合格者の声

2011年度合格者からのメッセージ【インタビュー】

Photo [Ph.D.] 開発経済学
お名前:谷 美里さん
合格校:State University of New York at Buffalo Ph.D. Economics
入学校:State University of New York at Buffalo Ph.D. Economics
    (奨学金:Japan-IMF Scholarship Program)



インタビュアー
岡田千瑞子(アゴス・ジャパン コンサルタント)

   <以下敬称略 ■…岡田>

■留学を志したきっかけを教えてください。

一番最初に留学を決断したのが、現在の大学院の指導教授が今後のことについて話していた時に、アメリカへの留学を勧めてくれたのがきっかけです。 私の専攻の経済学はアメリカがかなり進んだ研究をしています。これから日本、海外問わず、研究職に着こうと思ったら留学経験があると随分違うよ、とアドバイスくれました。
それまでは、私は何となくこのまま日本の大学院で研究を続けて、そのまま研究職につけたらいいなと思っていましたが、それからチャレンジしてみようと考えはじめました。
その後、アメリカから来日された教授の授業を受ける機会があったのですが、やはり日本の授業とは全然教え方が違い、アメリカで教育を受けてみたくなりました。 勧めてくれた指導教授には本当に感謝しています。

■谷さんは、アメリカから来日された先生の授業を取ったり、シンポジウムに出向いたり積極的に行動していましたね。直接先生にコース内容のこと、クラスメートの様子、時には入学審査についての意見も聞きにいったり。
そういった、自分からアプローチし情報収集していく積極的な姿勢がすばらしいと思ってました。

ありがとうございます!でもそれは、岡田先生に言われて「あ、そういうもんなんだな!」と思ってより積極的に動いた(笑)というのもあります。

■具体的に自分の研究テーマにあった学校を選ぶのってすごく大変だと思います。特にPh.D.のコースなので教授のバックグラウンドをリサーチし、自分の研究に合うかどうかを見つけていくというのはとても重要で、根気強く続けていくしかないのだけれど、どのくらい時間かけました?

かなりかけました。学校選びをはじめたのは、3月位です。まず最初に「アメリカの大学ベスト100」のような情報から、経済学部が有名なところをピックアップし、さらに、プロフェッサーのホームページを見て、自分の研究テーマと近い研究をしている先生のいる大学をリサーチしました。
最終的には20校位、リストからピックアップして絞っていきました。

■すっごい学校比較のExcelシートを送ってくれましたもんね(笑)谷さんの準備の素晴らしいところは、手を抜かないことでした。

何にもわからないから、とにかくかたっぱしからやってみるしかなくて(笑)

■さらに奨学金にもチャレンジしましたね。奨学金用とPh.D.と両方のアプリケーションとリサーチを実施して人の2倍。留学資金については、特に留学期間が長いので、しっかり考えていかなければいけないし、大変なチャレンジだったと思います。終えてみてどうでした?

凄い早い段階で、岡田先生に、Ph.D.へのアプローチも奨学金をとっておくと大変有利になるということで、積極的にアプライした方がいいと教えていただいてたので、早めに準備をはじめることができました。

ただ、TOEFL(R)TESTのスコアが全然でなくて苦労しました。
TOEFL(R)TEST100点を基準にしている奨学金が多く、そもそもアプライできない。「また応募できなかった~」というのを繰り返してました。 冬になってからやっと、TOEFL(R)TESTのスコアを出すことができて、アプライすることができ、結果的には、一番希望していた奨学金を取ることができました。

■奨学金審査にはインタビューもありましたね。谷さんの研究実績は書面で分かることなので、それ以外のこともインタビューで聞かれると思うんですよね。インタビューはどうでしたか?

電話でのインタビューがありました。
その時丁度、TOEFL(R)TESTの勉強でスピーキングの練習を沢山していて、アゴスのネイティブの先生からも、日々話す訓練をするようにと、沢山話す 場を与えてくれたので、そうやってトレーニングしていたことが、緊張せずにインタビューに取り組めて成功した要因の1つと思います。

今ふと思い出したのですが、インタビューの最後に面接官から他に聞きたいことや、話したいことありますか、と聞かれた時に、「ここで終わらせちゃまずい!」と思って、その時丁度、フィリピンとタイにフィールドワークに行くところだったので、「自分はこれから、フィリピンとタイに行ってこういう調査をしてくるんだ」というアプリケーションに書いていないことを話しました。

その時は、もう、とにかく、しゃべらなきゃ!と必死でしたが、またそこから話が盛り上がって、面接官が実は昔フィリピンに住んでいたことがあるということで、繋がって、それが良かった点かもしれないです(笑)

■谷さんの研究分野でいうと、フィールドを持つことは重要ですし、具体的に何を調べる、ということが今後の研究テーマの説得力を増したのですね。そして、最後に面接官の人も住んでたっていうところにつながって、通じあえた(笑)のですね。

■受験プロセスでの思い出をお願いします。TOEFL(R)TESTの先生達と話してたけど、どの先生もコンサルタントも谷さんのことは絶対知ってる(笑)谷さんが来校すると「今日、谷さん来たよー」ってみんな話かけてくる。よく自習室で勉強されてましたしね。

そうなんですか?!
あ、実はお財布をアゴスの化粧室に忘れてしまったことがあって(笑)!!

■え、知らなかった(笑)

それでいろいろな人に伝わって、知られるようになってしまったのでは・・・。
このお財布の件がきっかけで、はじめて話した先生も居て(笑)「お財布の人だ」って知れ渡ってしまって。
あれ、質問なんでしたっけ(笑)?

■(笑)受験プロセスで何か思い出を

今までどんなことをやるにも、結構前向きに取り組めるタイプだと自分で認識していました。あまりくよくよしない方ですし。でも、この1年間だけは、今までと違って、正直自分でもびっくりするくらいくよくよ悩んでいる時期が長かったです。

やっぱり一番大変だったのは、TOEFL(R)TESTのスコアを伸ばすことでした。

今までだったら、やれるだけのことはやって、あるタイミングで結果がでなかったらしょうがない、また頑張ろう!って、その繰り返しでやってこれたのですが、今回は、留学という私個人の夢ではあるのですが、周りのかなりたくさんの人、を巻き込みましたし。
大学の先生には、推薦状を始め、かなりめんどくさいことを沢山お願いしたのに、快く引き受けてくださって、アゴスの先生方もうるさいくらい質問するのに、いつも丁寧に答えてくれて、コンサルタントの先生方もすっごく親身になってくれて、アドバイスくれて。

また、家族もまだ院生で金銭的に余裕のない私をしっかりサポートしてくれて、そういう中でチャレンジしている、ということを考えると、このまま結果がだせなかったら本当にどうしよう!!!って思って。そうあせっている中で、TOEFL(R)TESTが80点代から伸びなかった6か月間が、本当に辛かったです。

もう1つは、今まで親しくしていた友人達にも、ほとんど会わずに準備をしていたので、何か、自分は友達とも少し距離をおかざるを得ない中で、ここまでしてやっているものに、もし結果がでなかったら・・・と思うと自分はどうなっちゃうんだろう、と不安になりました。

また自分のやっている研究が、これから本当に意味のあることであるか、とか研究者になれるか、とか個人的なことではあるけれども、自分にとっては重圧になっていました。
そういう中で、戦い抜いていくときに、私が最終的に心の拠り所としたのがアゴスなんです。

■そうなんですか…びっくりした(笑)

私の勝手な思い込みかもしれないのですが(笑)、全面的にサポートしてくれるのはもちろん、自分で言うのも何ですが、全面的に信頼してくれてる、というのが。

「私はあきらめずに最後までやる」というのをみなさんが信頼してくれているのを感じて、それがいちばんの原動力になって、最後まで頑張れたと思います。
やっぱり「誰かが信頼してくれてる」というのは、すごく心強かったのでアゴスには本当に感謝しています。

■それは嬉しいですね~!
1つだけ言っておくと、谷さんが頑張るから、アゴスに限らず周りの人が応えるのでないでしょうか。
TOEFL(R)TESTの岡田先生と、よく谷さんの話をしていましたよ。(笑)

ええ!うざいくらい質問してくるからですか?!
うるさい生徒でめんどくさかったのでは・・・

■本当にそう思ってたら、話してこないと(笑)
岡田先生の中で最も印象的な生徒の1人だったみたい(笑)すっごい心配してた。(TOEFL(R)TESTの試験がある度に)今回はいけるんじゃないかって。

ほんと最終的にスコアがでて良かったです!
だから、ぜひこのインタビューを見ている、留学志望のみなさんには「アゴスを信じたらいいですよ!」と声を大にして[実際大きくなりました]言いたいです!
全面的にサポートしてくれるので、信頼するのがいちばんです!

■(笑)(笑)こちらこそありがとうございます!頑張ってきてくださいね!

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