MBAトップ校合格を阻む、留学準備の落とし穴

こんにちは

アゴス・ジャパンの並木です。

梅雨の時期になり、過ごしづらい日々になって参りましたね。
そんな中、2017年のMBA留学を目指される方は、まさしく追い込みの時期。
もっとも早い1stラウンドでの出願を踏まえても3ヶ月を切ったスケジュールとなりました。
気候の変化は体調不良の原因の一つにもなります。
体調管理をシッカリし、目標とする出願時期までシッカリと駆け抜けていきましょう!

さて、
今日はそんなスケジュールのお話し
2018年の留学を目指そうと思うと、
ー 2017年の10月頃の出願時期が目途となるので、
ー 1年以上の準備期間がある
と思われる方が多いです。
実は、トップ校に合格するために必要な事を準備していこうと思うと、このスケジュールの捉え方に落とし穴があります。
そう、
1年という期間は長い準備期間でもなければ、まったく十分でもないのです。
では、みなさんの感覚と現実との乖離を生んでしまっているものは何なのでしょうか?

既に留学準備を開始されている方は、すぐに思いつくのでは?
そう、
テスト対策です。
特にTOEFL対策!

TOEFL=英語の勉強
と安易に捉えていると、大きく痛い目にあいます。
日本の受験を潜り抜け、業務の中でも英語を使い、英語に関しては自信があると思われても
TOEFLでMBAトップ校に必要とされる100点超えは容易いものではありません。
ただし、TOEFLはスコアの取れない試験ではありません。
”難しい”試験なのではなく、スコアメイクに”時間のかかる”試験なのです。
ちなみに、TOEICのスコアとTOEFLスコアのキレイな換算などはありませんが、

TOEFLのスコア=TOEICのスコア÷10-20

といった概算もできたりします。
gazou

TOEICを受験されたことのある方は、ご自身のスコアを当てはめて次に紹介する参考例を読んでいただくと良いかもしれません。

では、実際にTOEFLスコアの達成にどれだけの期間がかかっているのか、
いくつかの例を参考例にご紹介したいと思います。

■TOEFL初受験:77点 出願時:107点
スタート地点も最終的にも、とても良いスコアをお持ちですね。
しかし、実は準備期間は全体で1年11ヶ月をかけており、
TOEFLはまさしく、この内の1年10ヶ月を擁してスコアメイクされています。

■TOEFL初受験:89点 出願時:107点
最初のスコアは、かなりのスコアをお持ちです。出願時にも十分なスコアまでもっていってますね。
スタートでここまであるなら、、、なんて思いがちですが、
この例でも、初受験から最終スコアの受験時までは、なんと1年9ヶ月かかっています。
100点まで、あと10点、あと20点と手の届きそうな領域に見えても時間がかかるのが、TOEFLの現実です。

■TOEFL初受験:37点 出願時:109点
スタートから出願時までの伸びがとても大きいですね。
この方、最終的には誰もが知る有名トップ校に合格されています。
しかし、その道のりは平たんなものではありませんでした。実際擁した期間は3年8ヶ月。
英語に自信がない、という方でも諦めなければ目標スコアを掴むことはできる!
というメッセージと共に
その為には色んなものを犠牲にしながらも、追い続ける気力が必要なのだ
というメッセージもあります。

自分は参考例とは違うはず
自分は英語はなんとかなる
きっと自分はできるはず

この思いから、多くの方がTOEFLに予想以上の時間をかけ、スコアが出ないまま本来狙いたかった留学時期を断念するケースを多く見てきました。
この記事を読んでいる皆様には、ぜひ一日でも早い留学準備の一歩目を踏み出していただきたいと思います。
本気でMBA目指すのであれば、今すぐ準備を始めることによる損はなく
迷った後に遅れて準備するほうが、後悔も大きくなってきます。

夢は想い続けた者が掴むのではなく
夢を追い続けて行動に移せた者が掴めるのだと思います。

AGOSでも日々多くの方が相談に来られていますが、MBA留学準備のプロセスは一人一人によって異なります。
これから準備を進める方、まさに今MBA留学を悩まれている方は、是非ご相談にいらしてください。
【学習準備 個別相談】
https://www.agos.co.jp/information/soudan.html

是非、1日の重みを感じ、MBA留学達成の目標に向かって、最高のスタートダッシュをしてください。