GMATスコアアップ体験談 (610→610→640→610→720)

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

先日、GMAT720点を獲得された原崎賢朗さんから、GMAT学習についての詳細な体験談を頂きましたので、ご紹介いたします。

(お名前・スコア・体験談すべて公開OKとのご快諾を頂いています。)

——-(引用ここから)——–

それまでの持ち点640点で、1月に610点を取ってから、2月5回目の受験で720点を取ることが出来たのは、結局教えて頂いたことを本番で発揮 できたことが鍵だったと思います。ただし習ったように準備するのはともかく、習ったように本番で解くのは本当に大変で、強靭なメンタルが必要でした。特に Verbalについて、感じたことを記します。

1.低調の原因分析
・「Verbalは全て終わらなくても30点超が取れることがある」というのを都合良く捉えてしまい、ランダムクリックする問題が多くなった。
・弱点であるSCでは青本、白本などをやりつくしたことで新たな問題を解くことがなくなり、本番のほうがだいぶ難しく感じるようになっていた。
・SC、CR、RCがランダムに出てくることが、集中力を維持する上で負荷になっていた。

2.対策
・The Official Guide 2015のアプリ版を徹底利用した。SCは解説が英文で敬遠していたが、これも1周半回した。
⇒IRの講座でもらえるThe Official Guideと同内容であるものの、分野別正答率や日々の正答率の推移を記録してくれ、また隙間時間の有効活用にもつながった。
・脳の切替え練習のため、Practice Examを追加購入した。
⇒無料分の2セットに慣れてしまっており、特にRCは2回目でも既に読みやすく感じていたため購入。追加分は50ドルをはるかに超える価値を感じた

3.効果
・The Official GuideやPractice Examの問題が、青本白本など練習問題と同じように見えるようになった。正直、以前まで「特にSCは、本当は問題の傾向が変わっているのでは?」と感じ ていたのが、練習で覚えた解法を新たな問題で実践することで、「傾向は変わらない」を実感できた。

4.本番
決まりごとの遵守と速度を重視した。SCにおける「まず選択肢の最初と最後をざっと眺め、意図を掴む」や「迷ったら比較」や「切った選択肢はもう吟味しな い」など多くのルーティンを守った。RCも4問完答。最終的に完全ランダムクリックは2つ程度。 時間をかけ過ぎた上でのランダムクリックが2つ程度。Verbal36点を獲得。
結局教わったことをやっただけなのですが、それでも感じた特に難しい点として、まず、第一に、少しでも油断をするとすぐにタイムロスしてしまうことが挙げ られます。例えば、SCでは問題文を頭から読んでしまった り、CRでも前提と結果の把握を怠り何となく読んでしまったり、RCでは知らない単語の周りで意味のない読み返しをしたり、個人名で意味もなくカタカナ読 みをしたり、あるいは一度切った選択肢をまた読んでしまったりしてしまいます。こうした数秒ずつのロスが最後に数問の差に繋がってしまいます。

また、集中力と体力の要求度は本当に高く感じました。知らない単語を文字のまま短期的にインプットし読み進め、後の論理マーカーで逆算して大意を掴 むことは大変な集中力を要します。2時間半別の問題を解いた後にVerbalだというのは体力の要求度も高くなります。タイムロスを無くすため、SC、 CR、RCと変わるたびに瞬時に意識を切り替えるのは、結局大変なことでした。

受験で最後にモノを言うのはモチベーションという話はよく聞きますが、 テスト会場でも最後は気持ちなのかなと思いました。有り体に言えば、気合い、根性、我慢の類かも分かりません。私自身7月にGMATを始めたころからモチ ベーションは高く持っていたつもりでしたが、最後の本番ではそれより1段階2段階上の必死さでした。

長文失礼いたしました。

原崎

——-(引用ここまで)——–
私は長年、GMAT講師をしていますが、ずっと疑問に思ってきたことがあります。

それは、『同じような英語力や教養をお持ちで、同じようにGMAT学習に時間とエネルギーを割いて本気で取り組んでいる方でも、最終的に高得点を達成される方と伸び悩むまま終わってしまう方がいらっしゃるのはなぜか?』ということです。

今回、原崎さんから頂いた分析で、疑問の一端が晴れてきた気がしています。

解法ルーティーンを守りつつ無意識な遠回りを避ける集中力を維持する「強靭なメンタル」という点や、ランダムクリックを最小限に抑える解答のリ ズム、そして、スコアが伸び悩んでいた際には「本番の方がだいぶ難しく感じる」という感想だったのが、最後の試験で高得点を達成する直前は「『傾向は変わ らない』を本番で実感」という感想に変わったあたりに大きな鍵があるのかもしれません。

以上、原崎さんから頂いた体験談のご紹介でした。

内容に関してご質問等がありましたら、中山までお気軽にお知らせください。

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