GMAT IR スコアが試験当日参照可能に

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

2013年10月から、Integrated Reasoning (IR) セクションのスコアが、試験当日に参照可能になり、プリント・アウトして渡される Unofficial Score Report に掲載されるようになりました。

http://www.gmac.com/why-gmac/gmac-news/gmnews/2013/october-2013/unofficial-gmat-score-reports-include-integrated-reasoning-scores.aspx

先月までは、試験当日にVerbal, Quantitative, Totalスコアだけが記載されたUnofficial Score Reportが渡され、IR, AWAのスコアは、試験後20日以内に参照可能になるOfficial Score Reportに記載されていました。

しかし、2012年6月のIRセクションの開始以来、25万件以上の受験データが集まったことから、試験後にスコアを集計して他の受験者と比較したり、統計的な調整をしたりするための期間が不要になったようです。

早めに IR スコアがわかるようになったことで、少しでも出願戦略が立てやすくなったのは、ありがたいですね。

Integrated Reasoningのスコアと採点方法の不思議

こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

最近改めて思うのですが、つくづく、GMATは謎が多い試験です。

特に今年6月5日以降に導入の Integrated Reasoning のスコアと採点方法に関しては、「なぜ、わざわざそのような不公平な仕組みにするのだろう?」と言いたくなるような不思議だらけです。

■ IR の問題数とスコア

Integrated Reasoning セクションは合計12問、1点~8点(整数)で採点されます。

1つの問題に3~4問の小問があり、小問を1つでも間違えると大問1問全体が「不正解」ということになります。

つまり、小問4問中3問まで正解できた非常に惜しい場合でも、全く考えずに間違えた場合でも、その大問は不正解とされます。

問題数が少ないことに加えて、そのような採点方法であることから、相当に運・不運が影響するのではないかと思われます。

■ スコア採点方法の不思議

また、本試験と同じプログラムを使っている GMATPrep で何度も実験したところ、もう1つ不思議なことに気付きました。

なんと、3問くらい間違えても、最高点の8点が出てしまうのです。

GMAC による Web セミナーの記録で確認したところ、IR セクションにも Verbal / Quantitative セクション同様、採点されない実験問題が含まれているとのことです。

実験問題が何問含まれているかは公表されていませんが、Verbal / Quantitative セクション同様に全体の 1/4 である3問が実験問題である可能性が高いのではないかと推測しています。

12問中3問が実験問題だとすると、一生懸命に解いた問題が実験問題で、ランダム・クリックした問題が実際に採点される問題だった場合と、その逆だった場合との不公平が非常に大きくなる可能性が高いことになります。

そもそも、受験者の何%がその問題を正解したかというデータが必要なのであれば、通常の問題からでも十分に収集できるはずだと思うのですが、なぜわざわざ「採点されない問題」を入れるのか、不思議です。

■ IR セクションの時間戦略

IR は、問題の種類によって難易度が大きく異なります。

難しいタイプの問題を潔く捨て、正解できるタイプの問題にきちんと時間をかけることが非常に重要です。

また、最後の方で時間が足りなくなった場合は、時間切れで問題を残してしまうよりも、ランダム・クリックで最後まで解答した方がスコアが高くなる可能性が高いと GMAC によって明言されています。

どのようなタイプの問題を解くべきか、飛ばすべきか等も含めて、IR の時間戦略に関しては、IR Strategy クラスの中で詳しく紹介しています。

GMAT Integrated Reasoning スコア

こんにちは。アゴス・ジャパン GMAT 講師の中山です。

2012年6月5日に開始される新セクション、Integrated Reasoning のスコアが公表されました。

http://www.gmac.com/gmat/next-generation-gmat-information-center/scoring.aspx

Integrated Reasoning(IR)セクションのスコアは、「1~8点(1点刻み)」になるとのことです。

最低点が1点、最高点が8点になりますが、何点程度であればMBA出願に十分なスコアと言えるかに関しては、まだ何も公表されていない状況です。

試験運営機関である GMAC も、最初の6ヶ月間は1か月ごとに IR セクションの percentile(当該受験者が上位何パーセントに位置するかを示す数値)を変更していくと明言しています。

IR セクションについては、新たな情報が入り次第、随時、このブログでお知らせしていきます。

また、5月からアゴス・ジャパンでも Integrated Reasoning (IR) Strategy クラスを開講する予定です。

ご興味がある方は、ぜひお気軽に 03-3463-1343 までお問い合わせください。

GMATスコア採点の仕組みと試験戦略

皆さん、こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

今回は、「GMATスコア採点の仕組みと試験戦略」というテーマで紹介したいと思います。

GMATのQuantitative(数学)とVerbal(英語)セクションのスコア算出方法はComputer-Adaptive方式と呼ば れ、1問ごとの正解・不正解に応じて受験者のレベルに適した問題をコンピューターが自動的に選んで出題する特殊な試験形式になっています。

受験者が正解すると難しい問題が出題され、間違えると易しい問題が出題されることになります。したがって、問題を解かずに飛ばしたり、前の問題に戻って解きなおしたりすることはできません。

■ Computer-Adaptive試験の採点方法

GMATの試験運営機関であるGMACの公式な発表によると、「解答した問題数、正解率、各問題のレベル、統計学的な特性」がスコアを決定するとされています。

時間がない場合や問題の正確な意味がわからない場合などにランダムに解答すると実力が低いと評価されて、予想以上にスコアが低くなる可能性があるの で、そのような場合、できるだけ消去法を使って正解になる確率を高めるべきです。(過去問の膨大な事例を研究した結果、どのような選択肢が正解になりやす いか、なりにくいかは、クラスの中で詳しく紹介します。)

また、試験を最後まで完了しないで時間切れになると厳しいペナルティがあります。

特に高いスコア(Verbal 35点以上、Quantitative 45点以上)のレベルでは、試験の最後の方の問題をランダムに解答した場合と、時間切れで最後まで終わらなかった場合の差が大きく、時間切れになった場合 の方が2~3点低くなるということも発表されています。

各セクションには、将来の試験に使用する目的で正解率をモニターするための実験的な問題が約4分の1含まれています。これらの問題はスコアとは無関係ですが、どの問題が実験問題なのかは受験者にはわからないため、全ての問題を全力で解く必要があります。

■ GMAT採点の仕組みに関する誤解

GMAT試験の採点の仕組みに関する非常によくある大きな誤解に、「試験の最初の5問(10問)が非常に重要」というものがあります。

インターネットのGMAT情報に関するページのほとんどが当然の事実であるかのように「最初の数問を間違えると高得点は取れない」などと書いていますが、GMAT公式サイトやOfficial Guideで、誤りであると明確に否定されています。

GMATの採点方法について唯一信頼できる情報は、GMAT公式サイトであるmba.comまたはGMAT運営機関であるGMACの公式サイトgmac.comに掲載されている情報です。

それ以外のページに掲載されているGMAT採点方法に関する情報やそれに基づいた試験戦略は、そのまま鵜呑みにすべきではありません。

アゴス・ジャパンで開催している無料の「What’s GMATセミナー」や「GMAT体験授業」では、上記のmba.comで公式に発表されているGMAT最新情報ついても詳しく紹介しています。

新世代 GMAT: AWAはArgumentのみに

こんにちは。アゴス・ジャパンの中山です。

2012年6月に開始されるThe Next Generation GMAT のAWAセクションが1つに統合されるということは以前から公表されていましたが、今回の新たな発表で、The Analysis of an Issue が廃止され、The Analysis of an Argumentの方が残ることが決定しました。

また、試験の順序が以前発表のものから変更され、AWA(Argument)終了後、ただちに新セクションであるIntegrated Reasoningが開始されることになりました。

詳細は、以下の公式サイトのページで紹介されています。

http://www.gmac.com/gmac/thegmat/nextgenerationgmatinfocenter/whats+changing.htm