合格者の声

2025年度合格者からのメッセージ

Photo [MBA]
お名前:渡邊 亮介 さん
合格校:University of Oxford
合格校:University of Cambridge
入学校:University of Oxford

1.留学を志したきっかけ

社費留学制度があることを知り、現在の会社に入社しました。社会人として一通りのスキルを身に付けましたが、仕事を進める中で覚えた専門的な知識をさらに深めるには、大学に戻り学び直すことが必要だと感じ、留学を決意しました。

2.なぜ海外の学校に行こうと思ったか

特に都市計画やMBAの分野で、理論と実践を学べる環境が欲しかったため、この選択肢を選びました。私は2年間の留学で、前半1年間を都市計画の修士、後半1年間をMBAに当てていますが、日本の大学ではこの分野を深く学べるところが少なく、海外の大学が提供する深い学問と国際的な視点に惹かれました。特にイギリスは都市計画に関して世界的に先進的な研究を行っており、MBAプログラムも多様なバックグラウンドを持つ学生と学べる点が魅力的でした。

3.留学先や志望校はどのように絞っていったか

留学先を決める際、アジアやアメリカの大学も考えましたが、アジアはアジア人が多く、アメリカはアメリカ人が多いと聞き、多様な国籍・バックグラウンドの学生がいるヨーロッパの環境が自分には合っていると考えました。イギリスは世界の金融センターであり、また都市計画の研究も世界トップレベルであり、他のヨーロッパ諸国よりも多様なバックグラウンドを持つ学生と学べると思ったため、留学先として選びました。

4.留学準備プロジェクトのタイムマネジメントについて

2023年末まで留学1年目の大学の受験をしており、そちらが一段落ついた2024年1月から2024年秋のMBA出願に向けた対策を始めました。社内選考の準備と並行して英語の勉強は2022年から進めていました(初めてIELTSを受けたのは2021年9月です)。

2024年1月、帰省先の京都から新幹線でMBA受験の進め方について調べたところ、GMAT受験などもあり、非常に厳しい戦いになることを認識しました。そのため、独力で進めるよりも塾に通うべきだと思い、東京に戻ってすぐAGOSの説明会に参加しました。説明会で金原さんからGMATの形式が変わったことを教えてもらい、情報戦に遅れているのではないか(!?)と非常に心配になり、そこからGMATの勉強を始めたのを覚えています。1月、2月は本屋で買った入門書をやりつつ、AGOSの英語の授業を聞いて問題を解きました。
4月からは岡田さんのコンサルティングを毎週受け、エピソードの棚卸し、推薦状の手配、GMATのスコアメイクを7月までに終わらせました。スコアメイク後は、エッセイ対策に集中しました。特にケンブリッジのエッセイは内容が多岐にわたるため、棚卸ししたエピソードを文章にまとめる作業が続きました。8月は仕事が激烈に忙しく、1年目の大学に向けた出国準備もあり、タイムマネジメントに苦しみましたが、10月初めには無事出願を完了しました。

ケンブリッジへの出願後、すぐにオックスフォードの作業を始めましたが、ケンブリッジの出願準備で考え方が整理されていたため、オックスフォードの準備はそれほど手間取ることなく10月末に出願を終えました。その後、11月末と12月初めのインタビューに向けて、岡田さんと共にコアとなるエピソードを詰めた後、ひたすらChat GPTから質問をもらい、答えられなかった質問に対してスクリプトを作成する作業を繰り返しました。(最終的に104問の質問・解答集を作りました。)

実際、オックスフォードでは、オーソドックスな質問ばかり出題されたため、準備が生かされて良かったです。ケンブリッジでの面接では予想外の質問ばかりで、直接スクリプトが役立ったわけではないですが、Chat GPTとの問答自体が、よい練習になりました。

5.TOEFL/IELTS/GMAT/GRE/SAT等テスト対策について

◯IELTS:スピーキングには最後まで苦労しました。結果的に6.5しか取れなかったため、今でも心残りです。
◯GMAT:Quantは簡単だと聞いていたのですが、実際に過去問を解いてみると、問題の意味がわからず、点数を落としてしまうことがわかりました。そこで、公式問題集を3冊+α解き、わからない数学用語がないようにしました。
Verbalに関しては、単語のレベルが私には高いことがネックでした。IELTSでは安定して9.0を取れるようになっていたのですが、GMATに必要な英単語には全く足りなかったため、AGOSの単語集を通勤電車の中でひたすら暗記しました。授業で問題形式に慣れつつ、単語力が向上するにつれて、最初は手も足も出なかった問題にも、なんとか対応できるようになりました。
DIの中でも、Data Sufficiencyは非常に難しく感じました。これまでのMathで出題されていたような純粋な数学的問題とは全く毛色が違う、論理ゲームのようなものが多い気がします。このData Sufficiencyに関しては新形式になってからの過去問が全くなかったため、点数は運の要素が強かったと思います。(従来のMathのDSであれば、落とすことはほぼなかったと思います。)

6.テスト対策の目標スコアは勉強を始めてからどの位で取得したか

IELTSの勉強を始めたとき、最初のスコアはOA6.0でしたが、目標のOA7.5に到達するのに1年かかりました。

GMATについては、最初に受けたとき、予想以上に全体のスコアが低くて驚きました。特に、数学では85パーセンタイル、英語は31パーセンタイルという非常に低い結果でした。そこで、勉強を重ねていきました。

2回目の受験では、数学で100パーセンタイル、英語で76パーセンタイルを取得し、良い結果を得られましたが、DIセクションで5問無回答というミスをしてしまい、最終的には575点にとどまりました。

3回目の受験では、数学で2問ほどミスをしたものの、DIでは64パーセンタイルを達成し、最終的に615点となりました。正直、高いスコアではないですが、自分のユニークなバックグラウンドを考慮し、会社の先輩たちもこのくらいのスコアで志望校に合格しているのを見て、後ろ髪を引かれながら受験を終えました。

7.出願準備について

最初は、パブリックセクターで働いている中でビジネスの視点を身につけたい、学びたいという漠然とした思いからMBAを志望しました。しかし、振り返るとその志望理由はかなり受け身だったなと感じています。

岡田先生のアドバイスを受けて、MBA卒業生とのコーヒーチャットや説明会に参加するようになり、ビジネススキルだけでなく、リーダーシップやネットワーキングといったMBAならではのスピリットを体験しました。このような活動を通じて、自分が目指すべき方向性が明確になり、出願準備を進める中でより積極的に自分のキャリアを考えるようになりました。

8.アゴス講師 / コンサルタントへのコメント

岡田先生、4月から毎週ありがとうございました!信じて突き進んで良かったです!いつもお忙しそうでしたが、わたしの準備した文章をしっかり読んで、色々親身なアドバイスをいただいたおかげで、志望校に合格することができました。 金原さん、最初の説明会で、ワタナベさんなら行けると思いますよ!と背中を押してくださりありがとうございました!無事合格できて本当に良かったです。

9.アゴスを選んだ理由

個人系の塾を掛け持ちするのとも迷いましたが、AGOSでは英語、DI、エッセイ、面接対策を一貫してサポートしてくれる点が大きな魅力でした。最大手であり、実績もあるので、的はずれな指導を受けることはないだろうという安心感もありました。

10.留学 / 進学準備を振り返って、成功の秘訣とは?

仕事、スコアメイク、エッセイ準備をしっかりバランスを取って行うことが大切だと感じました。計画的に進められなかったこともありましたが、カレンダーをいつも見ながら効率よく準備を進めることを心がけました。

11.留学・留学後に向けての抱負

Study hard and BRITter yourself!

12.今後留学を目指す方へのメッセージ

10代と違い、年を取ってからの留学は大きな挑戦ですが、あなたのキャリアにとって最高の投資になることは間違いありません。最初は不安だらけかもしれませんが、少しずつ自信がつき、最終的には「留学してよかった!」と思える瞬間が来ます。もちろん、生活費やテスト勉強で泣きたくなる瞬間もありますが、それも後々、良い思い出になるはず。

……と信じて留学生活を送っています。

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