GMAT学習体験談: 480点 → 700点

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

引き続き、過去に頂いた体験談をご紹介します。(公開のご承諾を頂いています)

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2月2日にGMAT4回目にして やっと出願できる点数を出すことができましたのでご報告させて頂きます。 スタートがあまりに低かったので結果的には220点up となりました(笑)

以下、恥を忍んで4回分のスコアを 改めてご報告いたします。

① 10月06日 Q36 V20 TTL480

② 11月11日 Q33 V35 TTL580

③ 12月25日 Q43 V25 TTL570

④ 02月02日 Q46 V40 TTL700

まだAWAの結果が出ていませんし、偉そうな事を言える点数ではないのですが、私も皆さんの成功談が大変参考になったので、同じようにGMATで苦労されている方の励みになればと思い、体験記を書かせて頂くことにしました。

結論から言うと、今回目標点を達成できた要因は

① エッセイを一度忘れて、短期集中でGMATに専念したこと

② Prep分析をし、点数の出し方を理解したこと

③ 食事・休憩など、細かいところまで調整したこと

だと思います。 下記に具体的な対策方法を記しましたが、自伝のように長くなってしまったので、お時間のある時にでもご覧下さい。

【1ヶ月集中特訓】

もっと早くにアプローチ方法を修正すべきでしたが、10月~12月の間は出願書類のエッセイと GMATを同時に仕上げようと試み、結局どっちつかずで どちらも形にならないまま2nd Roundのラストチャンスまで使い切ってしまいました。

X’mas Dayの3回目で、目標の100点up 叶わず、それどころかQVのサブスコアが逆転してしまい、『このテストは向いてない、点が出せる気がしない』 と諦め、受験をやめようと思いました。

2nd Roundへの滑り込みを目指していたので、12月に680点が出なかったら今年の出願はきっぱり諦め、2010年の1stに向けて、高校数学の教科書をひっくり返す&Verbal Strategyを再受講するところから出直そうと思っていました。 が、最後のセッションのつもりでカウンセラーに報告したところ、勉強方法がそもそも間違っていたことを教えて頂き、もう一度だけチャレンジしてみることにしました。

 

中学受験以来、15年間 勉強とは無縁の暮らしをして来た私は、試験勉強の方法から分からず、AGOSの授業に座っている=勉強した という気になっていました。 今思えば、何の努力もせずに受験回数ばかり重ねて、運試しをしていただけでした。

カウンセリングの翌日、12月28日にAmazonでオレンジ本(OG 11th Edition) を今更ながら購入し、下記の問題数をノルマに、時間を計ってやりました。

RC: 7-9分/passage ×4文 CR: 2-2.5分/問 ×20問 SC: 1-1.5分/問 ×20問 PS: 2分/問 ×35問 DS: 2分/問 ×20問

この5科目セットを毎日やったら、冬休みの6日間で一冊やり終えました。

時間の計り方は 『CR 20問をmax 50分以内!』 という様に科目毎に区切りました。

結局やった問題量としては、OG Verbal(紫)、Quant(緑)、Review(オレンジ) の3冊を一回ずつ

+AGOSで頂く教材を授業と宿題でやっただけ(復習はしていません。反省。)なのですが、答え合わせの際、○×の採点だけでなく、間違えた&迷った問題 の解説は納得がいくまでじっくり読み、どうしても納得のいかない Verbalの問題については中山先生に 『私の答え、何がいけないんでしょう?!』 とむちゃな質問をさせて頂いたりして、曖昧なまま放っておかないようにしました。 中山先生はいつも授業で 『選んだ答え、迷った答え』 を聞かれます。 これは、とても理に適っていると思いました。 問題集の答え合わせをする際、つい○×のみで出来を判断しがちですが、迷った挙句 『たまたま』 ○ になったものは、理解しているうちに入りません。 運で正解したものは、次に出てきた時、間違える可能性があります。 先生の仰っていたように、『解説者の視点で』 自信をもって答えられないと、本番で難易度が上がってきた時に間違えます。 これはQuantに関しても同じだと思ったので、解説を読んでも不安な問題は、理系の友人たちに教えてもらいました。 どんなに低レベルな質問でも 根気よく教えてくれる仲間に恵まれていたので、短期間で応急処置的に最低限の考え方は身に付けることが出来ました。

肝心な科目別の対策法ですが、詰め込み式の暗記が苦手なので、仲間のマネをして英単語3800は買ったものの、3日も続きませんでした。 全科目について 『解きながら潰す』 が省エネで自分には合っていました。 RC/CR/SCの問題で知らない単語が出てきたら、派生語・類似語・反対語などと一緒に一冊のノートにまとめました。 問題数をこなすうちに、GMATでは同じ単語ばかりが出てくることに気付き、本番でも頻出したので効果が実感できました。

 

<SC>

一番の暗記科目であるSCも、持ち歩き法ではなく、同じ間違いを何度もし、マニュアルの同じページを何度もrefer し、自分にウンザリすることで覚えました。 最も素直に勉強量と比例して実力upしてくれる、やりがいのある科目です。

<CR>

CRは唯一 勉強開始時から正解率が高かったのですが、1割程度の間違える問題に関しては、頑固さゆえに 解説を読んでも納得のいかない事が多く、結局のところ、正解率は横ばいだった気がします。 中山先生の簡略化された記号(?)は自分も愛用していました。

<RC>

読解力に関しては自信がありましたが、私の場合はとにかく速度が問題でした。 TOEFLのようにReadingだけで時間が区切られていないので、4文もあると少しずつ時間が超過し、他の科目に影響が及んでしまいます。 Readingは他の科目と違い、知識も暗記も思考も必要なく、答えがそこに書いてあるので、時間さえあれば必ず正解できる問題です。 よって、時間が足りないのを理由に1文まるごと捨てるような事はしたくありませんでした。 とは言っても、GMATの文章は難易度が高く、クセがあるので、英文に苦手意識がなくても、GMAT独特の文章に慣れることは必要だと思いました。 まずは時間を厳しく計って解き、寝る前に同じ文を一語一句 精読して内容を100%理解するようにしました。 時間を切って解くと正解率が劇的に落ちてしまい、本試験の直前までスランプで悩みました。 が、本番では4パッセージともしっかり読め、自信をもって回答できました。 マニュアルにもありました様に、マクロ/ミクロ 両方の読解力を試されるので、平坦に読むのではなく、文章の強弱を感じながら読めるようになると、流し読みでも両方に対応できると思いました。 これは精読による 『慣れ』 で養えました。

勉強の仕方は変えたものの、実は問題集の正答率に大きな変化はなく、10月~1月まで総じて RC 80% CR 85-90% SC 75% PS 80-85% DS 75-80% 程度。 特別高くもないですが、そんなに悲惨でもないので、本試験で もう少しは点数が出ても良いのではないか と、もどかしくて仕方ありませんでした。 どうすれば点数に反映させられるかを考えた結果、勉強した内容のoutput (delivery)にfocusした演習に切り替えようと決めました。

【Prep ソフトの使い方について】

私の場合、QuantもVerbalもOGではそれなりに正解できるのに、本番(& prep)になると時間が全然足らなくて、ヒドイ点数… というジレンマがずっと続いていたので、問題集は一周した時点でやめ、最終調整は prep 研究に費やしました。 勝負の4回目は意図的に月曜を予約し、過去3回では怠っていたイメージトレーニングのために直前の土日に一回ずつ、最初から最後まで(朝食の内容や休憩時間の使い方にまで注意して) 本番通りにprepをやりました。

土曜は今まで通りにやって、結果は Q44 V35 TTL650。

Qは5問、Vは9問も残ってしまい、これでは何の進歩もない!と思い、中身を分析する事に。

全37問/41問の中で、どのタイミング(序盤・中盤・終盤)の問題で正解/不正解しているか、最初から順に採点結果を全て書き出してみました。

回答した問題の正解率は決して悪くないので、やっぱり終わらないのが原因だと気付きました。

日曜は思い切って途中の精度を下げてでも、絶対に終わらせる作戦に出ました。 結果は Q48 V41 TTL720。 同様に採点結果の○×を分析。 意外にも×の数は前日と変わらず。

この実験で、これまでは 必要以上に慎重にやり過ぎていた事に気付き、終わりさえすれば点数が出るのが分かったので、本番も一か八かの賭けで、日曜と同じ作戦に出ました。 結果・・・ 攻略法は正しかった?! という感じです。

完全に結果論なので、一歩間違えたら大失敗だったと思います。 よって、これからの方にはrisk freeのprepで試してみる事をお勧めします。

 

【本試験について】

1回目(480点)はぶっつけ本番でふらっと受験しに行ってしまい、何をやってるんだかさっぱり分からず、全問ランダムクリックでした。 貴重な1回、本当に勿体無いことをしました。

そもそも4時間も集中力が続くわけがなく、Quantの途中で画面に飽きて帰りたくなり、Verbalに至っては 寝てしまったのか、全く記憶に残っていません。。。

2回目(580)はQuantがさっぱりで、またランダムクリック(33)。 出題される問題の傾向がOG全く違うように感じる(実際には、そんなことはないのですが)。 Verbalはスピード重視で最後までやり終える(35)。 無理に飛ばし過ぎて自信持って解答した問題は半分くらいでした。 3回目(570)はQuantの問題が難しく感じて感触は最悪でしたが、点は少しだけup (43)。

逆にVerbalは後半が異常に簡単になったので、時間をかけたにも拘らず、前半で失敗したんだなぁーと思いました。 前半がゆっくり過ぎて8問くらいやり残し、結果も(25)と悪し。 4回目も決して自信マンマンではなかったのですが、悩みかけたらguessして次!というゲーム感覚でテンポ良く、楽しんでやりました。 問題集を解いていても、悩む問題は時間かけても正解できない事が多かったので、早めに見切って、解ける問題に時間を使うことにしました。

完璧主義な私には、非常に納得のいかない攻略法でしたが(本当は解けるまでやりたい)、点数のためには妥協も必要だと、割り切るようにしました。

そういう意味でGMATは最後まで性に合わなかったのですが、CAT試験は最初と同じくらい最後も大事だという事はよく分かりました。

中山先生も仰っていた様に 連続で間違えると減点が大きいので、なるべく山谷を作らず、中盤は1問おきに真面目に取り組む という様な、気楽さ&微調整がコツだと思いました。

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長文の最後になってしまいましたが、スコアが今年の出願にギリギリ間に合ったのは、中山先生、カウンセラーをはじめ、AGOSスタッフ皆様のご指導・激励のお陰です。 本当にありがとうございました。

やっとバッターボックスに立てたので、これから1ヶ月でエッセイを仕上げ、何としても合格を掴み取りたいと思います!

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

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