[UG]
お名前：J.K.さん
在籍校：慶應義塾湘南藤沢高等部
合格校：Smith College
合格校：Oberlin College
合格校：Earlham College
合格校：DePauw University
合格校：Reed College
合格校：Occidental College
合格校：College of Wooster
合格校：Bridgewater College
合格校：Pacific University of Oregon
入学校：Smith College

1.留学を志したきっかけ

一つは、自分の祖母が海外の大学に通っていた時があると同時に両親が大学院で海外の学校に通っていて、留学をどこかで身近に感じていたことが挙げられる。もう一つは、自分の現時点の語学力では中途半端であり、このままでは勿体ないと考えていたことだ。英語をビジネスなどで使う上でしっかりと学ぶチャンスは今だと決心し、全て英語の環境に行きたいと思い始めた。

2.なぜその進路にしようと思ったか

高校とは違ったレベルで、自分の意見を持ち、他の生徒と積極的に意見交換をしていき、先生とも近い距離感で濃い授業を大学では受けたいと考えた。その条件が最も当てはまるのがリベラルアーツだと思い、生徒対教授の割合が近い学校への進学を志した。小規模の学校であれば生徒同士の関わりも自然と増え、関係が深まると思い、大きな総合大学ではなくリベラルアーツへの進学を決めた。

3.留学先 / 志望校はどのように絞っていったか

興味のある専攻の授業が充実しているか、先生が充実しているか、学校の理念などに共感できるか、校舎や寮を見て行きたいと思えるか、立地条件に納得がいくか、そして奨学金などの状況とのバランスを考えながら決めていった。具体的には、自分が気にする全ての条件を羅列し、それぞれの学校において点数を付けて魅力度を可視化し、総合点を見つつ自分の反応と照らし合わせて行きたい度を測っていた。

4.大学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

エッセーなどや奨学金団体への応募などを同時並行でやらなくてはいけなかったため、部屋の壁一面に行きたい学校を再び羅列し、各学校の期限や必要な書類を記した。何をしなくてはいけないか、どこまで終わったかを自分も周囲の人も一目で見えるようにした。
特に苦労した点は、学校で良い成績を取ることと応募とを両立させることだった。学校の最終的な成績も評価対象になるため、応募に全ての力を注ぐことが出来なかった。また、他大学へ進学を希望する生徒が学年で私一人だったことも辛い点だった。共感してくれる人が少ない上に、先生などのサポート体制も通常より整っていなかったことで、一人で抱え込むしかない事が多かった。

5.TOEFL/IELTS/SAT等テスト対策について

TOEFLにおいては、スピーキングの点数が最後まで伸びなかった。与えられたトピックに数十秒で論理的な答えを考え、決まった秒数で簡潔に説明することを普段からしていないためだった。そのため、日々の生活の中で質問が作れそうなことを見つけ、一定の秒数内で自分の意見を声に出して言う練習をしていた。また、そのことに対する恥じらいを無くすように努力した。
SATに関しても点数の伸びが全く良くなく、満足のいく結果ではないまま応募をした。特にReadingのセクションで自分が知らないトピックについての文章を早く読むことに苦戦し、時間が間に合わないことが多々あった。それに対しては同じような過去問をいくつも時間内に読む練習をし、慣れることが一番効果的だと考え、実施した。

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

TOEFLは留学を志してから三、四回目の試験で達成。SATは一回しか受けられなかったため、その勉強を始めた数ヶ月前から最初のスコアが出た。目標スコアは達成出来なかった。

7.出願準備について

担当してくださった方が、ただ添削をしてくださるのではなく、私が何を考えているのか、私が何をしたいのかを、私自身に問いながら明確にしていくやり方をしてくださった。そのおかげで自分の将来について以前よりもきちんと向き合い、不透明な部分を明確にしていくことができた。

エッセーに関して苦労した部分は、自分の中で考えが固まっていないのに複数の人にフィードバックをもらっていまい、その返答が異なった時に対処の仕方に困ったことだ。まずは自分が書きたいことをある程度定めてから、参考までに他の人のアドバイスを折り込むようにする方が適切なことを学んだ。

8.アゴス講師 / カウンセラーへのコメント

いつでも急なお願いをしてしまったり、レッスン時間をオーバーしてしてしまったりしたにも関わらず、真剣に向き合って下さり、出来るだけ私の意向に添うような文章を作り上げようと協力してくださり、本当に感謝しています。学校を決める段階でも卒業生の方などと繋いで下さり、沢山サポートして頂きました。

9.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは？

私は成功とは程遠いが、一つはっきりと自信を持って良かったと思うことがある。それは自分の夢が不透明で何をどのように書けばいいのかがはっきりしない時は辛いが、それでも様々な角度から問い続け考えていくことで、準備段階だけで自分の考えがさらにクリアになり、自分の将来に自信が付くことだ。

10.留学 / 進学に向けての抱負

全ての縁を大切にし、自分らしく、頑張ります。

11.今後留学 / 進学を目指す方へのメッセージ

「他の人よりも自分が秀でていること」や「何かにおいて優秀な成績を収めること」に注目しがちですが、審査側もそれだけで判断するほど未熟ではないです。「自分」を見つけられればきっと大丈夫だと思います。