留学FAQ(よくある質問と回答)

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目次


 エッセイのトピックは毎年変わりますか?
[size=small]多くの学校のトピックは毎年ほぼ同じです。また、エッセイのトピックが変わる場合、複数あるトピックのすべてが変わってしまう傾向は低く、変わっても1つか2つというのが一般的です。エッセイの課題は必ず各学校のホームページで確認して下さい。

 各学校のエッセイの課題は何問出題されますか?
[size=small]平均で3-4トピックです。仮に5校に出願するなら、約20の設問に答えていくことになりますので、余裕をもったスケジュールを作成してください。

 エッセイ課題に提示されている字数制限とは、どれくらい厳しいのでしょうか?
審査官が出願審査に費やせる時間数は限られていることからも、字数制限は基本的に厳守となります。この一人一人の出願審査に費やす時間は、いわば均等にするために制限を超えた情報量の提出を一切求めないビジネス・スクールも存在します。字数制限の許容量として、結果的にはエッセイの字数が制限以上になったとしても10%未満で抑える工夫をすることをお勧め致します。
 エッセイの作成はいつ頃から始めたらよいですか?
エッセイのライティングプロセスは、何を書こうかまとめるPrewriting、それをどう発展させるかのOrganizing、それから下書きDraftingを行い、Revising/ Editingで修正し、最終的にまとめて提出する流れになります。 

第一ラウンドに間に合わせるのであれば、学校のエッセイ課題が発表されたらすぐに作成に取り掛かりることお勧めします。また、エッセイは書けば書くほど慣れてきますので、まずは第一志望ではない学校から書き始めるとよいでしょう。課題については、「Why MBA?」、「What are your short/long term goals?」等の使いまわしができる一般的なトピックから書き始めることをお勧めします。
 エッセイの準備はどのように進めていけばよいですか?
多くの人が出願書類を作成する際に、一番多くの時間をかけるのがエッセイです。しかし、本当に一番時間をかけて行わなければならないのは、エッセイを書き始める前に自分のプロフィール(WHY MBA?、 WHY ○×○ University?、 WHY NOW?、 WHY YOU?、WHO ARE YOU?)を作成し、自分の強み、MBA留学の目的、将来のキャリアビジョンといったものをまとめておくことです。

これらのプロフィールを整理し、自分が出願書類で伝えたい「自分像」を作り上げたら、あとは各プログラムからの質問を通して「自分」というものを書いていくだけです。「自分」を一番よく知っているのは他の誰でもない「あなた自身」ですから、このプロセスを一番効果的に行うことができるのは「自分」しかいません。他人の意見やアドバイスを参考とすることは効果的ですが、あくまでも出願者自身が主体となり、「自分自身が100%伝えきれた」と納得できるエッセイを作成することが大切です。


エッセイ指導例

 アピール度の強いエッセイには、どういった要素が含まれているのですか
入学審査はHolistic Approachを敷いているため、まずは自分のキャリア自体に対してもHolistic Approachの視点から自己分析作業を開始してみましょう。自分のキャリアとは職場のみの自分を語ることを指しているわけではありません。学生時代の学術面、サークル活動、アルバイト、ボランティア経験、勤務先での早期昇進、趣味の話など、仕事以外の部分で強調するポイントをあげ、優先順位をつけてください。優先順位をつけるためには、自己分析作業を通して、最も伝えたいことを整理することが重要です。自分の興味、関心、価値観を通して自分像を伝えます。

エッセイは出願先のビジネススクールへ入学希望することを伝える効果的なツールです。入学を希望する旨を自らの言葉で伝える際、在校生とのコンタクトから受けた印象、直接現地を訪問して感じたことなど、現地に滞在する方々の生の声を拾うよう心がけてください。

また、そのエッセイの内容が論理的に展開されているか(内容が飛躍しすぎていないか)を確認して下さい。色々と言葉や表現を重ねて伝えようとするため、時として冗長な内容になり、伝えたいコンテンツの焦点がぼやけてしまうことがよくあります。
 職務経歴も浅く、職務上における誇れる実績はないのですが、エッセイが書けるでしょうか?
学校の求めている人物像は、豊富な職務経験のみではありません。例えば、グループワーク1つをとっても、業種や性別、国籍はもとより、生まれも育ちも異なる背景を持つ学生同士が同じグループを組ませ、共同作業を通して共通の成果を出す作業を体験する機会が増えることを学校は学生に期待しています。こうした環境下で能力を発揮することができるだろうと考える実績を自分なりにイメージをし、過去における体験を通じて伝えていくことがエッセイ対策に対する根本的なアプローチ方法です。また、この共同作業は、職場体験だけでなく、職場以外の体験をエッセイ用のコンテンツとして用いることが可能です。つまり、MBA出願準備に際してキャリアを考える際は、職業とそれ以外の部分を総括した自分史という認識を持つことが重要です。自分史は唯一のものであることからも、自動的に区別化されたエッセイを作成することにつながります。
 MBAの取得理由について考えているのですが、どうしても具体性に欠けます。考えるにあたって、何か適切なアプローチ方法はありますか?
あなた独自の回答内容を見つけていくためにも、まずは過去の出来事にそのヒントを見出していきましょう。MBA取得後と、中長期的な目標内容の明確化、さらにはそのビジネススクールにてMBAを取得する意義について、更にはMBA取得を考えるきっかけになった事例から現状のキャリアを遡って考えてみることで、昨年ではなく、来年に延ばすこともなく、「今年出願したい!」という自らが用意した回答内容に出会うと思います。
 キャリアゴール関連のエッセイ作成に向け、何かアドバイスはありますか?
自らの目標を達成するために、必要な科目を履修し、クラブ活動を通じてネットワークを拡張し、適切なインターンシップ先を確保し、その経験を就職先にて活用していくことを示すことが基本的に求められます。また、短期目標を明確化するためにも産業分野と専門業務の双方はエッセイ内にて明示しましょう。どういった職種につくことを望むのか以外にも、短期と中期(長期)目標に関しても説明してください。更には、目標を実行へと移すことにより成し遂げたいと思っていることに対しても言及してください。

在学中に活躍できる学生は、志を高く持つ方々が多いことも特徴の一つであり、その志の尺度を測るため、過去の業績は参考材料として見られます。自らのキャリア形成の結果だけでなく、どうしてそれを選んだかという経緯についても説明することを心がけてください。エッセイ内のエピソードは過去において起こった事例を効果的に使い、過去の出来事間だけでなく、過去と将来の目標との間に持続性(継続性)を表現してください。つまり、キャリアゴールについてのみを記述するのではなく、その目標を掲げた理由、その掲げるまでのキャリアの軌跡、その経験をもとに、ビジネススクールへの出願理由、数ある中から特定のビジネススクールを選択した理由といった具体的な項目を盛り込むことが重要です。

またエッセイの中で、その出願先プログラムに関する調査を十分に行った印象を与えることも重要です。そのためにも、カリキュラムを調べ、興味のある科目を履修することと自らの目標との接点を書き出し、キャンパス訪問の際に受けた現地(在校生・クラス)の印象、卒業生と話をした印象を述べていくことは、まさにそのプログラムを「理解」する上で必要な事項となります。出願先プログラムが自らの目標を達成する上で最適である理由については、自らが今までに経験してきたことをシェアし、学生や関係者の方々へ刺激を与えることが求められます。これは、授業以外に限らず、クラブ活動、学生団体(会)など、学外においても行動する/行動できる点をアピールしていきたいところです。
 学校と自分とのフィットが大切とよく聞きますが、そのフィットを学校側に伝えるためエッセイで何を書いたらよいですか
「マーケティングが著名なプログラムでコア科目が少なく、カリキュラムがとても柔軟なため・・・」等、ホームページやパンフレットに書かれている事実の中に、自らが発見し、気づいたこと、感じたことなどを加え、それらをエッセイに書いた理由を述べることが重要です。そこに、個人の価値観、視点、資質、過去の経験が基盤となり、あなた「らしさ」が表れます。

授業見学、在校生・卒業生との会話(インタラクション)など、実際に自らが行動し経験して直感的に得たことの中から、自らの眼で捉えた特色を「自分の言葉で語る」ことにより、「フィットしている」という考え方が説得力ある文面へとその姿をかえます。
 自分のエピソードを際立たせるため、考えるべきポイントは何でしょうか?
業務を通しての成果や、そうした一連の成果が周囲から認められて昇進へと繋がったケース、この成果へと繋がる過程で自分が工夫した点、周囲に対する役割、リーダーシップを発揮した点を考慮してください。更にはこうしたエピソード内容へ幅を持たせるためにも、自らが提案を積極的に試みた点、周囲からの信頼を勝ち取った経緯などの側面をも描写してみることで、エピソードに登場する自分像がより鮮明に浮き彫りとなります。

そもそもエピソードを選定する時点において、そのプロジェクトや業績の規模のみに着目することなく、まずはどういった自分像を描き出すことが最適であるかという問いかけに対して回答を見出してください。審査官が知りたいことは、規模の大きさや売り上げといった表面的なことではありません。「ユニーク性」は、各自のエピソードに備わっていますので、そうした点に対してまずは理解していく姿勢を持つことが、エッセイ作成での必要な要素と言えるでしょう。
 エッセイコンテンツを作り上げる際に、具体事例を盛り込むようにアドバイスを受けますが、どこまでのレベルを指していますか?
アピール度の強いエッセイコンテンツを完成させるためには、自らの”性格”と”想い”の2つを描き出すことへ焦点を絞ってみましょう。例えば”国際舞台”に纏わる話では、異文化ギャップなどを特定のトピックとして取り上げることにより、審査官へ伝えるポイントが明確になります。また、キャリア・ゴールを述べる際に考慮すべきポイントは、特定地域や国、業界、そして役割に関する情報を加えることです。こうした情報はコンテンツの具体化を促進させます。
MBA留学を通じて、新たな業界へとキャリア転換を志す場合は、卒業後の目標を考える段階で転職希望先業界の動向に関する情報収集を徹底することで、転換理由をより具体化した形で伝えることが可能となります。こうした具体事例を用いながら文章展開させていくことにより、その内容に躍動感と臨場感が生まれます。
  リーダーシップに関する内容がエッセイ課題に含まれますが、どうアプローチしたら良いですか?
「今までのキャリアを振り返った時、リーダーシップを発揮する機会がなかったので、具体的事例が見当たりません」といった相談事項が挙げられます。プロジェクトベースや日常における業務の中では、ポジションや年齢的に確かにそういった機会を得ることが難しいケースが存在します。そのためリーダーシップとは、一定のポジションで成果を出すことではなく、自発的に考え、進んで行動し、そして周囲に影響を与えていく行動プロセスのことを指すという定義のもとで考えてください。こうした観点からリーダーシップ自体を考えると、以下のようなアプローチも可能です。
仕事の合間を通じて同僚の方々と職場の業務フロー改善に関する話し合いの場を挙げてみましょう。この議論をリードし、その話し合いで持ち上がった解決策を上司に提案したところ、見事にその解決策案が採用され、結果として業務改善に関する中心的な役割を担ったといった
こういった事例が存在すれば、こうしたコンテンツもリーダーシップ・エッセイの対策事例として活用可能です。
ここでのポイントは、上司や他部署経由で依頼された業務で案件ではなく、自発的に考え、行動し、そして周囲の協力を引き出した形で最終解決へと至る道筋でエピソードが展開する点になります。上記以外の例では、課外活動(例:フットサルチーム)の運営事例、そして大学時代における後輩の指導、地元少年サッカーチームのコーチなど、チームや組織といった自らが属するコミュニティーへの貢献度合いを浮き彫りに出来ます。自分の周辺に存在する機会を積極活用する柔軟性をも持ち合わせてください。
 各校用にエッセイをカスタマイズする上でのポイントを教えてください。
1) 各校教育プログラムの特徴と自らのネタ(コンテンツ材料)とを照合する戦略的視点が重要です。例えばHarvard Business Schoolのような、リーダーシップ教育を強調する学校であれば、リーダーシップに関するコンテンツの準備が必要となり、Kellogg Schoolのようにチームワーク重視を謳う学校に対しては、チーム単位での活動を物語るコンテンツ準備の仕分けといった準備作業が必要となります。

2) カリキュラムのConcentration, Track, Major分野に着目する。
⇒履修したい科目のリストアップ
⇒教授名
⇒クラブ活動
⇒ビジネスプラン・コンペティション、コンサルティングプロジェクト, リサーチセンター等々

審査官に対するアピール材料へ変えるためにも、自らが着目したポイントとその理由を明記してください。単なるリストアップのみではアピール材料とはなりえません。その明記した理由には自分のキャリア・バックグランドとの接点が存在することが前提条件です。


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