こんにちは。
アゴス・ジャパンの並木です。
今年もあっという間に11月になり
すでに紅葉のシーズンにもなっていますね。
そんな風流に脇目も振らず、海外大学院進学を目指す方は、正に出願シーズン真っ只中ですね。
MBA留学を目指す方は、そろそろ2ndラウンドも見えてきた頃。
ここが最後の勝負どころです。
体調管理に気を配り、ラストスパートをしっかり駆け抜けましょう!
さて、
そんなMBA留学を目指す中で、誰もが悩むことの一つが学校選択。
多くの方が、まずはランキングから行きたい学校を選び、
その目標の大学院合格に向けてTOEFLやGMAT、出願書類の対策などをしていきますよね。
ただ、
学校選択というのはそんなシンプルなものなのでしょうか?
ランキングからの選択は間違ってはいません。
しかし、そういった定量的なものだけで決めていいものなのでしょうか?
実は、そんなポイントを突いたイベントを先週末に実施いたしましたので、レポートもかねてお伝えしたいと思います。
今回のイベントは、アゴス初の『現地在校生とのオンラインLive中継イベント』
パネリストして参加くださったのは、
●岸谷 祥平さん Columbia Business School (Class of 2018)
●新谷 麻里子さん UC Berkeley Haas School of Business (Class of 2018)
●長谷川 竜也さん Darden School of Business (Class of 2018)
の3名
今回のイベントkeyメッセージが『学校選択の重要性』となったきっかけは
留学してすぐに新谷さん・長谷川さんとSkypeで連絡を取っていた時の会話でした。
「学校によってカラーの違いがあるのは認識していたが、入学してさらに痛感した。これを今、留学準備に尽力している人にも伝えてあげたい!」
彼らは、入学前にも『海外MBAドットコム』という団体にて、後世のMBA志望者に対して熱意を持ってサポートしており、元来この姿勢には感銘を受けておりましたが、是非彼らの言葉を、現地から、リアルタイムで感情や雰囲気と共に届けてあげたいと思い、実現しました。
現地時間では夜の10時近くにも拘わらず、パネリストの皆さんが各地(岸谷さんはメキシコ)からSkypeにて参加くださいました。
イベント内では、
前半の一時間を『入学審査官の見る視点』と共に学校選択と出願書類の関連性などをレクチャー形式とし、
後半一時間がパネリストの方とのQ&Aセッションとなりました。
なかなか、現地の在校生と直接話す機会などは滅多にもてないこともあり、イベント参加された方も質疑と共に真剣に話を伺っていました。
パネリストからは、
・学校の特徴(カリキュラムやリーダー育成方針)
・生活環境
・行ったからこそ分かった事
など、実際に現在MBA生活を送っているからこそ感じる声を聴くことができました。
私からもいくつかの質問を投げかけましたが、特徴的だったのは
「今の学校を選んで自分に合っていたと感じるか?」
に対して3名ともが揺ぎ無いYESの返事であったこと。
シンプルなことですが、実はこれはものすごく重要なことと感じます。
よく、MBA留学準備のプロセスは就職活動に似ている、という表現がありますが、これは強ち間違っておらず。
就職活動を経て、いい企業には入ってみたはいいものの、なんか自分のやりたいこと・思っていたものと違った。。。
ということは良く聞きますよね。
MBAの学校選びも同じこと言えたりもします。
MBAを業界、学校を企業
と例えるとわかりやすいかもしれません。
「コンサル業界の有名企業に入ってスキルを高めます」
は
「有名大学のMBAに入って経営のスキルを学びます」
というぐらい、個々の学校選択が漠然としていことに近いのです。
例えばパネリストからは、
Haasでは、組織内でのリーダーシップの取り方を重視し、
Dardenでは、CEOになるための育成を重視、
という丸っきり異なる人材育成像がありますし。
ColumbiaはFinancial大学院だ、なんてイメージがありますが、行ってみればFinancialバックグラウンドでなければ
ついていけないなんてこともなく、むしろFinancialが弱いと思っている方でもついていけるようにプログラムがしっかり構成されている、など。
学校のカラーを参加者の方にわかりやすいように説明されていました。
このように、学校(企業)にカラーがあれば、それが自分に合っているのかどうかが、充実したMBAライフを送れるかどうか、
さらに言えば、目指すべきキャリアプランに活かせるのかにも関わってきます。
こう考えると、「自分が今いる場所が、自分に合っている!」と胸を張って言えることは、とても重要で素晴らしいことだと思います。
学校選択の際にどのようなことを意識したか、という会場からの質問に関しても、
「恋愛と同じようなもの」
なんていう、少し会場が微笑ましくなるような例え話も交えながら、
いかに自分をシッカリと見つめ直すかと共に
いかに相手に寄り添ってシッカリと相手を理解するか
の重要性も説いてくれました。
MBA留学を目指し始めたばかりの頃は、ランキング・有名校という選び方は間違ってはいないと思います。
ただし、
出願の際には、自分を知り・相手をよく知った上で、学校とのフィット感を確認して、自分はココだ!とmatchする学校を選んでいただければと思います。
そこまで、自分も相手も知ることができれば、
・なぜその学校なのか
・なぜその学校がアナタを選ぶのか
の説得も強くなってくるでしょう。
これからMBA留学を目指す皆様には、自己分析・学校リサーチというトコトン突き詰めていく大変なプロセスを経て、
是非自身に合ったMBA留学を勝ち得ていただければと思います。
学校選択の方法や、これからの準備に不安や疑問がある方は、是非私共アドバイザーにご相談ください。
自分だけで考えていては見えてこない世界をお伝えすることができると思います。
ご相談ご希望の方は、是非以下のフォームよりご予約ください。
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