【英国へのビザ取得ルール改定に関して】

2015年4月6日以降、英国の学生ビザを取得するにあたり、新たな注意事項が英国内務省(移民局)より発表されました。

注意事項の大部分は、進学先コースが大学学部課程未満のプログラム進学の際に注意が必要となるSELT(Secure English Language Tests)に関してです。
4月6日以降、SELTの英語力証明の際には、『UK Visas&Immigration』が定める試験の受験が必要となり、また指定会場のみでの受験という新たなルールが出来ました。(日本では現在、東京と大阪のみ)

■Approved Secure English Language Tests and Test Centres from 6th April 2015

クリックしてApril_2015_Approved_Secure_English_Language_Tests_and_Test_Centres_v1_0.pdfにアクセス


通常、修士課程や学部課程などに直接進学される場合は、SELTのルールではなく、教育機関の方針が重要となりますので、下記ご参照ください。

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●MBA含む大学院課程またはそれ以上:
教育機関が入学を判断する試験を決めることが出来るため、IELTS以外のTOEFL(R)なども学校が認めていれば利用可能

●大学学部課程:
教育機関が入学を判断する試験を決めることが出来るため、IELTS以外のTOEFL(R)なども学校が認めていれば利用可能

●学部短期留学/交換留学:
各教育機関(大学)により、ビザ発行の際に割り当てる英国資格指標(NQF)が異なる為、SELTルールに準ずる必要があるか、学部課程と同様に扱われるかは、注意が必要です。

●英語コースを含む学部課程未満:
SELTルールが適用となります。なお、学部や大学院進学時も事前英語準備コースから進学する際にはSELTルールが適用される可能性がありますので、ご注意ください。

※今まで通り、大学・大学院進学の際には、教育機関ごとの規定、判断となるため進学希望先のウェブサイトなどに注意し準備を進めていただくことをお奨め致します。
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なお、上記に基づき、今後IELTS試験は従来のものに加え新しい試験が導入され、申し込み先も異なります。
お申し込みの際にはご注意ください。
今後準備を進める際には、進学希望先の教育機関がどの試験を受け入れているかを事前にご確認いただいた上で、試験の申し込みを進めることをお奨め致します。

■IELTS 試験および申込先
・IELTS Academic (公 益財団法人日本英語検定協会)
・IELTS General (公益財団法人日本英語検定協会)
・IELTS for UKVI Academic (British Council)
・IELTS for UKVI General (British Council)
・IELTS Life for Skills A1 (British Council)
・IELTS Life for Skills B1 (British Council)

(公益財団法人日本英語検定協会)
http://www.eiken.or.jp/ielts/
(British Council)
http://www.britishcouncil.jp/exam/ielts