TOEFL iBT ® Reading Sectionで安定的に28点以上取るために ― by 岡田徹也

皆さん、こんにちは。TOEFL/GMAT/GRE講師の岡田です。TOEFL iBT ®で100点突破を目指している方は多いと思いますが、Reading Sectionで安定的に28点以上が出せる力を身に付けることで100点突破の可能性は大いに高まります。私はReading Practice Advancedというクラス(安定的に28点以上のスコアを出すことを目的としたクラス)を担当することが多いので、今回は「Reading Sectionで28点以上を取るために鍵となること」についてお話ししたいと思います。

1. 時間配分
「時間との戦いを制する者がReadingを制する」と言っても過言ではありません。クラスの初日に課題分析をしていただくのですが、ほとんどの方が「時間配分が上手くいかないこと」を課題に挙げます。この課題克服のための一つの方法が、28点以上を取る人と同じようなペースで読み・解きする感覚(体内時計)を身に付けることです。例えば、クラスでは、私が実際に解いたペースとほぼ同じペースで問題にチャレンジする、という演習を行っています。初めてこの演習を行うと、ご自身が普段解いているペースと異なるため慌ててしまい実力が発揮できない方がいます。しかし、この練習を数回行っていくと28点以上を取る人のペースにも慣れ、多くの方はクラスの最終日には28点以上を取る人と同じような時間配分で読み・解きする感覚(体内時計)を身に付けています。なかなか独学で同じようなことをするのは難しいですが、一つの方法として、「10分経過の時点で7番目または8番目の問題を解いている」、「最後から2番目の問題(Insert Test Question)と最後の問題(Prose Summary Question/Fill in a Table Question)を残り3分で解く」という2点を意識しながら演習を行うと良いでしょう。

2. Question Types
ETSが公表しているQuestion Typesは10個ありますが、28点以上を安定的に取れる方は苦手なQuestion Typesというものがありません。「24点~26点は取ったことはあるが、なかなか28点を越えない」という方は、例えば、以下のような課題があることが多いと思われます。
・後半に出題されるFactual Information Questionsの正答率が低い
・Rhetorical Purpose Questionsで簡単に解答できる問題とそうでない問題がある
・Sentence Simplification Questionsでハイライト文が長いと正答率が低い
・Insert Text Questionsは正解を知った後で考えれば分かるのに、自力で解くとなかなか上手くいかない
・Prose Summary Questionsの正答率が安定しない
まずは苦手なQuestion Typesを把握することが大切ですが、ここでは課題克服のためのコツの一部をお話ししましょう。例えば、Prose Summary Questionsの正答率が安定しない方は「本文に記載がある些末な情報が書かれている肢」を選ぶ傾向にあります。本文に記載がある情報だと選びたくなりますよね。しかし、要約として「些末な情報」は不適切です。では、「些末な情報」と「要約として適切な情報」をどのように見分ければいいのでしょうか? 一つの方法としては、選択肢を見比べながらどちらが些末な情報かを考えます。Prose Summary Questionsには、「正解となる情報」と「それを具体的に説明している情報(本文に記載がある些末な情報)」の両方が選択肢になっている場合があります。

「Reading sectionで28点以上を取るために鍵となること」についてまだまだお話ししたいのですが、あまり長くなるのもどうかと思いますので(すでに長いかもしれませんが)、今回はこの辺りで失礼します。私のブログの内容が少しでも皆さんの目標達成にお役に立てたら嬉しいです。

GMAT講師には「生涯8回」の例外を承認 – by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

先日、GMAT試験運営機関であるGMAC®から、GMAT試験対策校の関係者は「一生に8回」という受験制限に対して例外申請できることになった、という旨の連絡がありました。

今回のポリシー変更により、必要事項をそろえて申請すれば、これまで8回以上受験したことがあるGMAT講師なども再受験できることになりました。

ただし、この例外が認められた場合でも、「12か月間に1回しか受験できない」「MBAプログラムやビジネススクールに公式スコアレポートを送付できない」という制限があります。

しかしいずれにしても、今後全く受験できないという状況からは改善したので、個人的には一安心です。

ちなみに、MBA留学を目指している方で、「生涯8回まで」という受験制限が2016年12月に実施開始される以前にすでに何度かGMATを受験してしまった場合は、必要書類を提出し例外申請することで再受験を認められ、ビジネススクールにスコアも送付できる可能性があります。

例外の申請方法は、以下のページから問い合わせることができます。

http://www.mba.com/global/service/contact-us.aspx

Improve your Vocabulary for TOEFL and IELTS Speaking Tests – by Dan Bates

Hi everyone, I’m Dan and today I’m going to give you some advice on how to improve your vocabulary for your TOEFL and IELTS speaking tests.

I’ve noticed that many of mys students find it difficult to express themselves when it comes to talking about their feelings and emotions in English. All too often, my students will rely on ‘basic’ or neutral vocabulary to describe how they were feeling. For example, “I was happy/sad/tired/angry” or “It was fun/nice”. Using this ‘simple’ or ‘neutral’ vocabulary (in bold) limits your ability to truly express your feelings and can have a negative impact on your grades in TOEFL and IELTS. Only using simple vocabulary in your speaking test can limit your TOEFL score to a 2, or your IELTS Lexical Resource score to a 5.

However, talking about your feelings is an easy opportunity to use some more advanced vocabulary and boost your scores.

So, what should you do? First, learn some less common synonyms and phrases for emotions. I’ll get you started with the emotion ‘happy’.

Common/neutral word Less common word
happy delighted, ecstatic, chuffed (Brit. Informal)

These three adjectives are direct synonyms for ‘happy’, and can simply replace ‘happy’ when describing a joyous occasion. If you can use an idiomatic phrase too, the grader/examiner will definitely be impressed. Here’s an idiom for ‘happy’.

‘happy’ = ‘over the moon

You can also use some collocations using a modifier with the adjective, as below:

‘very happy’ = ‘deliriously happy

You can now express yourself with a number of words and phrases that are sure to catch the grader/examiner’s ear. The great thing about focusing on vocabulary for feelings and emotions is that they are very adaptable to a whole range of questions. It doesn’t matter what the topic of the question is, you can always talk about how the topic makes you feel. Here are some more examples:

Common/ neutral word

Less common word Idiom

Collocation

sad depressed

‘I was depressed when I didn’t get the job.’

down in the dumps

‘I was down in the dumps when I didn’t get the job.’

incredibly sad

‘I was incredibly sad when I didn’t get the job.’

tired exhausted

‘I was exhausted after the tennis match.’

dead on one’s feet

‘I was dead on my feet after the tennis match.’

completely drained

‘I was completely drained after the tennis match.’

angry furious

‘My dad was furious after I damaged his car.’

fly off the handle

‘My dad flew off the handle after I damaged his car.’

absolutely furious

‘My dad was absolutely furious after I damaged his car.’

So, go ahead and find some words, idiomatic phrases and collocations for the other feelings and emotions (you can start here: http://www.thesaurus.com/ )* and then practice using them to answer the following questions.

Speak for 30 to 45 seconds on the following topics:

  1. your happiest childhood memory
  2. your favourite pet
  3. a memorable day from high school
  4. a place you enjoy visiting

Record your speech on your phone then listen back to check you used the less common words and phrases in your answers. Practice until it becomes natural to use these words.

Finally, remember to take risks and do use these words when you take the exam. It’s better to use less-common words (even if you make some mistakes) than playing it safe and using simpler vocabulary. If you can start using these words more frequently, you’ll be ‘over the moon’ with the results!

*When you use a thesaurus, you should also check the synonyms in a dictionary to ensure you understand the nuances in meaning.

GMAT「前半の問題の重要性」について – by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

今回は、GMATの採点方法に関しての有名な都市伝説の1つに関して、詳しく解説したいと思います。

GMAT Verbal/Quantitativeセクションの採点方法については、「受験者のレベルに合わせて問題の難易度が変動する」「難しい問題ほど重要度が高い」「最後まで終わらないと厳しいペナルティがある」ということ以外、詳しいアルゴリズムは正式に発表されていません。

そのため、1997年にGMATがペーパー試験からコンピュータ試験に変わって以来、試験での時間配分のベスト戦略については、試験対策校や受験者の間で様々な憶測がなされてきました。

広く語り継がれているGMAT都市伝説としては、「GMATの試験では、最初の10問が決定的に重要だ」あるいは「最初の5問は絶対に間違えてはいけない。最初を間違えると、後半どんなにがんばっても、高得点は出ない」などという話が有名です。

しかし、試験運営会社であるGMACは、公式サイトでもOfficial Guideの中でも、「最初の10問が決定的に重要である」という「神話」をはっきりと否定しています。

この都市伝説がもたらす最も大きな弊害は、試験の途中で易しい問題に出合ったとき、「前半で間違えてしまったので、ここからは、どんなにがんばっても今回のテストでは高得点を取れないのではないか?」と不安にさせられてしまうことです。

たしかに、ほとんどの日本人が満点を目指すMathセクションでは、最初の方の平均レベルの問題を間違えてしまうと満点近くを取ることが難しくなるため、50~51点を目指す場合は1問も落とさないほうがいいのは事実です。(最初の何問かを間違えても48~49点を出すことは可能です)

一方、Verbalでは、そもそもMathとは前提となる「目標スコア」が大きく異なります。

例えば、トップ校と言われるビジネススクール出願で有利になるGMATトータル700点~740点以上のスコアを狙う場合でも、Verbalの場合は45点以上を取る必要がありません。

Math が50点近くあれば、Verbal 30~40点でトータル680~740点になります。

したがって、Verbalセクションでは、最初の問題にそれほど極端にこだわる必要はないのです。

Verbal 30~40点を目指そうとする場合には、最初の方で何問か間違えても、後半で挽回して、全体的に相当の実力を発揮できさえすれば十分に目標スコアを達成できるわけです。

以上の点を踏まえると、やはり試験の前半で時間をかけすぎて後半を急いでしまうのは、賢明な時間配分とは言えません。

ただ、多くの受験者の方は、苦手意識があるVerbalセクションに入ると緊張してしまうからか、「Verbalの最初の数問が非常に難しく感じた」という失敗談を語ることが多いです。

それを踏まえると、「最初の数問は慎重に解き始めるべき」という試験戦略はある程度、理にかなっているとも言えます。

結論としては、特にVerbalセクションでは、試験の最初から最後までコンスタントなペースで実力を発揮できるように、「どちらかと言うと、最初の方を慎重に」という程度のバランスの取れた時間配分がベストなのではないでしょうか。

TOEFL iBT®: Campus Conversationのススメ — by 松園保則

皆さん、こんにちは。新しくなったブログでは初めて登場する、TOEFL/IELTS講師の松園です。

前のバージョンのブログでは、TOEFL iBT®の「アカデミック」なコンテンツを何度か書きました。久しぶりに書く今回のブログでは、角度を変えて「Campus Conversation」について触れてみたいと思います。

TOEFL iBT®は「アカデミックな題材」という印象が強く、TOEFL iBT®に関する話題の中で影を潜めているのが「Campus Conversation」です。Campus Conversationとは、The Official Guide to the TOEFL® Test Fourth Edition p. 14の“Conversations in an Academic Setting”に該当するもので、Listeningにおいて2~3題、Speakingにおいて2題(Task 3&5)登場します。

私はアゴス渋谷校でTOEFL Listening関連のクラスを長年担当していますが、このCampus Conversationに対して苦手意識がある生徒さんが案外多いと日頃感じています。また、TOEFL対策において、講義形式の題材を優先してCampus Conversationを後回しにしている方も見かけます。講義形式に対する対策が大事なのは言うまでもありません。ただ、私としては、Campus Conversationを苦手とする方はもちろん、これから留学するかどうか悩んでいる方や、日常会話独特の言い回しをたくさん知りたい方などにも、Campus Conversationの題材を使った学習を強くオススメしたいと思っています。以下に、その理由をいくつか挙げてみます。

* * * * *

1. 生の会話の速度に慣れることができる
Campus Conversationでは、2人の登場人物がある話題について3分程度会話をし続けます。その速さは、(英語圏を中心とした)留学先で繰り広げられる会話の速さとだいたい同じくらいだと私は感じています。Listeningに不慣れな方でCampus Conversationの題材を初めて聞くと「とにかく速い!」という印象を持たれる可能性が高いでしょう。そういった題材の音声を聞いたり、音声を聞きながらその音声をまねて後を追うように発する(これは「シャドーイング」という練習法です)といった練習を繰り返すうちに、自然とCampus Conversationの速度にも慣れてきます。結果として、「生」の会話の速度に対して「速い!」という印象が薄らいでくることが期待できます。

2. 留学生活を疑似体験できる
Campus Conversationでは、大学生(または大学院生)を主人公とした、キャンパスライフに関する話題が数多く登場します。履修手続き、講義やディスカッションの準備、コンピューターラボの使い方、寮生活におけるトラブルなどがその典型例です。このような話題に多く触れることは、別の見方をすると「留学生活を疑似体験している」ことになります。TOEFL iBTを受ける方のほとんどは、「今後留学すると決めている方」や「この先留学を検討中の方」だと思いますから、Campus Conversationの題材を通じて、「自分が留学するとこんなことが起こるんだなぁ」、「こんな問題点が起こったらこう対処してみよう」といった発見に繋がり、モチベーションアップも期待できます。

ちなみに、TOEFL Listening Campus Conversationでは、抱えている問題点に対して話し相手の女性に呆れられる男子学生や、4年生なのに1年生の授業を履修していなかった男子学生などの「ダメ男子」がよく登場します(笑)。

3. 口語独特の言い回しを多く学べる
Campus Conversationでは、口語独特の言い回しがよく使われていて、中には読んでも意味がつかみにくく感じるものも登場します。例えば、The Official Guide to the TOEFL® Test Fourth Edition p. 144で以下のようなセリフが出て来ます。

Professor:
How far along have you gotten?

皆さん、これがどのような意味かわかりますか?

これは、学生があるレポートの相談をするために教授に会いに来た場面で使われています。その際、教授が学生に対して「(そのレポートは)どのくらい進んでいますか?」と聞いているのが、先ほどの文の意味です。なお、far alongは「(プロジェクトなどが)進んでいる」という意味の表現です。

このような表現に遭遇した場合、単に「へぇ、そうなんだぁ」と感じて終わるのではなく、自分の身体の中にすり込むかの如く何度も発してみましょう。そして、すり込んだ表現を皆さんが英語で話す時に積極的に使ってみましょう。すると、「あの時覚えた表現を自分が使えている!」といった喜びを感じられるはずです。

ちなみに、TOEFL iBT Listeningの過去問を分析する中で、”get the hang of(…のコツを掴む)“という表現に遭遇したことがあります。この表現は、私がイギリスの大学院に留学していた頃に、論文の指導教官に対して授業に関する相談をメールでやりとりしていた中で、自分が考えたアイデアに対して指導教官が”You’ve gotten the hang of them, Yasu!(ヤス、コツを掴んだわね!)と返答してくれた時に使われていた表現です。留学中に指導教官からいただいた表現に何年も経過した後にTOEFLの過去問で遭遇するというのは、この仕事をしているからこそ起こることなのだろうと感じています。

* * * * *

「生の会話の速度に慣れることができる」、「留学生活を疑似体験できる」、「口語独特の言い回しを学べる」といった良さを噛み締めながら、Campus Conversationの題材を是非ともフル活用していただきたいと願っています。

Giving Full Answers in Speaking Tests – by Mark Feeley

Hi everyone, and welcome to the instructor blog! I hope your studies at Agos are going well.

I’m Mark, and today, I’m going to be talking about the importance of more fully explaining your ideas in speaking tests, and how this can help you to improve your score. Although I’ll be using an example from an IELTS test, you can use a similar approach to the TOEFL Independent Speaking tasks.

A lot of test takers in Japan struggle to give full answers in the IELTS or TOEFL speaking tests, but it’s very important to fully explain your ideas. This is true for the IELTS or TOEFL tests, but is also crucial in MBA interviews and in the university seminars you will attend in the future.

Take the following example. Here is a typical IELTS Speaking Part 1 question (you may also get similar questions in TOEFL Speaking Task 1):

‘What do you like about the area where you live?’

A typical answer might be:

‘I like my area because it is convenient, and… er…’

The problem here is that a word like ‘convenient’ means many things.  It can also mean many different things to different people, so you should explain what you mean.

A much better answer to this type of question might be something like:

‘What I like about where I live is that it’s convenient. For example, it’s close to the shops, so if I need something to eat I can quickly nip out of my apartment and grab a bite to eat at a local store. Also, there are loads of clubs and bars near where I live so if I want to catch up with my mates at the weekend it’s quite easy and I know it won’t cost me a fortune for a taxi back home.’

As you can see from this example, not only is the answer more clearly explained, but giving a full answer gives you the opportunity to use a wide range of vocabulary (and grammar), including some less common phrases such as ‘nip out of my apartment’*, ‘grab a bite to eat’* and ‘mate’*. By more fully answering questions, you will also therefore be able to demonstrate to the examiner or grader the range of vocabulary that you are able to use.

Also notice how we can use fairly simple linking words (marked in bold in the example) to expand and join our ideas together. The example above uses a simple way of expanding your ideas, like this:

Example 1 → so…→ and…         Example 2 → so…→ and

So how can you improve? The most important thing is to practice a lot, and try recording your speaking. After you have finished, listen to your speaking and ask yourself whether there is anything that you could add to more fully explain your answer. Better still, ask a classmate or teacher to check for you, as they may be able to notice something that you can’t.

I hope you find this useful. Good luck with your studies at Agos!

*‘nip out of my apartment’ = leave my apartment for a short time and come back

*‘grab a bite to eat’ = quickly get something to eat

*’mate’= British English (informal) meaning ‘friend’ – US English equivalent is ‘buddy’

速さ vs. 正確さ– by 中山道生

アゴス・ジャパンGMAT講師の中山です。

GMAT 初学者の方々からよくある質問に、「練習問題を解く際に、今のうちから1問ずつ時間を守って制限時間以内に解くようにした方がよいですか、それとも、最初のうちは時間を気にしないでじっくり考えて正解率を上げることを目指した方がよいですか?」というものがあります。

「速度」を重視するか「正解率」を重視するか、そのバランスをいかに維持するかはあらゆる試験における大きなテーマだと思います。

初心者のうちから、最終的に試験を受ける段階で守るべき制限時間を意識することは非常に重要です。

かといって、時間内に急いで解答しようとすると、ほとんどの問題を間違えてしまうようであれば、練習問題をこなす意味があまりなくなってしまいます。

そこでお奨めなのが、「解答欄2つ」方式の練習法です。

手順は以下の通りです。

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(1)「時間厳守」の解答欄と、「正解率重視」の解答欄の2つを用意しておきます。

(2) 1問ずつ、時間を測りながら問題を解きます。

(3) 制限時間になったら、どんなに難しい問題であっても、消去法テクニックなどを活用しながら「時間厳守」の解答欄に解答します。

(4) 制限時間内に納得した回答を選べていない場合は、いったん「時間厳守」の解答欄に解答した後、納得できるまで考えてから「正解率重視」の解答を選びます。(この場合でも、5分以内が目安です)

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「時間厳守」の解答欄と「正解率重視」の解答欄の答えが一致しないことが多い間は、まずは正解率を一定レベルまで向上させることを最優先し、正解するためにどのように考える必要があったのかを心から納得するまで復習することが重要です。

もし、「時間厳守」の解答欄と「正解率重視」の解答欄の答えが一致する問題が多い場合は、消去法テクニックで十分に正解率を高めることができるということですので、完全に納得するまで余分に考えた時間はほとんど無用であったことになります。

ここで重要なのが、考えている途中は、できるだけ時間を確認しないことです。

GMAT 本試験では、スクリーン上で残り時間は確認できますが、1問1問の経過時間は確認できないからです。

感覚的に「まだ1分以内のはず」「もう2分以上経過してしまっているかも・・」などと自分で判断しながら、解答します。最終的に解答する選択肢を決めた時点で時間を確認して、予測よりオーバーしてしまったか等、感覚がずれていないかを確認します。

試験では、ほぼ必ず「どんなに時間をかけても正解するのが難しい」という問題に出合うものです。

試験の序盤であっても、体内時計の感覚で制限時間になったと感じたら、選択肢のどれかを選んで、心の未練を断ち切って次の問題に進むことが重要です。

アゴス・ジャパンGMATクラスでは、短時間でも正解率を落とさずに速く正確に解答するテクニックを数多く紹介しています。

今回の内容に関してご不明な点がありましたら、講師にお気軽にご質問ください。

「何となくわかった気になっている症候群」を脱しよう — by 小林朋子

こんにちは。TOEFL / IELTS講師の小林です。今日は、英語を何となくわかった気になっている現象を脱することについてお話します。

英語を読んでいる時、単語の羅列を見て、その中の知っている単語から予測して一応何となくわかった気になっている方は少なからずいます。でもそういう方のスコアを聞いてみると、TOEFLで言えば15点(30点中)のように20点にいっていない方ばかりです。そういう方は、英語の文の構造、構文、論理展開など重要な視点で英語を読んでいないのです。例を挙げてみましょう。

次の文を20秒で読んで下さい。文構造(SV等)をつかめますか?

Room for a kitchen table, intended to be used by the household for informal family meals rather than by the kitchen staff for preparing meals, was provided.

文中にカンマがあるので、時間をかければそれ程難しくないと思います。文構造は、Room was provided. です。文構造を捉えられないと、intendedが動詞かな?などと思ってしまうことがあるようです。文の構造を捉えることによって、正確に読むことができるようになります。因みに冒頭のRoomは無冠詞なので「部屋」ではありません。場所とか空間といった意味です。

構文ではどうでしょうか。次の文を読んで下さい。

These conditions are hostile to plants, making it difficult for new growth to become established in the enriched soil.

makingがどういう使い方なのか、またmaking itのitが何を指しているか理解できますか?makingは分詞構文、itは仮目的語で不定詞to become~を指しています。高校生くらいで理解できる構文です。

では、次の文の論理展開を考えてみましょう。

While most physicians refused to deal with Beethoven after encountering his ill temper, supporters of his music refused to abandon him because of the radical changes he had brought about as a composer.

冒頭のWhileは対比の関係を表します。何と何が対比されているでしょう? 「ほとんどの医者がベートーベンを診ることを拒否した」という内容と、「ベートーベンの支援者は彼を見捨てることを拒否した」。ざっくり言えば、一方はベートーベンを見捨て、他方は見捨てないという対比です。さらに支援者が見捨てない理由も述べられています。「作曲家としてベートーベンがもたらした根本的な変革」です。つまりこの一文の中に、対比と因果の論理関係が含まれています。このような論理関係は文と文の関係でもよく見られます。TOEFLやIELTSの英語を読むときは、どのような論理展開になっているのかをしっかり意識して捉えていくことが重要です。これはリスニングの講義を聞くときも同じです。

これまで述べてきたような読み方ができていけば、TOEFLやIELTSのリーディングだけでなく、留学してからの学習でも役立ちます。何となく読むのではなく、意識して読んでみましょう!

8回制限を超えたGMAT予約が無効にされました — by 中山道生

アゴス・ジャパンの中山です。

「生涯8回まで」という受験制限を越えて2月1日にオンライン予約できていたGMAT試験ですが、やはり予想通り規則違反ということで一方的にキャンセル&返金になってしまいました。

以下、Pearsonからのメールを引用します。

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Dear GMAT candidate,
Our records indicate that you have scheduled a GMAT exam that is outside of our new policy that limits the number of exams to eight for any one individual.  Your appointment will be canceled and fully refunded.
If you believe that there are extenuating circumstances and would like to apply for an exception to this policy, please send your request along with any documentation to ********@pearson.com.
Best regards
GMAT Customer Service Team
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メールによると「情状酌量の余地がある場合は証拠書類を添えて例外申請できる」とのことですが、、、、
そもそも、今回の「生涯8回まで」というGMAT受験制限は、他人に試験問題内容の情報を有料で提供する不正な受験業者を駆逐するという趣旨で設けられたらしいです。
そうなると、私がGMAT講師だということを証明する書類をGMAC に提出しても、(なおさら)例外として受験を承認されるのは難しいと思われます。
GMATをもう一度受験するためには、ポリシーが再変更されるのを待つしかないかもしれません。

Grammar for IELTS Writing – Using a variety of complex structures – by Danny Robinson

Hi everyone, my name is Danny and I teach IELTS classes here at Agos.  Today I’m going to give you some advice about how you can start to show more grammatical range in your writing.

Why is using a range of grammar important?

To achieve the higher bands for the IELTS Grammatical Range & Accuracy criterion (Band 6 or above) in writing, you have to show that you can accurately and flexibly use a variety (range) of structures, including complex structures. If you only use simple structures, you will be limited to a 5 for this criterion.

This means that you need to be very aware of the structures you are using, otherwise it is very easy to just use the same patterns again and again.  Here are some strategies for avoiding this.

Strategy 1: Changing the order of the sentence

There are many ways that sentences can be structured.  So one of the simplest methods of avoiding too much repetition and showing grammatical range is to simply change the order of the different language “chunks” that make up the structure you are using.  Here is an example of this using a sentence from a typical Task 1 graph analysis essay:

 Over the period shown, the number of crimes committed by children under 15 years of age increased significantly to just over 30% of the total reported in 2010, rising from around 10% in 1990.

 This can be changed to the following sentence, which expresses exactly the same ideas:

Rising from around 10% in 1990, the number of crimes committed by children under 15 years of age increased significantly over the period shown to just over 30% of the total reported in 2010.

Strategy 2: Change the verb forms

Slightly changing the grammar of the verbs can create another different structure:

 Increasing significantly over the period, the number of crimes committed by children under 15 years of age rose from around 10% in 1990 to just over 30% of the total reported in 2010.

Strategy 3: Using a good balance of sentence lengths

However, also remember that good writing is about clearly and precisely expressing what you want to communicate as simply and efficiently as possible.  Unnecessary complexity can also be a problem.  A balance is best.  You should always aim to express yourself in the simplest and clearest way possible while considering the complexity of the idea or information you are expressing.  If you can achieve this balance, it should also have the positive effect of making your writing more engaging for the reader.

A useful starting point for assessing how well you are achieving a balance between clarity and efficiency, as well as showing that you can use complex structures accurately and flexibly, is by considering sentence length.  A series of long complex sentences with several subordinate clauses is just as boring to read as several short simple sentences, and again, may actually reduce clarity by being unnecessarily difficult.

  • Avoid adding subordinate clauses for their own sake:
 The process of industrialization has resulted in the raising of the economic performance of many of the poorest countries in the world.  

 This can be changed to the following sentence, which expresses the same ideas more efficiently:

 Industrialization has boosted the GNP of many poorer countries.

While this first sentence demonstrates impressive complex grammar it isn’t really necessary to express the writer’s point.  It is OK to include some sentences like this, but if all your sentences are this length, your writing may become overly complex and difficult to read.  Also, you will be more likely to make errors, and you will probably find it difficult to include everything you need to say within the time limit of the test.

  • Break up long sentences when possible:
 The immediate effects of reducing government support for the unemployed would probably be to cause protests from charities, to make richer people who pay higher taxes happier, and to scare people on lower incomes, who have long benefited from such programmes.        

 This can be changed to the following sentences, which express the same ideas more clearly:

 Reducing government unemployment support would probably have three immediate effects. Firstly, it would cause protests from charities. Secondly, richer people who pay higher taxes would be happier. Lastly, it would scare people on lower incomes, who have long benefited from such programmes.         

  • Combine short sentences

Equally, if you have a series of one or more very short sentences, see if it is possible to combine them, without losing clarity, by using conjunctions and/or punctuation.  In fact, sometimes this might actually improve clarity as well as efficiency:

 Television can be a useful educational tool. It is a tool that prevents education.

 This can be changed to the following sentence, which expresses the same ideas more clearly:

 Television can be an educational tool, but it may also prevent education.

How can I improve?

Achieving the best balance between showing a range of grammar knowledge and flexibility, without allowing your language to become overly complex and difficult to read requires a lot of practice.  Here are some things you can do:

  • Study different grammar patterns
  • Analyse model answers to see how other people use a variety of grammar
  • Read and analyse texts related to common IELTS topics that you can find in English newspapers and a variety of online sources
  • Apply some techniques to answer real IELTS questions

With study and practice, you can improve your grammatical range and flexibility, and so achieve your IELTS writing scores.  Good luck and perhaps I’ll see you in class soon!