Verbal Practice クラス受講のタイミング

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

GMAT Verbal Strategyクラスを受講した後、どのくらいの期間を空けてVerbal Practiceを受講すればよいかというご質問は多いです。

端的にお答えしますと、Strategyクラス終了時点で出願までの締め切りが迫っていないのでしたら、できるだけ間を空けて復習時間を取ってからPracticeクラスに進むことをお奨めしたいです。

理想的には、Verbal Strategyクラス受講後、模擬試験を何度か受験し、場合によっては本試験を受験したりして十分にGMAT経験を積んだ後にPracticeクラスを受講されると、学習効果が最大限になるものだと思います。

ご自分で本気で試験や模擬試験に取り組んだ後でクラスの解説を聴くことで、1つ1つのルールや試験戦略の意義が実感を伴ってより深く理解できるからです。

最もまずいパターンは、Strategyクラスの内容を十分に消化している自信がないのに、半ば惰性でStrategy→Practice(A)(B)→AWA/IRクラスを連続受講してしまい、その後、試験までの数か月は独学で復習していく、という学習計画です。

「今のところTOEFL/IELTSで手いっぱいなので、GMATはとりあえずクラス受講するだけ」という方に多い失敗例です。

このような計画ですと、TOEFL/IELTSが終了してGMATに本気でとりかかろうとしたときには、授業内容を大部分忘れてしまって曖昧な知識のまま、ほとんど自己流で独学することにもなりかねません。

もし出願まで半年以上の期間のゆとりがある場合は、StrategyとPracticeの間、またPractice (A)(B)の間隔を2か月くらいずつ空けて、学習のペースメーカーとしてPracticeクラスを利用することをお奨めします。