MBAトップ校合格者のスコアは何点? ~2016年度合格者分析より~

MBAトップ校合格者のスコアは何点? ~2016年度合格者分析より~

こんにちは留学アドバイザーの銭場です。4月になり新年度、新生活を始めた方も多くいらっしゃると思いますが、我々にとってこの時期は多くの皆様から合否の結果と共に進学先のご報告をいただく時期となります。2017年の入学が決まった皆様、誠におめでとうございます。長きに渡る準備、本当にお疲れ様でした。

一方、2018年を目指す方にとってはTOEFL、IELTSからGMATの学習へ移行する待ったなしの時期となり、ここから夏一杯までがスコアメイキングのスパート時期となります。そこで今回は、2016年度の合格者分析から合格者のスコアについて書いていこうと思います。

下記の表が、2016年度のアゴス受講生グループ別合格者のスコアになります。

各グループはアゴスが独自に定めた、トップ10レベル=グループA、トップ20レベル=グループB、トップ30レベル=グループCとなります(実際の学校名は後述します)。

いかがでしょうか?かなり高いスコアが並んでいますね。もちろん欧米の入学審査はスコアだけでは決まりませんから、平均以上だから合格、平均に満たないから不合格というものではありません。またトータルスコアだけでなく、TOEFLは4セクションのバランス、GMATもVerbalとMath、それぞれどの程度のスコアを出しているかも重要になります。

そこで、またテストスコアについては、平均の隣に併記している「mid 80%レンジ」に入ることを目標にしてください。「mid 80%レンジ」とは名前の通り、上位10%、下位10%の数値を除く80%のレンジを表したものです。各ビジネススクールのWebサイトでも平均点ではなく、80%レンジでスコアを記載している学校が多くありますので覚えておくと良いでしょう。また、テストスコアは合否を決定するものではなく、勝負の土俵に上がるために必要な定量評価です。勝負を決める出願対策(Resume、エッセイ、インタビュー)、自身の進学先を探すための学校調査、に時間をかけるためにも「何点取るか?」だけでなく「いつ取るか?」も大変重要になります。スコア達成の時期から逆算していつから準備を開始するのか、スケジュールを立てることが準備の第一歩になります。では、いつ頃までにスコアメイクをしておけば良いのか?そのためのスケジュールは?こちらは当校の「無料学習計画相談」にてお話ししておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

MBAの入学審査は日本の入試と違う点が多く存在します。何点で合格、こうすれば合格、これをやると不利、というものではありません。MBA留学について考え始めたばかりの方、あるいはこれから準備を始めようとお考えの方は、まずは「MBA留学準備セミナー」にご参加ください。入学審査の概要、審査官の視点を知るだけでなく、MBAを目指す際に考えておくべきことからお話ししております。

最後に上述のグループ別の学校名とアゴス受講生の合格実績を記載しておきます。2017年度の合格実績の最終発表、および合格者分析セミナーの開催は7月初旬頃を予定しております。