[MBA]
お名前：K.K.さん
合格校：Massachusetts Institute of Technology
合格校：University of Southern California
入学校：Massachusetts Institute of Technology

1.留学を志したきっかけ

会社の新規事業創生プロジェクトにおいて経験した数多くの困難と挫折から、VUCAの時代においても依然事業ポートフォリオを柔軟に変化させることが難しい現状に危機感を覚えました。一方で、自身のこれまでの経験の延長では貢献できることが限られると思い、MBA留学を通じて広くビジネスを学び、会社変革への主体的な関与をめざすようになりました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

弊社は海外売り上げ比率が60％を超えており、社員全員にグローバルレベルでのビジネス遂行能力が当然に求められるため、その経営を牽引するにあたっては世界最高水準のスクールにおいてMBAを修める必要があると考えました。これには経営に関する科目を体系的に学ぶことだけでなく、多彩なクラスメートと協力して成果を出すこと、彼らとの強固なネットワークを構築することも含まれます。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

10年超のビジネスキャリアがあったので、基礎よりも実務に近い学びを得ることができるMid-Carrierプログラムを志望しました。その上で、現在のTech企業でキャリア形成することを考慮しテクノロジー×ビジネスを標榜するMITのSloan Fellows MBAプログラムを第一志望としました。先輩の話を聞いたりイベントに参加するとどのスクールも魅力的に見えてきますが、アゴスの皆さんのアドバイスのおかげで的確かつ現実的な絞り込みができたのではないかと思います。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

早朝５時～７時の2時間と勤務の合間の1時間、合計3時間勉強することを習慣化させました。家族/職場への目標宣言、アプリを使った勉強時間の可視化など仕組み化がポイントだったと思います。また、ジョギング等の運動によって心身ともに充実した状態を意識的に維持させたことも効果的でした。(体がなまる→学習効率低下→埋め合わせのためにさらに机にかじりつく→体がなまる→…の悪循環を予防。金曜エクササイズ→土曜筋肉痛→日曜ベストコンディションでテストを受ける！)

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

IELTS：アゴスの「IELTS 6+対策総合パッケージ(A)」を申し込みました。
「どのくらいの量をこなせば十分なのか？」が個人的につかみにくかったので、毎回出される多めの課題をしっかりとこなすことが学習ペースの構築に役立ちました。
EA：アゴスの「GMAT(R)対策総合パッケージ (VM)ビデオ」を申し込みました。
コツコツ継続することが肝要だと思うので、スキマ時間を活用できるオンデマンド授業が役立ちました。
アゴスの教材は、強いて言うならばちょっとデザインがダサいことが唯一のネガティブポイントかなと思います。(笑)

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

IELTS：2023年11月学習開始→2024年3月目標スコア取得(AO7.0)
トータル約600時間。受験回数は数知れず。毎週末受験することで場慣れする、スピーキングで優しい試験官に会う、各パートの高得点が重なるのを狙いました。
EA：2024年3月学習開始→2024年7月目標スコア取得(156点)
トータル約300時間。受験回数は１回。アゴスのコース受講の後、公式問題集などで複数回模擬試験にトライしてから本番に臨みました。
予定外の昇進、新規プロジェクトへのアサイン、リモートワークの解除、共働き1児の父、第2子誕生とタフな受験となりましたが、アゴスから必要な学習時間の目安などをアドバイスいただけたことで計画的に受験準備を進めることができました。

7.出願準備について

経歴がある分、各種出願コンテンツを一貫性のある内容にまとめることに苦労しました。出願コンサルタント岡田さんとのインタラクティブなやり取りを通じてそれらを一つのストーリーとして紡ぐことができました。また、当初「これはPRになるだろう」と思っていたものがそうでもなく、逆に思ってもみなかった経験がアピールポイントになるなど、長年のコンサル経験に大いに助けられました。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

みなさんのアドバイスで合格することができました。ありがとうございました。
孤独な受験生活だったので、カウンセラー金原さんの勉強方法のアドバイスやスコアが思うように出なかった際の励ましの言葉に助けられました。
IELTSライティング・スピーキングコースではオンラインにもかかわらず冷や汗をかくような緊張感を持ちながら授業に臨むことができました。加藤先生、米田先生、Lindner先生、Lovitt先生、大変お世話になりました。

9.アゴスを選んだ理由

大手であり、実績があること、集まる情報量が多いであろうと考えられたことで選びました。ネット上の正誤が不確かな情報に右往左往する時間があったら勉強に充てた方が生産的だと考え、受験開始当初からアゴスにお世話になりました。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは？

継続は力なり。これに尽きます。ただし、これには「適切な方向への」という枕詞がつくと思っています。一定のスコアを取れば必ず合格できる類のものではないMBA受験を乗り切るには、自身の属性(経歴、社費/私費、ビジョンetc)がスクールにマッチしているか客観的に把握すること、自身の強みを的確に選択しより魅力的に表現すること、明示されていない方法含めてスクールにロイヤリティを示すことなど、なにが正解なんだ？と思うことが多々あったので、進むべき道を示してくれたアゴスあっての「継続」だったと思います。

11.留学・留学後に向けての抱負

この経験のリターンを最大化できるように行動したいと思います。授業料や準備にかけた時間だけでなく、家族や職場など周囲からもサポートの形でかなりの投資をしていただいているので、恩返しできるよう、まずは留学に向けた準備を万端にしたいと思います。

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

MBA受験は将来のキャリアアップのチャンスであるだけでなく、これまでの人生を見つめなおすことのできる稀有な機会だったと思います。長く苦しく孤独な期間だったことは間違いないのですが、それ以上のリターンがあると信じています。「始めは全体の半ばである。(取りかかれば半分終わったも同然)」という言葉もありますので、まずは一歩踏み出すことをおすすめします。みなさんのチャレンジが実り多い結果となるようお祈します。