第三回の今回は、Reading セクション対策にあたり、受講生の方や これから学習を開始する方からの「よくある質問」を紹介します。
「よくある質問」が[Q]、それに対する回答が[A]です。
効率的にスコアアップをしたいのですが、何か注意点はありますか?
効果的な学習法を紹介する前に、非効率な学習法から紹介します。
・語彙力不足を自覚しているが、語彙力強化を先延ばしにする。
・問題演習に重点を置くという、「量」にこだわった学習のみをする。
・問題演習後、単語学習のみを行う。
・TOEFL(R)学習がある程度完了するまで本試験を受けない。
・学習の早い段階から語彙力強化を行いましょう。その際、継続的に 学習ができ、記憶が継続する方法を自分なりに確立することが大切に なります。
・学習の最初の3ヶ月は「質」にこだわり、問題を多くこなすこと よりも1つ1つのパッセージや問題を丁寧に復習しましょう。 その後、「量」にこだわる学習に徐々に移行するとよいでしょう。
・問題演習後、解法プロセス(解法に至る思考プロセス)を書き出し、 間違えた理由を分析しましょう。間違えた理由が英語力であれば、 解答のために必要な単語を覚え、間違えた理由が解答力であれば、 解法を再確認することが大切になります。
・「本試験=実力診断テスト」と位置づけ、スコア自身に一喜一憂せず、 課題分析を丁寧に行いましょう。「本試験受験」⇒「課題分析」⇒ 「学習計画作成」⇒「学習計画実行」⇒「本試験受験」のサイクルで 学習されるとよいでしょう。
クラスを受講しているあいだ、学習時間はどのくらい必要ですか?
受講生の方に伺うと、復習と宿題をする時間を合わせて、それぞれ 平均して1週間に3時間から5時間くらいかけているという方が多い ようです。可能であれば、1週間に5~6時間かけられると理想的です。 週末にまとめてやるという方もいますが、目標を達成される方の 多くは平日に30分程度の学習を習慣化し、プラス週末に学習 されています。
本試験で最初の20分で解くパッセージでなかなか実力が発揮 できません。何かよい解決法はありますか?
以下の方法を試していただくと、実力が発揮できる可能性が高まる かもしれません。
・本試験の当日、学習済みの教材のパッセージを読みましょう。
・本試験で、頭が働き出すまでゆっくりと日本語に訳しながら 内容理解をしましょう。
・本試験で、一段落目を読んでも内容がよく分からない場合、 「解いていくうちに / 読んでいくうちに」内容が少しずつ 分かってくるだろうと、よい意味で開き直りましょう。
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