アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。
2016年3月10日、GMATスコアのキャンセルと復活方法がまた少し変更されました。
http://www.mba.com/global/frequently-asked-questions/online-cancel-reinstate.aspx
変更点は、以下の通りです。
1. 受験後72時間以内ならスコアのキャンセルが可能に
今までは、GMAT試験当日に「スコアを送付する」を選択すると、それ以降はスコアは原則として5年間記録に残り、キャンセル扱いにすることは不可能でした。
しかし2016年3月10日以降は、試験終了後72時間以内なら25ドルの料金を払ってキャンセルすることができるようになりました。
2. スコアの復活可能期間が大きく延長
試験当日、スコアを確認してから「スコアをキャンセルする」を選択すると、スコアレポートに受験記録が残らずに記録が抹消されます。
今までは、一度抹消されたスコアを復活するために100ドルの料金を払って60日以内にリクエストする必要がありましたが、2016年3月10日以降、50ドルの料金で4年11か月前までのスコアを復活できるようになりました。(ただし、復活できるのは2014年1月1日以降のスコアのみ)
試験中に「スコアを送付する」か「スコアをキャンセルする」かを決断するための時間は2分間しかありません。
その時に感情的な選択をして後悔してしまった受験者にとっては、ありがたいルール変更だと言えるのではないでしょうか。