2014年10月 履修登録や教科書、授業の様子
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2014年9月 自己紹介と大学宣伝
2014年9月 自己紹介と大学宣伝 < 自己紹介 > 初めまして。 今年、Brown Universityに入学しました貞広貴亜 (さだひろ きあ)です。 小学校時代をドイツとアメリカで過ごし、中学と高校は慶應義塾湘南藤沢中高等部(通称SFC)という大学付属の一貫校に通っていました。 周りがそのまま慶應大学に進学するなか一人海外の大学を受験した曲者です。 アゴスのブログを書くにあたって、私は「ブラウンの熊たち」でもブログを書いているのでどう分けるか悩みました。結論からいうとこちらのブログは多少真面目にお届けしたいと思います。よろしくお願いしますー! < ブラウン大学とはなんぞや? > ブラウン大学 とある寮 日本で「ブラウン大学に行っています」と言っても大抵理解してもらえません。 私も実際のところ大学探しをするまでは名前すら聞いた事がありませんでした。 なので紹介を: アメリカにはアイビーリーグ (Ivy League) といわれる大学が8校あります。 Harvard, Yale, Princeton, Columbia, U Penn, Cornell, Dartmouth …そして Brown. ブラウン大学の特徴は全員がとらなくてはならない必修の授業がないことです。また専攻を1年目から決めなくていいのはもちろん、自分で授業をつくる事もできます。 ブラウンのマスコットは熊 “Open Curriculum” と呼ばれるこの柔軟なカリキュラムによって、例えば物理を学びつつ、音楽をやりながらエジプト学をやる、なんてことが出来ます。多くのアメリカの大学同様、学部はありません。また、成績の付け方も通常のABC段階とS/ NC(可か不可かの二段階評価) のどちらにするかを選べます。 “Be the architect of your own education” - 自分の教育の建築家になっちゃいなよ が、ブラウンの売り。 たった十何年間生きただけでこれがやりたいんだ!という「何か」が明確に分からなくてもいいじゃない。気の向くままに面白そうな授業を取ってもいいし、逆にやりたい事が分かっているなら集中的にそれを学んでもいい。 こういったスタンスのため他大学の中でも「異色」といわれていてHYP(Harvard Yale Princeton)や他のアイビーに受かっていてもブラウンに入学する人がちょくちょくいます。私のルームメイトもハーバードではなくブラウンに来ました。すごいですね。ちなみに私は違います笑 入学と卒業、年に2回しか開かない門 あとはなにより「ブラウンの熊たち」の愉快なブログを読んでいた事だったり、キャンパスを見た時の感動だったり、ここの大学の「色」が好きだったので入学する事にしました。 そしてブラウンはハリーポッターのハーマイオニー役であるEmma Watsonがつい最近卒業したところですね!Google画像で “Brown University”と調べると必ず彼女が現れます。 < オリエンテーション > さてさて、 授業が始まる前に行われるオリエンテーションとは生徒にいろいろと慣れてもらおうと開催されるイベントです。 新入生は寮に入った初日から休む暇なく様々なイベントに参加させられます。 ブラウン大学のフィットネスセンター。中にプールなど諸々が。 私はアメリカ国外から受験したため普通のオリエンテーションに加えて、International Studentのためのオリエンテーション International Mentoring Programに参加しました。 10人くらいの新入生に対してMentorの先輩が一人ついてグループになります。 キャンパス内を探検したり、芝生の上で座って話したり、グループ対抗でゲームをしたり、深夜ポップコーンを頬張りながら映画を見たり。 朝7:00に起きて、ぶっ通しで数々のイベントをこなし、23時過ぎに寮に戻ります。帰ったらシャワーしてベッドに倒れ込むという早速ハードなスケジュールでした。 時差ぼけもホームシックも何もありません。濃厚な4日間です。あまりの忙しさに私は着いてからすぐに体調を崩してしまいましたー。 IMP Facebook ページより オリエンテーション中を含め、最初のうちは新しい人にたくさん会います。 皆友達を作ろうと必死なのであらゆる手段を使って話しかけます。 スケジュールの紙を持っている人に近付いて、「あれ?次のイベントなんだったっけ?」と尋ねその後にわざとらしく「そういえば私の名前は・・」と聞かれてもいないのに自己紹介を始めたり、イベント会場で隣の席が空いていたら「ここ座ってもいい?」と座りながら聞いたりします。 強硬手段ですが黙っていても誰もかまってはくれないので、自分から動く事の大切さに気付かされます。 ここに来てから一日一日が長いです。 充実しています。 以上で9月号です。 来月もお楽しみに!