GMAT 学習体験談: 610 → 680 → 610 → 610 → 740点

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

610点で伸び悩んだ状況から、740点まで一気にスコアを伸ばされた方から体験談を頂きましたので、ご紹介します。(公開のご承諾をいただいています。)

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中山先生

お世話になっております。

今更ながらではありますが、3/4(日)の受験で漸く目標スコアを達成できました。
自分でも驚きの740点です。(Verbal PercentileはCR:83rd, RC:80th, SC:91st)
受験年度を見直したこともあり、最初のGMAT講座受講からかれこれ1年半余りが経っておりますが、ご指導、本当にありがとうございました。

正直、自分でもなぜこのスコアを出せたのか不思議で仕方がないのですが、運が良かった点に加えて、中山先生が以前仰っていた、「なぜか集中して勉強した時期から少し時間を空けると知識が定着する(使えるようになる?)」という効果が出た典型パターンなのかなと分析しております。
また、自分の受験戦略を鑑みた上でGMATを一旦切り上げ出願Essayに全力を注ぐ中で、各校のWeb siteを集中して読みこみ、文法に気を遣いながら何度も英文を書き直したことも、底力を上げる上で有効だったのかもしれません。

【これまでの経緯】

2016/12/26 610(V30, Q44, IR6, AWA4.0)※受験を延期する前、欧州に出願するつもりでここで1回使っていました
2017/7/30  680(V33, Q49, IR8, AWA4.0)→出願スコア
2017/8/16  610(V24, Q49, IR5)    →スコアキャンセル
2017/10/29 610(V24, Q49, IR5)    →スコアキャンセル
2018/3/4  740(V40, Q50, IR7, AWA4.0)→出願校にScore Updateとして連絡

【受験対策】

今回の最後の受験は正直、がりがり勉強したという感じはなく、2月半ばまではほぼInterviewのことしか頭になかったため、実質2週間程度の準備期間でした。
ただ、他の出願プロセスが全て落ち着いた中で、純粋にGMATに向き合えたのは良かったと思います。
時間がなかったので、予備校教材(White Book, Verbal Practice (A)(B)他)でかつて間違えた問題とGMAT Prepに追加したQuestion PackのMedium/Hardに絞り、会社の昼休みと終業後、土日にジョギング程度に解いていました。

予備校教材は過去に間違えた問題ばかりまた間違えることに気付いたのですぐにそこに絞り、知識が曖昧になっている箇所を見つけたら、テキストや解説を漁って潰していく、というサイクルを繰り返しました。

なお新規の問題演習をMedium/Hardに絞ったことは、本番で出て来る問題が簡単に思えてストレスが和らぐという意味で効果的だった気がします。
昨年受験していた頃は真面目にOG問題を一から解いていたのですが、かえってダレてしまっていた気もするので、ある程度解けるようになってからは難易度を絞り込むという合理的なやり方が有効なのかもしれません。

【Prepと本番との関係】

私の場合、不思議なもので、前日にPrepで目標の700点以上を取ると本番は不本意な結果に沈み、前日のPrepで650点以下を取ると本番は自己最高スコアを出すという関係になっていることに気付きました。

恐らくこれは偶然ではなく、Prepで大失敗した直後の「今から改善できるのはタイムマネジメントくらいだからそれだけ注意してダメ元で受けよう」という開き直りが、私にとってはベストな気の持ちようだったということなのかと思います。

各校の選考上、このタイミングでのScore Updateを考慮していただけるかは微妙ですが、やるだけやったと思えておりますので、あとは天命を待ちたいと思います。
進学先が決まりましたらまたご報告差し上げます。

まずはメールでの御礼にて失礼いたします。

 

———— (引用ここまで)————–

 

授業や個別レッスンで学習状況や理解度、難問に対する正解率等を拝見した際に、「Verbal 35点以上を実力は十分にあるのに、なぜか本番になると力を発揮できず、なかなかスコアが伸びない」という方は非常に多いです。

そのように、何らかの理由で長期間にわたり本来の実力を発揮できなかった方が、ふと何かのきっかけで気持ちを切り替えることに成功することで、大幅にスコアアップすることがあります。

今回いただいた体験談中、「前日にPrepで目標の700点以上を取ると本番は不本意な結果に沈み、前日のPrepで650点以下を取ると本番は自己最高スコアを出すという関係になっている」という事実は、非常に興味深いです。

「5回しかチャンスがない」というプレッシャーがかかるGMATのような試験では、ご本人もおっしゃる通り、本試験当日に欲を出さない心理状態になるための「開き直り」のようなものが、最大限のパフォーマンスを発揮する秘訣の1つとも言えるのではないでしょうか。

<追記>

RC 戦略に関して補足をいただきました。

———–(引用ここから)———–

ちなみに、原稿には書きませんでしたが
私はPrepでどんなにやってもRCを4パッセージ解こうとすると時間が足りなくなり焦って失敗するので、本番も1パッセージはランダムクリックという方針にしていました。
私のケースでは第2パッセージ以降で読みづらそうなもの・長いものが出てきたらすぐにそれを捨てる戦略だったのですが、680/740を出した回は確かいずれも2つ目でそういった問題が出てきてそれを思い切ってランダムクリックしました。
前半で時間と気持ちの余裕を作ると同時に、「RCを全問解きたい」という欲をさっさと封じて残りの問題に集中したのも、私にとっては有効な戦略だったと思います。

———–(引用ここまで)———–

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