合格者の声

2012年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:T.Y.さん
合格校:Stanford University
合格校:University of Michigan, Ann Arbor
合格校:Duke University
入学校:Stanford University


1.留学を志したきっかけ

現在所属している組織が目的を果たすにあたり、様々な問題を抱えていることがわかってきたため、どうにかしてそうした状況を変えたいと思った。そのために必要な組織開発や戦略立案について学ぶとともに、組織を変えるために必要なリーダーシップを身につけたいと考えた。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

これまで海外経験が全くなかったので、海外に出て様々な国の人々と共に学ぶことはたくさんの新しい視点をもたらしてくれるのではないかと考えた。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

まずは、自分自身についてよく理解するように意識した。これまでの人生経験や仕事などをたな卸ししながら自分が大事にしている価値観を再発見した。そうした価値観を大事にしながら、キャリアゴールについて考え、その達成に向けて足りない部分を学べる大学を絞っていった。また、学び方についても、レクチャーよりもプロジェクトなどのハンズオンで学ぶ機会が多い大学を選ぶようにした。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

とにかく早く準備をはじめることが重要。自分のように純ドメな人間にとっては長ければ3年かかるプロジェクトと考えた方が無難。TOEFL(R)TESTの点数が出ていないのに見切り発車で社費などに応募するとあとで辛くなるので、社費の人は特に計画的に準備を進め、社費アプライまでにある程度の点数を揃えておくことが重要。自分自身は社費応募時点でのTOEFL(R)TESTの点数に満足できず、社費へのアプライを1年先送りした。また、一日の中でのタイムマネジメントにも苦労した。毎日、日をまたいで仕事をしていたため、帰宅後25時~28時で勉強することも多かった。勉強時間は工夫するか力技(睡眠を削る)などで捻出するよりほかない。

5.TOEFL(R)TEST/GMAT(R)/GRE(R)TEST等テスト対策について

純ドメにとってTOEFL iBT(R)は想像以上に厳しい戦いになることが多い。ある程度勉強したら早めに一度受験して目標点までの距離を認識したほうが良い。自分自身は59点から始まったため、100点獲得までに1年半近くかかった。TOEFL(R)TESTは授業でテクニックを学んだからといってすぐに点数に結びつく試験ではなく、基礎的な英語力の向上が不可欠である。したがって、授業期間が終わってからの自己研鑽が重要になってくる。逆に言えば、授業終了直後に受けた試験の点数が思いのほか低いことは珍しいことではない。授業中に提供される勉強の仕方を参考にしながら目標点が出るまで粘れるか否かがスコア獲得に成功するか否かを決するといっても過言ではない。
GMAT(R)については、もともとの数学力や文法知識の多寡によってどの程度苦労するかが大きく異なる試験であると思う。自分の場合、Verbalについては基本的に、授業などで論点を一通り学んだ上でOfficial Guideの例題の疑問をすべて解消すること及び読解力を向上させるための努力をする(例えば多読したり)ことで対応した。知識や論点整理に力を入れたがる人が多いように思われるが、GMAT(R) Verbalには実は読めれば解ける問題も多く、読解力が鍵を握る試験だと思っている。一方、Mathは理系であったことからそれほど苦労しなかったが、DS問題などGMAT(R)特有の出題方式の問題を中心に頻出パターンを理解し、Prepで時間配分に慣れるように準備した。

6.テスト対策の目標スコアは勉強をはじめてからどの位で取得したか

以下のようなとても誇れるわけではないスコア推移であったが、早くスタートしたおかげで必要な時期までには必要なスコアを揃えることができた。

【TOEFL(R)TEST】
2009年6月 59点
2009年12月 95点
2009年3月 98点
(中だるみ・・・)
2010年11月 103点
(GMAT(R)勉強・1stラウンド出願)
2011年12月 107点

【GMAT(R)】
2011年2月 勉強開始
2011年7月 1回目580点
2011年8月 2回目690点
2011年11月 3回目620点
2011年12月 4回目700点

7.出願準備について

自己分析(過去の振り返り、価値観の掘り起こしなど)を行い、9月のCampus Visitを経て10~11月の1stラウンド出願(3校出願)に向けてEssay、Letter of Recommendationを作成。1stの一校目出願締切日1日でResumeを作成。2ndラウンド(5校出願)時には、1stでの蓄積もあり、1校1週間ペースで出願。

個人的には、深い自己分析に裏打ちされた芯の強いCareer Goal策定とその達成に向けて自分に足りないこと(Learning Objectives)の認識が非常に重要であり、それがなくWhy ○○ Schoolが書ける訳がないと考えている。また、Behavioral Questionについては、問が聞いていること(LeadershipやInnovation、Teamworkなど)がどういうものであるべきかということを自分の中で確立した上でそのコンセプトに合致する体験を用意する必要がある。単にAchievementやそこからの学びを聞いているだけではなく、それぞれのコンセプトをアプリカントがどう理解しているかというところも見られていることを認識したほうが良いと思う(学びまで書けば安心という風に思ってしまうアプリカントが多いと思うが、アドミはさらにもう一歩深いところまで見ている)。

8.アゴス講師/コンサルタントへのコメント

2007年春に就職した直後にAGOSの門を叩きました。しかし月200時間残業という苛酷な労働環境に身をおいてしまったため、授業への出席もままならないとてもダメな生徒でした・・・。2009年から心機一転して独学をベースに勉強を再開した際には、AGOSの授業で学んだ勉強の仕方が大変役に立ちました。テクニックだけでなく、勉強の進め方を指導していただけたことは、純ドメであった自分が高得点を取る上で大変重要なファクターであったと思います。ありがとうございました。

9.留学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

成功の秘訣は、兎にも角にも早く準備を開始したこと。スコアメイクで時間的・精神的な余裕があったおかげでEssayなど出願準備に集中でき、かなり有利に受験を進めることができた。また、Essayを書く前に
①自分に対する理解を深めたこと
②前述のとおりBehavioral Questionで問われている資質(のコンセプト)について自分なりの理解を深めたこと
によってEssayの質を大幅に向上させられたと思う。②については、コンサルタントからのアドバイスや書籍、各SchoolのHPなどを読むことによって理解を深めていった(これもスコアメイクが順調で時間的な余裕を持つことができたのが大きい)。

10.留学・留学後に向けての抱負

現在、日本の世界におけるプレゼンスが低下の一途をたどっているといわれ、MBAにおいてもその傾向は顕著である(合格者数・合格率の低下など)。こうした現状に強い危機感を抱くとともに、自分たちの世代でどうにか日本を再生しなければならないという強い使命感も感じている。Stanfordでの2年間を通じて、日本を再生させるために必要な改革を実行できる人材になることが抱負である。

11.今後留学を目指す方へのメッセージ

MBA受験は社会人として数年働いたタイミングでもう一度自分の人生を振り返りながらキャリア・人生プランを練り直すチャンスです。単に合格を目指すだけでなく、MBA受験を通じて成長し、目指すべきキャリアゴールに向かって力強い一歩を踏み出せれば成功だと思います。スコアメイクはその下準備だと思ってがんばってください。こういうチャンスを得られるのはごく一部の人だけです。そういう幸せを感じながら頑張っていただければと思います。

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