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3回シリーズ第2回 Readingセクション対策 −攻略法−


第二回の今回は、Readingセクション対策のための「攻略法」を 概観しましょう。

設問を先に読む

・パッセージ全体を読んでから問題を解くよりも、問題を解きながら パッセージを読んでいくことをお勧めします。

・パッセージ全体を読んでから設問にあたる場合には、一般的に記憶に 頼って解答する傾向があり、あいまいな記憶に頼って解答してしまうと、 多くの場合「ひっかけ」に引っかかりやすくなります。

答えをサーチするイメージで読む

・読むというよりは「サーチする」というイメージで、重要情報を意識 することで、文章を読む際に、緩急がつくので時間効率につながります。

論理展開を把握する

・論理展開を意識し、文章全体の流れをつかむことが重要です。
・論理展開における3大重要パターンは「対比」、「因果関係」、 「抽象→具体」になります。
・Reading セクションで要求されている読解力は「大きく読む力= 論理展開を把握する力」と「小さく読む力=設問に関する部分だけは 精読する力」の両方になります。

解法パターンを理解する

・Readingセクションの設問パターンを理解し、設問パターンを意識 しながら読み進めることが重要です。

ここでは設問パターンの1つであるSentence Simplification Questionsについての攻略法の一部をご紹介します。

・アゴスの授業では10種類の設問パターンとそれぞれに対する攻略法 を解説していきます。

[設問文の例]

Which of the following best expresses the essential information in the highlighted sentence? Incorrect answer choices change the meaning in important ways or leave out essential information.

[問われていること]

 パッセージ内のハイライトされたセンテンスを別の表現で言い換えた 選択肢を選ぶ問題

[注意点]

・推論問題ではなく言い換え問題であることを忘れないように しましょう。

・どのようにSimplificationするかは問題作成者次第なので選択肢は 相対的に判断しましょう。

[迷った場合]

・言い換え表現を確認しましょう。
・意味が変わっていないかを確認しましょう。

・重要要素(意味上重要なSVOC)が抜けていないかを確認しましょう。

[典型的な不正解選択肢]

・意味が変わっている

・論理関係が不適当である。

・重要要素が不足している。

[Simplificationの方法]

・具体的内容を抽象化して言い換える。

・修飾語句を削除する、など。