こんにちは。アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。
本日、GMAT スコアに関して重要な変更がありましたので、お知らせします。
2014年6月27日以降、GMAT 試験当日にスコアを確認してからスクールに送付するかどうかを決めることができるようになりました。
今まで、GMAT スコアは、試験直後にスコアを確認する前に「スコアを送付する」か「キャンセルする」かを選択する必要がありました。
しかし今回の変更により、まずスコアを確認してから、出願したいMBAプログラムにスコアを送るか、キャンセルするかを決定できるようになりました。
さらに、6月27日以降は、試験当日にスコアをキャンセルしてスクールに送付しないことを選んだ場合でも、試験終了後60日以内に100ドル支払うことで、一度キャンセルしたスコアを復活させることができるようになりました。
これまでは、試験当日に「スコアをキャンセルする」を選択すると、スコアは永久に記録から抹消されてしまいました。
そのため、よほどの事情がないかぎり、スコアをキャンセルせずに記録に残し、スクールに送付するのが通常でした。
(仮に試験中の手応えが悪くても、試験後、スコアを確認すると意外なほど高いスコアだった、ということがGMATではよくあるからです)
しかし今後は、目標よりもはるかに低いスコアだった場合は、いったんスコアをキャンセルするという決定が容易にできるようになります。
ちなみに、今回の変更により試験直後にスコアを確認できるのは、Integrated Reasoning, Quantitative, Verbalの3科目です。
Analytical Writing Assessmentに関しては、これまで通り20日以内に採点され、スコアを見ることができます。
試験当日に「スコアを送付する」を選択すると、AWAのスコアは自動的にスクールに送付されることになります。
【追記】
試験当日にスコアをキャンセルした場合でも、1回分の受験回数としてカウントされます。キャンセルすれば12か月間に5回という回数制限を超えて受験できるわけではありません。
また、試験当日にスコアをキャンセルしたという履歴は “C”(self-canceled) という表示でスコアレポートに残ります。