個別レッスンの活用法

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

オンラインでアゴスのGMATコースを申し込んだことがある方はご存知かもしれませんが、GMATのクラス・メニューの中には、「Verbal Tutor」「Math Tutor」という個別レッスンがあります。

これらは、アゴスのGMAT Verbal または Math の Strategyコースを受講された方だけが申し込めるもので、リクエストに応じてどんな内容に関しても個別にレッスンを受講いただくことができます。

個別レッスン内容に関して最も多いリクエストは、試験直前の実力診断および弱点分析と、それを踏まえたうえでの学習法や試験戦略に関するアドバイスです。

レッスン中にその場でいくつか典型的に重要な問題を解いていただき実力診断をした上で、現時点での弱点や課題を分析し、個々人に最適な学習法や試験における時間戦略等をアドバイス差し上げるという流れが最も一般的です。

継続的にレッスンを受講する場合は、アドバイスに基づいた学習法がうまくいっているか、その都度、実力診断をして、改善した部分としていない部分とをチェックしていきます。

また、自宅学習の中で抱いた疑問点に関して、まとめて質問していただきながら、重要知識の詳しい解説を行うことも多いです。

個別レッスンの日程調整については、Web上で予定を空けるのが難しいため、オンライン上ではなくメールまたは口頭でリクエストいただき、講師と直接ご相談いただくか、またはスタッフを通じて日程を相談するという形になります。

個別レッスンは、以下のページからお申込みいただくことができます。(受講生としてログインが必要です)

https://www.agos.co.jp/onlineservices/modules/mypage/application.php?page=list

ご不明な点がありましたら、アゴスの受付事務または中山宛にお気軽にお知らせください。

単語学習後、読解力が低下する件について

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

単語学習にたくさんの時間を割くと、その後、一時的に読解力が落ちることがよくあります。

これは、今まであまり単語学習の習慣がなかった人が、急に単語暗記を開始すると起きる現象です。

スポーツで激しい筋力トレーニングを急に始めた直後に、体のバランスが崩れたり筋肉痛になったりして一時的に普段の調子が出なくなるのと似ています。

しかし筋肉痛を恐れて筋力トレーニングをしないでいれば筋力が向上しないのと同様、一時的な読解力の低下を恐れて単語暗記をしなければ語彙力が大きく向上することがないままになります。

単語暗記は、習慣的に継続することにより、読解力を落とすことなく大量の語彙を暗記し続けていくことが可能になります。

私自身、本気で語彙増強をしていた時期は、1日に必ず100個以上は単語や熟語を憶えることに決め、継続していました。すると、3~4か月くらい経過した時点で、TOEFL等の学習教材では知らない単語が1回のテストで1~2個くらいの割合になり、雑誌や小説等も格段に速く正確に読むことができるようになりました。

語彙学習も筋トレ同様、毎日こなす数を少しずつ増やしていき習慣づけることで、いつの間にか膨大な数の単語を憶えて、読解力も大いに向上するはずです。

GMAT Reading Comprehension 学習法

アゴス・ジャパンの中山です。

GMAT Reading Comprehensionの学習については、単に問題を解いて練習していくという以外に方法を思いつかない方が多いようで、「どのように勉強すればよいでしょうか?」という漠然としたご質問・ご相談を受けることが多いです。

Readingの学習法に関しては、主に以下の3つの方向性があると思います。

(1) できるだけ多くの過去問を解いて、GMATの出題傾向と正解選択肢のパターンとを体得する。

「Readingが苦手」とおっしゃる方の大半の方が、SC, CRに比べて圧倒的に問題練習の量が不足しているようです。

少しだけReadingの問題に取り組んだだけで「やっぱり難しい。読解力を上げるしかない」と判断してしまい、その後、試験までほとんどReading対策をしないという方もいらっしゃいます。それですと、なかなかVerbal 30点を超えるのは難しいはずです。

「GMAT ReadingはSC, CRと比較すると伸ばしにくい科目」という一般的な情報がご自身にとっても当てはまるかどうかはやってみないとわからないものだと思います。多くの問題に慣れておくだけでも、全然やらない場合よりも正解率が一回り高くなるものだと思います。

(2) 間違えた問題について、不正解だった理由と、正解選択肢の正当性を心から納得するまで考える。

単に問題数をこなすだけでも何もしないよりは正解率は上がりますが、がむしゃらに問題演習をこなすだけでは、ある一定レベル以上の問題が正解できないということが続くはずです。

時間を計って問題を解いた後、正解を確認し、「自分が選んだ選択肢はなぜ不正解か。正解の選択肢の方が優る理由は何か」を心から納得しておくことが重要です。

(3) 苦手意識を抱いた文章について、丁寧に再読して知らなかった重要単語を記憶し、文章内容について人に説明できるくらいになるまで理解する。

GMAT Readingでは、高い読解力をお持ちの方でも、苦手なトピックに関する文章が出題されために全滅してしまったりすることが起こります。

その原因の1つは、トピックに関する背景知識が少ないため文章内容が頭の中にイメージできないことから、内容の理解や一時記憶が曖昧なまま選択肢と文章の間を往復することが多くなることにあります。

さらに、苦手なトピックに関しては記憶している語彙の量も少ないため、1つの文章に知らない単語がいくつも登場することで理解が妨げられるということもあります。

トピックの背景知識と単語数を増やすためには、苦手意識を感じたReading問題を解いた後にもう一度最初から最後まで文章を読み直して、知らなかった単語を1つ1つ確実に憶えていかれることが重要です。

 

 

 

 

GMAT 科目別の学習開始のタイミング

こんにちは。アゴス・ジャパンの中山です。
今回は、これからGMAT の学習を開始しようと予定している方や、すでに学習を開始して次にどの科目を学習するか迷っている方のために、科目別の学習開始のタイミングについて紹介したいと思います。
GMAT4科目それぞれの学習開始の一般的なお奨めのタイミングは、以下の通りです。

Integrated Reasoning

IRはVerbal/Quantitativeを統合した科目であるため、Verbal, Mathの両方のクラスを受講した後にIRクラスを受講することをお奨めします。
GMATについて何も知らない初心者の方が、まず最初にIR問題を解くと、その難しさにびっくりしてしまい、必要以上にGMATが難しい試験だという印象を受けてしまうかもしれません。
VerbalとMathの問題に慣れ、実力が十分についてからIRの学習を開始する方が、一般的には学習効果が高いです。

Analytical Writing Assessment

AWAは、ある主張を読んで、そのロジックのおかしいところを指摘したり、その主張をより論理的なものにするにはどのような前提を述べればよいかなどを指摘したりする作文の試験です。
英語で作文する能力が必要とされますので、目安としてはTOEFL Writingで20点以上が出るようになってから学習開始するのがお奨めです。
また、VerbalのCritical Reasoningで頻出ロジックのパターンを学習した後の方がAWAのコツを身につけやすいはずですので、スケジュールに差支えがなければVerbal でCRの概要を学習した後にAWAの学習を開始する方が、効率がよいのではないかと思います。

Verbal

一般的には、GMATの中で最も難関と言われる科目がVerbalです。
4科目の中では、通常、Verbalが目標達成までに最も時間がかかりますので、できるだけ早く学習開始をするのがお奨めです。
ただ、クラスを受講したり問題を解いたりする際に、あまりにも不明な単語が多かったり理解できない文が多かったりすると、せっかく早く学習を開始しても、苦手意識やストレスを蓄積してしまうだけの結果になりかねません。
ある程度十分な読解力を身につけてからGMAT Verbalの学習を開始する方が、効果は高くなります。
目安として、TOEFL Readingで22点以上程度が出るようになれば、GMAT Verbalの学習を開始しても理解に大きな支障はないのではないかと思います。

Quantitative (Math)

GMATの数学問題は、日本の中学校で学習する知識があれば解けるはずの問題が7~8割くらいあります。
したがって、多くの日本人はQuantitativeセクションで満点近くを取って総合点を大きく上げることで目標スコアを達成するという戦略を採ることになります。
ただ、高度な数学知識は必要とされないのですが、GMAT Math独特のひっかけ問題は非常に多いですので、かなり数学が得意な方でも、出題形式に慣れていないと多くの問題を間違えてしまうことになるはずです。
また、GMAT Mathセクションのために必要な数学用語や公式等の出題範囲については、公式問題集であるOfficial Guideや、模擬試験と練習問題が収録されている無料ソフトウェアGMATPrepの中に、Math Reviewという章があります。
すでにクラスを受講開始してMathの学習を始めた方も、まだ本格的にGMAT学習を開始していない方も、できるだけ早めにMath Reviewの章に一通り目を通しておかれて、GMAT Mathで使われる用語に親しんでおいて損はしないのではないかと思います。
いったん数学用語に慣れた後でしたら、Math学習開始時期は、AWAやVerbalの後でも先でも、どちらでもよいと思います。ただし、非常に数学が苦 手な方は、遅く学習開始すると最終的に目標スコアに届かない可能性も高いですので、学習開始時期は早ければ早いほどよいです。

以上が、一般的にお奨めできるGMAT科目別の学習開始のタイミングですが、最も効果的な学習の順序は、人によって大きく異なるものです。
GMAT学習スケジュールの立て方に関して少しでも迷うことがありましたら、アゴス・ジャパンのスタッフにお気軽にお声かけください。

調子が悪いとき・疲れているときのGMAT勉強法

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

最近、不覚にも風邪をひいてしまい、授業中も声がかすれて出なくなることがあり、ちょっと大変でした。先日の個別レッスンでは、翌日にGMAT試験 という方だったので、風邪をうつさないようにマスクをしながら小さな声で授業をしたのですが、最後の方には咳も続いて声も枯れてしまい、「明日の試験で は、、、SCでは、ゴホッ、、、お、落ち着いて、ゲホン、、選択肢の、、、ゴホッゴホッ、、、す、す、、、すべての違いを比較して。。。」と、弟子に遺言 を言い残す師匠のようになってしまいました。
まだまだ寒い日が続きますので、皆さんもぜひ体調管理には注意してください。

さて、本題の『調子が悪いとき・疲れているときのGMAT勉強法』です。

GMAT Verbalは、疲れている時でも無理やり「1日10問」などと決めて、とにかく問題を解く、という勉強をしてしまうと、勉強すればするほど実力が落ちてしまうこともよくある怖い科目です。

疲れている時に問題を解くと、どうしても小手先のテクニックや表層的な知識だけを使って問題を解く習慣がついてしまいがちです。

したがって、少し「ひねり」が入った一定レベル以上の難問になると間違えてしまい、「正解率が6~7割のあいだを変動するだけで、それ以上伸びない」というような『壁』にぶつかってしまうわけです。

そこで、お奨めしたいのは、疲れている時・調子が悪いときと調子が良いときとで勉強する科目を分けるという学習法です。

たとえば、以下のような方法はいかがでしょうか。

■ 調子が良いとき

・苦手科目を長時間、集中して学習する。 → 長時間集中して学習することで、一気に深い理解に到達することができます。

・実戦形式の訓練を多く取り入れる。 → 模擬試験を受けるのも頭がすっきり冴えているときがお奨めです。

■ 調子が悪いとき・疲れているとき

・「暗記もの」を中心に学習する。 → 『睡眠学習』というものが一時期ブームになったこともありましたが、疲れているときや眠いときでも頭が冴え ているときでも、暗記の効率は大きく変わらないことも多いものです。イディオムや単語など、大量に暗記する必要があるものに関しては、多少疲れているとき の時間を利用するのが一番だと思います。

・得意な科目を集中して訓練する。 → 試験で少し集中力が鈍った場合でも実力を発揮できるように、多少のハンディキャップがある状態で得意科目の訓練をしておくのに疲れているときは絶好のチャンスとも言えます。

・繰り返し同じ問題を学習する。 → 頭が冴えているときは同じ問題を何度も繰り返し復習する気にはなれないことも多いと思います。疲れているときや調子が悪いときは、単純作業的に同じ問題を徹底的に復習し、パターンを体で覚えてしまうというのも1つの方法です。

・問題パターンのカード化や情報の一元化など、事務的な作業を行う。 → 時間がかかる単純作業は、疲れているときにまとめて片付けてしまいましょう。

GMAT Verbal Strategyクラスでは、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法も紹介しています。

GMAT 『悪い勉強法』

こんにちは。アゴス・ジャパンの中山です。

今回は、GMATの『悪い勉強法』についてお話ししたいと思います。

GMATという試験は、たくさん勉強して何回か試験を受けてもなかなかスコアが上がらない、あるいは受験する度にスコアが下がる、という方は、実は意外に多いです。

そのような方から学習相談を受けたとき、「どんな勉強をしていますか?今までどんな勉強方法を採用してきましたか?」と質問することが多いのですが、ときどき、びっくりするほど間違った勉強法をしている方がいらっしゃいます。

■ GMAT勉強法 『悪い例』

(1) 「とにかく問題量をこなす」という勉強法

GMATクラス終了後しばらく期間が経過した方の学習法として目立つのが「問題数をこなすことが自己目的化してしまっている勉強法」です。
「SCは1日5問、CRは1日10問」などと決め、疲れている時でも調子が悪いときでも、学習スケジュールを厳格にこなすというやり方は、努力家の方に多く見られる学習法です。
しかし、GMATという試験では、授業で学習した知識を十分に思い出せないまま、あるいは十分に復習ができていないと感じたまま、自己流の思考法でたくさん問題をこなせばこなすほど、どんどん正解率やスコアが下がっていく、ということが非常によくあるものです。
いうまでもありませんが、試験のための勉強の目的は、学習時間や問題量という『ノルマをこなすこと』あるいは『これだけの努力をした』と納得することではなく、試験日に最大限の実力を発揮して『目標スコアを達成すること』です。
「何冊の教材を終わらせたか」や「同じ教材を何回復習したか」よりも、「どれだけ深く体系的に問題のポイントを理解したか」が、本番でのスコアを決めるものだということは、強調してもしすぎることはないと考えています。

(2) 「問題文と選択肢を全て書き写す」という勉強法

実際に何人かこの方法を実践している人がいたので驚きました。膨大な時間がかかり、また、問題の解法に関する要点をピンポイントで発見する実力を養成するには、むしろ逆効果になることも多いのではないでしょうか。

(3) 「問題文中に、解法や単語の意味を細かくメモする」という勉強法

GMAT学習においては、どんどん新しい問題を解くよりも、同じ問題を何度も解きなおして復習することに重点を置く方が、学習効果が高くなる傾向があります。
また、「一度間違えた問題を再び本気で解きなおして、もう一度間違えることから学ぶことの方が、新しい問題を間違えて学ぶことよりも、はるかに得るものが大きい」と言われます。
したがって、問題文にはメモなど書き込まずに、何のヒントもない状態で再び解きなおすという復習ができるようにしておくことがお奨めです。
メモをどんどん書き込むのは、解説冊子や問題のコピーの方にすべきだと思います。

GMAT Verbal Strategy では、今回紹介したような悪い学習法の例に陥らないため、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法も紹介しています。

GMAT Verbal 効率的な学習法 vs 非効率な学習法

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

同じくらいの英語レベルでスタートして、同じ授業を受けていても、そして同じくらいに宿題や復習をきちんとこなしていても、早々と目標スコアを達成してしまう方と、何度か試験を受けてもなかなかスコアが上がらない方とがいらっしゃいます。

何が原因なのでしょうか?

■ 非効率な学習法の例

「たくさんの勉強時間をGMATのために費やして、何度も授業の復習をしているのだけれど、長い間スコアが伸び悩んでいる」という、ある受講生の方から学習法の相談を受けたことがあります。

使っている問題集を見せていただいて、驚きました。

SC, CR, RCどの科目でも、問題文の中で知らなかった単語のそばに1つ1つ日本語の意味が書かれていたのです。

多いときは、たった1行の英文に2つか3つの日本語訳がメモしてありました。

英文を読解する訓練をすべきCritical ReasoningやReading Comprehensionの学習で、日本語メモがびっしりと書き込まれた教材を使って何度も復習するということは、ほとんど日本語を読む練習をしているようなものです。

英語を英語のまま理解する習慣が身につかないだけでなく、GMATの問題を独力で正解できるようになるための英語力をつけるためには、むしろ弊害になるような勉強法をしてしまっていた典型例と言えるのではないでしょうか。

■ 効率的な学習法の例

それでは、効率的なGMAT学習法とは、どのようなものでしょうか。

コースを受講後、1回目か2回目の受験で早々と目標スコアを達成した、というご報告をくださった方の問題集やノートを見せていただくと、多くの方に以下のような共通点があることに気づきました。

*テキストやノートには、わかりやすく要点が整理されている。

*問題集の問題部分には、メモがない。(「間違えた」という印があるのみ)

*問題集の解説部分には、重要事項のメモや注意すべき点が詳細に書き込まれている。

*間違えた問題をカード化し、表に問題、裏に解説のコピーを貼って繰り返し復習している。

もちろん、上記のような方法は一般的な共通点というだけであって、絶対にそうしなければならないというものではありません。

しかし少なくとも、問題集の問題部分には直接メモを書き込まない方法の方が、一般的には学習効果が高いことは確かであるようです。

楽な勉強(最初からメモを見ながら、解法をなぞるだけの表層的な復習)を繰り返すだけでは、なかなか試験に対処できる実戦的な力はつきにくいものです。

1問1問、しっかりと苦労して頭を使って問題を解き直し、解法を丁寧に憶え込むことの方が、目標達成のための近道となる効率的な学習法と言えるのではないでしょうか。

GMAT Verbal Strategy クラスでは、短期間で効果的に目標スコアを達成するための効果的な学習法も紹介しています。

GMAT でスコアを伸ばすために ~本試験直前チェック項目~

こんにちは。アゴス・ジャパン GMAT 講師の中山です。

この時期は、出願締め切りが迫り、GMAT 受験もいよいよ最後の大詰めを迎えるという方も多いのではないでしょうか。

今回は、多くの受験者の方に見られる典型的な失敗パターンについて紹介したいと思います。

1. 試験での時間配分の失敗

インターネットで GMAT 対策を調べると、ほとんどの(個人体験談を紹介する)サイトが「最初の5問が絶対に重要」「最初の10問でスコアが決まる」などというアドバイスをしています。

しかし、これは誤った情報です。

「最初の○○問が決定的に重要」というのはデマであるとして、GMAT公式サイトでも Official Guide でも明確に否定されています。

たとえば数学で満点を目指す場合には、「最初の5問/10問」で失敗が許されないのは、当然です。

しかし、7~8割の正解率で十分に目標スコアが達成可能な GMAT Verbal では、最初の数問で失敗しても、十分に取り返しが可能です。

ただし、試験の最初の方を慎重にスタートするという戦略自体は、非常に有効です。

ある程度、丁寧にスタートして、徐々にリズムに乗ってきたらペースを上げていくことで実力を十分に発揮できる人は多いようです。

したがって、極端に最初に時間をかけすぎるのではなく、どちらかといえば前半を丁寧に、後半をややペースアップ、というのが最善の策だといえるのではないでしょうか。

2. 「問題が易しくなったのは、前半の問題で間違えたから」という誤解

試験の途中で易しく感じる問題が多くなってくると、「前の問題で間違えたために、レベルを落とされたのかもしれない」と不安になってしまう人は多いです。

しかし、これも誤解です。

GMAT には受験者のレベルに関係なく実験的に出題される採点されない問題が含まれていますので、易しい問題が続いたからといっても、必ずしもレベルが低く評価されているとは限りません。

たとえば数学で満点近くを取った場合でも、最後の方にやさしい問題に出会った、という方も多いのではないでしょうか。

3. 多くの問題をこなしているのにスコアが上がらない

実は、GMAT Verbal という科目では、ある程度の問題量をこなした段階になると、さらに多くの問題を解けば解くほど、逆に実力(スコア)が下がっていくという現象が起きてしまうことがあります。

特に Sentence Correction では、多くの問題を見ることで、例外的で奇妙な問題の印象が強く残ってしまい、本当に重要な原則ルールに関する知識が混乱させられるということが、よくあります。

SC, CR, RC すべてにおいて、基礎の徹底的な復習をしたうえで問題演習をしないと、せっかく膨大な時間とエネルギーを Verbal に費やしたのに、スコアが全く変わらないか、逆に下がってしまうということも非常によくあることです。

たとえば、最後の追い込みとして、本気でスコアを上げたい人のために年末年始にかけて行う「GMAT Verbal 最終仕上げクラス」(リ ンク先ページの2枚目)では、Strategy クラスで使用したマニュアル、OG 青本、White Book などをクラスの中でどんどん使い、SC, CR, RC 全科目に関して基本から応用まで徹底的に、重要事項に関しては何度でもしつこく繰り返して補強していきます。

一人一人の学習効果を最大限に高めるために理想的な授業内容にする趣旨の少人数クラスですので、同じ問題でも、同じ例文でも、多くの人が間違えたり曖昧だったりする重要な知識に関しては、重複を恐れずクラス内で何度でも繰り返す方針です。

また、クラス内では、語彙力やイディオムのテスト、PC を使った実戦的な問題演習も盛り込む予定です。

「最終仕上げクラス」はアゴスStrategy クラス受講生限定ですが、年末年始には、アゴスのクラスを受けたことがない方でも受講できるOfficial Guide 12th 解説クラス(リンク先ページ1枚目)も実施します。

GMAT Verbal クラス受講後の学習法

こんにちは、アゴス・ジャパンの中山です。

今日は、GMAT Verbal のクラス受講後のお奨めの学習法についてお話します。

Strategy クラスや Practice クラスを受講した後、試験に向けてどのように学習すべきか、以下、お奨めの方法です。

1.GMATPrep模擬試験を受験して、実力を確認する。

現時点での弱点を把握し、目標スコアまでの距離や優先事項を確認します。

2.授業テキストの復習をする。

1つ1つの選択肢に関して、正解・不正解の理由が言えるようになるくらいに、綿密に問題研究します。

3.復習しながら、「細かい知識メモ」「重要事項メモ」を作成する。

「細かい知識メモ」とは、長期記憶に残す必要がないようなあまり重要でないイディオム等を1~2ページのメモとして集約しておき、試験前日などに一夜漬けで憶えるためのものです。

逆に、「重要事項メモ」は、特に自分にとっての苦手や弱点、または、長期記憶に残して普段の問題練習に応用していくべき非常に重要な事項を1~2ページのメモとして集約しておくものです。

4.授業教材の復習と並行して Official Guide for GMAT 12th Edition など、まだ解いたことがない問題を使って練習する。

すでに解いたことがある問題の復習だけをしていると「惰性」で問題を解くクセがついてしまいます。

ときどき、新しい問題を使って本気で問題を解く練習も取り入れていくべきです。

5.必要に応じて、随時、模擬試験を受ける。

上記の学習例の順序を基本にして、ご自分に合った方法へと応用してみてください。

今回紹介したような一般的な学習法に関するご相談についても、担当講師や私のほうにお気軽にメールでご相談ください。