GMAT でスコアを伸ばすために ~本試験直前チェック項目~

こんにちは。アゴス・ジャパン GMAT 講師の中山です。

この時期は、出願締め切りが迫り、GMAT 受験もいよいよ最後の大詰めを迎えるという方も多いのではないでしょうか。

今回は、多くの受験者の方に見られる典型的な失敗パターンについて紹介したいと思います。

1. 試験での時間配分の失敗

インターネットで GMAT 対策を調べると、ほとんどの(個人体験談を紹介する)サイトが「最初の5問が絶対に重要」「最初の10問でスコアが決まる」などというアドバイスをしています。

しかし、これは誤った情報です。

「最初の○○問が決定的に重要」というのはデマであるとして、GMAT公式サイトでも Official Guide でも明確に否定されています。

たとえば数学で満点を目指す場合には、「最初の5問/10問」で失敗が許されないのは、当然です。

しかし、7~8割の正解率で十分に目標スコアが達成可能な GMAT Verbal では、最初の数問で失敗しても、十分に取り返しが可能です。

ただし、試験の最初の方を慎重にスタートするという戦略自体は、非常に有効です。

ある程度、丁寧にスタートして、徐々にリズムに乗ってきたらペースを上げていくことで実力を十分に発揮できる人は多いようです。

したがって、極端に最初に時間をかけすぎるのではなく、どちらかといえば前半を丁寧に、後半をややペースアップ、というのが最善の策だといえるのではないでしょうか。

2. 「問題が易しくなったのは、前半の問題で間違えたから」という誤解

試験の途中で易しく感じる問題が多くなってくると、「前の問題で間違えたために、レベルを落とされたのかもしれない」と不安になってしまう人は多いです。

しかし、これも誤解です。

GMAT には受験者のレベルに関係なく実験的に出題される採点されない問題が含まれていますので、易しい問題が続いたからといっても、必ずしもレベルが低く評価されているとは限りません。

たとえば数学で満点近くを取った場合でも、最後の方にやさしい問題に出会った、という方も多いのではないでしょうか。

3. 多くの問題をこなしているのにスコアが上がらない

実は、GMAT Verbal という科目では、ある程度の問題量をこなした段階になると、さらに多くの問題を解けば解くほど、逆に実力(スコア)が下がっていくという現象が起きてしまうことがあります。

特に Sentence Correction では、多くの問題を見ることで、例外的で奇妙な問題の印象が強く残ってしまい、本当に重要な原則ルールに関する知識が混乱させられるということが、よくあります。

SC, CR, RC すべてにおいて、基礎の徹底的な復習をしたうえで問題演習をしないと、せっかく膨大な時間とエネルギーを Verbal に費やしたのに、スコアが全く変わらないか、逆に下がってしまうということも非常によくあることです。

たとえば、最後の追い込みとして、本気でスコアを上げたい人のために年末年始にかけて行う「GMAT Verbal 最終仕上げクラス」(リ ンク先ページの2枚目)では、Strategy クラスで使用したマニュアル、OG 青本、White Book などをクラスの中でどんどん使い、SC, CR, RC 全科目に関して基本から応用まで徹底的に、重要事項に関しては何度でもしつこく繰り返して補強していきます。

一人一人の学習効果を最大限に高めるために理想的な授業内容にする趣旨の少人数クラスですので、同じ問題でも、同じ例文でも、多くの人が間違えたり曖昧だったりする重要な知識に関しては、重複を恐れずクラス内で何度でも繰り返す方針です。

また、クラス内では、語彙力やイディオムのテスト、PC を使った実戦的な問題演習も盛り込む予定です。

「最終仕上げクラス」はアゴスStrategy クラス受講生限定ですが、年末年始には、アゴスのクラスを受けたことがない方でも受講できるOfficial Guide 12th 解説クラス(リンク先ページ1枚目)も実施します。