TOEFL iBT(R)TEST攻略法 無料セミナー

3回シリーズ第1回 TOEFL iBT(R)TEST攻略法 Speaking編


Speaking学習の心得

1. プレゼンテーション力を磨く

コンピューターに向かって一人で話す形式のTOEFL(R) Speakingセクション では、「プレゼンテーション力」が問われます。対面であれば気持ちよく 話せても、プレゼンテーションでは思うように話せないことは十分に 考えられますから、「プレゼンテーション力を磨くこと」は、目標スコア を取得する上で必須条件になります。

プレゼン力を磨く第一歩として、日頃から英語を発する習慣をつけ ましょう。英語を発する場面は、周りの人たちと英語で話す以外にも、 「Readingパッセージを音読する」、「Listening用音声を聞いて そのまま繰り返し発する」など、工夫次第でたくさん作れます。

次に、本番形式に沿って、時間を測って話す練習を取り入れましょう。 その際、「良いプレゼン」の特徴を意識することが大切です。 代表的な特徴として、「聞きやすい声量・ペース・発音・リズム・ イントネーション」といった「話し方」が挙げられますが、これはTOEFL(R) Speakingセクションの採点基準の柱の1つとされています。目標スコア 取得に向けて、「プレゼンとして相応しい話し方」を身につけましょう。

2. 発音を気にしすぎない

「話し方」は重要ですが、全ての発音を矯正する必要はありません。 TOEFL(R)はノンネイティブを対象とした試験で、ネイティブと同等レベル の発音ができることが目標スコアの必須条件ではありません。 TOEFL(R)公式問題集「Official Guide」のサンプル音声を聞くと、 「ハイレベル」と評価されている音声でも、発音という点では ネイティブと同等レベルだとは決して言えないことがわかります。 発音は極端に気にせず、「聞きづらく感じさせない発音を習得する」 ことを心がけましょう。

3. 原稿をざっくりと作成する

本番形式の問題に臨む場合、「どのような内容を、どのような表現を 使って話せばいいか迷ってしまう」ことが考えられますが、事前に 原稿をざっくりと作成しておくと、内容や表現に悩まず、話すことに 集中できます。アゴスの教材には、以下のようなサンプル原稿を 用意しています。

Task 1用Sample Draft (一部):

This is a great question. If I had the opportunity to visit a foreign country, I would probably go to Italy. First of all, I have a lot of family there. For example, I haven’t seen my grandmother in ten years. She’s getting pretty old, and . . .

これらのサンプルは、「内容」や「表現・文法力」といった、 TOEFL(R) Speakingセクションの採点項目を考慮した上で作成しています。 原稿を作成する際には、このような良質のサンプルを活用するように しましょう。

ただし、原稿作成に慣れすぎると、原稿なしでは話せないという問題に 直面しがちです。また、原稿通りに話そうとすると、 「独り言のような声量」、「言葉が詰まる」、「リズムが不自然」 といった話し方になりがちです。あくまでも原稿作成は、「本番対策の 取っ掛かり」という位置づけとし、慣れてきたら原稿作成から離れて いくようにしましょう。