合格者の声

2018年度合格者からのメッセージ

Photo [UG]
お名前:船田 美咲 さん
合格校:Hamilton College
入学校:Hamilton College


1.留学を志したきっかけ

私は幼い頃からアルペンスキーをやっています。高校1年生の夏休みに参加したスキーの合宿でニュージーランドに1ヶ月間滞在したことが、留学に興味を持ったきっかけでした。そこで私は、日本で得意だった英語が現地では全く使えなかったことにショックを受けました。さらに、オタゴ大学に通う13歳の大学生に出会った時に、日本しか知らない自分は井の中の蛙であったことに気がつきました。したがって、最初に留学をしたいと思った動機は語学力を伸ばすことです。しかし、海外の学校について詳しく調べていくうちに、暗記に重点を置く日本の教育や入試制度への疑問が大きくなりました。そうしてアメリカ進学への想いが強くなっていきました。

2. なぜその進路にしようと思ったか

私は元々、リベラルアーツカレッジでオープンカリキュラムのある大学を探していました。オープンカリキュラムでは、必修科目がほぼ無いため各学生が本当にやりたい学問を自由に学ぶことができます。この二つの基準に当てはまる大学はいくつかありましたが、多くの卒業生や在校生の話を聞いて一番自分に合うと感じたのがハミルトンでした。特に、ホームページやYouTubeの公式動画などで、コミュニティー内の人間関係を重視しているところに惹かれました。

3.留学先/志望校はどのように絞っていったか

まずは自分が大学に求める要素に順位付けをして、当てはまる大学をリストアップした。
私の場合は
1)リベラルアーツカレッジ、2)オープンカリキュラム、3)Close-knit community 、4)やりたい学問分野、5)留学生への支援が充実している、など。
15校くらいの大学をリストアップしてから、在校生や卒業生に直接コンタクトを取ってホームページで確認できない情報を聞いた(i.e. 学内の雰囲気、留学生と一般の学生の交流など)
ちなみに、学内の関係者とのエピソードはsupplement essayを書く時のネタにもなるのでオススメです。留学生はキャンパスに実際に行くのが難しい分、こういった方法で自分の行動力や本気度を示すことができると思います。

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

学校の定期テスト対策、エッセイ、SATの勉強の両立が大変でした。私は複数のことを同時に進行するのが苦手だったので、「放課後は学校に残って学校の勉強をして、家では必ず受験対策をする」と決めて強制的に時間を分割していました。エッセイに追われて食事や睡眠の時間を削ることもありましたが、ひたすらに考え込むのは効率が悪いです。良いアイデアを出すためには余裕のある心持ちが大切なので、しんどくなる前にストレスを発散するように心掛けました。例えば、晴れている日に公園でお散歩したり、シャワーを浴びながら熱唱したりしました。

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

TOEFL105点突破の授業で「簡単な文章を完璧に書けばライティングは満点を取れる」と教わり衝撃を受けました。実際にライティングの点数は一番伸びました。
SATのテスト対策では、ほとんどの先輩から「同じ問題を満点が取れるまで繰り返しやると良い」と言われました。私はオンラインで公開されているPractice test8回分をすべて5周以上やって、間違えた問題に対しては「なぜ間違えたのか?」をまとめたノートを作りました。
私の場合最初は、語彙力不足でSATの問題文や選択肢が理解できない状態だったので、とにかく単語を覚えることに力を入れました。Practice test で知らない単語が出てくる度に、それを単語帳アプリに入れて、登下校の電車の中で覚えていました。
また、YouTubeにあるSAT関連の動画もオススメです。世界中の学生がコツを紹介していたり、塾の関係者の人たちも様々な動画を配信しています。学問として理解できない範囲がある場合は、Khan Academyが分かりやすくて無料なので、利用してみると良いと思います。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどのくらいで取得したか

TOEFLは初めて受けてから、1ヶ月で15点上げました。SATは、2ヶ月で合計1000単語くらいを覚えた結果、Mathは70点、Verbalは80点あげることが出来ました。

7.出願準備について

「受験校を選ぶ時に少しでもしっくりこない部分があるなら、その学校は受けなくて良い」

私はどの大学にEarly Decisionで出願するか、10月の中旬まで悩んでいました。これはそんな時に言われたアドバイスです。確かに大学に対して、多少妥協することは大切です。でも私は、何か一箇所でも気に入らない部分があるとしたら、その大学は自分には合わないのだと考えて、それ以上悩むことをやめました。
出願校選びにおいて、言葉にならない”feeling"は非常に重要だと思います。初めてその大学のウェブサイトを見た時、supplement essayのお題を読んだ時、在校生から話を聞いた時。それぞれの場面で自分が違和感を感じていないか確認してみると良いと思います。アメリカの大学受験の中で合否を決める一番の要因は、その学校との相性だと思います。たとえ自分が優秀でも、相性が悪ければきっと受かりません。それに、受からないということは「自分はその大学に行っても楽しい4年間を過ごせない」という意味だと思います。このマインドセットがあったから、私は進学先にこだわらず気楽に受験に望むことが出来たと思います。

8.アゴス講師・カウンセラーへのコメント

AGOSから定期的に届くメールによって、奨学金の締切日をリマインドされたり、他の受験生と繋がりを持つことが出来たので、本当に感謝しています。海外の受験を理解してくれない学校の先生から反感を買ってしまった時には、エッセイを担当してくださった鈴木なみ子先生に相談しました。なみ子先生からの熱いメッセージを読んだ時に「こんなことで負けないでもっともっと頑張ろう!」と思うことが出来ました。カウンセラーである田中さんの出願に関するきめ細かいケアも、丁寧かつ頼もしいご指導でした。お二人には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

9.留学/進学準備を振り返って、成功の秘訣とは

キーワードは「差別化」「一貫性」「貢献」です。 差別化:多くの受験者の中で、絶対に私しか持っていないストーリーを語ることを心掛けました。特に、アドミッションオフィサーは何千もの願書を短時間でさばいているので、彼らが読みながら楽しめるものを作るようにしました。
一貫性:課外活動もsupplemental material も、色々あれば良いというものではありません。自分のエッセイと推薦状と課外活動で、できる限り関連性を持たせて一本のストーリーを作るように努めました。私はアプリケーションの中で、自分のキャラがはっきりと見えるようにしたのが良かったと思います。
貢献:エッセイを書く時に何よりも意識したのは「自分がこの大学のコミュニティーにどう貢献できるか」ということです。推薦状の中でも、先生から見て私が入学するとどのようなメリットがあるのかを書いて頂きました。課外活動のリストでは、特に自分の存在がコミュニティーに与えた影響に注目しました。

10.留学/進学に向けての抱負

リベラルアーツは勉強がハードで、初めのうちは苦しいことだらけだと思います。でもそんな時は、ここまで支えてくださった皆さんのことを思い、絶対に踏ん張ります。そして、その困難さえも楽しめる人材に成長するために、4年間精一杯頑張っていきたいと思います。

11.今後留学・進学を目指す方へのメッセージ

たとえ進学しないとしても、アメリカの大学受験に挑戦することは意味のあることだと思います。なぜなら、長い時間と相当なエネルギーを使って、自分自身と真剣に向き合わなければならないからです。自分は何が好きで、なぜそう感じるのか?自分の天命とは何なのだろう?そもそも自分とはいったい何者なのか?どれも簡単に答えられる質問ではありません。しかし、それに取り組んだからこそ、本当に好きなことや将来やりたいことを見つけることが出来ます。さらに私の場合は、自分自身を本当に知った結果、それまでコンプレックスだった自分の部分も認められるようになりました。私はこの受験を通して、自分自身が大きく成長したと自信を持って言うことができます。だからこそ、より多くの人に興味を持っていただき、挑戦してほしいと願っています。