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3回シリーズ最終回 TOEFL iBT(R)TEST攻略法 Speaking編


Integrated Task攻略

1. 特徴を正しく理解する

Integrated Taskは数が多く、いくつかのタイプに分かれます。以下、 全体の概要を確認しましょう。

[タスク数]
・4つ(Task 3・4・5・6)

[内容別タイプ]
・Task 3・5: Campus Conversation
・Task 4・6: Academic Lecture

[タスク別タイプ]
・Task 3・4: 1. Reading (40 ? 50秒)
   2. Listening (60 ? 90秒)
   3. Preparation (30秒)
   4. Speaking (60秒)

・Task 5・6: 1. Listening (60 ? 120秒)
   2. Preparation (20秒)
   3. Speaking (60秒)

[特徴]
・メモ取りが可能

Integrated Taskには、学生同士によるCampus Conversation、 大学教授によるAcademic Lectureの2種類が存在し、ReadingとListening、 またはListeningのみを通じて理解した内容を話すことが求められます。 ですから、Reading, Listening(特にListening)力を身に着けることは、 Integrated Task攻略には欠かせません。

2. 効果的なメモを取る

Reading, Listeningではメモを効果的に取るようにしましょう。 メモをうまく取れることは、60秒間のスピーチを上手にこなす手助けと なります。アゴスでは、効果的なメモを取るための「オリジナル メモフレーム」を用意しています。

3. 指示内容を正しく理解する

Task 3〜6それぞれに特有の指示内容が出てきます。各指示を適切に理解 することで、ReadingやListeningでどのような情報を掴むことが求め られるかが見えてきます。全タスクのサンプル問題に一通り触れる際、 特に指示内容は事前に正しく理解するように心がけましょう。 以下は、Task 3の指示内容のサンプルです。

[Sample Direction (Task 3)] The man expresses his opinion of the announcement by campus parking services. State his opinion and the reasons he gives for holding that opinion.

この指示内容から、Readingでは「学校側からのアナウンス」、Listening では、学生の意見(アナウンスに対する賛成か反対)とその理由(賛成・ 反対を裏付ける内容)を掴み、それらをスピーチに含んで語る必要がある ことがわかります。

4. 順番を決める

Task 3〜6の指示内容が把握できれば、スピーチに含める情報の順番を 事前に決めることができます。あとは手元のメモに従って、掴んだ情報 をその順番に沿ってしっかりと語るようにしましょう。 以下は、Task 3の指示内容を踏まえて作成した、サンプルスピーチの 一部です。

Task 3用Sample Speech (一部):

The man thinks it’s a bad idea to renovate the parking garage. First, he says that the parking garage doesn’t need to be repaved. He says that he parks there every day, and that he hasn’t noticed any problems. He also points out that . . . Next, he mentions that . . .

このサンプルのように、「学生の意見」、「理由(+詳細)」を順番に 語ればいいとわかれば、気持ちを落ち着かせて語ることができるでしょう。 また、下線部は(多少工夫する必要は出てきますが)Task 3用の他の問題 でも使える定型表現です。このような表現も、授業ではしっかりと学習 していきます。

5. 始め・終わり・ペースを大事にする

第二回目でお伝えした「始めと終わりを大事にする」、「ペースを乱さない」 という心得は、Integrated Taskでも重要です。勢いよくスタートし、 一定のペースを保って終わらせて、「自信のあるプレゼン」に仕上がって いる印象を与えられるようにしましょう。