GMAT IR Prep Tool が発売開始

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

4月に、インターネット上で GMAT IR 問題の練習ができるツール IR Prep Tool が発売開始されました。

http://www.mba.com/global/store/store-catalog/gmat-preparation/ir-prep-tool.aspx

特長は、以下の通りです。

・48問の IR 問題をオンライン上で練習できる。

・各問題は、Hard, Medium, Easyのレベル別になっていて、自分の好きなレベルの問題のみ練習することもできる。

・Graphics Interpretation, Table Analysis, Two-Part Analysis, Multi-Source Reasoningの中から、自分の好きな種類の問題を選んで練習することができる。

・1問ずつ解説を参照できる「学習モード」と、選択した問題数を終えてからレビューする「試験モード」との2つの学習スタイルを選択できる。

・レビュー画面に視覚的なグラフが使われていて、自分の弱点を一目で把握しやすい。

・時間配分や他のユーザーとの比較なども参照できる。

価格は $19.99 です。

IR の公式練習問題としては、すでに GMATPrep で練習するための Practice Questions(無料) や Verbal, Quantitative も含まれた Question Pack(有料:$29.99)があります。

GMATPrep と比較した場合、今回発売された IR Prep Tool の最大の長所は、レビュー画面がきれいで見やすいことと、問題数が多いことだと思います。一方、短所としては、ネットに接続できる環境でないと使えないことがあります。

個人的には、まず GMATPrep に付属の問題で練習して、さらにもっと IR 用の練習問題が必要になったら、IT Prep Tool を購入するのがよいのではないかと思います。

GMAT IR スコアが試験当日参照可能に

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

2013年10月から、Integrated Reasoning (IR) セクションのスコアが、試験当日に参照可能になり、プリント・アウトして渡される Unofficial Score Report に掲載されるようになりました。

http://www.gmac.com/why-gmac/gmac-news/gmnews/2013/october-2013/unofficial-gmat-score-reports-include-integrated-reasoning-scores.aspx

先月までは、試験当日にVerbal, Quantitative, Totalスコアだけが記載されたUnofficial Score Reportが渡され、IR, AWAのスコアは、試験後20日以内に参照可能になるOfficial Score Reportに記載されていました。

しかし、2012年6月のIRセクションの開始以来、25万件以上の受験データが集まったことから、試験後にスコアを集計して他の受験者と比較したり、統計的な調整をしたりするための期間が不要になったようです。

早めに IR スコアがわかるようになったことで、少しでも出願戦略が立てやすくなったのは、ありがたいですね。

GMATPrep Verbalセクションのみを再受験する方法

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

今日は、GMATPrep Practice Tests (模擬試験)で、Verbal Section のみを再受験する方法を紹介したいと思います。

GMATPrep 模擬試験では、通常は、AWA → IR → Quantitative → Verbal の順番で受験することになっています。

最初から Verbal セクションを受験したり、Verbal セクションだけを受験するということはできません。

Verbal だけの実力診断をしたい場合は、まず、AWA, IR, Quantitative 各セクションで全ての問題に回答する必要があり、各問題1つ1つの選択肢をクリックして、さらに確認のために Next ボタンや OK ボタンをクリックするという手間もかかり、非常に面倒です。

そこで、裏技の紹介です。

GMATPrep Verbal セクションのみを再受験する方法
(GMATPrep Version 2, Windows 7 or 8 の場合)

1.まず、AWA → IR → Quantitative の順に、ランダムクリックをして、Verbal セクション開始前のBreak(休憩)まで到達。

2.いったん GMATPrep ソフトウェアを終了する。

3.以下のフォルダから、「preptool.db」という名前のファイルをコピーする。

C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Roaming\GMATPrep\Local Store

(↑{ユーザー名} の部分は、ウィンドウズのユーザー名に変えてください。)

4.Verbal セクションのみを受験する。

5.スコアを確認する。

6.GMATPrep を終了する。

7.以下のフォルダに、上記でコピーしたファイル(「preptool.db」)を上書きコピーする。

C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Roaming\GMATPrep\Local Store

8.再び GMATPrep を起動する。

9.Practice Tests を選択する画面で、”Continue”をクリックすると、Verbal セクション直前の Break から開始できるはずです。
以上です。

もし、上記の方法に関してご質問がありましたら、中山宛にお気軽にメールでご質問ください。

GMATPrep模擬テスト(有料)が発売開始

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

今日は、GMAT公式模擬試験ソフトウェアであるGMATPrepに関するニュースです。

GMATPrepには無料で模擬試験が2つ含まれていますが、今回、新たに有料の模擬試験を追加で2回分購入できることになりました。

GMATPrep® Exam Pack 1という商品です。

GMATPrep模擬試験では本試験と同じプログラムが使用されているため、受験者の実力に合った問題をコンピューターが選択して出題します。

つまり、同じ試験を何度か受験しても、以前と違う解答をすると違う問題に出合うことになります。

したがって、模擬試験受験後に正解を確認しないでおけば、同じテストを何度か受験してもある程度正確な実力診断をすることができます。

しかし今回、新たな模擬試験が販売されたことで、より正確に実力診断ができる機会が増えたわけですので、受験者の方々にとっては朗報ですね。

GMATPrep用の追加練習問題であるQuestion Pack 1に引き続き、商品名に「1」と名付けているということは、今後さらに「2」以降が発売される可能性が高いのではないでしょうか。

Integrated Reasoningのスコアと採点方法の不思議

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

最近改めて思うのですが、つくづく、GMATは謎が多い試験です。

特に今年6月5日以降に導入の Integrated Reasoning のスコアと採点方法に関しては、「なぜ、わざわざそのような不公平な仕組みにするのだろう?」と言いたくなるような不思議だらけです。

■ IR の問題数とスコア

Integrated Reasoning セクションは合計12問、1点~8点(整数)で採点されます。

1つの問題に3~4問の小問があり、小問を1つでも間違えると大問1問全体が「不正解」ということになります。

つまり、小問4問中3問まで正解できた非常に惜しい場合でも、全く考えずに間違えた場合でも、その大問は不正解とされます。

問題数が少ないことに加えて、そのような採点方法であることから、相当に運・不運が影響するのではないかと思われます。

■ スコア採点方法の不思議

また、本試験と同じプログラムを使っている GMATPrep で何度も実験したところ、もう1つ不思議なことに気付きました。

なんと、3問くらい間違えても、最高点の8点が出てしまうのです。

GMAC による Web セミナーの記録で確認したところ、IR セクションにも Verbal / Quantitative セクション同様、採点されない実験問題が含まれているとのことです。

実験問題が何問含まれているかは公表されていませんが、Verbal / Quantitative セクション同様に全体の 1/4 である3問が実験問題である可能性が高いのではないかと推測しています。

12問中3問が実験問題だとすると、一生懸命に解いた問題が実験問題で、ランダム・クリックした問題が実際に採点される問題だった場合と、その逆だった場合との不公平が非常に大きくなる可能性が高いことになります。

そもそも、受験者の何%がその問題を正解したかというデータが必要なのであれば、通常の問題からでも十分に収集できるはずだと思うのですが、なぜわざわざ「採点されない問題」を入れるのか、不思議です。

■ IR セクションの時間戦略

IR は、問題の種類によって難易度が大きく異なります。

難しいタイプの問題を潔く捨て、正解できるタイプの問題にきちんと時間をかけることが非常に重要です。

また、最後の方で時間が足りなくなった場合は、時間切れで問題を残してしまうよりも、ランダム・クリックで最後まで解答した方がスコアが高くなる可能性が高いと GMAC によって明言されています。

どのようなタイプの問題を解くべきか、飛ばすべきか等も含めて、IR の時間戦略に関しては、IR Strategy クラスの中で詳しく紹介しています。

GMAT Integrated Reasoning スコア

こんにちは。アゴス・ジャパン GMAT 講師の中山です。

2012年6月5日に開始される新セクション、Integrated Reasoning のスコアが公表されました。

http://www.gmac.com/gmat/next-generation-gmat-information-center/scoring.aspx

Integrated Reasoning(IR)セクションのスコアは、「1~8点(1点刻み)」になるとのことです。

最低点が1点、最高点が8点になりますが、何点程度であればMBA出願に十分なスコアと言えるかに関しては、まだ何も公表されていない状況です。

試験運営機関である GMAC も、最初の6ヶ月間は1か月ごとに IR セクションの percentile(当該受験者が上位何パーセントに位置するかを示す数値)を変更していくと明言しています。

IR セクションについては、新たな情報が入り次第、随時、このブログでお知らせしていきます。

また、5月からアゴス・ジャパンでも Integrated Reasoning (IR) Strategy クラスを開講する予定です。

ご興味がある方は、ぜひお気軽に 03-3463-1343 までお問い合わせください。

GMAT: 壁を乗り越えて目標スコアをクリアした事例

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

今回は、なかなかスコアが上がらずに苦しんだ結果、最終的に目標スコアを達成した方の事例を紹介します。

ここでは、仮にFさんと呼ぶことにします。

Fさんは、GMAT学習開始の時点でTOEFLが70点台でした。GMAT学習を開始する英語力が十分とは言えなかったのですが、企業派遣生でもあり、出願までの試験準備スケジュールを考えると、その時点でGMATクラスの受講を開始せざるをえないタイミングでした。

GMAT Strategy, Practiceクラスを受講しているあいだは、日々の忙しい仕事とTOEFLの学習に時間を取られてしまい、GMATの勉強にはあまり身が入らなかったそうです。

その後しばらくしてTOEFLの目標スコアが出た後に本格的にGMATの復習を開始したわけですが、クラスで学んだことを忘れていたり誤解していたりしたため、必死にどんどん多くの問題を解くものの、正解率はなかなか上がらない日々がしばらく続きました。

しかしそれでも出願締め切りまでに何度かGMATを受験しておく必要があるということで、第1回目の受験をした結果、Verbalは10点台前半。目標スコアとは大きくかけ離れたスコアでした。

その後、GMAT Verbalの学習に1日平均3時間をかける毎日が続き、2~4回目の受験をしましたが、スコアは20点前後で伸び悩み、壁にぶつかった状態でした。

出願締め切りも迫り、エッセイの執筆も並行しなければならず、肉体的にも精神的にも辛い日々が続いていたことと思います。

Fさんが私の個別レッスンを初めて受講したのは、そんな時期です。

初回のレッスンで、実力診断として何問かその場で問題を解いていただいたのですが、予想通り、Sentence Correction基本知識に関していくつかびっくりするほどの誤解があったり、完全に忘れてしまったりしている重要事項が見つかりました。

そこで、どんどん練習問題を解くというこれまでの学習法はいったん中止してもらい、Strategyのテキスト(マニュアル)に記載されている重要事項の知識を次回レッスンまでに確実に憶えてくることを宿題にしました。

Critical ReasoningとReading Comprehensionに関しては、疲れているときとそうでないときとで読解力や集中力が大きくぶれることから、疲れているときは単語やイディオム等 の暗記を中心にして、集中力が高く頭が冴えているときにCritical ReasoningやReading Comprehensionの難問にチャレンジするようにとアドバイスしました。

また、Fさんの勉強スタイルや性格、生活習慣などを詳しく伺い、じっくりと相談した結果、試験前日や当日にも納得するまで勉強してもらうことにしました。

本試験での時間配分や前日と当日の学習法などに関しては、人によってベストな方法は異なります。

Fさんの場合は、これまでの受験経験から、心身ともにベストなコンディションで試験に臨むとかえって試験中に余計な雑念が湧いてしまい、問題に集中できなくなることが多かったそうです。

そこで、多少の疲れがある状態で試験に臨み、頭を目の前の問題を解くことで精いっぱいな状態にしておくことで実力を最大限に発揮する、という作戦をお奨めしました。

また、じっくり慎重に解こうとすると、ムダにもたついた解き方になり、頭の回転も鈍くなるような傾向がありましたので、試験中に慎重になりすぎることなく、普段通りのリズムで解くことをお奨めしました。

GMAT受験当日、試験が終わった直後に、Fさんがアゴスのオフィスに電話で朗報を知らせてくれました。

5回目の試験で、大きくスコアが飛躍。

ぎりぎりのところではありましたが、目標スコアを達成することができました。

最後まであきらめずに、やれるだけのことをやった努力が結果に結びついたことで、ご本人も私自身も感無量でした。

5回目のスコアをスクールに送付した結果、見事、志望校から合格通知が届きました。

Fさんの場合は、最後の最後にスコアを伸ばすことができたのでよかったのですが、理想を言えば、何度か本試験を受験した後に個別レッスン受講中に見 せた気迫や集中力を、Strategy / Practice授業を受講している間に発揮していれば、はるかに短期間でGMATを攻略できたのではないかと思います。

GMAT Verbal Strategy クラスでは、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法を紹介しています。

調子が悪いとき・疲れているときのGMAT勉強法

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

最近、不覚にも風邪をひいてしまい、授業中も声がかすれて出なくなることがあり、ちょっと大変でした。先日の個別レッスンでは、翌日にGMAT試験 という方だったので、風邪をうつさないようにマスクをしながら小さな声で授業をしたのですが、最後の方には咳も続いて声も枯れてしまい、「明日の試験で は、、、SCでは、ゴホッ、、、お、落ち着いて、ゲホン、、選択肢の、、、ゴホッゴホッ、、、す、す、、、すべての違いを比較して。。。」と、弟子に遺言 を言い残す師匠のようになってしまいました。
まだまだ寒い日が続きますので、皆さんもぜひ体調管理には注意してください。

さて、本題の『調子が悪いとき・疲れているときのGMAT勉強法』です。

GMAT Verbalは、疲れている時でも無理やり「1日10問」などと決めて、とにかく問題を解く、という勉強をしてしまうと、勉強すればするほど実力が落ちてしまうこともよくある怖い科目です。

疲れている時に問題を解くと、どうしても小手先のテクニックや表層的な知識だけを使って問題を解く習慣がついてしまいがちです。

したがって、少し「ひねり」が入った一定レベル以上の難問になると間違えてしまい、「正解率が6~7割のあいだを変動するだけで、それ以上伸びない」というような『壁』にぶつかってしまうわけです。

そこで、お奨めしたいのは、疲れている時・調子が悪いときと調子が良いときとで勉強する科目を分けるという学習法です。

たとえば、以下のような方法はいかがでしょうか。

■ 調子が良いとき

・苦手科目を長時間、集中して学習する。 → 長時間集中して学習することで、一気に深い理解に到達することができます。

・実戦形式の訓練を多く取り入れる。 → 模擬試験を受けるのも頭がすっきり冴えているときがお奨めです。

■ 調子が悪いとき・疲れているとき

・「暗記もの」を中心に学習する。 → 『睡眠学習』というものが一時期ブームになったこともありましたが、疲れているときや眠いときでも頭が冴え ているときでも、暗記の効率は大きく変わらないことも多いものです。イディオムや単語など、大量に暗記する必要があるものに関しては、多少疲れているとき の時間を利用するのが一番だと思います。

・得意な科目を集中して訓練する。 → 試験で少し集中力が鈍った場合でも実力を発揮できるように、多少のハンディキャップがある状態で得意科目の訓練をしておくのに疲れているときは絶好のチャンスとも言えます。

・繰り返し同じ問題を学習する。 → 頭が冴えているときは同じ問題を何度も繰り返し復習する気にはなれないことも多いと思います。疲れているときや調子が悪いときは、単純作業的に同じ問題を徹底的に復習し、パターンを体で覚えてしまうというのも1つの方法です。

・問題パターンのカード化や情報の一元化など、事務的な作業を行う。 → 時間がかかる単純作業は、疲れているときにまとめて片付けてしまいましょう。

GMAT Verbal Strategyクラスでは、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法も紹介しています。

GMAT 『悪い勉強法』

こんにちは。アゴス・ジャパンの中山です。

今回は、GMATの『悪い勉強法』についてお話ししたいと思います。

GMATという試験は、たくさん勉強して何回か試験を受けてもなかなかスコアが上がらない、あるいは受験する度にスコアが下がる、という方は、実は意外に多いです。

そのような方から学習相談を受けたとき、「どんな勉強をしていますか?今までどんな勉強方法を採用してきましたか?」と質問することが多いのですが、ときどき、びっくりするほど間違った勉強法をしている方がいらっしゃいます。

■ GMAT勉強法 『悪い例』

(1) 「とにかく問題量をこなす」という勉強法

GMATクラス終了後しばらく期間が経過した方の学習法として目立つのが「問題数をこなすことが自己目的化してしまっている勉強法」です。
「SCは1日5問、CRは1日10問」などと決め、疲れている時でも調子が悪いときでも、学習スケジュールを厳格にこなすというやり方は、努力家の方に多く見られる学習法です。
しかし、GMATという試験では、授業で学習した知識を十分に思い出せないまま、あるいは十分に復習ができていないと感じたまま、自己流の思考法でたくさん問題をこなせばこなすほど、どんどん正解率やスコアが下がっていく、ということが非常によくあるものです。
いうまでもありませんが、試験のための勉強の目的は、学習時間や問題量という『ノルマをこなすこと』あるいは『これだけの努力をした』と納得することではなく、試験日に最大限の実力を発揮して『目標スコアを達成すること』です。
「何冊の教材を終わらせたか」や「同じ教材を何回復習したか」よりも、「どれだけ深く体系的に問題のポイントを理解したか」が、本番でのスコアを決めるものだということは、強調してもしすぎることはないと考えています。

(2) 「問題文と選択肢を全て書き写す」という勉強法

実際に何人かこの方法を実践している人がいたので驚きました。膨大な時間がかかり、また、問題の解法に関する要点をピンポイントで発見する実力を養成するには、むしろ逆効果になることも多いのではないでしょうか。

(3) 「問題文中に、解法や単語の意味を細かくメモする」という勉強法

GMAT学習においては、どんどん新しい問題を解くよりも、同じ問題を何度も解きなおして復習することに重点を置く方が、学習効果が高くなる傾向があります。
また、「一度間違えた問題を再び本気で解きなおして、もう一度間違えることから学ぶことの方が、新しい問題を間違えて学ぶことよりも、はるかに得るものが大きい」と言われます。
したがって、問題文にはメモなど書き込まずに、何のヒントもない状態で再び解きなおすという復習ができるようにしておくことがお奨めです。
メモをどんどん書き込むのは、解説冊子や問題のコピーの方にすべきだと思います。

GMAT Verbal Strategy では、今回紹介したような悪い学習法の例に陥らないため、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法も紹介しています。

GMAT Verbal 効率的な学習法 vs 非効率な学習法

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

同じくらいの英語レベルでスタートして、同じ授業を受けていても、そして同じくらいに宿題や復習をきちんとこなしていても、早々と目標スコアを達成してしまう方と、何度か試験を受けてもなかなかスコアが上がらない方とがいらっしゃいます。

何が原因なのでしょうか?

■ 非効率な学習法の例

「たくさんの勉強時間をGMATのために費やして、何度も授業の復習をしているのだけれど、長い間スコアが伸び悩んでいる」という、ある受講生の方から学習法の相談を受けたことがあります。

使っている問題集を見せていただいて、驚きました。

SC, CR, RCどの科目でも、問題文の中で知らなかった単語のそばに1つ1つ日本語の意味が書かれていたのです。

多いときは、たった1行の英文に2つか3つの日本語訳がメモしてありました。

英文を読解する訓練をすべきCritical ReasoningやReading Comprehensionの学習で、日本語メモがびっしりと書き込まれた教材を使って何度も復習するということは、ほとんど日本語を読む練習をしているようなものです。

英語を英語のまま理解する習慣が身につかないだけでなく、GMATの問題を独力で正解できるようになるための英語力をつけるためには、むしろ弊害になるような勉強法をしてしまっていた典型例と言えるのではないでしょうか。

■ 効率的な学習法の例

それでは、効率的なGMAT学習法とは、どのようなものでしょうか。

コースを受講後、1回目か2回目の受験で早々と目標スコアを達成した、というご報告をくださった方の問題集やノートを見せていただくと、多くの方に以下のような共通点があることに気づきました。

*テキストやノートには、わかりやすく要点が整理されている。

*問題集の問題部分には、メモがない。(「間違えた」という印があるのみ)

*問題集の解説部分には、重要事項のメモや注意すべき点が詳細に書き込まれている。

*間違えた問題をカード化し、表に問題、裏に解説のコピーを貼って繰り返し復習している。

もちろん、上記のような方法は一般的な共通点というだけであって、絶対にそうしなければならないというものではありません。

しかし少なくとも、問題集の問題部分には直接メモを書き込まない方法の方が、一般的には学習効果が高いことは確かであるようです。

楽な勉強(最初からメモを見ながら、解法をなぞるだけの表層的な復習)を繰り返すだけでは、なかなか試験に対処できる実戦的な力はつきにくいものです。

1問1問、しっかりと苦労して頭を使って問題を解き直し、解法を丁寧に憶え込むことの方が、目標達成のための近道となる効率的な学習法と言えるのではないでしょうか。

GMAT Verbal Strategy クラスでは、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法も紹介しています。