法

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

GMATスコアのキャンセル方法とルールに関して質問を受けましたので、解説します。

AWA 以外のGMATスコアは試験当日に見ることができますが、試験直後にスコアを確認してからキャンセルすることができます。

試験当日にスコアをキャンセルした場合、試験前に選択したビジネス・スクールにスコアが送付されることはありません。スコアレポートの記録から抹消されます。

また、試験後4年11か月以内でしたら、50ドル支払うことによりキャンセルしたスコアを復活させることもできます。

スコアをキャンセルした場合でも、12か月に5回までしか受けられないという受験制限は適用され、1回分の受験としてカウントされます。(GMAT試験会場で受け付けを済ませた時点で、1回分の受験としてカウントされます)

さらに、試験当日にスコアをキャンセルせずに「スクールにレポートする」を選択した場合でも、試験後72時間以内でしたら、25ドルの追加料金を支払うことで事後キャンセルすることもできます。

スコア・キャンセルしてもEnhanced Score Reportは参照できます

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

最近まで、GMATで試験当日にスコアをキャンセルした回は受験記録が抹消されるためEnhanced Score Reportが手に入らないと思っていました。

しかし実際には、スコアをキャンセルした場合でも、本人だけにはスコアが記録としてWeb上で参照可能であり、Enhanced Score Reportも購入可能だとのことです。

http://www.mba.com/global/frequently-asked-questions/enhanced-score-report.aspx#question6

失敗した試験から学べることは多いと思います。

不本意なスコアのためにキャンセルした試験では、ぜひEnhanced Score Reportを購入して、次回への反省材料として活かすべきですね。

GMAT スコアをスクールに送る前に確認できるようになりました

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

本日、GMAT スコアに関して重要な変更がありましたので、お知らせします。

2014年6月27日以降、GMAT 試験当日にスコアを確認してからスクールに送付するかどうかを決めることができるようになりました

http://www.mba.com/global/the-gmat-exam/gmat-exam-scoring/your-score-report/preview-your-gmat-score.aspx

今まで、GMAT スコアは、試験直後にスコアを確認する前に「スコアを送付する」か「キャンセルする」かを選択する必要がありました。

しかし今回の変更により、まずスコアを確認してから、出願したいMBAプログラムにスコアを送るか、キャンセルするかを決定できるようになりました。

さらに、6月27日以降は、試験当日にスコアをキャンセルしてスクールに送付しないことを選んだ場合でも、試験終了後60日以内に100ドル支払うことで、一度キャンセルしたスコアを復活させることができるようになりました

これまでは、試験当日に「スコアをキャンセルする」を選択すると、スコアは永久に記録から抹消されてしまいました。

そのため、よほどの事情がないかぎり、スコアをキャンセルせずに記録に残し、スクールに送付するのが通常でした。
(仮に試験中の手応えが悪くても、試験後、スコアを確認すると意外なほど高いスコアだった、ということがGMATではよくあるからです)

しかし今後は、目標よりもはるかに低いスコアだった場合は、いったんスコアをキャンセルするという決定が容易にできるようになります。

ちなみに、今回の変更により試験直後にスコアを確認できるのは、Integrated Reasoning, Quantitative, Verbalの3科目です。

Analytical Writing Assessmentに関しては、これまで通り20日以内に採点され、スコアを見ることができます。

試験当日に「スコアを送付する」を選択すると、AWAのスコアは自動的にスクールに送付されることになります。
【追記】
試験当日にスコアをキャンセルした場合でも、1回分の受験回数としてカウントされます。キャンセルすれば12か月間に5回という回数制限を超えて受験できるわけではありません。
また、試験当日にスコアをキャンセルしたという履歴は “C”(self-canceled) という表示でスコアレポートに残ります。

GMAT IR スコアが試験当日参照可能に

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

2013年10月から、Integrated Reasoning (IR) セクションのスコアが、試験当日に参照可能になり、プリント・アウトして渡される Unofficial Score Report に掲載されるようになりました。

http://www.gmac.com/why-gmac/gmac-news/gmnews/2013/october-2013/unofficial-gmat-score-reports-include-integrated-reasoning-scores.aspx

先月までは、試験当日にVerbal, Quantitative, Totalスコアだけが記載されたUnofficial Score Reportが渡され、IR, AWAのスコアは、試験後20日以内に参照可能になるOfficial Score Reportに記載されていました。

しかし、2012年6月のIRセクションの開始以来、25万件以上の受験データが集まったことから、試験後にスコアを集計して他の受験者と比較したり、統計的な調整をしたりするための期間が不要になったようです。

早めに IR スコアがわかるようになったことで、少しでも出願戦略が立てやすくなったのは、ありがたいですね。