留学FAQ(よくある質問と回答)

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目次


 出願時に必要な書類は何がありますか?
[size=small]出願に必要となる出願書類は、以下のものが一般的です。[/size]

・ 願書(Application Form)

・ エッセイEssay)

・ 大学・大学院での成績証明書(Transcript)、ならびに卒業証明書 (Evidence of Diplomas of Degrees)
   成績証明書に記載されている成績から評定平均値[size=xx-small](GPA)[/size]を換算します。

・ レジュメ(Resume)
   レジュメは通常1枚で作成します。

・ 推薦書(1-3通)(Recommendation)

・ 財政能力証明書(Balance Statement)
   1年間の学費・生活費を賄える額面が必要です。(2年間分の証明書を要求される場合もあります)
   預金している金融機関に、英文で残高金額(現地通貨で)を証明する文書を作成してもらいます。

・ 出願申請料(US$100〜200)(Application Fee)
   支払い方法は、郵便小切手あるいはクレジットカードが一般的ですが、学校の指示に従うこと。
   なお、申請料は出願を取り消しても、払い戻しされません。

・ TOEFL、GMAT、IELTSなどのスコア(Test Scores)

[size=small]*奨学金[/size](Scholarship)[size=small]やTeaching Assistant/Research Assistantを申請する場合には、上記の書類と併せて同時に申請します。なお、出願書類は学校により異なりますので、必ず学校のホームページ等で確認してください。[/size]
 アメリカの大学を卒業しましたが、TOEFLスコアを提出する必要はありますか?
[size=small]通常、英語圏の大学を卒業していれば、TOEFLは免除になります。 詳細については、学校側にお問い合わせください。[/size]
 GMATの受験は5回ありますが、この全ての受験機会を活用した受験計画を立てたほうが良いですか?
出願戦略を考える上で、5回の受験機会を全て自らの出願スケジュールに落とし込んで考えるケースは存在するものの、エッセイを中心とした出願書類対策のための時間を多く確保することを前提としてこの出願戦略を策定する場合は、全ての受験機会を含めたプランを立てる必要はありません。

GMATの受験は、学習開始から早くても3ヶ月後にGMAT練習用ソフト([url=http://www.mba.com/mba/TaketheGMAT/ToolsToHelpYouPrepare/GMATPrepProducts/FreeGMATPrepTestPreparationSoftware.htm]GMATPrep[/url])の模擬テストにて目標スコア以上がでた場合に受験開始します。(きちんと復習せずに受験してもハイスコアはでません。)ですから、5回受験の消化は、もともと想定しないプランを立ててください。

ゆえに、GMATを受験する際は、準備度合い、緊張感、その日の体調等、複数の要素が影響することから、2回目、3回目の受験機会を目安にし、まずは出願プランを立てましょう。出願先のプログラムが公開している合格者の平均GMATスコアに到達していないことから、出願締め切り日が迫っているにも関わらず、GMAT対策準備へ必要以上に時間を投資し、継続受験をする出願者を毎年見かけますが、自ずと出願書類対策用の時間が削減されてしまうことは言うまでもありません 。締め切り日までの時間を考えめざすべき目標点(合格者Mid-80%レンジ等)を変えていきましょう
 2ndラウンドの締切日後に受験するGMATスコアを差し替えることは可能ですか?
結論から申し上げれば、差し替える・しないの判断は学校側に委ねられます。まずは、その差し替え用スコアを受験当日にファックスで送信してください。電子メールでは、先方の担当者の方が不在、更にはその通信内容を印刷してファイリングするなど手間が発生することからも、一秒でも早く確実に見てもらうためにはファックスを用いることが有効です。また、受験日にもよりますが、2nd Roundの締切日からせいぜい2~3週間が限度になります。但し、差し替え要求を受け入れてもらえない場合は、「3rd Roundに審査を移行します」という回答内容を受け取る可能性も念頭に入れておいてください。出願者として注意しなければならない点は、「これから受験しますので待っていてください」と受験前に出願先へ伝えることは、自らの準備不足を露呈することからリスクを伴うため、決してなさらないでください。
 出願書類の作成にあたり、まず何から始めたらよいですか?
まずOnl-line application Forms(願書)が学校のウエブサイトにアップされたら、すぐに登録作業を行ってください。

[size=small]出願書類の作成にあたり、最も重要なことの一つは、Application Instructionをよく読むことです。そこには、「何をしなければいけないのか」が書かれていますので、それを読んでから始めるのが最も効率よく出願準備を行うポイントでもあります。Application Instructionを読まないと、間違ったことや、無駄なことをしてしまいます。例えば、よくあるのが、事前に成績証明書を取り寄せたが、実は、成績証明書に"Transcript Request Form"を同封しなければいけなかった。従って、送付間際になって再度、出身大学に依頼をしなければいけない・・・というようなことがあります。このような無駄なことをしないためにも、Application Instructionは必ず事前に読んでください。

Application Instructionは通常、学校のWEBサイトで確認することが可能です。また、一般的にApplication FormをPDFファイルでダウンロードできる場合には、そのApplication Formに記載があります。On-line Applicationの場合には、On-line applicationにログインするとそこでも確認できます。On-line applicationを利用する場合でも、Application FormをPDFファイルでダウンロードしておくと、Application Instructionを確認でき、さらにApplication Formに下書きをしておくと、On-lineでの入力が効率よくできますので、お薦めです。

また、出願についてわからないことがある場合は、学校のWEBサイトにあるFAQセクションをご覧下さい。FAQとは、"Frequently Asked Questions(頻繁に聞かれる質問)"の略ですから、Application InstructionとFAQを参照すれば、出願に関するたいていの疑問は解消されます。

Application InstructionとFAQで出願書類の全貌が見えたら、今度は学校毎に出願書類作成のスケジュールを立てましょう。Application Formの記入だけでも、思っている以上に時間を要するものです。1校目の場合には不慣れなために余計に時間を費やしがちです。余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。目安としては、8〜10週間程度を見ておくようにしてください。
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最後の提出作業に関しては、現地時間と日本時間の時差も常に確認しておいてください。締切日は現地時間にて設定されています。締め切り時間ギリギリに出願すると、多くの出願者の作業が集中し、学校側のサーバーが機能しなくなり、作業が滞ってしまう事態も想定されますので、くれぐれもご注意してください。
 Application FormはOn-lineと紙ベースのどちらを使うべきですか?
[size=small]一般的に学校側は「On-line Application」を推奨しています。その理由は、学校側のデータ処理の手間が省けることにあります。紙ベースのApplicationの場合、それを受け取ってから、コンピューターへの入力作業が発生します。当然ながら、その作業は人手によって行われるわけですから、「手間、ヒマ、お金」が発生します。On-lineの場合には、出願者が入力したデータが、そのままコンピューターに移行されますから、それらが発生しません。従って、学校側としては大変ありがたいのです。

出願者にとってのメリットとして一番大きいのは、手続きがスムーズに済むことです。それだけ、早く入学審査を行ってもらえるメリットもあります。また、人手を介しませんから入力時のデータミスが発生するようなことも無く、安心です。

また、学校によっては、On-line Applicationの方が、Application fee(入学申請料)が安い場合もあります。 従って、可能な限りOn-line Applicationを使った方が良いでしょう。しかしながら、On-line applicationを使った場合とそうでない場合とで、入学審査において、原則、有利、不利というのはありません。
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 紙ベースのApplication Formを使う場合の注意事項を教えてください。
[size=small]<タイプ or 手書き>
紙ベースのApplication Formの記入に関しては、通常、"Type or Print"と指示されているのが一般的です。「Type」とは、文字通り、タイプライターを使ってタイプすることになりますが、「Print」というのは、「ブロック体を使った手書き」ということになります。従って、手書きでも構いません。大切なことは、記入されたものを、他人が見た時に、間違って文字を認識してしまわないように「はっきりと記入する」ことが大切です。不明瞭な場合には、間違ったデータが入力されかねませんので十分に注意してください。

<サイン>
サインというのは欧米では「本人である証明」という意味合いで行います。従って、原則としては、本人確認ができる「顔写真とサイン」がついた身分証明書に記載されている署名にするべきです。日本に住む私たちの場合には、「顔写真とサインがついた身分証明書」というのは、「パスポート」になりますので、パスポートのサインに統一しておかれると良いでしょう。パスポートのサインが漢字であれば、漢字のサインでも構いません。

<用紙サイズ>
アメリカの場合、一般的に使用されている紙のサイズは日本で使用しているA4サイズ(210x297mm)とは異なります。(US: レターサイズ215.9mm×279.4mm/リーガルサイズ215.9mmx355.6mm) しかしながら、紙のサイズに関しては特に指示がない場合には、A4サイズでも問題はありません。[/size]
 出身大学名や取得学位の英語の正式名称が分からない場合は、どうしたらよいですか?
[size=small]正式名称が分からない場合には、英文の成績証明書で必ず確認して記入するようになさってください。学位の名称も同様です。成績証明書に記載がない場合には、英文の卒業証明書で確認するようにしてください。[/size]
 出願書類を作成する上での注意点はありますか?
[size=small]自分で準備する出願書類には、(1)レジュメ、(2)エッセイ、(3)推薦状、(4)願書の4つがあります。書類を作成する際、まず、出願書類が果たす役割を把握することが大切です。では、それぞれ見てみましょう。

[b]レジュメ:[/b]過去の実績をアピールする

[b]エッセイ:[/b]出願者本人のキャリアビジョン・キャリアゴールなどを伝える

[b]推薦状:[/b]過去の実績と本人の長所、目的を評価し、本人の持つ資質、長所を推薦者の客観的な目を
通して伝え、個性をアピールし、将来成功しうる人材である可能性を示唆する

[b]願書:[/b]氏名や連絡先、希望の専攻など、出願者の個人情報を提供する

出願書類では、自分が出願校にどれだけ貢献できる人材であるのかをアピールしましょう。留学を通じて、どのような将来のキャリアビジョンが存在するのか、授業などの場において意見を積極的に発言するなど他の学生に対して刺激を与えうる人物であるのか、卒業後も大学の知名度を上げるために、職場や研究所などで留学で得たことをどれだけ還元できるのか、というポイントを踏まえてから作成することが大切です。自分を売り込む気持ちを忘れずに、ほかの出願者のなかに埋もれてしまうような没個性的なものではなく、「自分らしさ」を証明できる内容のものかどうかを常に意識して取り組みましょう。
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 GPAの計算方法を教えてください。
[size=small]G.P.A.(Grade Point Average)とは成績の平均を取得単位数に基づきポイントで表した数字のことを言います。5段階( 0 から4.0まで )4ポイント制の数字に置き換えて、それぞれの単位数をかけたものの総合計を総単位数で割ったものが使われます。

* A/優・・・・・ 1単位につき4.0ポイント
* B/良・・・・・ 1単位につき3.0ポイント
* C/可・・・・・ 1単位につき2.0ポイント
* D・・・・・・・1単位につき1.0ポイント
* F/不可・・・・ 1単位につき0.0ポイント

(Aを取得した単位数合計×4.0)+(Bを取得した単位数合計×3.0)+・・ 
------------------------------------------------------------- =G.P.A.
すべての単位数合計 [/size]


ただし願書にGPAを記載する場合には、各学校ごとに指示がありますので、そちらの指示に必ず従ってください。
 大学時代のGPAが3.0未満です。私の成績で出願するに値するでしょうか?
対応策としては、G.P.A.と相関関係にあると言われるGMAT対策に力を注ぎ、出願予定先プログラムが公表している最新の平均スコア以上を獲得することをまずは目指してください。

日本人出願者の特徴として、大学院を卒業されている方の場合、大学院のG.P.A.が学部時代より高いケースをよく目にします。出願者の立場としては大学院時代のG.P.A.こそが、自らの学力を効果的に証明している事実のみを伝えたいところですが、なぜ学部時代の成績が低いのかその理由をオプショナルエッセイに記載してください。学部時代には、学費を稼ぐため働かざるをえなかった、所属していた運動部の活動が忙しくそちらに時間を割いた等の諸事情により、そのG.P.A.に到った状況を包み隠さず述べることが大切です。

もしも専攻分野のG.P.A.が1~4年全体のG.P.A.より高ければ、それについてレジュメにてハイライトをする、もしくは二年次以降に値が右肩上がりを示しているのであれば、その傾向についても文面にて強調しましょう。
 成績証明書を提出する際、評価の他に履修科目の説明を添えたほうがいいですか?
[size=small]履修科目の名前だけで判断できない場合は説明を添えてください。大学の事務局に英語で書いてもらうことをお勧めしますが、過去の例からいって対応してもらうのは難しいと思われます。その場合は、シラバスを参考に自分で書き、カバーレターに説明書きを付けたほうがよいでしょう。[/size]
 成績証明書を出身校から直接郵送できないと言われました。どうしたらよいですか?
[size=small]日本の大学の場合、直接出願校に送ってくれないのが一般的です。その場合には、出願校側に事情を説明したレターを同封し、成績証明書の入った封筒を厳封してもらい、本人が出願校に送るようにすれば良いでしょう。この場合、厳封されていることが重要です。[/size]
 Transcript Request Form とは何ですか?
[size=small]Transcript Request Formとは、出願者が出身校に成績証明書の発行を依頼する際に提出するためのフォームです。日本ではあまり馴染みがありませんが、出願者の便宜を図って作成されたものです。

同フォームを出身校側で記入する項目もあります。例えば、クラス順位、GPA等がありますが、一般的に日本の大学ではそれらの制度がないために、記入してくれないケースが一般的です。[/size]
 Academic Transcript Request Formについて質問します。記入にあたっては出身大学に記載してもらう箇所がありますが、これは義務になりますか?先日大学事務局へ問い合わせてみたところ、はっきりとして回答を得ることができませんでした。
このRequest FormにはRegistrar's Signature(大学の事務局側のサイン)が必要となります。つまりは義務として理解ください。
 Transcriptに関し、出願時にはunofficialなものを提出しろという指示が出 ている大学があります。Unofficial Transcriptという概念がよくわからないのですが、これにはどう対応すればよろしいでしょうか。
手元にあるTranscriptをスキャナーを使ってフォーマット化し、プリントアウトをしたものをファックスにて送る手順が最も早いと思います。又、スキャナーやファックスを使用してコピーする場合の注意事項として、成績に関する説明が記載されているTranscriptの裏面のコピーも忘れないでください。
 卒業証明書の提出は必要ですか?
[size=small]Application Instructionで確認してください。そこで指示があれば、当然必要になります。また、Application Instructionの成績証明書に関する説明のところに、「取得した学位と取得した日」の記載が必要とあり、成績証明書にそれらの記載がない場合には、卒業証明書を同封しておいた方が良いというケースもあります。[/size]
 私の出身大学では2年次まで教養学部となり、3年次から専門学部へと分かれます。そこで質問ですが、Application Formにおける学歴記載項目欄では、その旨を分けて記述すべきでしょうか?それとも専門学部のみを記載するべきでしょうか?
自身のAcademic Backgroundを正しく理解していただくためにも、分類して記述してください。
 給与について記載する箇所があるのですが、Salaryとは所得控除後の給与所得のことを示すのでしょうか。
所得控除は含む必要ありません。
 出願書類を送る際の注意事項を教えて下さい。
[size=small]例年、締切日までに書類が先方に届いたかどうか、やきもきされている方が多くいらっしゃいますが、入学審査事務局にメールや電話で問い合わせても書類の到着確認は一切答えてくれないというのが一般的です。出願書類は大切な書類ですから、到着確認が容易にでき、早く確実に届く方法としてFedEx, DHL等の国際宅配サービスを利用されることをお勧めします。多少費用が高くても、「安心料」として考えてそのようなサービスを利用された方が良いでしょう。 さらに万が一を考えて、送る書類は全てコピーや予備を持っておかれることをお勧めします。

出願書類を送る際にはファイルにとじたり、ホチキス留めしたりしないで下さい。入学審査官が処理する時に、ホチキスを外したりする手間がかかるので嫌がります。また、書類の破損等の原因にもなりかねません。

出願書類を送る封筒については、基本的にはそれほどこだわりを持つ必要はありません。開封する人は入学審査官をサポートする学生アルバイト達というのが一般的ですから、常識の範囲であればどのような封筒であっても、構わないでしょう。
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 Applicationの記入を進めていますが、Family informationというオプショナルな質問項目があります。これは記入すべきでしょうか?
オプショナルですので、記入”すべき”項目ではありません。
 出願フォームのFamily Information欄に、「両親の職業と最終学歴について」明記するよう指示があります。こうした情報は出願上において影響を及ぼすものですか?
「両親の学歴と職業について求めるられる背景」には、出願者のSocio-economicsバックグラウンドに関するデータを収集するための質問となることを目的としています。合否審査へ与える影響はないと理解してください。
 出願フォームの記入欄に、Preferred First Nameを書いてくださいという指示がありました。これは、ロバートをボブと呼んでくださいといったようなあだ名のことでしょうか?
Preferred First Nameは、さしずめニックネームといったところです。
 指示されていない書類や追加書類を送ってもよいですか?
[size=small]Application Instructionに「指示されていない書類や追加書類を送るな」という指示があれば、それに従ってください。何も指示がない場合には、「出願者の判断」となります。判断する場合に、最も大切なことは「その書類を送ることで、他の書類では表すことのできない自身の良さが本当に入学審査官に伝わるか?」ということです。入学審査官が追加書類を読んだが、何も得るものがなかったということになれば、逆効果になります。追加書類等を送る場合、なぜ出願者が追加書類を送付しようと判断したのかも含め、審査されていることを認識して下さい。[/size]
 課外活動の内容は、入学審査の中ではどの程度重要ですか、又どのような内容を書けば良いですか?
趣味や活動内容を数多く列記するよりも、その中で最も自らが時間と労力を投資し、自分にとってその活動から受けた影響度合いの高いものを選びましょう。ここで犯しやすい間違いは、大学時代における趣味や当時のサークル活動など、端的なライフイベントを選択してしまうことです。これらの諸活動を大学時代で止めていれば、アドミッション側へのPR効果はあまり期待できません。しかし、ビジネススクール入学と同時に再開する方向で考えているのであれば、なぜ続けたいと思うのかという自身の想いを伝えることで、PR効果を生みます。

団体競技などは、職場以外にてチームワークの大切さや、リーダーシップについて学ぶ機会を得た事実(エピソード)として、自らの人間性を伝えることができます。その諸活動をビジネススクールにおいても自らがイニシアチブをとって行う場合、その経験を周囲の学生とシェアすることによりどのような影響を与えることができるか、という点について言及してください。
 英国やフランスのビジネススクールへ出願する場合、レジュメ等において、ドルではなく、ポンドやユーロ等で記載したほうが適切でしょうか?
その国の通貨を記載してください。
 どのようなバックグランドを持っていることが、出願者として有利に働きますか?
入学審査官は、出願者のバックグランドに様々な要素を備えていることを重視します。そのため、特定分野のビジネス・キャリアを評価するというように自動的なものは存在しません。民間企業や公的機関などの所属組織に関わらず、自らをアピールする上では大切なことは、自分がどういったタイプの出願者であるかということを伝えきることです。
例えばMBA取得理由は、誰もがエッセイ内で記述する共通のトピックとなるため、一見他の出願者より区別化する材料ではないと取り違える傾向にあります。しかし、その取得理由を支えている出願者個々のバックグランド自体が千差万別でそれ自体に既にユニーク性が伴っています。そのため、このユニークさを如何に伝えきるかが課題であり、これを学校は求めているのです。
また、ここでの「ユニークさ」とは、改善点も含んだ凸凹状態を兼ね合わせていることも含みます。「完璧な出願書類や出願者はいない」というメッセージは、審査官が常々発するメッセージです。ビジネススクールは改善点を強化し、長所を更には伸ばしていくための環境を学生に提供している事実を忘れないでください。
 仕事の業務が忙しく、課外活動に取り組む時間を持つことが出来ませんでした。出願までには、あと半年程度しかありませんが、今からでも何か開始した方が宜しいですか?
 課外活動には、大学時代の活動、自己啓発分野、そして所属団体、組織への活動が含まれます。一概に課外活動とはいっても、大学時代で終了しているものもあれば、楽器演奏のように卒業後も継続しているケースも存在します。自分のキャリアパスを通じ、継続している活動内容については、継続する理由とそうした活動と向き合う姿勢と実際の行動内容、そして成果の内容までも書き出してください。
 出願を意識して、突如急に数ヶ月前から多くの課外活動を開始することは、入学審査官に対するアピール材料にはなりません。こうした活動内容の不足を、出願者として改善点することをきちんと認めた上で、留学後は積極的に取り組んでいく姿勢とプラン、具体的な活動内容を入学審査官へ伝える切ることが寧ろ大切です。
 現在30歳半ばに差し掛かっていますが、二年制プログラムへ出願するにあたり注意することはありますか?
出願者の年齢がClass Profileで公表されている平均年齢よりも高い場合(目安としてプラス7〜8歳以上)は、課外活動を始めとした、クラス/クラス外でのコニュニティへの参加状況が特に重要な要素となります。また一方で、平均年齢より若い出願者の方々にとって業務上においてリーダーシップを発揮できる機会などに恵まれない場合、周囲への動機付けや影響度合いなど、その潜在能力を発揮するまたとないチャンスです。自らの課外活動等での貢献を伝える際には、コミュニティー活動に纏わるエピソードをもっていると、エッセイ作成の際にも取り組み易くなります。
入学審査はHolistic Approachの視点をもとに実施されます。職歴の豊富な出願者は業績やMBAの取得理由を中心に職務上に関するエピソードが自然と多くなるため、その出願者の職務以外の側面を知ることが難しくなり、すなわち人としての全体像を捉えるまでには到りません。課外活動など業務以外の文面におけるエピソードを描くことにより、自らの多面性を伝えることが可能となり、課外活動のエピソードがその人の独自性を伝える鍵となることがお分かりいただけると思います。
 私はGMAT本試験を過去4回受験し、最初の3回はいずれも600点代前半で、4回目にやっと700点出ました。入学審査において、GMATは最高スコアのみでなく、過去に受験したすべてのスコアも審査の対象となりますか。
ビジネススクールには有効期間内のGMATスコアが全て送付されますが、その中のHighest Scoreのみが審査の対象となります。

しかし実際のところ、過去の受験回数と出願者の学生時代の成績(G.P.A.)とを見比べ、その入学審査官個人がその事実に対してどう解釈をするかについては、最終的には個々の審査官の判断に委ねられます。

<これから本試験を受験される方へのアドバイス>
GMATは現在の学力を測定する試験として取り扱われているため、日本人特有の「記念受験やお試し受験」はお勧めしません。適切な受験及び学習プランに基づいて、初回からベストスコアを取得する気構えで日々の学習にも取り組むと同時に、試験本番に臨んでください。
 本日GMATを受験しましたが、過去の最高スコアを上回ることができませでした。結局GMAT:650、TOEFL:105での出願となります。GMATのレポートを各スクールに手配しようと思いますが、どの受験回を見てもらうかという内容を特にスクールに伝える必要はないのでしょうか?
On-line Applicationには審査に使用してもらいたいScoreを入力してください。審査の際には最高点を使用します。
 既に5校への出願が終了し、これらの学校へは昨年末に受験したGMAT620点のスコアを提出しました。昨日受験したスコアは630点でしたが、わずか10点上がったことでも伝えるべきでしょうか?
出願してから既に1月が経過していることに加え、アドミッションへGMATスコアの差し替え依頼を出す場合は、少なくとも30点のスコアアップは伝えたいところです。
 出願校のGMAT Policyでは may submit a copy of your unofficial score report by mail or fax it to us at 001-002-0003 in advance of your official scores. We base our preliminary decisions on unofficial scoresとあります。どういう意味でしょうか?
間に合わせること=Official Scoreの提出と考えてしまいがちですが、説明文を読み込んでみると学校側がunofficial Scoreの提出を許可していることから指示通りに対応してください。
 3rd ラウンドへ出願する予定ですが、先のGMAT受験時に出願予定先にはスコアの送付依頼を出しました。出願時にはこれから受験するスコアを使用する予定ですが、複数のスコアが送られることにより不利な状況が発生しますか?
スコアは提出済みでも、他の出願書類を提出していなければ出願者のステータスはincomplete(出願未完了)となりますので問題ありません。そして出願に使用するスコアはApplication Form内に記入して申請してください。
 全体で何校ほど出願すればよいでしょうか?また、Safety Schoolとしては何校くらい、会社推薦ということもあり、様々なレベルで、できるだけ多くの学校に出願するつもりです。
最終的には多くとも7校ほどを考えてはいかがでしょうか?(配分:Dream: 3 Target: 2 Backup 2)。出願時には不安が高まるため、予定以上にの出願する方々います。しかしながら1校分の書類作成にかける時間が軽減されしてまうため、出願書類の質の低下を招くリスクも孕んでいます。
 現在作成中のApplication Formには他校への出願状況に関する質問が出てきました。これは正直に記入すべきでしょうか?
マーケティング情報という観点からこの類の質問を盛り込んでいるので、その点をまずはご理解ください。

全ての出願校を記載する必要はありませんが、出願先と出願済み(予定校)とのプログラムの類似点(規模やカリキュラム等々)から記述する学校を選択してください。
 アドミッションに対して、どういう時にコンタクトを取るのですか。コンタクトを取る際の注意事項はありますか?
一例として、出願書類の提出が完了した後に、レジュメに記していたプロジェクトの成果が出た場合や、昇進した場合、課外活動においての成果(例:作品が入選した等)が出た場合などは、積極的にアップデート事項としてビジネススクール側へ伝えましょう。但し、既に出願書類に明記している内容を繰り返すのではなく、新しい情報を提供するためだけにしましょう。
  XYZスクールへの出願結果は、残念ながらもWaitlistとなりました。その通知書の内容によれば、 5月中旬には再通知が届く予定です。引き続き追加書類等を送ることは可能と記されています。最後までアピールしようと思いますが、何か良い方法はありますか?
ウェイトリストから繰り上げる確率を高くするために出来ることは、下記の4点に集約されますが、具体的に対応策については以下のウェイトリスト・ファイルをご参照ください。

1) 感謝と入学の意思を伝える
2) 学校のアドバイス/指示を必ず確認する
3) 追加の推薦状を提出する
4) 出願時には訴えられなかったことを伝える
[url=http://www.agos.co.jp/student/handout/counseling/waitinglist.pdf]ウェイトリストファイル[/url]


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