[UG]
お名前：草野 桜 さん
在籍校：東洋英和女学院高等部
合格校：DePauw University
入学校：DePauw University
奨学金：グルー・バンクロフト基金

1.留学を志したきっかけ

グルー・バンクロフト基金という奨学金制度があると知り、サイトを見たことがきっかけです。
リベラルアーツカレッジの”全人教育”という教育方針や、横断的な分野が学べる制度に、こんな大学があるんだ！と驚くと共に、絶対にこのような環境で学んでみたい、と思うようになりました。

2.なぜその進路にしようと思ったか

英語も達者でない自分には、総合大学ではなく、田舎の小さなコミュニティで教授のサポートがしっかり受けられることが魅力のリベラルアーツカレッジがぴったりだと思っていました。
またグルー・バンクロフト基金に興味があったこともあり、最初からリベラルアーツ大学に決めていました。

3.留学先 / 志望校はどのように絞っていったか

大学のサイトで教育指針を読んだり、プログラムを見たりして、このプログラムやりたい！と思ったり、自分に合っていそうだと思った大学を中心に絞っていきました。
その中でもDePauwは音楽系の授業に強く、私の学びたい分野に一致していたことや、Honor Scholarという受けてみたい授業があったこと、
またDePauwの先輩方のお話を拝聴する機会が多くあり、その時に大学生活を語られる先輩方が皆さんとても輝いていて、校風も自分に合っていそうだと感じたので、DePauwに決めました。

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

まずはスコアメイクからはじめました。まずはTOEFLから（高2の6月）、TOEFLのReadingである程度点が取れるようになってきたらSAT（高2の3月）、という風に進みました。高2の3月からエッセイ対策も始めました。
高3の夏休みまではほぼTOEFLの勉強をして、夏休みは3時間ずつSAT、TOEFL、エッセイという風に分けてやっていました。TOEFLで目標スコアを達成した後は、一ヶ月SATを集中的に練習しました。
学校の成績は常に死守していました。

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

TOEFLのListening Strategyの授業で教えてもらった練習方法（シャドーイングやディクテーションのやり方）はとても実践的で、私はそのおかげでリスニングがぐっと伸びました。また私はKurzgesagtという英語の科学系Youtubeチャンネルが好きで、トピックもTOEFLに出てきそうなものばかりなので、息抜きに見ていました。
SATのReadingには最後まで苦しめられました。
田中さんにSATのReadingの練習方法をお聞きした時に、「たまには試験本番と同じ状況で通してやったら良いよ。絶対途中で集中力が切れてくるからそれに慣れたほうが良い」とアドバイスを頂き、ある程度解けるようになってきたら65分間通しで問題をとき続け、10分の休憩後にWriting35分まで通す練習を沢山行いました。
また基本は同じ問題集を何周もやり、たまに力試しで新しい問題を解くようにしました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

AGOSのTOEFL対策クラスは高2の6月から始めましたが、授業以外に自分でするべきトレーニングはほぼ出来ていませんでした。部活を引退した高2の1月から本格的に勉強を始め、高3の7月の最後に目標の100点を超えることができました。
SAT対策クラスは高2の3月に取りました。7月末のTOEFLが終わってから本格的にSATの勉強（主にReading, Writing。直前はMathも）を始め、8月末に目標スコア1400点を超えることができました。

7.出願準備について

エッセイに関しては、何もドラマチックな出来事でなくてよくて、ふとした瞬間で一見なんでもない出来事でも、自分の人柄が現れていればいい、という風に高橋さんがおっしゃっていたのが印象に残っています。
また推薦状やSchool Reportなど、出願書類に何が要るのかは、早めに確認してリストを作って、学校に依頼するものは早めに先生にお願いすると良いと思います！Common Appも埋められるところはどんどん埋めておくと良いと思います。直前になってあれがない、これが分からない、となることが結構ありました。

8.アゴス講師 / カウンセラーへのコメント

カウンセラーの田中さんは、いつも私の状況に合った明確なタイムスケジュールを提示してくださり、霧がすっと晴れたような気持ちになりました。テストの練習法から出願校選び、提出書類に関する質問まで何でも明確に答えてくださり、とても心強かったです。目標テストスコアを達成できたり、奨学金に合格を頂いたときも、とても喜んでくださり、嬉しかったです。本当にありがとうございました。
エッセイ指導の高橋先生は、私の個性や興味を上手く引き出してくださり、説得力のあるエッセイを書くコツを沢山交えながらも、私の書きたいことを優先しながらご指導してくださいました。高橋さんとはほぼ毎週セッションを設定しエッセイ以外の出願時の相談や、面接練習などもさせていただいていたので、その時になんでもお聞きできるのがとても心強かったです。高橋先生とお話することで、自分がやりたいことに気がつくことができました。本当にありがとうございました。
他にも、優しく時に厳しく指導してくださったアゴスの先生方は、精神的にも大きな支えとなっていました。心より感謝申し上げます。

9.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは？

まず、私にはできなかったのですが、スコアを早めに達成しておくことです。TOEFLやSATは、解き方を学んだ後は地道な練習を重ねることがとても重要で、私はそれを始められたのが遅かったのを反省しています。Readingは様々な英語の本を呼んだり、Listeningはシャドーイングなど地道な練習をしなければ伸びないので、着手が早ければ早いほど良いと思います。
二つ目は、自分の興味を確立させておくことです。自分が興味があること、今学びたいことに向き合い、その事について調べたり、何度も内容を吟味して小論文を書くことも、国内の奨学金に応募するためにはとても大切だと思いますし、何より自分をより深く知る良い機会になりました。

10.留学 / 進学に向けての抱負

沢山の方々のサポートがあってこそ、ここまでたどり着くことができたと思っています。
きっと想像を絶するくらい大変だろうと覚悟はしていますが、初めてアメリカ本土に足を踏み入れるので、わくわくしています。
DePauwでの4年間が自分の宝物になるように、感謝を忘れずしっかりと精進していきたいです。

11.今後留学 / 進学を目指す方へのメッセージ

不安が活力になることもありますが、私の場合は不安になると勉強が手につかなくなり効率が落ちてしまう人でした。
皆さんも、不安に押しつぶされそうになることがあるかもしれませんが、好きな音楽を聞いたり、帰り道の綺麗な空を見たり、落ち込んだら美味しいジュースを買ってその空を眺めながらたそがれたり、適度に不安を逃して頑張ってください！応援しています！