合格者の声

2023年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:鈴木 敦士 さん
合格校:Columbia Business School
入学校:Columbia Business School

1.留学を志したきっかけ

ファイナンスを中心とするビジネススキルと海外経験の獲得が大きな目的です。私は不動産会社で働いておりますが、建築系のバックグラウンドであるためこれまで実務でしかファイナンスに触れてきませんでした。今後社内でマネジメントを目指すにあたり、包括的なファイナンス知識を学びたいと思いました。加えて、私は出張や旅行でしか海外を訪れたことのないいわゆる純ドメであり、この機会に海外経験を通じた多様なPerspectiveに触れることは自身のキャリアに有用であると考え、ちょうど社内の海外MBA制度が制定されるタイミングだったこともあり海外MBAを目指しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

上記の通り海外経験を得たかったため、また海外MBAの社費制度が開始されたためです。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

最終的にはColumbia Business School(CBS)及びLondon Business School(LBS)に絞りました。志望校を選定する大きな要因は①場所、②授業、③卒業生のネットワークでした。とりわけ場所については、世界のビジネスの中心であるニューヨークないしロンドンで学びたいという思いが強く、当初からこれらの都市の中心にある2校を志望していました。その中で特にCBSは不動産関連のクラスが多様にあり、不動産関連のクラブ活動も活発に行われていたため第一志望としました。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

【スコアメイク】
2021年4月から自学でTOEFLの学習を進めていましたが点数が伸びず、9月よりIELTSに転向しました。その後、10月に社内選考通過し、MBA受験準備を本格化させました。
当初は2022年の各校1st Round(9月~10月)の出願に間に合うようなスケジュールとして2022年初のIELTS完了、2022年6月のGMAT完了を考えておりました。結果、IELTSのスコアはやや不完全燃焼感がありましたが、GMATで巻き返し、当初想定のスケジュール通りに出願準備を進めることができました。
(結果)
2022年1月 IELTSスコアメイク完了(OA:7.0(R:8.0、L:7.5、W:6.5、S:6.5))
2022年6月 GMATスコアメイク完了(710(V:34、Q:51))
2022年8月 CBS出願
2022年9月 LBS出願、CBSインタビュー
2022年10月 CBS合格(J-Term)、LBSインタビュー辞退
【出願準備】
IELTSのスコアメイクが完了した2022年2月からGMATの学習と並行して出願準備を進めました。各校の学校説明会や在校生・卒業生との座談会には可能な限り出席するとともに、在校生や卒業生の方々とコーヒーチャットをすることで生の情報を得ることに努めました。そうして得た情報をエッセーやアプリケーションに落とし込むことで、自分らしい出願書類を完成させました。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

【IELTS】 典型的な日本人タイプであるReadingとWriting特化型であったため、対策ではListeningとSpeakingを中心に準備を進めました。
Reading:元々8.0程度は安定して取ることができていたため、IELTSの長文を毎日1題解くことで実力を維持しました。
Listening:通勤中や空き時間を利用しIELTSの問題(演習量を増やすためTOEFLも)を継続して解きました。
Writing:AGOSの講座を取り、IELTSの独特な問題パターン(大問1のデータ説明)に慣れるとともに、テストで利用できる表現を学びました。
Speaking:AGOSの講座を取り、Questionの型と回答の型を学びました。また、典型的な質問(自身の仕事についてなど)については回答を作成しオンライン英会話で練習しました。
【GMAT】
Quantitativeは元々数学が得意な部類に属していたためOGの問題を解くに留めました。
VerbalはAGOSの講座を取り基礎から学びました。根源的な読解力を前提として、特殊なルールが存在するため、講座なしには学習できなかったと思います。講座外にはOGの問題とPrepによる実践演習を行いました。スケジュールとしては、1月~2月でAGOSの基礎講座、3月?4月で演習で700点を目指した、OGの問題演習とPrepの演習(AGOSの演習講座含む)を行い、本番に臨みました。
IRやAWAもAGOSのパッケージのみで対策をしました。短時間で効率よく合格に必要な力を得ることができたので有用でした。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

【IELTS】
初回受験から4か月程で完了しました。当初はOA7.5の取得を目標としていましたが、受験予定校にOA7.5を必須とする学校がなかったこと、またWritingとSpeakingが6.5あり全体的にバランスが取れた得点であったことから出願する上でマイナスにはならないと判断しIELTSの受験を終了しました。
初回受験(2021/9)OA:6.5
5回目受験(2022/1)OA:7.0(R:8.0、L:7.5、W:6.5、S:6.5))
【GMAT】
2022年1月から準備し、約5か月で完了しました。
初回受験(2022/4)680(V:31、Q:50)
2回目受験(2022/6)710(V:34、Q:51)

7.出願準備について

【エッセー/アプリケーション】
AGOSの岡田先生と準備を進めました。3月からネタ出しを進め、各校の出願課題が出るタイミングから各校の要求項目に沿った内容でエッセーやアプリケーションを作成しました。エッセーのみならず、インタビュー等においてもそうですが、常に相手にはビジネススクールの入学審査官がいることを意識しました。全く自分のことを知らない相手に対し、規定のフォーマットの中で自身の伝えたいポイントをエッセー含めたアプリケーション全体で伝えきるように試行錯誤を重ねました。また、その中でたくさんの卒業生・在校生の方々とイベントやコーヒーチャットを通じてお話させていただき、重要なエッセンスとして加えました。
【インタビュー】
Speakingには苦手意識が元々あったので出願書類の提出前から準備を進めました。ネタ出しは引き続きAGOSの岡田先生と進め、練習はAGOSのネイティブ講師の他、外部講師やオンライン英会話を繰り返しました。コロナ禍においてマスクで顔が隠れるのをよいことに通勤時間においてもぶつぶつとつぶやいていました。私の場合、インタビューは一定程度「演劇」のようなものであると割り切り、典型的な自己紹介、Why MBA(this school)、Leadership Question等は繰り返しスクリプトを練習しました。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

【GMAT】
中山先生/岡田徹也先生:自学自習が困難なGMATにおいて基礎から演習までいつも明解な解説をいただき、学習を進める上で指針となりました。予定通りのスケジュールで目標スコアを達成したのは正に両先生のおかげです。
【出願準備】
岡田千瑞子先生:岡田先生には2月のコンサルティング開始から大変お世話になりました。毎週のセッションの中では密の濃い会話をさせていただき、私の内面まで理解いただけたことから、エッセーにもそれらが反映されて所謂「血の通った」ものができたと思います。また、イレギュラーなことばかりの出願準備の中で、豊富なご経験から私が対応に迷うときにも柔軟にアドバイスをいただけたのは精神的に大変サポーティブでした。

9.アゴスを選んだ理由

MBA受験が、スコアのみで判断される日本の一般的な大学受験と異なり、多様な要素(バックグラウンド、テストスコア、出願書類、インタビュー等)により判断されるという状況の中、AGOSを選択すれば多数の合格実績に裏付けられた様々な受験生の事例を知ることができると思ったためです。加えて、IELTS、GMAT、出願書類、インタビュー対策と、一気通貫で準備を進められることは魅力的でした。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

■スモールステップでプロジェクトを進めていくこと
MBA受験は一般的に長期間にわたる長大プロジェクトです。スコアメイク、学校選定、出願書類作成、インタビュー練習などやることは膨大にありかつ正解がないため圧倒されるかと思いますが、しっかりとそれらをかみ砕き、スモールステップに落とし込むことが肝要です。私の場合は、2022/1までにIELTS完了、2022/6までにGMAT完了を目標の時間軸にし、そこから月次、週次で行うことに落とし込みました。家庭や仕事の事情に左右されることは大いにありましたが、これらの時間軸を定め、週次で行うことに落とし込むことで、無理なく継続して準備を進めることができると思います。

■最後まであきらめないこと
やれることは何でもやることが大切です。私はCBSに対し当初Fall-Term(2年制)で出願していましたが、インタビュー後に不合格通知を受けました。しかし、第一志望校であり諦めきれなかったため、J-Termでの再選考をAdmissionに依頼しJ-Termへの適性を伝えたところ一転して合格することができました。このケースは随分イレギュラーではありますが、最後まで諦めずに最善の努力を行うことで、いい結果が得られることもあります。

11.留学・留学後に向けての抱負

貴重な機会をいただけたので精一杯学びたいと思います。

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

素晴らしい方々に出会えるチャンスであることを推したいと思います。MBA受験を通して各種イベントやコーヒーチャットで会った方はどの方も輝いておりました。そうした方々の一員になれるチャンスは中々ないと思いますので、MBA受験プロセスは長く大変なものですが、頑張ってください。

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