【2012年MBA】TOEFL iBT(R)特別セミナー「TOEFL(R)TEST指導のプロフェッショナルが核心に切り込む!」

去る2011年11月24日、大阪にて英語教育関係者向けにTOEFL iBT(R)指導法に関するセミナーを実施いたしました。

企業において英語の社内公用語や若手社員の海外経験といった取り組みが実行される一方、文部科学省でも高校生や大学生の留学者数を大幅に増加させる施策が計画されています。 そのような時流に伴い、アゴスでも高等学校や大学からのTOEFL iBT(R)TEST対策に対する問い合わせが増えてまいりました。

特に大阪府では、「実践的英語教育」強化事業として、TOEFL(R)TEST指導のための経費をTOEFL iBT(R)での獲得スコア上位の高等学校に対して助成するという方針を、当時の府知事が打ち出したこともあり、その関心は益々高まっているようです。
そのようなニーズの高まりから、当校では英語教育関係者に対象を絞ったセミナーを大阪と東京で開催するに至り、先日その大阪でのイベントが無事終了いたしました。

当日は、高等学校や大学で実際に英語指導を行っている教員の方々をはじめ、大学の国際交流部門で海外の提携校への送り出しを担当されている職員の方々にもご参加いただくなど、TOEFL iBT(R)TESTに対する参加者の関心の高さがうかがえました。

今回は、当校執行役員の佐々木によるアゴス・ジャパンの指導方針やスコアアップ実績の紹介に続き、2名のTOEFL(R)TEST講師(Writingセクション担当:松園保則、Speakingセクション担当:Lance Morreau)による指導法セミナーを行いました。もともとReadingセクションやListeningセクションと異なり唯一の正解がないうえに、自己学習が難しいとされるIntegrated Taskを扱い、当校の攻略法の一部を模擬授業のかたちで体験していただきました。Writing、SpeakingそれぞれのTaskで問われていることをまずはしっかりと理解したうえで、どのような点に注意して解答を構成して実際にエッセイを書く、または、話していくという解答の一連のプロセスを、出席者のみなさまには熱心にノートを取りながら参加していただきました。

講義終了後は、TOEFL iBT(R)TESTについての知識が豊富な教員の方々からも積極的な質問が出ました。
「Writingセクションでは、時間内に書き終わらず中途半端な形で終わると減点されると聞いたが、Speakingセクションではどうなのか?」 「Writingではコピー&ペーストはご法度でparaphraseしなければならないと聞いたが、Speakingでもそうなのか」など、やはり英語教育に直接関わっている方ならではの、詳細に切り込んだ質疑応答が交わされました。