合格者の声

2017年度合格者からのメッセージ

Photo [UG]
お名前:平山 夢華 さん
合格校:Carleton College
合格校:Colby College
合格校:Bryn Mawr College
合格校:Mount Holyoke College
合格校:Grinnell College
合格校:Macalester College
入学校:Carleton College


1.留学を志したきっかけ

中学時代に北京で通っていたインターナショナルスクールにいた頃から、なんとなく自分も先輩方と同じようにアメリカの大学に行くのかな、と思っていました。結局高校のために帰国したけれど、高校に入ってからも自分は海外に行くのだと思い込んでいました。

2. なぜその進路にしようと思ったか

高1秋に文理選択を強いられた時、心理学や脳科学に興味のあった自分はとても戸惑い、こんな枠組みに嵌められたく無いと強く思いました。本来人間の心理や脳は、生物学や生化学のみからアプローチするものではなく、社会や文化など、多様な分野からアプローチするものではないかと考えていたからです。リベラルアーツ教育を通して色々な学問分野を探求してみたいと思い、改めて自分には海外進学の道しかないという結論に至りました。

3.留学先/志望校はどのように絞っていったか

私は集団の中でガンガン発言できるタイプでも無く、ずば抜けて何かが秀でているタイプでもないので、大きな総合大学の中で埋もれるより小規模で教授陣との距離も近い大学の方が自分には合っていると思いました。そのため、学部生のみからなる小規模なリベラルアーツの大学を主に受験しようと決めていました。高2の春にいくつかの大学訪問をした時、自分が行きたいと思った大学・あまり興味の湧かなかった大学を振り返り、その都度ノートに記していた感想も参考にしました。それでも受けた大学のほとんどは訪問していなかったため、先輩方のお話を伺ったり、多少後ろめたさを感じながらもランキングを参考にしました。

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

私が一番苦労した点は、成績(GPA)やSATなどの、スコア面です。インターに通っていた中学時代は努力をすれば高いGPAを出せたにも関わらず、日本の高校に入学した途端思う様に成績がとれなくなり、しばらく絶望的な日々を送っていました。周りに優秀な友人が多く、自分を周囲と比べては落ち込み、焦っていたけれど、すぐに結果が出なくとも自分に合った勉強法を探り(未だに模索中)、本当に少しずつGPAをあげていきました。それでも自分のGPAが入りたい大学のレベルに及んていないことは分かっていたので、他で挽回しようと思い、課外活動に力を入れました。 SATに関しては、もう少し自分が万全の準備を重ねた上でベストの体制で挑める時期に挑めばよかったと思います。SATは何度でも受けれるという利点がありますが、ベストを尽くせない状態で何度受けても意味がないと思います。私は結局高3の1月まで納得のいくスコアが出なかったため、何度も受けたけれど、長期休みなどにメリハリをつけて勉強すれば良かったと後悔しています。

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

SATのスコアは思っていた以上に伸び悩みました。特に、最初に準備していたのが古いSATだったため、新しいSATに切り替えるのも面倒でした。新SATに関しては、エッセイで問題文を分析するのが苦手だったため、とにかく型を叩き込もうと思い、毎朝登校前に時間を計りながら練習していた時期もありました。SATはとにかく練習量と慣れだと思います。私はkhan academyを使ってオンラインでSATの練習問題を使いながら弱点を把握し、納得いくまで問題数をこなしました。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどのくらいで取得したか

SATに関しては、1年以上経ってからだと思います。TOEFLは試験慣れしていたため、一発で満足のいく点数がとれました。

7.出願準備について

いかに自分という商品を売り込んでいくか、だと思います。上に書いた通り、私はスコア面に関して最後まで悩み続け、計画性もなくむやみやたらと突っ走ってしまったけれど、他の面で補うことができたからこその今の結果だと思います。文章を書くのが好きなので、エッセイを書くのはあまり苦ではなく、むしろ楽しかったですし、自分という人間を一番よく表現できたと思います。また、面白そうだと思ったら後先考えずに飛び込んでしまうタイプなので、そんな行動力や課外活動を評価してくれる米国大学の出願プロセスが自分にはとても合っていました。

8.アゴス講師・カウンセラーへのコメント

カウンセラーの菜海子さんには、本当に感謝しています。既に何稿ドラフトを書いたか分からないくらい練り続けていたエッセイを持ち込んだにも関わらず、私があまり納得していなかったことを汲み取ってくれ、新しく書き直したらと背中を押してくれました。その一押しがなければ、今こんなにすっきりと出願を終えることもできなかったと思います。最終的なエッセイでは自分の中のもやもやした想いを全てさらけ出すことができ、自分をとてもよく表した納得のいくものが書けました。本当にありがとうございました。 そして、松永さん、いつもフランクに相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。出願校を絞る上で松永さんから教えていただいた様々な大学の特徴や情報はとても参考になりました。お世話になりました。

9.留学/進学準備を振り返って、成功の秘訣とは

自分を周りと比べすぎないこと。焦らないこと。 海外受験という道に進むと、自然と優秀な友人やライバルに囲まれると思います。適度に周りから刺激を受けながらモチベーションを上げることも大事だと思いますが、度が過ぎると精神的に辛くなってしまうので、たまには開き直ってマイペースに出願プロセスを過ごすことも大事だと思います。また、私が高校3年間で学んだのは、結果はすぐにはでない、ということです。私は何事に関してもすぐに結果を求めすぎて、学校の成績やテストスコアで早くから諦めてしまっていた面もあると思います。根気よくコツコツと積み重ねれば、必ず結果はついてくると思うので、どうか焦りすぎず、諦めずに頑張ってください。多方面から評価をしてくれるのが米国大学の良い面だと思うので、その点を最大限利用することが大事だと思います。

10.留学/進学に向けての抱負

これから4年間、再び険しい道が待っているのだと思うと、気後れしそうになりますが、全力で頑張りたいと思います。決して楽ではないからこそ終えたときの達成感と得たものの重みがあると今回実感したので、大学でも様々な挑戦をし、成長したいと思います。

11.今後留学・進学を目指す方へのメッセージ

当たり前のことですが、全ては自分次第です。何かが欠けているから諦めるか、それでも他で補う努力をするか、など、壁にぶつかる度試行錯誤する必要が出てくると思います。私は高校3年間、うまくいったことよりいかなかったことの方が確実に多かったと思いますが、米国大学が多面的な審査方法をとるおかげで全てを出し切ることができました。いかに自分を表現するか、どんな自分を見せたいか、意識しながら頑張ってください!

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