合格者の声
2011年度合格者からのメッセージ
[MBA]
お名前:森 賢一さん
合格校:Hong Kong University of Science & Technology
合格校:University of Hong Kong
合格校:Chinese University of Hong Kong
合格校:China Europe International Business School
入学校:Hong Kong University of Science & Technology
1.留学を志したきっかけ
20代中盤から海外経験を積みたいと考えていました。会社に海外勤務の希望を出していたのですが、思うようには実現しない日々を過ごしていました。
そんな折、TOEIC(R)TEST というテストで偶然そこそこのスコアを取ることができました。その結果、社費留学の社内応募要件を満たすことができ、留学・MBAを意識し始めるきっかけとなりました。
2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか
国際感覚を養い、ビジネスレベルの英語を身につけることは今後のキャリアを考えたときに絶対に必要なことだと考えたためです。
3.留学先や志望校はどのように絞っていったか
私の場合、企業派遣だったのですが派遣の条件が中国かつ2年以内というものでした。そのため、この時点で候補となる学校かなり絞られました。
中国のビジネススクールは大きくメインランドと香港に分けられます。一般的に言って前者は中国ビジネスに特化したい場合、後者はダイバーシティを求めたい場合の選択肢となります。
あまり知られていないかもしれませんが、アジアや中国のビジネススクールも一応MBAランキングに顔を出していたりします。有名どころでは Financial Times と The Economist の Global MBA Ranking があります。
私は大きく香港を主軸とし志望校を選択し、あとはランキングを参考に志望順位を決定しました。
4.TOEFL(R)TEST/GMAT(R)/GRE(R)TEST等テスト対策について
Writing の Integrated クラスは印象に残っています。講師の方が TOEFL(R)TEST の採点方法を熟知しており、とても実践的な内容でした。また、このクラスで教わるテンプレートはとても強力で、最終的には Writing セクションで満点を取ることができました。
5.テスト対策の目標スコアは勉強をはじめてからどの位で取得したか
結局当初の目標のスコアには届きませんでした。ですが、一応受験した全てのスクールからオファーをいただくことができました。
ただし、これはエッセイやインタビューが卓越していたということでは無く、目標とするスコアの設定を間違っていたと解釈するのが自然です。
MBA受験も通常のビジネスと同じく情報戦であり戦略が必要です。適切なスコアの目標設定もその一つと言えると思います。正直、この辺りはコンサルタントの方ともっと良く相談しておけばよかったなと反省しています。
6.出願準備について
主観ですが、ビジネススクールのアドミッションはある意味独特なので、専門家であるコンサルタントの方無しには準備が難しいと思います。
例えば、MBAのエッセイでは、極端に言うと結果よりもむしろそのプロセスの合理性、戦略を示すことが重要だったりします。一般的なビジネスパーソンの方であれば仕事の評価はその過程ではなく結果にあると考える方が多いのではないでしょうか。この思考だとエッセイも自然に結果を強調するものになってしまいがちです。
その他にも、試行錯誤しないと把握しにくいことがいっぱいあります。いわゆるネタだし作業はどんな観点でどの程度の深堀が必要なのか、エッセイの設問の意図・背景をどう捉えるべきか、必要な準備時間の見積もり方法やスケジュールとマイルストーンの置き方、アプリケーションのルールなどなどです。
試行錯誤を繰り返すことで、時間を使いながら、(既に誰かが持っている)ノウハウを再発見することは可能だと思います。しかし、ほとんどの方にとってこれはあまり好ましくない作業といえるのではないでしょうか。
7.留学準備を振り返って、成功の秘訣とは?
コンサルタントの方をはじめ、職場の仲間や家族、推薦者のなど周囲の理解・サポートを得られたことがとても大きかったと思います。
また前述のとおりMBA受験は情報戦の側面があり、アジア・中国は情報が少ないこともあって、志望する学校の在校生の方々の協力にもとても助けられました。
8.今後留学を目指す方へのメッセージ
私の場合、社費ではあるのですが、中国限定ということで社内の選考倍率がとても低く、運良く派遣候補になることができました。
また、英語が特別得意でもない普通のITエンジニアですが(そのせいで TOEFL(R)TESTと GMAT(R) の結果には何度も絶望しました)、最終的には英語のインタビューを経てビジネススクールに合格することができました。
ラッキーだったと言ってしまえばそのとおりなのですが、いわゆる純ドメの普通の会社員でもMBA留学は実現できるんだということを是非お伝えしたいと思います。
9.留学・留学後に向けての抱負
エッセイで宣言したことが実現できるよう、エンジョイしつつも "leave my comfort zone" の精神で世界を体感してこようと思います。
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