[Master]
お名前：寺島 花奈 さん
合格校：University of Leeds
合格校：Birkbeck, University of London
合格校：University of Sussex
入学校：University of Leeds

1.留学を志したきっかけ

大学時代、交換留学の制度はあったものの金銭的にも難しく、自分の気持ち的にもそこまでの熱意がなかったためその制度を利用せずに卒業をしました。しかし、社会人になってもそれがずっと心残りで、いつか自分のお金で留学できたらいいなと漠然と考えていました。留学をするなら身軽な20代のうちにと思い、このタイミングで留学に行くことを決意しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

今まで日本から1年以上出たことがなかったため、海外に1年単位で生活をする経験を得たいと思い、海外の大学院への進学を決めました。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

現在私は転職エージェントに勤めており、その経験から将来は事業会社の人事として社員が働きやすい環境を作りたいと考えるようになりました。
そのためHuman resourceの分野でどんな学問があるのかを調べ、MBAや大学院に行った方々のお話を聞き、Organisational Psychologyという学問があることを知りました。
そこでMBAよりも大学院の方が深くその分野を学べそうだと思い大学院に決めました。
イギリスの大学院に絞ったのは、就業経験から離れる期間をなるべく短くしたいと思ったのと予算の関係もあり、1年で卒業できる点が魅力的だったからです。
それから『Organisational psychology UK』というキーワードで出てきた大学院のランキングやHPで受けた印象、授業のカリキュラム内容、学費などを比較し応募する大学院を決めていきました。大学院で行っている説明会に参加し、志望順位を絞りました。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

まずはIELTSのスコアをクリアすることを目標に、ざっくり以下のスケジュールで動きました。
2020年6月：初めてAGOSの担当の方とお話しする(MBA、大学院の違い、スケジュール感、必要なスコアなどをお聞きする)
2020年8月～2021年5月：アゴスの授業を受講
2021年6月頃：大学の先生に推薦文の依頼
2021年7月：必要なスコアを取得
2021年7月～8月末：出願書類の準備
2021年9月までに4校(LSE、University of Leeds、Birkbeck, University of London、University of Sussex)に出願
2021年11月～12月：合格通知を受け取る(LSE以外の3校よりオファーをもらう)

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

1番苦労したのがIELTS対策です。仕事をしながら勉強の時間を確保することが大きな課題でした。
スコアはOverall 7.0を目指していて、Overall 6.5から0.5をアップさせるためには計300時間必要だと伺ったので始業前に2時間『文脈で覚える IELTS英単語』を使い音読、就業後も2、3時間アゴスの授業の復習、土日にオンライン英会話を利用しスピーキング対策を行いました。
カウンセラーや先生方からアドバイスをいただき、実践して良かったと思うことは以下の2点です。
1. 授業はなるべくまとめて取ろうとするのではなく、一つの授業を受けたらその授業の復習をしっかり行ってから次の授業へ進むことで基礎を固めたほうがいい。
2. 特に、単語の習得は全科目のスコアアップに関わってくるほど重要なので早めに単語帳を買って体にたたき込んだ方がいい。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

私の場合は、1年ほどかかりました。もっと真面目に勉強をしていれば半年で取得できたかもしれません。

7.出願準備について

・推薦文をお願いする大学の先生は、自分のことをよく知っている人であれば現在引退された方でも全く問題ありません。
・Personal statementは抽象的な言葉を使わずなるべく具体的に書く。
・イギリス大学院向けに出願サポートをしてくれるエージェントはたくさんありますので、まずは話だけでも聞いてみるといいと思います。具体的なスケジュールややるべきことを教えていただけます。
・大学院に出願した方の書類を見せてもらったり、ネイティブの友人に自分が書いた文章を添削してもらいました。自分だけでなんとかしようとせず、アゴスや留学エージェント、周りの友人をとにかく頼ることを意識しました。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

私の質問に対していつも丁寧に回答していただきました。親身に相談に乗っていただきありがとうございました。授業もただIELTSのスコアアップを目的とするのではなく、今後の留学生活まで目線を持ってアドバイスしていただいたことがすごく印象的でした。

9.アゴスを選んだ理由

留学準備で重要なスコアメイキング対策をするにはアゴス、と留学の相談した方の多くに教えて頂いたので、迷いなくアゴスのサポートを受けることを決めました。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは？

留学経験もなく英語のスキルもままならず、かつ留学準備もどのように進めたらいいか分からない状況の中で、結果的に第一志望校から合格をいただくことができました。仕事とIELTSの勉強、その他出願準備を行うのは精神的にも体力的にも大変なこともありましたが、強い思いを持ち続けることと周りを頼ることが成功に繋がったのだと思います。

11.留学・留学後に向けての抱負

大学院に合格するまでの道のりももちろん大変でしばらくは燃え尽き症候群になりましたが、それ以上に授業が始まってからの方が大変だと思います。1年という短い期間を有意義に過ごせるよう、留学に行くまでの時間は日本でできること(Academic essayの書き方やdiscussionに慣れておく、など)に充てようと思っています。
留学の目標は、もちろん卒業すること、英語スキルを向上させること、向こうでコミュニティを広げること、どんなキャリアを築きたいかを見つけることです。何より念願の留学なので楽しみたいと思います！

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

私は留学を決めたものの、何をしたらいいのか全く分からない状態だったためまずは留学に行った方の話を聞いてみる、アゴスの説明会に参加してみる、など動いてみたことで自分がやるべきことがだんだん見えてきました。
最終的には自分との孤独な闘いなのですが、アゴスのようなプロに頼る、友人に頼るなど周りを巻き込んで一つのプロジェクトを動かしているような感覚で準備に臨みました。
もちろん留学準備は大変ですが、強い思いがあれば必ず周りが手を差し伸べてくれますし目標は叶うと思います！
一緒に留学を実現させられるよう頑張りましょう！