TOEFL iBT(R)TEST攻略法 無料セミナー

3回シリーズ第2回 TOEFL iBT(R)TEST攻略法 Speaking編


Independent Task攻略

1. 特徴を正しく理解する

Independent Task攻略の第一歩として、代表的な特徴を正しく理解 しましょう。

[タスク数]
・2つ (Task 1・2)
[流れ]
・Preparation (15秒) → Speaking (45秒)
[特徴]
・メモ取りが可能
[Sample Question (Task 1)]

You have the opportunity to visit a foreign country for two weeks. Which country would you like to visit?
Independent Taskは、Questionに対して15秒間の準備時間の後、45秒で 話すタスクです。

2. 答えと理由を決める

Independent Taskでは、Questionに対する「答え」と、答えをサポート する「理由」と「詳細」を語ることが求められます。そのうち、「答え」 と「理由」を15秒の準備時間でさっと決めることで、スピーチをスムーズ に始められます。上記のSample Questionに対しては、以下のような 答えと理由を使うことができます。

Sample Answer: Italy

Sample Reason 1: family * 現地に家族が住んでいる Sample Reason 2: food * イタリア料理が好き

授業では、様々なQuestionを使って、制限時間内で答えと理由を挙げる 演習を行います。特に、理由については、答えをサポートする適切な理由 の特徴も学びます。

3. 詳細を加える

理由の後には、関連する詳細内容を追加します。本番では、15秒の準備 時間で「答え」と「理由」は思いついても、「詳細」までは準備できない ことが考えられますから、現実的には「詳細内容を考えながら話す」こと になります。スムーズにこなせるまでにはトレーニングが必要になります ので、授業でしっかりと行っていきます。

ただし、「45秒」という時間を考えると、ボリュームの多い詳細情報を 目いっぱい語るのではなく、「必要な情報を追加する」状態を目指 しましょう。以下に、アゴスの教材からのサンプルをご紹介しますので、 一通り読んでみてください。

Sample Answer:

If I had the opportunity to visit a foreign country, I would probably go to Italy.

Sample Reason & Example:

First of all, I have a lot of family there. For example, I haven’t seen my grandmother in ten years. She’s getting pretty old, and I’m sure she’d be thrilled if I could come and see her again. She always asks my Mom when we are going to come.

4. 始めと終わりを大事にする

第一回目でお伝えしたように、TOEFL(R) Speakingセクションは、 「プレゼン力」が問われます。ですから、「自信のあるプレゼン」に 仕上がっている印象を採点側に与えることが大切です。その際、45秒の 始めと終わりは、採点側にとって印象に残りやすい箇所と考えられます から、勢いよくスタートし、自然なペースを保ち、息切れする(または そのような印象を与える)ことなく45秒を終わらせるよう心がけましょう。

5. ペースを乱さない

Independent Taskに慣れてくると、語れる情報が増えてくるため、 45秒内で全てを語ろうとするあまり、途中から駆け足になるなどペースが 乱れることが考えられます。しかし、現実には45秒内でスピーチを 終わらせることが義務づけられているわけではありません。事実、 「Official Guide」のサンプル音声を聞くと、「ハイレベル」と評価 されている音声でも、スピーチが完結しないまま音声が終了している ものもあります。完全に終わらせることを優先するのではなく、 「ペースを乱さずに堂々と語り続ける」状態を目指しましょう。