第二回の今回は、Listeningセクション対策のための「攻略法」 を概観しましょう。
●耳だけでなく口を使う
・リスニング力をあげるための効果的な学習は、自分で発声しながら
練習することです。
・アゴスの授業では効果的な学習法を紹介しています。
●概要をつかむ
・聞く力が重要とはいっても、それは「100%聞き取れなければいけない」
ということではありません。
・正答する際に重要なのは「講義や会話の概要をつかむ力」です。
概要とは主題と論理展開です。まずは内容の概要を掴むことを
心がけてください。
●記憶より理解優先で
・聞こえた単語をすべて覚えなくてはいけないと思いがちですが、
TOEFL iBT(R)TESTでは長いパッセージも多く、実際にそのようなことは
不可能です。
・正答するために必要なのは、概要や論理構造を理解することです。
・覚えようというより理解しようという意識が重要です。
●ボキャブラリー学習
・Conversationでは、大学のキャンパス内で展開される話しが
主となります。
例)room and board「寮費と食費」、dean「学部長」、
grant「助成金」、bulletin「大学案内冊子」、
elective subject「選択科目」、
registration office「履修登録課」、tuition「授業料」、
audit「聴講する」、term paper「学期末レポート」、
dean’s list「成績優秀な学生リスト」、
thesis「学位論文」、plagiarism「盗用」、alumni「卒業生」
・Lectureでは、大学の講義が主となります。
・特殊な語彙を覚える必要はありませんが、キャンパス内での
会話やアカデミックな語彙の学習は必須です。
●メモ取りの注意点
・メモ取りは「義務」ではなく、「許可」であることを忘れない
ようにしましょう。ETSがメモ取りを許可した意図は、
「テスト環境をできるだけ実際の大学の教室に近づける」という
ことです。
・しかし、大学の授業とTOEFL iBT(R)TESTでは大きく状況が異なります。
大学では数ヶ月の授業が続いた後で、膨大な内容を含むテストに
答えるためにノートが必要となります。
・TOEFL(R)では音声を聞いた直後の選択問題に正解できるだけのメモ
があれば十分です。
・また、大学の授業ではライブならではの「間」がありますが、
TOEFL iBT(R)TESTでは十分な「間」とはいえない短いものしかありません。
・以下は本試験における主な注意点です。
1. 冒頭部分は基本的にMain Idea以外直接問われる可能性は
低いので、最初から焦ってメモを取る必要はありません。
2. 内容理解で出来てきて、余裕が生まれてからメモを取る
ぐらいのつもりで構いません。
3. 内容理解を妨げない範囲でメモを取るという姿勢で
臨みましょう。
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